ラ・リーガ通算500試合目の指揮を勝利で飾ったシメオネ監督「この旅にはとても満足」
2025.02.02 14:00 Sun
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が1日に行われ、2-0で勝利したラ・リーガ第22節マジョルカ戦後にコメントした。
シメオネ監督にとって記念すべきラ・リーガ通算500試合目の指揮となったマジョルカ戦。リーグ戦3試合ぶりの勝利を目指した中、26分にDFサムエウ・リーノのゴールで先制。
そして試合終了間際の93分、FWアントワーヌ・グリーズマンの華麗なミドルループで追加点を挙げ、メモリアルマッチを勝利で飾った。
ラ・リーガの歴史において500試合を指揮した監督はこれまで8人。単一クラブでの達成は史上初の快挙となった中、シメオネ監督は感慨深げに語った。
「この旅には間違いなくとても満足している。もうここには居ない多くのコーチングスタッフが、我々がここまで来るのを助けてくれた。そして同じ考えを共有し、ピッチで表現してくれた選手たちにも感謝している。家族にも感謝を伝えたい。家族のサポートがなければ不可能だった。私がとても愛するクラブに全ての愛と責任を捧げて何年も経ったが、家族とは離れる時間が多かったからね」
シメオネ監督にとって記念すべきラ・リーガ通算500試合目の指揮となったマジョルカ戦。リーグ戦3試合ぶりの勝利を目指した中、26分にDFサムエウ・リーノのゴールで先制。
そして試合終了間際の93分、FWアントワーヌ・グリーズマンの華麗なミドルループで追加点を挙げ、メモリアルマッチを勝利で飾った。
「この旅には間違いなくとても満足している。もうここには居ない多くのコーチングスタッフが、我々がここまで来るのを助けてくれた。そして同じ考えを共有し、ピッチで表現してくれた選手たちにも感謝している。家族にも感謝を伝えたい。家族のサポートがなければ不可能だった。私がとても愛するクラブに全ての愛と責任を捧げて何年も経ったが、家族とは離れる時間が多かったからね」
マジョルカに勝利したアトレティコは次節、1ポイント差に迫ったレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを戦う。
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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、ストレートでのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出へ意気込んでいる。スペイン『アス』が伝えた。 公式戦の連勝が「15」でストップしたなか、CLリーグフェーズ第7節のレバークーゼン戦では2-1の逆転勝利を収めたアトレティコ。ターンオーバーしたラ・リーガ第21節のビジャレアル戦を経て、29日のCLリーグフェーズ最終節ザルツブルク戦に臨む。 現在は5位につけており、勝利すればストレートでラウンド16へ進出。シメオネ監督はリーグフェーズ5連勝フィニッシュを狙う。 「この新しい形式のトーナメントが始まった時はトップ8に入ることを望んでいた。難しいことだとわかっていたし、実際に今のところは叶えられていない。それを実現するという大きな希望を抱いて明日の試合に臨む」 一方、2024年12月にペピン・リンダース監督からトーマス・レッシュ監督へ指揮官が交代したザルツブルクを警戒。対戦相手のモチベーションの高さも考慮している。 「明日の試合以外は考えていないし、自分たちが信じる最善の方法で取り組んでいる。ザルツブルクは熱意がある若いチームで、週末にはリーグ戦が始まる。チャンピオンズリーグをホームで締めくくり、できる限り良い形でそこに向かいたいだろう」 「彼らにダメージを与えられるところまで試合を持っていく必要がある。監督交代によってもたらされるものには注意を払わなければならないし、明日は目に見える変化があるだろう」 2025.01.29 19:10 Wed2
【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン
◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat3
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「長期的なものとして考えなければ」右ヒザ重傷のカルバハル、復帰目標は6月のCWC…ホセルから「右SBは空けてある」と去就に含み
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R16ストレートインの8チーム決定! 首位リバプール含めイングランド勢が最多3チーム【CL】 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズが29日に全日程を終了。この結果、ラウンド16にストレートインする8チームが決定した。 昨シーズンまでの32チーム参加のグループステージ制から36チーム参加のリーグフェーズにレギュレーション変更が図られたなか、最後まで熾烈な争いが繰り広げられた今大会。 最終節のPSV戦の敗戦によって全勝突破は逃したが、リバプールが7勝1敗で首位通過を決定。2位から4位までは6勝1分け1敗で3チームが並んだなか、得失点差でバルセロナが2位、アーセナルが3位、インテルが4位フィニッシュとなった。 5位には勝ち点18のアトレティコ・マドリー、6位から8位までは16ポイントで並んだなか、レバークーゼン、リール、アストン・ビラがトップ8フィニッシュを成し遂げた。 国別ではイングランドが最多3チームで、日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)が一足早くラウンド16入りを果たしている。 なお、ラウンド16にシードチームとして参加する8チームは、来月行われるプレーオフの勝者と3月4、5日に1stレグを同11、12日に2ndレグを戦う。 ◆CLリーグフェーズ トップ8 1.リバプール(イングランド) 21pt 得失点差+12 2.バルセロナ(スペイン) 19pt 得失点差+15 3.アーセナル(イングランド) 19pt 得失点差+13 4.インテル(イタリア) 19pt 得失点差+10 5.アトレティコ・マドリー(スペイン) 18pt 得失点差+8 6.レバークーゼン(ドイツ) 16pt 得失点差+8 7.リール(フランス) 16pt 得失点差+7(総得点17) 8.アストン・ビラ(イングランド) 16pt 得失点差+7(総得点13) 2025.01.30 08:02 Thu2
セルティックやフェイエノールトら日本人所属4クラブがプレーオフ進出!リバプール&アーセナルはストレートイン【CL日本人選手】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節が29日に開催された。 前田大然と旗手怜央が所属する18位セルティック(勝ち点12)は、アウェイで9位アストン・ビラ(勝ち点13)と対戦し2-4で敗戦した。 旗手が先発出場したセルティックは、開始早々の3分にティーレマンスとのパス交換でボックス左に抜け出したラムジーの折り返しを走り込んだロジャーズに流し込まれて失点。さらに5分にも、ボックス右手前でボール受けたロジャーズにミドルシュートをゴール右上に決められた。 早々に2失点を喫したセルティックは36分、左サイドから中に切り込んだヤン・ヒョンジュンの横パスを旗手がワンタッチで左サイドのスペースへ送ると、駆け上がったテイラーのクロスが守備に戻ったマッギンにディフレクト。この浮き球をゴール前のイダーが右足ボレーでゴールに叩き込んだ。 1点を返したセルティックは、38分にもバイタエルエリア右でパスを受けたエンゲルスがヒールパスで前線に送ると、ボックス右に抜け出した旗手の折り返しをイダーが流し込み、わずか2分間で試合を振り出しに戻した。 同点で迎えた後半、立ち上がりから劣勢の時間が続いたセルティックは60分にロングカウンターを許すと、最後はボックス右にから侵入したラムジーの折り返しをワトキンスに流し込まれた。 さらにセルティックは、試合終了間際の91分にもロジャーズにハットトリックとなるゴールを許し、2-4で敗戦。敗れたセルティックは21位でプレーオフ進出、勝利したアストン・ビラは8位でラウンド16進出を決めた。 上田綺世がベンチスタートとなった11位フェイエノールト(勝ち点13)は、アウェイで12位リール(勝ち点13)と対戦し1-6で大敗した。 開始早々の4分にサハラウィのゴールで失点したフェイエノールトは、14分にS・ヒメネスのゴールで追いつくが、28分にそのS・ヒメネスが負傷。上田が緊急投入された。 その後、38分にトラウナーのオウンゴールで勝ち越しを許したフェイエノールトは、57分にアンヘル・ゴメス、74分にデイビッド、76分にハラルドソン、80分にカベラと立て続けに失点を許し、6失点で大敗した。 勝利したリールは7位でラウンド16進出、敗れたフェイエノールトは19位でプレーオフ進出を決めた。 川村拓海がベンチスタートとなった34位ザルツブルク(勝ち点3)は、ホームで5位アトレティコ・マドリー(勝ち点15)と対戦し1-4で敗戦した。 開始早々の5分にG・シメオネにネットを揺らされたザルツブルクは、13分にもグリーズマンのゴールで追加点を許すと、前半追加タイム1分にもグリーズマンがゴールネットを揺らした。 後半は拮抗した時間が続くなか、ザルツブルクは58分に川村を投入。しかし、63分にM・ジョレンテのゴールで4点目を奪われると、試合終了間際に1点を返したが、そのまま1-4で敗戦。 勝利したアトレティコは5位でラウンド16進出、敗れたザルツブルクはリーグフェーズ敗退となった。 チェイス・アンリがベンチスタートとなった24位シュツットガルト(勝ち点10)は、ホームで22位パリ・サンジェルマン(勝ち点10)と対戦し1-4で敗戦した。 開始早々の6分にバルコラにネットを揺らされたシュツットガルトは、17分にもデンベレにゴールで追加点を許すと、35分と54分にもデンベレにネットを揺らされ、4失点。 その後、71分にチェイス・アンリを投入したシュツットガルトは、77分にパチョのオウンゴールで1点を返したが、反撃はここまで。勝利したPSGは15位でプレーオフ進出、敗れたシュツットガルトは26位でリーグフェーズ敗退となった。 守田英正がベンチ外となった23位スポルティングCP(勝ち点10)は、ホームで28位ボローニャ(勝ち点5)と対戦し1-1の引き分けに終わった。この結果、共に順位は変わらずスポルティングCPは23位でプレーオフ進出、ボローニャは28位でリーグフェーズ敗退となった。 その他のビッグクラブ所属選手では、遠藤航が先発したリバプール(勝ち点21)は、アウェイで19位PSV(勝ち点11)と対戦し2-3で敗戦。冨安健洋がベンチ外となった3位アーセナル(勝ち点16)は、アウェイで31位ジローナ(勝ち点3)と対戦し2-1で勝利。リバプールは首位、アーセナルは3位でラウンド16進出を決めた。 伊藤洋輝がベンチ外となった15位バイエルン(勝ち点12)は、ホームで35位スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点0)と対戦し3-1で勝利。南野拓実の所属する10位モナコは、アウェイで4位インテル(勝ち点16)と対戦し0-3で敗戦。バイエルンは12位で、モナコは17位でプレーオフ進出を決めた。 2025.01.30 07:40 Thu3
出番限られるジンチェンコに移籍の可能性? アトレティコ&ドルトムントが今冬の獲得に関心
アーセナルのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(28)に2つのクラブが関心を寄せているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ジンチェンコは2022年7月にマンチェスター・シティからアーセナルに加入。ミケル・アルテタ監督の下で、変則的な4バックの左サイドバックを担い、ビルドアップ時にはインサイドに入って大きな役割を担っていた。 近年のリーグ優勝争いに大きく貢献している中、昨シーズンからケガなどもあり苦戦。今シーズンもケガで離脱した他、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ、そしてアカデミーから台頭しているDFマイルズ・ルイス=スケリーの存在もあり、プレミアリーグで8試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、EFLカップ(カラバオカップ)で2試合に出場している。 出番も減っているジンチェンコは、2026年夏までの契約が残っている中で海外クラブからの関心が寄せられている。 ジンチェンコに関心を寄せているのは、アトレティコ・マドリーとドルトムントとのこと。今冬の獲得に熱心だという。 アーセナルの左サイドバックには上記の3人に加え、ケガで離脱している日本代表DF冨安健洋、スコットランド代表DFキーラン・ティアニー、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルもおり、右サイドバックを主戦場としているオランダ代表DFユリエン・ティンバーもプレー可能。ケガなどの問題がなければ、かなり層が厚い状況でもある。 現状はカラフィオーリとルイス=スケリーが起用できるが、からフィオーリは負傷明け、ルイス=スケリーはウォルバーハンプトン戦での一発退場により数試合の欠場となるため、ジンチェンコにもチャンスは訪れそうだが、どういった結末が待っているだろうか。 2025.01.27 21:35 Mon4
「大きな希望を抱いて試合に」アトレティコが狙うはPO回避、CLザルツブルク戦へシメオネ監督「注意を払わなければならない」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、ストレートでのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出へ意気込んでいる。スペイン『アス』が伝えた。 公式戦の連勝が「15」でストップしたなか、CLリーグフェーズ第7節のレバークーゼン戦では2-1の逆転勝利を収めたアトレティコ。ターンオーバーしたラ・リーガ第21節のビジャレアル戦を経て、29日のCLリーグフェーズ最終節ザルツブルク戦に臨む。 現在は5位につけており、勝利すればストレートでラウンド16へ進出。シメオネ監督はリーグフェーズ5連勝フィニッシュを狙う。 「この新しい形式のトーナメントが始まった時はトップ8に入ることを望んでいた。難しいことだとわかっていたし、実際に今のところは叶えられていない。それを実現するという大きな希望を抱いて明日の試合に臨む」 一方、2024年12月にペピン・リンダース監督からトーマス・レッシュ監督へ指揮官が交代したザルツブルクを警戒。対戦相手のモチベーションの高さも考慮している。 「明日の試合以外は考えていないし、自分たちが信じる最善の方法で取り組んでいる。ザルツブルクは熱意がある若いチームで、週末にはリーグ戦が始まる。チャンピオンズリーグをホームで締めくくり、できる限り良い形でそこに向かいたいだろう」 「彼らにダメージを与えられるところまで試合を持っていく必要がある。監督交代によってもたらされるものには注意を払わなければならないし、明日は目に見える変化があるだろう」 2025.01.29 19:10 Wed5