「勝ち点3が絶対必要だった」撃ち合いでドローの甲府、関口正大は試合の入りを反省「ここで出したのが一番良くなかった」
2023.11.29 23:35 Wed
ヴァンフォーレ甲府のDF関口正大が、メルボルン・シティ戦を振り返った。
開始5分にメルボルンが先制するも、8分に井上詩音が同点ゴールを記録。43分には鳥海芳樹がネットを揺らし逆転に成功する。
しかし、メルボルンは諦めず、59分、64分と連続ゴールで逆転。甲府は一気に苦しい状況に。それでもホームでゴールを目指す中、85分にはクリスティアーノのクロスから宮崎純真が値千金のヘディングゴール。再び終盤のゴールが決まった甲府は、3-3のドローに終わり首位をキープ。最終節でグループステージ突破をかけて戦うこととなった。
リーグ戦が終わってからこの試合まで時間が空いた甲府。肉体的には休めた部分もあったが、試合の入り方を間違えたと反省した。
「入りのところでやられてしまったところ。後半もそうですが、試合勘のところもあったと思いますが、入りでフワッとしてしまったのは間違いなくあったと思います」
「それをここで出してしまったというのは一番良くなかったと思います」
また、3失点を喫した中で相手の右サイドから崩されるシーンが多くあった。関口は試合中に守備を修正できなかったことを悔やんだ。
「1試合を通して僕たちの左サイドのところが上手く守備が機能できなかったというか、ハンドのシーンもそうですがやられるシーンが多くて、上手く修正できなかったというのが今回の結果の要因の1つだと思います。次に向けて時間があるので、しっかり修正したいです」
一方で、負けずに追い付けたことは1つポジティブな材料。ただ、「結果的に見ればそうかもしれないですが、ホームで勝ち点3が絶対必要でしたし、結果によっては今日予選突破を決めようと話していたので、その目標を達成できなかったことは悔しいです」と、満足は全くできていないという。それでも「アジアで戦う上で簡単なゲームは1つもないと思いますし、こういうゲームで勝ち点1を取れたことは良かったと思います」と、最低限の結果になったと語った。
甲府にとっての今季最終戦がACLの最終節。アウェイでのブリーラム・ユナイテッド戦となる。
関口は「課題もいっぱい出たので、しっかり修正して。最終節はもっとタフになると思いますし、アウェイなので」とコメント。「予選突破を自分たちの手でしっかりと決めたいと思います」と、しっかりと勝利してラウンド16行きをつかみたいと意気込んだ。
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29日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH 第5節で甲府はメルボルン・シティと対戦した。グループ首位で迎えた甲府と勝ち点で並ぶ2位のメルボルン・シティ。勝てばグループステージ突破が決まる中、試合は壮絶な展開となった。しかし、メルボルンは諦めず、59分、64分と連続ゴールで逆転。甲府は一気に苦しい状況に。それでもホームでゴールを目指す中、85分にはクリスティアーノのクロスから宮崎純真が値千金のヘディングゴール。再び終盤のゴールが決まった甲府は、3-3のドローに終わり首位をキープ。最終節でグループステージ突破をかけて戦うこととなった。
この試合も先発フル出場を果たした関口は、勝ち点1に終わったことについて「これだけのファン・サポーターが来ていただいた中で、3ポイント取れなかったというのは、率直に申し訳ない気持ちです」と謝罪した。
リーグ戦が終わってからこの試合まで時間が空いた甲府。肉体的には休めた部分もあったが、試合の入り方を間違えたと反省した。
「入りのところでやられてしまったところ。後半もそうですが、試合勘のところもあったと思いますが、入りでフワッとしてしまったのは間違いなくあったと思います」
「それをここで出してしまったというのは一番良くなかったと思います」
また、3失点を喫した中で相手の右サイドから崩されるシーンが多くあった。関口は試合中に守備を修正できなかったことを悔やんだ。
「1試合を通して僕たちの左サイドのところが上手く守備が機能できなかったというか、ハンドのシーンもそうですがやられるシーンが多くて、上手く修正できなかったというのが今回の結果の要因の1つだと思います。次に向けて時間があるので、しっかり修正したいです」
一方で、負けずに追い付けたことは1つポジティブな材料。ただ、「結果的に見ればそうかもしれないですが、ホームで勝ち点3が絶対必要でしたし、結果によっては今日予選突破を決めようと話していたので、その目標を達成できなかったことは悔しいです」と、満足は全くできていないという。それでも「アジアで戦う上で簡単なゲームは1つもないと思いますし、こういうゲームで勝ち点1を取れたことは良かったと思います」と、最低限の結果になったと語った。
甲府にとっての今季最終戦がACLの最終節。アウェイでのブリーラム・ユナイテッド戦となる。
関口は「課題もいっぱい出たので、しっかり修正して。最終節はもっとタフになると思いますし、アウェイなので」とコメント。「予選突破を自分たちの手でしっかりと決めたいと思います」と、しっかりと勝利してラウンド16行きをつかみたいと意気込んだ。
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ACLのGS突破にも貢献の40歳FWウタカが甲府退団「どこへ行ってもヴァンフォーレ甲府の名を誇りに」、夏加入のFWマクーラも期限付き移籍終了 ヴァンフォーレ甲府は15日、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(40)の2024シーズン限りでの契約満了、およびブラジル人FWマクーラ(24)の期限付き移籍終了を発表した。 ベルギーやデンマーク、中国でプレーし、2015年2月の清水エスパルス加入でJリーグの舞台に挑んだウタカ。その後はデンマーク復帰もありながらサンフレッチェ広島、FC東京、徳島ヴォルティス、甲府、京都サンガF.C.と日本のクラブを渡り歩いた。 2023年には京都を退団し甲府へ4年ぶりの復帰。初年度からJ2リーグで40試合12得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で6試合3得点と健在ぶりをアピールした。 2年目の今シーズンはベンチスタートが増えるもJ2で34試合8得点、天皇杯で2試合3得点をマーク。YBCルヴァンカップにも2試合、2023年から年をまたいで行われたACL決勝トーナメントの2試合にも出場した。 マクーラは母国フルミネンセ下部組織出身のアタッカーで、ポルトガルやイスラエルでもプレー。2022年夏にマルタのマルサシュロックFCへ移り、2023年1月に同国内のグジラ・ユナイテッドFCへ移籍した。 2024年7月には甲府への期限付き移籍が決定。加入からの半年間でJ2の6試合、天皇杯の1試合に出場したが、得点は奪えなかった。 再び甲府を去ることになったウタカ、2025年5月までの契約を打ち切り、早期にグジラ・ユナイテッドFCへ戻ることになったマクーラは、クラブを通じてコメントしている。 ◆ピーター・ウタカ 「今、多くの感情が込み上げてきますが、これもサッカー界で生きていればの宿命です。選手は出会いと別れを繰り返し、時には家族のような絆が生まれることもありますが別れが来るのも仕方がないことで、簡単に言うとそれが人生だと思います」 「シーズンを無事に終え、ケガなくトレーニングや試合に臨むことができたのも、神のご加護とお導きのおかげであり感謝しています。ヴァンフォーレサポーターの皆様、このクラブでの時間を通じて、皆様からの温かいご支援とご声援が心の支えとなりました。このユニフォームを纏い、共に全力を尽くし、最高の瞬間を共有することができ何より嬉しく、思い出になりました」 「今シーズン、望んでいた結果には及びませんでしたが、最後までお支えいただいた皆様のおかげで、ここまで努力を重ねることができました。私は甲府と契約満了となりますが、一先ずは大事な家族との時間を大切にして、新たな挑戦に向けて備えていきたいと思います」 「素晴らしい仲間、スタッフの皆様、スポンサーの皆様、私はここでの経験を誇りに思います。皆様からいただいたエールを心に刻み、どこへ行ってもヴァンフォーレ甲府の名を誇りに思い続けます。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています! I will miss you all. See you again, love Utasan.(みんなに会えなくなるのは寂しい。また会おう。ウタさんより愛を込めて)」 ◆マクーラ 「来季はクラブと合意の上、契約を更新しないことになりました。このクラブで出会った仲間やスタッフの皆様、そしていつも熱心なファン・サポーターの皆様には深く感謝しています」 「皆様にサポートしていただいた感謝の気持ちをずっと心に刻み続けます。ありがとうございました」 2024.11.15 16:08 Fri4
J1昇格PO圏争い、勝利の岡山が進出決定! 千葉は連勝「5」でストップし3連勝の岡山&8連勝の山形にかわされる…残りは2枠【明治安田J2第37節】
3日、明治安田J2リーグの9試合が各地で行われた。 J1昇格プレーオフ出場権争いは残り3枠を4チームで争う形。4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、6位ベガルタ仙台が勝ち点「61」で並び、7位モンテディオ山形が勝ち点「60」で追いかける。 4位千葉は自動昇格に望みを繋ぎたい3位V・ファーレン長崎(勝ち点69)とのホームゲーム。4分にPKを与えてしまい、マルコス・ギリェルメに先制点を奪われるが、25分にはFKのクロスからエドゥアルドが頭で決め、同点で折り返す。 逆転ゴールを目指し、68分にはPKを得た千葉だったが、小森飛絢が失敗。84分には素早いリスタートからエジガル・ジュニオに押し込まれ、1-2で試合終了。千葉は最終節を前に連勝が「5」でストップした。 5位岡山は12位藤枝MYFC(勝ち点46)をホームに迎えての一戦。前半はゴールレスで折り返すも、67分にはカウンターから決定機を迎え、岩渕弘人がGKとの一対一をループで制す。 3分後には田部井涼が右CKから追加点。3点目にも迫りながら2-0で終えた岡山は、3連勝で千葉をかわして4位に浮上した。 また、7連勝中と猛烈な追い上げを見せる7位山形は、13位水戸ホーリーホック(勝ち点44)とアウェイ戦。先手を取ったのは山形で、デザインされた左CKから高江麗央が22分に決める。 1点リードで後半に入ると、58分に長澤シヴァタファリに同点ゴールを許すが、64分にはディサロ燦シルヴァーノがクロスにファーで合わせて再び勝ち越し。高橋潤哉の3点目もあった山形がクラブ新記録の8連勝を達成し、ついに昇格PO圏内の5位に浮上した。 その他、すでにJ1自動昇格を決めている首位清水エスパルス(勝ち点76)は、8位いわきFC(勝ち点51)に1-0で勝利。2位横浜FC(勝ち点74)がゴールレスドローで終えたため、J2優勝が決まった。 残り1節となった中、2位・横浜FCと3位・長崎のJ1自動昇格争いは最終節に持ち越されることに。また、最終節で5位の山雅と6位の千葉が直接対決となるため、4位・岡山の昇格プレーオフ行きが決定した。昇格プレーオフは5位・山形(勝ち点63)、6位・千葉(勝ち点61)、7位・仙台(勝ち点61)の3チームが2枠を争うこととなり、4日の仙台の結果次第で最終節の様相が変わってくる。 ◆明治安田J2第37節 ▽11月3日(日) ファジアーノ岡山 2-0 藤枝MYFC ジェフユナイテッド千葉 1-2 V・ファーレン長崎 横浜FC 0-0 栃木SC 清水エスパルス 1-0 いわきFC 徳島ヴォルティス 1-0 鹿児島ユナイテッドFC 大分トリニータ 2-1 ザスパ群馬 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ブラウブリッツ秋田 水戸ホーリーホック 1-3 モンテディオ山形 愛媛FC 1-1 レノファ山口FC ▽11月4日(月) 《14:00》 ロアッソ熊本vsベガルタ仙台 2024.11.03 18:41 Sun5