毎熊PK奪取に久保がゴラッソ! PO初戦で日本人在籍4クラブで明暗【EL】
2025.02.14 07:17 Fri
毎熊PK奪取のAZが快勝
ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグが13日に行われた。リーグフェーズを9位~24位で終えた16チームが、ホーム&アウェイ形式でラウンド16進出を争うプレーオフ。
今ラウンドにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が参戦している。
AZはガラタサライとホームで対戦し、4-1で先勝した。毎熊は右サイドバックで77分までプレーした。
リーグフェーズで1-1のドローゲームを演じたトルコの強豪との再戦に臨んだAZは、立ち上がりからカウンター、背後を意識した攻撃から良い形を作り出す。12分にはペナルティアーク付近で得たFKをキッカーのマイナンスが圧巻の左足シュートで直接ゴール左上隅に突き刺した。
迎えた後半、立ち上がりにアイハンが2枚目のカードをもらってガラタサライに退場者が出ると、試合はここから完全にワンサイドゲームに。57分にクラジー、66分にウォルフェとサイドを崩したAZが連続ゴールを決めて勝負を決めた。その後、ダメ押しの5点目は奪えずも危なげなく勝ち切ったAZが大きなアドバンテージを得て敵地へ乗り込むことになった。
ソシエダはアウェイでミッティランと対戦し、2-1で先勝。フル出場した久保は前半の31分にカットインからの見事な左足ミドルシュートでチーム2点目を記録し、勝利の立役者となった。
サン=ジロワーズはホームでアヤックスと対戦し、0-2で敗戦した。なお、町田はベンチ入りも出場機会はなかった。
前半はデイビッドのキープ力や推進力を活かして優勢に進めるも、2度のゴールがオフサイド判定となるなど先制点を奪えず。後半も良いリズムで進めたが、59分にカウンターからラスムッセン、71分にはセットプレー流れから16歳DFモキオに圧巻のボレーシュートで初ゴールを許して連続失点。その後、セットプレーなどで1点を返すチャンスもあったが、最終的に0-2で初戦を落とした。
アンデルレヒトはアウェイでフェネルバフチェと対戦し、0-3で敗戦した。後藤はベンチ外だった。
モウリーニョ率いるフェネルバフチェに立ち上がりから攻勢を許すと、11分にはタディッチ、42分にはジェコと百戦錬磨のアタッカーにゴールを決められると、後半にもエン=ネシリに豪快なヘディングシュートを叩き込まれて万事休す。ホームでの2ndレグを前に崖っぷちの状況に立たされた。
その他では今ラウンド屈指の強豪対決となったポルトvsローマは1stレグ唯一のドローに終わり、フェレンツヴァーロシュ、トゥベンテ、FCSBはいずれも接戦を制して先勝に成功した。
◆プレーオフ1stレグ 結果
▽2/13(木)
フェレンツヴァーロシュ 1-0 ビクトリア・プルゼニ
サン=ジロワーズ 0-2 アヤックス
ミッティラン 1-2 レアル・ソシエダ
フェネルバフチェ 3-0 アンデルレヒト
トゥベンテ 2-1 ボデ/グリムト
AZ 4-1 ガラタサライ
PAOK 1-2 FCSB
ポルト 1-1 ローマ
今ラウンドにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が参戦している。
リーグフェーズで1-1のドローゲームを演じたトルコの強豪との再戦に臨んだAZは、立ち上がりからカウンター、背後を意識した攻撃から良い形を作り出す。12分にはペナルティアーク付近で得たFKをキッカーのマイナンスが圧巻の左足シュートで直接ゴール左上隅に突き刺した。
しかし、20分にはボックス内でのモラタのキープから波状攻撃を受けると、サライに強烈なミドルシュートを右隅に突き刺されて追いつかれた。以降は毎熊とポクの右サイドを起点にチャンスを作り出すと、36分にはセットプレーの流れでルーズボールに反応した毎熊がバリシュ・ユルマズのファウルを誘って値千金のPK獲得。これをキッカーのパロットが冷静に決めて勝ち越しに成功した。
迎えた後半、立ち上がりにアイハンが2枚目のカードをもらってガラタサライに退場者が出ると、試合はここから完全にワンサイドゲームに。57分にクラジー、66分にウォルフェとサイドを崩したAZが連続ゴールを決めて勝負を決めた。その後、ダメ押しの5点目は奪えずも危なげなく勝ち切ったAZが大きなアドバンテージを得て敵地へ乗り込むことになった。
ソシエダはアウェイでミッティランと対戦し、2-1で先勝。フル出場した久保は前半の31分にカットインからの見事な左足ミドルシュートでチーム2点目を記録し、勝利の立役者となった。
サン=ジロワーズはホームでアヤックスと対戦し、0-2で敗戦した。なお、町田はベンチ入りも出場機会はなかった。
前半はデイビッドのキープ力や推進力を活かして優勢に進めるも、2度のゴールがオフサイド判定となるなど先制点を奪えず。後半も良いリズムで進めたが、59分にカウンターからラスムッセン、71分にはセットプレー流れから16歳DFモキオに圧巻のボレーシュートで初ゴールを許して連続失点。その後、セットプレーなどで1点を返すチャンスもあったが、最終的に0-2で初戦を落とした。
アンデルレヒトはアウェイでフェネルバフチェと対戦し、0-3で敗戦した。後藤はベンチ外だった。
モウリーニョ率いるフェネルバフチェに立ち上がりから攻勢を許すと、11分にはタディッチ、42分にはジェコと百戦錬磨のアタッカーにゴールを決められると、後半にもエン=ネシリに豪快なヘディングシュートを叩き込まれて万事休す。ホームでの2ndレグを前に崖っぷちの状況に立たされた。
その他では今ラウンド屈指の強豪対決となったポルトvsローマは1stレグ唯一のドローに終わり、フェレンツヴァーロシュ、トゥベンテ、FCSBはいずれも接戦を制して先勝に成功した。
◆プレーオフ1stレグ 結果
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ボーンマスがラツィオとの争奪戦を制し、AZのハンガリー代表DFミロス・ケルケズ(19)の獲得に成功したようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ケルケズは先日にラツィオとの個人合意が伝えられたが、クラブ間の交渉が難航。この間に選手、クラブの双方に素早いアプローチを見せたボーンマスが、個人間に加えてクラブ間での合意に迫っているという。 移籍金に関してはAZが要求する2000万ユーロ(約31億1000万円)に近い金額を支払うことになる模様だ。 2022年冬にミランからAZに加入した左サイドバックのケルケズは、昨シーズンのエールディビジで33試合に出場し3ゴール、カンファレンスリーグでは11試合に出場し、2ゴール3アシストとインパクトを残していた。 主戦場は左サイドバックながらも、左右のサイドハーフでも試したいほどの突破力や攻撃センスが最大の特長。左サイドを駆け上がっての高精度の左足クロス、インナーラップを使ってゴール前に顔を出してのフィニッシュを得意としている。 AZでは日本代表DF菅原由勢と共にリーグ屈指のサイドバックコンビとしての評価を確立していた。 2023.07.17 15:18 Mon4
スパーズが毎熊晟矢スタメンのAZ撃破で逆転の8強入り! オドベールが加入後初ゴール含む殊勲の2ゴール【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグ、トッテナム・ホットスパーvsAZが13日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのスパーズが3-1で勝利。この結果、2戦合計3-2としたスパーズの準々決勝進出が決まった。なお、AZのDF毎熊晟矢は80分までプレーした。 敵地で行われた1stレグを枠内シュート0本の0-1で落としたスパーズ。先週末はホームでボーンマス相手に2-2のドローとなり、公式戦連敗こそストップしたが、弾みを付ける勝利とはならなかった。ポステコグルー監督は逆転突破を目指した一戦で先発4人を変更。負傷のダンソに代わってファン・デ・フェン、サスペンションのベンタンクールに代わってベリヴァルが起用されたほか、マディソンとソン・フンミンが復帰した。 一方、ホームで完勝と言える内容で先勝したAZはリーグ側の配慮で先週末のリーグ戦が延期となったなか、フレッシュな状態でロンドンに乗り込んだ。初戦で攻守に躍動した毎熊は引き続き右サイドバックでスタメン起用となった。 試合は前回対戦同様に前から圧力をかけるAZに対して、スパーズが巧みなプレス回避でボールを前進させながら押し込む展開に。なかなか決定機まで持ち込むことはできないが、能動的なアクションによって際どい場面を創出。さらに、ボールを失った際も素早い切り替えで即時奪回を見せた。 以降も試合を支配したホームチームは前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。26分、前線からのハイプレスによって相手陣内左サイドのソン・フンミンがゴーズのパスをブロック。このこぼれをボックス左で回収したソランケが冷静にゴール前に走り込むオドベールへの横パスを選択。これをフランス人FWが左足ダイレクトで合わせ、待望の加入後初ゴールとした。 相手のミスを突いて2戦合計タイに戻したホームチームは完全に勢いづくと、毎熊の上がった背後を狙うソン・フンミンが存在感を示し、得意のカットインからのミドルシュートやクロス、ラストパスで攻撃を牽引。前半のうちに2点目こそ奪えなかったが、1stレグと見違えるようなパフォーマンスを披露した。 対してAZは散発的にショートカウンターやセットプレーで攻撃を仕掛けたが、毎熊も守備に追われる場面や自身の上がった背後を使われる場面が多く、難しい前半となった。 迎えた後半、ホームのスパーズがいきなりゴールを奪う。48分、中盤でボールを奪ったオドベールを起点にカウンターを発動。マディソン、ソン・フンミンとスムーズに左へボールが展開されると、カットインで毎熊らDF2枚を引き付けた韓国代表FWの丁寧な横パスをボックス中央で受けたマディソンが絶妙なファーストタッチからゴール右隅へ右足シュートを流し込んだ。 2戦合計スコアで引っくり返したスパーズはややゲームコントロール優先の戦い方にシフト。61分にはプレータイムを考慮してファン・デ・フェンを下げてグレイを投入した。 後半はセットプレー流れからクラジーのミドルシュートはあったものの、決定機を作れずにいたAZ。しかし、相手のミスを突いてゴールをこじ開けた。 63分、背後へ抜け出したポクの味方への落としはオドベールにカットされたが、ベリヴァルのショートパスがオドベールに当たってボックス右のスペースにこぼれると、これに反応したコープマイネルスがゴール左隅へ右足シュートを突き刺した。 軽率なミスによって追いつかれたスパーズはゴールを奪うために再びギアを上げると、引き続きソン・フンミンの左サイドを起点にチャンスを作り出す。そして、74分には自陣深い位置での繋ぎから中央のマディソンのところでプレス回避。一気に局面を変えると、ソン・フンミンのスルーパスに抜け出したスペンスの左クロスをニアのソランケがワンタッチでファーへ流すと、これをフリーのオドベールが右足ワンタッチで流し込んだ。 勝ち越したホームチームは直後にマディソン、オドベールのスコアラー2人を下げてビスマ、ブレナン・ジョンソンを同時投入。この交代直後にはボックス内でパロット、デ・ウィトに続けて決定的なシュートを許したが、ここはGKヴィカーリオのファインセーブと、ビスマの見事なシュートブロックで事なきを得た。 その後、AZは80分に毎熊を下げてメールディンクを投入するなど攻撃的なカードを切ってゴールを目指す。だが、ベン・デイビスの投入で逃げ切り態勢に入ったホームチームの守備を再びこじ開けることはできず。 この結果、ホームで逆転突破のスパーズがフランクフルトの待つ準々決勝進出。敗れたAZは善戦もベスト16敗退となった。 トッテナム 3-1(AGG:3-2) AZ 【トッテナム】 ウィルソン・オドベール(前26、後29) ジェームズ・マディソン(後3) 【AZ】 ピール・コープマイネルス(後18) 2025.03.14 07:01 Fri5