「数週間前のミラン」初陣ユーベ戦勝利もコンセイソン新監督は前半の出来に不満、インテルとの決勝は「1日休養が少ないことが重要な要素」

2025.01.04 20:20 Sat
ミランで初陣勝利のコンセイソン監督
Getty Images
ミランで初陣勝利のコンセイソン監督
ミランセルジオ・コンセイソン新監督が初陣の逆転勝利を振り返った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。
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昨シーズンのセリエAを2位で終えたミラン。3日にはスーペル・コッパ準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスとサウジアラビアで対戦した。解任されたパウロ・フォンセカ監督の後を継いだコンセイソン監督にとってはこれが初陣。ユベントスのポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンは急きょベンチスタートとなり、親子対決は実現しなかったなか、代わって先発したトルコ代表FWケナン・ユルドゥズに強烈なシュートを浴びせられ、21分に失点する。
1点ビハインドで後半に入ると、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが自ら獲得したPKを真ん中に決め、71分に同点。さらに4分後、アメリカ代表MFユヌス・ムサのクロスがオウンゴールを誘い、そのまま2-1で逃げ切った。

初陣での逆転勝利に、「人生には情熱が必要だ。サッカーは感情的なもので、これは美しい瞬間だ。後半のプレーは素晴らしかったし、我々は決勝に進むに値する」とコンセイソン監督。一方で前半の出来には不満をあらわに。
「前半は数週間前のミランを見ているようで、迷いが多く、パス回しが遅かった。ハーフタイムにはお互いの目を見て話し合い、試合に勝つために何をすべきか理解しなければならなかった。彼らは本当に勇敢だった」

また、6日に控える宿敵インテルとの決勝についても語ったポルトガル人指揮官。ケガでユベントス戦には間に合わなかったものの、チームに帯同しているポルトガル代表FWラファエル・レオンの状態にも触れた。

「(今日は)後半はまったく違う内容だったが、まだ何も成し遂げていない。(インテルより)1日休養が少ないことが重要な要素だ」

「(レオンは)もう少しで回復する。明日はまだ無理だと思う。明後日どうなるか様子を見る」



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