【JFL第14節】“首位独走”最強高知がついに2位と勝ち点「10」差! 収容率89.8%のホームで浦安を撃破「5連勝」

2024.06.30 16:17 Sun
“首位独走” 高知ユナイテッドSCがついに2位と勝ち点「10」差
©︎S.Tadokoro
“首位独走” 高知ユナイテッドSCがついに2位と勝ち点「10」差
30日、日本フットボールリーグ(JFL)第14節の高知ユナイテッドSCvsブリオベッカ浦安が高知県立春野総合運動公園球技場で行われ、1-0で勝利した高知が「5連勝」だ。高知県勢初のJリーグ参入へ…第3節から首位をひた走り、2位・FCティアモ枚方と勝ち点「8」差の高知ユナイテッドSC。今節ホームで対戦するは13位・ブリオベッカ浦安だ。

収容最大1700人の春野総合運動公園球技場に「1528人」が詰めかけたなか、4戦無敗の3連勝で最下位を脱出した浦安が立ち上がりから勢い十分。ホーム高知を押し込んでいく。
面喰らった部分があるのか、リーグ最少失点の高知はドタバタ感が否めず。今季加入の新守護神、GK大杉啓の好セーブなどで凌いでいき、当面の間、攻撃をロングボール主体とする。

高知の吉本岳史監督は、後半頭からFW小林心に替えてFW新谷聖基を投入。早めのテコ入れによる流れの変化は、今季の高知でパターン化する持ち味のひとつだ。
ただ、やはり冴え渡る浦安が、テンポの良いパス回しで高知陣地へ押し上げていく。高知はビルドアップ時の判断がイマイチで、一対一のデュエルやミスからピンチを招く場面も。

試合への入り方で差がついた格好だが、苦しい高知をホームの観衆がサポート。現在、チームの躍進につれて観客動員が大幅に増加しており、この日の収容率は「89.8%」だ。

大声援に後押しされる形で、いよいよ試合も終盤という85分にPKを獲得。ファウルを得た背番号「9」新谷が自らこれを沈め、5連勝を目指す高知がとうとう先制に成功する。

その後、後半アディショナルタイムを含めて浦安の猛攻を凌ぎ切った高知。試合内容は今季最低水準も、意地と情熱とJリーグ参入への野心を120%見せつけ、1-0で勝ち切った。

高知は開幕7連勝から2連敗も、ここにきて5連勝。JFLで群を抜く強さがそこにある。また、JFLは今節で栃木シティが2位浮上も、その栃木Cと高知は勝ち点「10」差がついている。

高知ユナイテッドSC 1-0 ブリオベッカ浦安
【高知】
新谷聖基(後40)

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悲願のJリーグ参入へ…昨季超えの1年に! JFL高知ユナイテッドが新体制発表

日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは28日、2024シーズンの体制を発表した。 実り多き2023シーズンを送った高知。J3参入資格こそ継続審議止まりだったが、JFL4年目にして過去最高となる7位フィニッシュ、天皇杯で立て続けにJ1勢を撃破、かごしま国体(※1)で国体初優勝…ポジティブな1年となった。 (※1)サッカー競技・成年男子の高知県代表は高知ユナイテッドSCの単独チーム。決勝戦で鹿児島県代表に勝利して優勝を決めた ただシーズン後には、四国リーグ時代からチームをけん引してきたFW西村勇太(30)、昨季ゲーム主将も務めたFW金井冬土(26)、司令塔のMF栗原純弥(26)という主力3選手が現役引退。また、その他の主力選手を含めて計12名の退団が発表されている。 2024シーズンに向けての新戦力は28日時点で6名。昨季の1番手GK上田樹(22)が去ったゴールキーパー陣にはJ3福島を退団したGK大杉啓(27)、DF今井那生(26)がJ2山口へ移籍したセンターバック陣にはJ2水戸からの武者修行となる田辺陽太(21)ら2名を加えている。 ◆JFL第1節 ▽3月10日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ヴィアティン三重 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆JFL第2節 ▽3月17日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ラインメール青森 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆2024シーズン選手一覧(1月29日現在) ▽(年齢/昨季JFL成績・新加入選手は前所属) GKタンドゥ・ベラフィ(36/6試合3失点) GK大杉啓(27)←福島ユナイテッドFC(完全移籍) GK井上聖也(25/7試合3失点) DF小林大智(25/27試合2得点) DF中田永一(27/21試合1得点) DF福田玲央(23/2試合0得点) DF岩瀬蒼生(22)←金沢星稜大学(入団) DF田辺陽太(21)←水戸ホーリーホック(育成型期限付き移籍) DF橋本峻輝(25/24試合1得点) DF吉田知樹(25/25試合0得点)←いわきFC(完全移籍移行) MF横竹翔(34/11試合1得点) MF高野裕維(23/28試合0得点) MF田尻康晴(22/21試合0得点) MF佐々木敦河(25/28試合2得点) MF樋口叶(22/20試合3得点) MF金原朝陽(23/16試合0得点) MF上月翔聖(23)←FC大阪(完全移籍) MF児玉壮琉(22)←大阪商業大学(入団) MF宇田光史朗(19)←横浜FC(期限付き移籍) FW小林心(23/24試合7得点) FW新谷聖基(25/10試合2得点) FW東家聡樹(26/26試合2得点) FW原田烈志(23/4試合0得点) ◆コーチングスタッフ 監督:吉本岳史 ヘッドコーチ:立田将大 アシスタントコーチ:毛利雅志 アシスタントコーチ:濱田一希 トレーナー:茂木一樹 トレーナー:渡辺有羽 主務:安達星輝 ゼネラル・マネージャー(GM):西村昭宏 強化部:松山周平 2024.01.29 14:30 Mon
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「前向きなプレーが増えた」J3目指す高知が入替戦にきてゲーム内容向上…MF高野裕維「みんなで笑って終われるように」

高知ユナイテッドSCのMF高野裕維(24)が、故郷香川でフル出場したJ3・JFL入替戦1stレグ、Y.S.C.C.横浜戦(H)を振り返った。 J3リーグ参入を目指すJFL高知は1日、入替戦第1戦でYS横浜と1-1ドロー。開始5分の失点でいきなり出鼻をくじかれるも、吹っ切れたかのごとく陣地を押し上げ、前半のうちにDF上月翔聖が果敢な仕掛けから同点弾をねじ込んだ。 逆転ならずも、2ndレグへ光が差したであろう90分間。高野は「失点に慌てなかった」ことが最大のポイントだったとしつつ、「立ち上がりの失点は次へ活かすべき課題」とも言う。 一方、JFL終盤戦よりも攻撃面で積極的な姿勢が見て取れ、ゴール前で混沌とした状況を作る回数も増えた高知。無論、格上たるYS横浜相手に一筋縄ではいかないが、選手自身の体感は。 「前向きなプレーが増えたと思います。後半に入ると、中盤でセカンドボールも拾えるようになって、前に前に押し込めた状況がありました。だからこそ、セットプレーを含めて『一本決めきる』ことが大事。次(2ndレグ)はここが勝敗につながるかなと思います」 「僕たちとしてはやっぱり、『JFLとJ3に差なんかないぞ』っていうのを証明しないといけない。もっと高いレベルへ行かないといけない。今日は良い感覚を掴めました」 また、高野は香川県高松市出身。今回はJ3讃岐が本拠地とするPikaraスタジアムの開催ということで、地元凱旋となった。 「小さい頃から丸亀競技場(ピカスタ)でプレーすることへの憧れがありました。試合の入りは緊張したけど、こういう機会に感謝もしながらプレーしましたね。楽しめたと思います」 地元凱旋を終え、今季最後に向かうは敵地ヨコハマ、ニッパツ三ツ沢球技場。チーム高知の運命はどう転んでも『12月7日』に決まる。 「この1年の集大成…最後の90分間もしくは120分間とPK戦。やっぱり90分間で決着をつけて勝ちたい。昇格のためだけに1年間やってきたので、みんなで上がりたいと思います」 “高知のサポーターへ” 「いつもたくさんのサポート、応援、ありがとうございます。多くの方の想いを、今季最後のピッチで体現するだけになりました。みんなで笑って終われるように、必ず昇格します」 ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 15:00KO Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 中継:DAZN、Lemino 2024.12.03 17:00 Tue

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