C・ロナウド獲得へPSGとユベントスが交渉スタートか

2021.06.04 11:45 Fri
Getty Images
今夏の移籍市場は2人のビッグスターが主役となりそうだ。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)に対して、パリ・サンジェルマン(PSG)が獲得の準備を進めているようだ。スペイン『アス』が伝えた。2018年7月、レアル・マドリーからユベントスへと活躍の場を移したC・ロナウド。自身初のイタリア挑戦となった中、3シーズンを過ごし公式戦133試合に出場し101ゴール22アシストを記録。セリエAでは97試合に出場し81ゴール17アシストと、その得点力は衰えることはなかった。

今シーズンはセリエAで33試合に出場し29ゴール2アシストで得点王にも輝き、順調なシーズンを送っていると思われたが、今夏退団するという噂が加速し続けている。
イタリアでも様々な報道がなされ、C・ロナウドがチーム内で孤立しているとも報道。また、ユベントスは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権こそ確保したものの、リーグ10連覇を逃すなどし改革に動いている状況。指揮官もマッシミリアーノ・アッレグリ監督に交代することが決定している。

財政面でも改善を図りたいユベントスは、高給取りであるC・ロナウドを手放したい状況。そんな中、PSGとユベントスが交渉を始めたとされていた。
PSGは、昨夏バルセロナを退団することが取り沙汰されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得にも動き出したが、メッシは結局残留。しかし、今夏も退団の可能性は残されており、再び獲得に動くことが報じられていた。

しかし、バルセロナはメッシの同胞であり友人であるアルゼンチン代FWセルヒオ・アグエロを獲得。ジョアン・ラポルタ会長もメッシを残留させるために動いており、PSGは手を引くこととなった。

一方で、フランス代表FWキリアン・ムバッペとの契約延長が進んでおらず、レアル・マドリーへの移籍が近づいているともされている。そのため、C・ロナウドを迎え入れようと考えているとのことだ。

悲願のCL優勝を目指すPSGとしては、ブラジル代表FWネイマールとC・ロナウドを擁して狙いに行く考えがあるとのこと。ネイマールも『GQ』のインタビューで「僕はクリスティアーノ・ロナウドとプレーしたいね。すでにメッシやムバッペのような素晴らしい選手とはプレーした。でも、クリスティアーノ・ロナウドとは一緒にプレーしていない」と語り、チームメイトになりたい願望を口にしていた。

また、経済面でもC・ロナウドを獲得することはプラスであり、C・ロナウド、PSGはともにナイキとパートナーシップを結んでいる。もし加入となれば、3者にとって有益なものとなるとみられている。

なお、移籍金としては3000万ユーロ(約40億円)と破格の安さ。この金額であればPSGはすぐにでも手を挙げるはずだ。

果たしてC・ロナウドの去就はどうなるのか。まずは連覇を目指すユーロ2020に集中し、その後に決まることになるだろう。

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メッシがパリで交通事故死!? 明らかなフェイクニュースにショックを受ける人も…メディアに見せかけたSNSの投稿が多発

明らかなフェイクニュースであっても、信じてしまう人はいるものということが分かった。 現在、『エアトリ presents PSG JAPAN TOUR 2022』で来日中のパリ・サンジェルマン(PSG)の選手たち。23日には浦和レッズとの第2戦を戦い、3-0で勝利していた。 20日の川崎フロンターレ戦に続いての連勝。浦和戦は、主軸選手を前半と後半で使い分けるなどし、コンディションも考慮した采配となっていた。 川崎F戦ではリオネル・メッシが、浦和戦ではキリアン・ムバッペがゴールを決めるなどし、日本のファンは大いに盛り上がっている。 そんな中、怪情報とも言えるフェイクニュースがSNSで話題に。なんと、メッシが交通事故に遭って死亡したというのだ。 イギリス『HITC』によると、ソーシャルメディア上ではメッシはパリで事故に遭い、病院に搬送されたが、そのまま息を引き取ったというものだった。 これはツイッターに投稿されたフェイクニュース。『ESPN』や『スカイ・スポーツ』の投稿に見えるようにした悪質なフェイクニュースだった。 来日中のメッシがパリで事故に遭う訳はないのだが、事情を知らない人も多く、悲しみに暮れショックを受けた人が多数いるという。 もちろん、日本で試合に出るほど元気な訳だが、著名人がフェイクニュースで殺される事件は多発。その情報が本人にも届くということもあるようだ。 「エイプリルフール」などウソをつくタイミングはあるものの、笑えるウソならまだしも、人の死や不幸にするものはいかがなものだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】生きているメッシは、新幹線で大阪へ移動</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> <a href="https://t.co/kbi8M8Jpft">pic.twitter.com/kbi8M8Jpft</a></p>&mdash; Paris Saint-Germain (@PSG_inside) <a href="https://twitter.com/PSG_inside/status/1551026547947077634?ref_src=twsrc%5Etfw">July 24, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.24 11:22 Sun
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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「君は私が嫌いな選手の原型」、L・エンリケは追放したヴェッラッティのライフスタイルを問題視

パリ・サンジェルマン(PSG)からカタールのアル・アラビへと完全移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)だが、パリを追われた背景にはライフスタイルの問題があったようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 2012年夏にペスカーラからPSGへと完全移籍したヴェッラッティ。以降は11年間在籍し、クラブ史上2位となる公式戦416試合に出場。在籍期間にビッグイヤー獲得はならずも、30個もの国内タイトル獲得に貢献してきた。 ただ、今シーズンから就任したルイス・エンリケ監督の下では完全に構想外となり、開幕からベンチ外が続いて先月13日にカタールへ新天地を求めることになった。 その構想外の経緯に関しては、近年稼働率の低さや高年俸、クラブとして世代交代が必要だったなどいくつかの原因が語られてきたが、一番の問題は同選手のライフスタイルの問題にあったようだ。 『Le Parisien』によると、ルイス・エンリケ監督は当初、ヴェッラッティのプレースタイルやピッチ上でのパフォーマンスを気に入っていたようだが、リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏や既存のスタッフからの評判、プレシーズンの短期間での仕事を通じて、同選手のプロフェッショナリズムやライフスタイルの問題を把握したという。 そして、イタリア代表MFに構想外を言い渡した際には、「君は私が嫌いなプレーヤーの原型だ」との過激な言葉を伝えていたとのことだ。 ヴェッラッティは以前から体重管理の問題、過度な喫煙や飲酒といった素行面が不興を買っており、それがスペイン人指揮官の下での構想外に繋がったようだ。 2023.10.04 23:08 Wed

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