スペイン戦振り返りとラウンド16展望/六川亨の日本サッカー見聞録
2022.12.03 17:00 Sat
グループリーグが終わってみれば、“波乱の主役”は日本だったと言っても過言ではないだろう。フランスがチュニジアに、ブラジルがカメルーンに負けたのも意外だったが、すでにグループリーグ突破を決めており、両チームともスタメンを9人も入れ替えたのだから「必然」とも言える。
同じ過ちは日本もコスタリカ戦で犯したが、同じミスを結果的にスペインも犯した。左SBジョルディ・アルバに代えて19歳のアレハンドロ・バルデを初スタメンに起用した。若返りに積極的なルイス・エンリケ監督だけに、バルセロナでの実績からバルデを起用したのも頷ける。
しかし後半3分、トラップが大きくなったところを伊東純也に突かれ、こぼれ球を拾った堂安律に同点弾を叩き込まれる。さらに3分後、堂安のタテへの突破から逆転ゴールを許すことになった。
以前の堂安は、カットインしてからも相手を完全に抜き去ろうとボールを持ちすぎる傾向が強かった。久保建英と違い、タテに突破する回数が少ないことでカットインを読まれることも多かった。
しかし今シーズンの彼は、タテへ持ち出して右足でクロスを上げることも増え、シュートのタイミングも以前より早くなった。コースさえあれば、相手を抜き去る前に打つなど、すでにフライブルクでも欠かせない戦力になっている。
ドイツに続きスペインも撃破したことで、日本はグループEを首位で通過した。前半30分過ぎからの日本は、最終ラインを高く保ち、ガビやアルバロ・モラタらが下がってボールを受けようとしても、谷口彰悟と吉田麻也らがマンマークで食らいついてティキ・タカを封じようとした。
前半終了間際には2人ともイエローカードを受けたが、これくらいしないとティキ・タカは止められない。ドイツが試合の流れを引き寄せるため、スペイン戦の後半開始直後に見せたプレーでもあった。
日本がグループリーグを首位で突破したのは02年日韓大会以来2度目の快挙である。当時の日本は、第3戦のチュニジア戦を大阪で戦った。グループリーグを「2位通過」と想定し、ラウンド16ではグループC1位のブラジルとの対戦が濃厚だが、それもやむを得ないとして決戦の会場を神戸にした。大阪から神戸なら移動のストレスがないからだ。
ところが日本はグループHを首位で通過したため、ラウンド16は仙台でトルコと対戦することになった。FW柳沢敦を体調不良で起用できなかったことも痛かったが、フィリップ・トルシエ監督はノルマのグループリーグ突破を果たしたことでトルコ戦は「ボーナス」と言い、西澤明訓とアレックス(後の三都主アレサンドロ)を初スタメンに起用。しかし“奇策”は実らず0-1で敗退した。
幸いカタールW杯はほとんどがドーハ市内か近郊の都市で開催されているため、移動のストレスはない。そして当コラムでも指摘していたが、ドイツ戦とスペイン戦の行われたハリファ国際スタジアム(厳密にはドーハ郊外のアル・ラーヤンにある)は11年のアジアカップ決勝で、延長戦の末にオーストラリアを倒した縁起のいいスタジアムでもある。
当時のハリファ国際スタジアムは開催国のカタールがグループリーグで使用したため、日本は決勝までプレーすることはなかった。今大会ではラウンド16の1試合と3位決定戦しか使用されないため、日本がここでプレーするにはクロアチアとブラジル対韓国の勝者を撃破しなければならない。
そんなスタジアムの“験担ぎ”に頼らず、まずは実力でクロアチアを倒して欲しいところ。会場は初めてプレーするアル・ジャヌーブだが、条件はクロアチアも同じ。ノックアウトステージは延長、PK戦もあるだけに総力戦の戦いになることは間違いない。
唯一の気がかりは、前回のロシアW杯でクロアチアは決勝以外の3試合で3度の延長戦を経験していることだ(うち2試合はPK戦の勝利)。できれば日本は90分間で決着をつけたい。
同じ過ちは日本もコスタリカ戦で犯したが、同じミスを結果的にスペインも犯した。左SBジョルディ・アルバに代えて19歳のアレハンドロ・バルデを初スタメンに起用した。若返りに積極的なルイス・エンリケ監督だけに、バルセロナでの実績からバルデを起用したのも頷ける。
しかし後半3分、トラップが大きくなったところを伊東純也に突かれ、こぼれ球を拾った堂安律に同点弾を叩き込まれる。さらに3分後、堂安のタテへの突破から逆転ゴールを許すことになった。
しかし今シーズンの彼は、タテへ持ち出して右足でクロスを上げることも増え、シュートのタイミングも以前より早くなった。コースさえあれば、相手を抜き去る前に打つなど、すでにフライブルクでも欠かせない戦力になっている。
W杯でのゴールは、その後のサッカー人生を変える。それは稲本潤一や鈴木隆行、本田圭佑らが証明しているだろう。まだ大会は途中だが、年明けの移籍マーケットで堂安やブンデスリーガ2部の田中碧、さらには快足ドリブラーの三笘薫にどのようなオファーが届くのか楽しみでもある。
ドイツに続きスペインも撃破したことで、日本はグループEを首位で通過した。前半30分過ぎからの日本は、最終ラインを高く保ち、ガビやアルバロ・モラタらが下がってボールを受けようとしても、谷口彰悟と吉田麻也らがマンマークで食らいついてティキ・タカを封じようとした。
前半終了間際には2人ともイエローカードを受けたが、これくらいしないとティキ・タカは止められない。ドイツが試合の流れを引き寄せるため、スペイン戦の後半開始直後に見せたプレーでもあった。
日本がグループリーグを首位で突破したのは02年日韓大会以来2度目の快挙である。当時の日本は、第3戦のチュニジア戦を大阪で戦った。グループリーグを「2位通過」と想定し、ラウンド16ではグループC1位のブラジルとの対戦が濃厚だが、それもやむを得ないとして決戦の会場を神戸にした。大阪から神戸なら移動のストレスがないからだ。
ところが日本はグループHを首位で通過したため、ラウンド16は仙台でトルコと対戦することになった。FW柳沢敦を体調不良で起用できなかったことも痛かったが、フィリップ・トルシエ監督はノルマのグループリーグ突破を果たしたことでトルコ戦は「ボーナス」と言い、西澤明訓とアレックス(後の三都主アレサンドロ)を初スタメンに起用。しかし“奇策”は実らず0-1で敗退した。
幸いカタールW杯はほとんどがドーハ市内か近郊の都市で開催されているため、移動のストレスはない。そして当コラムでも指摘していたが、ドイツ戦とスペイン戦の行われたハリファ国際スタジアム(厳密にはドーハ郊外のアル・ラーヤンにある)は11年のアジアカップ決勝で、延長戦の末にオーストラリアを倒した縁起のいいスタジアムでもある。
当時のハリファ国際スタジアムは開催国のカタールがグループリーグで使用したため、日本は決勝までプレーすることはなかった。今大会ではラウンド16の1試合と3位決定戦しか使用されないため、日本がここでプレーするにはクロアチアとブラジル対韓国の勝者を撃破しなければならない。
そんなスタジアムの“験担ぎ”に頼らず、まずは実力でクロアチアを倒して欲しいところ。会場は初めてプレーするアル・ジャヌーブだが、条件はクロアチアも同じ。ノックアウトステージは延長、PK戦もあるだけに総力戦の戦いになることは間違いない。
唯一の気がかりは、前回のロシアW杯でクロアチアは決勝以外の3試合で3度の延長戦を経験していることだ(うち2試合はPK戦の勝利)。できれば日本は90分間で決着をつけたい。
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インテル・マイアミが、ボカ・ジュニアーズの元アルゼンチン代表DFマルコス・ロホ(33)に関心を示しているようだ。アルゼンチン『TyC Sports』が報じている。 世界最高のフットボーラー、リオネル・メッシを擁するメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブは、そのスーパースターの加入後にセルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバ、先日にはルイス・スアレスとアルゼンチン代表FWにゆかりのあるビッグネームを続けて獲得している。 そういったなか、新たな獲得候補として浮上しているのが、メッシのアルゼンチン代表の元同僚DFだ。 『TyC Sports』によると、インテル・マイアミはディフェンスラインの強化に動いており、タタ・マルティーノ監督の代表監督時代の教え子でもあるロホをメインターゲットに定めているようだ。 これまでスパルタク・モスクワ、スポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッドとヨーロッパの名門でプレーしてきたロホは、2021年2月に母国屈指の名門ボカへ完全移籍で加入。ここまで公式戦75試合に出場し、チームのキャプテンを務めている。 今年8月に2025年末までの新契約にサインしており、現時点でMLS行きを選択するか否かは不明だが、メッシの元に新たな仲間が向かう可能性は十分にありそうだ。 2023.12.28 08:00 Thu5
イニエスタのバルサラストマッチから5年、当時のスタメンは何人思い出せる? 当時のメンバーも複数来日
6月6日、今シーズン限りでヴィッセル神戸を退団する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が、古巣であるバルセロナと対戦する。 2019年7月以来、4年ぶりの対戦となる神戸とバルセロナ。神戸を去るイニエスタにとっては、最後に迎えるビッグマッチと言える。 来日して5年。Jリーグでも数多くのスーパープレーを見せて、サッカーファンを大いに喜ばせてくれたイニエスタ。ラ・リーガ王者となった古巣を迎える戦いは、注目必至だ。 そこで、5年前にバルセロナの選手としてイニエスタが戦ったラストマッチ、ラ・リーガ最終節のレアル・ソシエダ戦でのスターティングイレブンをチェック。今回の来日メンバーにも当時の選手がいるので抑えておこう。 GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン ドイツ代表/バルセロナ バルセロナ通算成績:377試合出場 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現在もバルセロナで守護神を務めている。今シーズンは38試合全てに出場し、チームのラ・リーガ制覇に貢献している。 イニエスタとは4シーズンバルセロナでチームメイトとしてプレー。それ以前はボルシアMGに所属し、下部組織からの生え抜き選手としてプレーしていた。 DF:ネウソン・セメド ポルトガル代表/ウォルバーハンプトン バルセロナ通算成績:124試合出場2ゴール11アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベンフィカから2017年7月にバルセロナに完全移籍。イニエスタとはわずか1シーズンしか共にプレーしていない。2020年9月にはウォルバーハンプトンへと移籍。主軸としてプレミアリーグで戦っている。 DF:ジェラール・ピケ 元スペイン代表/FCアンドラ オーナー バルセロナ通算成績:616試合出場53ゴール13アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> イニエスタの後輩に当たる、ラ・マシア出身のセンターバック。マンチェスター・ユナイテッドに若くして移籍したが、2008年7月に復帰すると、守備の要として支えた。 過激な物言いなどがたまに出てしまい、プレーできないこともあったが、先輩たちの後を継いでキャプテンを務めるほどに。それでも今年1月に現役引退を発表した。 DF:ジェリー・ミナ コロンビア代表/エバートン バルセロナ通算成績:6試合出場1アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> パウメイラスから2018年1月にバルセロナに加入。イニエスタとは数カ月の仲だったが、その直後にすぐにエバートンへと移籍し、短命だった。 エバートンでも今シーズンは苦しんだが、コロンビア代表としても活躍。身体能力の高さを生かした守備が魅力だ。 DF:ジョルディ・アルバ スペイン代表/バルセロナ バルセロナ通算成績:459試合出場27ゴール99アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> こちらもイニエスタの後輩。バルセロナのカンテラ育ちで、バレンシアやヒムナスティック・タラゴナでプレーしたのち、2012年にバルセロナへと加入した。 今シーズン限りでの退団が既に発表されているが、イニエスタとは6年もプレー。攻撃性能の高さで、6年間共にプレーしたイニエスタとのコンビネーションも抜群だった。 MF:セルヒオ・ブスケッツ スペイン代表/バルセロナ バルセロナ通算成績:722試合出場18ゴール45アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> イニエスタの後を継ぐとされたブスケッツ。今シーズン限りで、自信が育ったクラブを退団すること決意したブスケッツ。スペイン代表としてもバルセロナでも多くの時間を過ごしたことで、2人の間には表現できないほどの感情があるだろう。 しかし、今回の来日メンバーにブスケッツの名前はなし。感動の再会は、日本では見られなさそうだ。 MF:アンドレス・イニエスタ 元スペイン代表/ヴィッセル神戸 バルセロナ通算成績:674試合出場57ゴール137アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 言わずと知れた天才MF。バルセロナのカンテラで育ち、15年間在籍したクラブのレジェンド。ラ・マシアの最高傑作とも称されている。 この試合がバルセロナでの674試合目。Jリーグでのキャリアを積む前に、バルセロナのユニフォームでプレーした最後の試合となった。 MF:イバン・ラキティッチ 元クロアチア代表/セビージャ バルセロナ通算成績:310試合出場35ゴール42アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クロアチアの黄金期を支えた中盤のカナメ。バーゼルやシャルケ、セビージャを経て、2014年7月にバルセロナへと完全移籍した。 非凡なパスセンスを誇り、高いテクニックに加えて、豊富な運動量も武器。バルセロナの攻撃を牽引し、イニエスタと共に主軸としてプレー。イニエスタ退団後も司令塔としてうまく立ち回り、攻撃のタクトを振るった。 FW:ウスマーヌ・デンベレ フランス代表/バルセロナ バルセロナ通算成績:185試合出場40ゴール43アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現在もバルセロナで輝くスピードスター。2017年8月にドルトムントから完全移籍したが、期待とは裏腹に、ケガの多さが目立つところだ。 ただ、万全の状態のデンベレはストップ不可能。イニエスタとはわずか1シーズンのプレーに終わったが、今回の来日でもあっと驚くプレーを見せてくれるだろうか。 FW:ルイス・スアレス 元ウルグアイ代表/グレミオ バルセロナ通算成績:283試合出場195ゴール113アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 圧倒的な得点力が売りのストライカー。“噛みつき”のイメージも強いが、バルセロナでは“MSN”として、リオネル・メッシ、ネイマールとトリオを形成していたことは有名な話だ。 イニエスタとは4シーズンチームメイトとして戦い、2人のホットラインも何度も開通した。 FW:フィリペ・コウチーニョ 元ブラジル代表/アストン・ビラ バルセロナ通算成績:106試合出場25ゴール14アシスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/iniesta20230606_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 非常に高い評価を若い頃から得ており、インテルやエスパニョール、リバプールでプレーした。リバプールでは大きなチームの力となり、2018年1月にバルセロナへと完全移籍した。 しかし、当初期待されたパフォーマンスは全く見せられれず、バイエルンとアストン・ビラにレンタル移籍。そのままプレミアリーグに復帰することとなった。 この中ではテア・シュテーゲン、デンベレの2人のみが今回来日。ブスケッツとアルバについては、残念ながらメンバー外となり、ピッチで戦うことは無くなってしまった。試合は6日の19時30分にキックオフを迎える。 2023.06.06 07:30 Tue日本の人気記事ランキング
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「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed2
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu3
水頭症の治療も及ばず他界した工藤壮人に古巣が追悼…カナダからもメッセージ「一番辛い仕事」、「信じられません」
テゲバジャーロ宮崎の元日本代表FW工藤壮人が、10月21日14時50分に死去した。32歳だった。 工藤は2日の練習時間外に体調不良を訴え、翌3日に医療機関の検査で水頭症の診断を受けて入院。11日に手術を受けて療養中だったが、容態が悪化し、17日からICU(集中治療室)にて治療に専念していることが18日にクラブから発表されていた。 水頭症とは、「脳室に髄液が過剰に溜まってしまったために脳を圧迫し、さまざまな症状を引き起こしてしまう疾患」とされており、くも膜下出血や脳出血、頭部外傷、髄膜炎などの頭蓋内疾患に引き続いて起こってしまうものもあるという。 治療に専念していた工藤には、古巣のクラブや元チームメイトを含むサッカー界からも多くの励ましのメッセージが届き、所属したクラブやその他のクラブのファンも回復を願っていたが、帰らぬ人となった。 工藤の訃報を受け、かつて所属した古巣が追悼のメッセージを送っている。 工藤がU-12から過ごし、トップチームでも活躍した柏レイソルはツイッターで「15年間広報をさせてもらってきて一番辛い仕事です。心よりご冥福をお祈りします」と追悼。柏では、公式戦通算262試合で92ゴール28アシストを記録した。 また、2017年から2020年まで在籍したサンフレッチェ広島は、22日のYBCルヴァンカップ決勝に工藤と共に戦うとしていた中での訃報を受け、言葉が出ません。謹んでご冥福をお祈りします。」とツイッターで追悼。広島では公式戦44試合で12ゴール2アシストを記録した。 さらに、広島在籍時に1年間期限付き移籍でプレーしたレノファ山口FCもツイッターにて「信じられません。謹んでご冥福をお祈りします。」と追悼。山口では公式戦29試合で5ゴール1アシストを記録していた。 その他、海外からも追悼メッセージが。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは「ホワイトキャップスFCは工藤壮人の逝去を悼みます」とし、「工藤選手のご家族、ご友人の皆様には、この難しい時にお悔やみを申し上げます」と追悼。バンクーバーでは公式戦19試合で3ゴール2アシストを記録していた。 早すぎる死には、多くのサッカー関係者も悲しみと共に追悼するメッセージを送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】今年4月には宮崎でJリーグ通算250試合のセレモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CcksNb1vVpo/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cj9-RZ4P73_/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">サンフレッチェ広島(@sanfrecce.official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.10.22 07:30 Sat4
「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声
トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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