JFL青森にJ3鹿児島退団の2選手が加入 中原秀人&有田光希「みんなでラインメール青森を盛り上げていきましょう!」

2025.01.09 14:10 Thu
ラインメール青森にMF中原秀人(34)、FW有田光希(33)が加入
©超ワールドサッカー
ラインメール青森にMF中原秀人(34)、FW有田光希(33)が加入
ラインメール青森は9日、鹿児島ユナイテッドFCを退団するMF中原秀人(34)、FW有田光希(33)の加入を発表した。
PR
中原は鹿児島県出身で、これまでにギラヴァンツ北九州(特別指定)、アビスパ福岡、鹿児島と全て九州クラブに所属。2017年途中から地元鹿児島でプレーしてきたが、昨年11月に契約満了が発表されていた。キャリア通算でJ1リーグ2試合、J2リーグ138試合、J3リーグ149試合に出場。新天地は自身初となる本州、日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森となった。
有田は新潟県出身で、これまでにヴィッセル神戸、愛媛FC、京都サンガF.C.などでプレー。2022年に鹿児島入りし、同年のJ3リーグ34試合15得点でJ2昇格に貢献した。有田も昨年11月に契約満了が発表されていた。

両者は青森を通じ、コメントを発表している。
◆中原秀人
「青森の皆さん!初めまして!鹿児島ユナイテッドFCから来ました、中原秀人(しゅうと)です。自分の強みを活かして、J3昇格を実現させたいと思います」


「また、ラインメール青森が地域の皆さんにとって、より大きな存在になるように貢献していきたいと思います」


「そして日頃よりご支援ご声援頂いているファンサポーターやスポンサーの皆さんと、沢山の喜びを分かち合えるように精一杯戦います。僕自身、東北で過ごすのは初めてなので青森の事も分からない事だらけです。些細な事でも良いので皆さん教えて頂けると嬉しいです!」


「宜しくお願いします!みんなでラインメール青森を盛り上げていきましょう!」

◆有田光希
「ラインメール青森に関わる皆さん初めまして。有田光希です。クラブ創設30周年の記念すべき年にこのクラブでプレー出来ることを嬉しく思います。そして僕にプレーする場所を与えてくれた事に本当に感謝しています」

「この気持ちはしっかり結果を出して皆さんにお返ししたいと思います。若い選手達の様にめちゃくちゃ走ったりというのは出来ないと思いますが、ゴールを取る技術、嗅覚、感覚は負けるつもりありません」


「どんな状況でもゴールを狙い続けて必ずチームのチカラになりたいと思います。青森の皆さんよろしくお願いします!」

PR

中原秀人の関連記事

2025シーズンのJリーグに向けた最新の移籍情報を網羅。選手・監督の退団や引退、移籍をクラブごとにまとめてチェック。 J1、J2、J3の全部60クラブの移籍情報をまとめています。 ※最終更新日:2025年3月3日 [ J2移籍情報 | J3移籍情報 ] ◼︎明治安田J1移籍情報 ※カッコ内は発 2025.03.03 21:00 Mon
鹿児島ユナイテッドFCは6日、MF中原秀人(34)の契約満了を発表した。 鹿児島県阿久根市出身の中原は、佐賀東高校から福岡教育大学へと進学し、ギラヴァンツ北九州の特別指定選手に。Jリーグデビューを果たした中、大学卒業後はアビスパ福岡でプロ入りした。 2016年まで福岡でプレーし、J1で2試合、J2で94試合 2024.11.06 19:35 Wed
Jリーグは15日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 明治安田J1では、北海道コンサドーレ札幌のFW大森真吾、FC東京のMF安斎颯馬、FC町田ゼルビアのMF柴戸海、湘南ベルマーレのDF大岩一貴、名古屋グランパスのMF倍井謙、サガン鳥栖のFW堺屋佳介が出場停止となる。 大岩は13日に行われた横浜F・マ 2024.04.15 21:50 Mon
J2リーグ昇格の鹿児島ユナイテッドFCは28日、MF中原秀人(33)、FW鈴木翔大(30)、FW藤本憲明(34)の契約更新を発表した。 中原は2017年8月にギラヴァンツ北九州から加入。鈴木はいわきFCから加入1年目で、藤本はヴィッセル神戸から今季復帰した。 J3リーグでは中原が29試合2得点、鈴木が29試 2023.12.28 19:15 Thu
Jリーグは16日、最新の出場停止選手情報を発表した。 今回追加されたのはJ2ではブラウブリッツ秋田のMF諸岡裕人。今季2度目の累積警告となり、2試合の出場停止処分が課されることとなった。 また、J3では5人が出場停止に。ガイナーレ鳥取のDF増谷幸祐は、15日に行われた明治安田生命J3リーグ第31節のカマタマ 2023.10.17 10:05 Tue

ラインメール青森の関連記事

5日、6日と日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が行われた。 ◆V大分 3-2 YSCC 県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指すヴェルスパ大分が、ホームでY.S.C.C.横浜を撃破。15分にCKから先制されるも、23分にCKからDF西村大吾がお返しの同点弾を決め、40分にも再びCKからDF伊藤颯真が 2025.04.06 15:20 Sun
日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ。 ◆頭ひとつ抜けた「強いチーム」は不在? 3月30日、JFL第4節のいわてグルージャ盛岡vs沖縄SVが行われ、1年でのJリーグ返り咲きを目指すホーム岩手は1-2と敗戦。2失点はいずれも自陣深くでの守備対応で後手を踏み、2点ビハインドとなって1 2025.03.30 21:00 Sun
30日、日本フットボールリーグ(JFL)第4節の5試合が各地で行われた。 ◆YSCC 1-0 浦安市川 前節今季初黒星のY.S.C.C.横浜はブリオベッカ浦安・市川と対戦。劣勢を強いられた前半は0-0で凌ぐも、45分にDF富士田康人が味方との交錯で負傷し、交代を余儀なくされる。 それでも後半は少しずつ 2025.03.30 15:13 Sun
22日、日本フットボールリーグ(JFL)第3節の3試合が行われた。 ◆YSCC 0-2 新宿 JFLの新たな関東勢対決、Y.S.C.C.横浜vsクリアソン新宿。1年でのJリーグ返り咲きを目指すYSCCは、今季初めて実業団以外との対戦となったなか、開始1分3秒で新宿の元J1新潟MF島田譲に左足シュートを決めら 2025.03.22 15:09 Sat
16日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の6試合が各地で行われた。 ◆岩手 2-1 滋賀 1年でのJリーグ返り咲きを期すいわてグルージャ盛岡が、JFLで初めてのホームゲームとしてレイラック滋賀と対戦。関係者らの除雪から始まった一戦は34分、MF小松寛太の鋭いクロスにFW深堀隼平が頭で合わせて先制点とす 2025.03.16 16:38 Sun

JFLの関連記事

5日、6日と日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が行われた。 ◆V大分 3-2 YSCC 県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指すヴェルスパ大分が、ホームでY.S.C.C.横浜を撃破。15分にCKから先制されるも、23分にCKからDF西村大吾がお返しの同点弾を決め、40分にも再びCKからDF伊藤颯真が 2025.04.06 15:20 Sun
日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ。 ◆頭ひとつ抜けた「強いチーム」は不在? 3月30日、JFL第4節のいわてグルージャ盛岡vs沖縄SVが行われ、1年でのJリーグ返り咲きを目指すホーム岩手は1-2と敗戦。2失点はいずれも自陣深くでの守備対応で後手を踏み、2点ビハインドとなって1 2025.03.30 21:00 Sun
30日、日本フットボールリーグ(JFL)第4節の5試合が各地で行われた。 ◆YSCC 1-0 浦安市川 前節今季初黒星のY.S.C.C.横浜はブリオベッカ浦安・市川と対戦。劣勢を強いられた前半は0-0で凌ぐも、45分にDF富士田康人が味方との交錯で負傷し、交代を余儀なくされる。 それでも後半は少しずつ 2025.03.30 15:13 Sun
29日、日本フットボールリーグ(JFL)第4節の3試合が各地で行われた。明日の5試合に先立ち、クリアソン新宿が暫定首位とした。 ◆Honda 2-1 V三重 県勢初のJリーグ入会を目指すヴィアティン三重は、敵地で盟主Honda FCと対戦。12分、MF梁賢柱の左CKにDF饗庭瑞生が頭で合わせて先制点とし、終 2025.03.29 16:12 Sat
日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは24日、所属選手の道路交通法違反に対して代表取締役CEOの高原直泰氏が声明を発表した。 問題は24日の午前に発生。沖縄SVに所属するMF池髙暢希(24)が那覇市内で酒気帯び運転により道路交通法違反の疑いで逮捕される事案が発生した。 クラブとしては詳細はまだ不明とし 2025.03.25 16:01 Tue

記事をさがす

中原秀人の人気記事ランキング

1

JFL青森にJ3鹿児島退団の2選手が加入 中原秀人&有田光希「みんなでラインメール青森を盛り上げていきましょう!」

ラインメール青森は9日、鹿児島ユナイテッドFCを退団するMF中原秀人(34)、FW有田光希(33)の加入を発表した。 中原は鹿児島県出身で、これまでにギラヴァンツ北九州(特別指定)、アビスパ福岡、鹿児島と全て九州クラブに所属。2017年途中から地元鹿児島でプレーしてきたが、昨年11月に契約満了が発表されていた。 キャリア通算でJ1リーグ2試合、J2リーグ138試合、J3リーグ149試合に出場。新天地は自身初となる本州、日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森となった。 有田は新潟県出身で、これまでにヴィッセル神戸、愛媛FC、京都サンガF.C.などでプレー。2022年に鹿児島入りし、同年のJ3リーグ34試合15得点でJ2昇格に貢献した。有田も昨年11月に契約満了が発表されていた。 両者は青森を通じ、コメントを発表している。 ◆中原秀人 「青森の皆さん!初めまして!鹿児島ユナイテッドFCから来ました、中原秀人(しゅうと)です。自分の強みを活かして、J3昇格を実現させたいと思います」 
「また、ラインメール青森が地域の皆さんにとって、より大きな存在になるように貢献していきたいと思います」
 「そして日頃よりご支援ご声援頂いているファンサポーターやスポンサーの皆さんと、沢山の喜びを分かち合えるように精一杯戦います。僕自身、東北で過ごすのは初めてなので青森の事も分からない事だらけです。些細な事でも良いので皆さん教えて頂けると嬉しいです!」 
「宜しくお願いします!みんなでラインメール青森を盛り上げていきましょう!」 ◆有田光希 「ラインメール青森に関わる皆さん初めまして。有田光希です。クラブ創設30周年の記念すべき年にこのクラブでプレー出来ることを嬉しく思います。そして僕にプレーする場所を与えてくれた事に本当に感謝しています」 「この気持ちはしっかり結果を出して皆さんにお返ししたいと思います。若い選手達の様にめちゃくちゃ走ったりというのは出来ないと思いますが、ゴールを取る技術、嗅覚、感覚は負けるつもりありません」 
「どんな状況でもゴールを狙い続けて必ずチームのチカラになりたいと思います。青森の皆さんよろしくお願いします!」 2025.01.09 14:10 Thu

ラインメール青森の人気記事ランキング

1

【JFL第5節まとめ】前途多難? 滋賀やV三重らJリーグ目指す有力クラブが軒並み敗戦…岩手は青森に屈して2連敗、YSCCも3失点黒星

5日、6日と日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が行われた。 ◆V大分 3-2 YSCC 県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指すヴェルスパ大分が、ホームでY.S.C.C.横浜を撃破。15分にCKから先制されるも、23分にCKからDF西村大吾がお返しの同点弾を決め、40分にも再びCKからDF伊藤颯真が逆転弾を叩き込む。 後半に入ると、今度は元日本代表FW金崎夢生も抜群の嗅覚をみせ、CKからファーで詰めて追加点。V大分は終盤に1点を返されるも、3得点全てをCKから奪って勝ち点「3」を積み上げた。なお、観客動員数は819人だった。 ◆滋賀 0-2 Honda 一方、県勢初のJリーグ入会へ期待が大きいレイラック滋賀は、各ポジションにタレントを揃える現JFLの有力クラブ。ただ、開幕から際どい試合が続き、今節は盟主Honda FCにホームで敗れて早くも今季2敗目ということに。 24分、35分といずれもセットプレーの流れからHondaに2得点を許し、後半は頭からMFロメロ・フランク、DF井出敬大を投入してシステムも変更。攻撃のギアを上げるも、反撃ならずに敗れ去った。観客動員数は1056人だった。 ◆V三重 0-2 マルヤス また、滋賀と横並びでJリーグ入会を争うヴィアティン三重も、開幕4連敗のFCマルヤス岡崎にホームで敗れるという痛恨の敗戦。後半頭に先制されると、3枚替えのスタンバイができていたなかで追加点も許すという厳しい状況に。 結局、FW村上弘有、MF金成純、DF児玉慎太郎という3枚を投入した66分の時点で2点ビハインド。懸命にゴールを目指したV三重だが、マルヤスに今季初白星を献上し、2連敗となった。観客動員数は1307人だった。 ◆青森 2-1 岩手 JFLの新たな東北勢対決、ラインメール青森vsいわてグルージャ盛岡は、ホーム青森に軍配。今節が今季のホーム初戦となった青森は48分、背番号「10」のブラジル人主砲、FWベッサがCKからこぼれ玉に詰めて先制点とする。 岩手は74分にFW深堀隼平のPKで同点とするも、県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指す青森が迎えた90分、今季加入の新キャプテンDF遠藤元一がヘディングシュートを叩き込み、勝ち点「3」を呼び込む値千金の決勝点とした。 なお、青森のホーム初戦は観客動員数1806人。Jリーグ返り咲きを目指す岩手のほうは前節に続いて2連敗となった。厳しい戦いが続く。 ◆枚方 1-0 新宿 前節終了時点で首位のクリアソン新宿も、東京23区からJリーグ入会を目指す有力クラブと呼んで差し支えないが、今節はアウェイでFCティアモ枚方にウノゼロ負け。枚方は69分に主将DF阿部隼人が決めた1発を守り抜いた。 新宿はこの敗戦で首位から陥落。他会場では沖縄SVが飛鳥FCに1-0と勝利し、第5節を終えた段階での首位は沖縄となっている。 ◆JFL第5節 ▽4月5日(土) ヴェルスパ大分 3-2 Y.S.C.C.横浜 ブリオベッカ浦安・市川 1-1 アトレチコ鈴鹿 ▽4月6日(日) レイラック滋賀 0-2 Honda FC ヴィアティン三重 0-2 FCマルヤス岡崎 ラインメール青森 2-1 いわてグルージャ盛岡 FCティアモ枚方 1-0 クリアソン新宿 沖縄SV 1-0 飛鳥FC 横河武蔵野FC 1-0 ミネベアミツミFC 2025.04.06 15:20 Sun
2

頭ひとつ抜けた「強いチーム」不在? Jリーグを見据える有力クラブが接戦の連続、昨季苦しんだ新宿はパワーアップして首位…JFLが2025シーズンも熾烈な競争へ

日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ。 ◆頭ひとつ抜けた「強いチーム」は不在? 3月30日、JFL第4節のいわてグルージャ盛岡vs沖縄SVが行われ、1年でのJリーグ返り咲きを目指すホーム岩手は1-2と敗戦。2失点はいずれも自陣深くでの守備対応で後手を踏み、2点ビハインドとなって1点を返すも及ばなかった。 これで岩手は第4節にして初黒星。「被シュート19本」という敵地での開幕節・ヴィアティン三重戦をなんとか1-1ドローで耐えきったなか、第2〜3節は接戦を制しての2連勝だったが、「早くも」の初黒星と言ってよいだろう。 一方、岩手と誓いを共有するY.S.C.C.横浜も、岩手と同じくここまで2勝1分け1敗。「2勝」はFCマルヤス岡崎、ブリオベッカ浦安・市川に対するいずれもウノゼロ勝ちで、際どい勝負を制して最大の勝ち点を積み上げた格好だ。 また、県勢初のJリーグ入会を目指し、昨季JFLで上位に食い込んだ有力クラブといえば、レイラック滋賀、ヴィアティン三重。昨季両者は「2位以内」という成績面を充足できずも、「平均2000人」等はクリアした実績を持つ。 滋賀&V三重もここまで2勝1分け1敗。やはりどちらも勝利は接戦を制したもので、勝ちor負け、どちらに転んでもおかしくない試合だった印象だ。詰まるところ、これからライバルを圧倒していくような兆候はまだ見えていない。 ◆パワーアップした新宿 そんななか、現首位はJ3クラブライセンスを2年連続で付与されるクリアソン新宿。 昨季の新宿は「30試合19得点」という深刻な得点力不足で残留争い。それでも今季は第1節・2-0、第3節・2-0、第4節3-2と、ここまでの3勝全てが複数得点に。昨季30試合で複数得点「3試合」だったチームの進化が窺える。 新宿の明らかな変化は、攻撃陣のパワーアップ。J1新潟から獲得のMF島田譲(34)、J2仙台から獲得のFW中山仁斗(33)がチームを引っ張り、両者とも4試合の中でチームに勝利をもたらす決定的なゴールを記録しているのだ。 その一方、3位につけるラインメール青森は、全てアウェイゲームの開幕4試合で4試合連続クリーンシート(無失点)を達成。 今季より指揮官が交代した青森だが、前体制の3年間で構築されたのは、2022〜23シーズンに2年連続JFL最少失点、昨季も1試合平均1失点以下という堅守。そんな彼らが今季もここまで4試合連続無失点…今後、上述の岩手や滋賀、新宿といった相手との対戦でどう転ぶかに注目したい。第5節はホーム初戦でvs岩手だ。 ◆「2位以内」に辿り着くのは? ここまで岩手、YSCC、滋賀、V三重、新宿、青森と触れてきたが、26-27シーズンのJリーグ入会を見据えるクラブという点ではヴェルスパ大分も。細かい入会要件は割愛するが、ともかく彼らは「2位以内」確保が大前提となる。 無論、JFLは最速での栄転を目指す彼らだけではない。実業団Honda FCは王座奪還を目論み、ブリオベッカ浦安・市川、FCティアモ枚方、沖縄SVという一癖も二癖もある実力派が、いわゆる“ライセンス組”の阻害にかかる。 第4節を消化しただけの現段階では、2025シーズンのJFLに頭ひとつ抜けた「強いチーム」というのはない印象。それもこれから令和7年度に突入すれば変化があるのか。Jリーグ入会を掴めるのは、最大でも2クラブである。 ◆JFL第5節 ▽4月5日(土) ヴェルスパ大分 vs Y.S.C.C.横浜 ブリオベッカ浦安・市川 vs アトレチコ鈴鹿 ▽4月6日(日) レイラック滋賀 vs Honda FC ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎 FCティアモ枚方 vs クリアソン新宿 ラインメール青森 vs いわてグルージャ盛岡 沖縄SV vs 飛鳥FC 横河武蔵野FC vs ミネベアミツミFC 2025.03.30 21:00 Sun
3

岩手がJFL初黒星…痛恨の2失点で沖縄SVに敗れる 開幕3連敗の昇格組飛鳥は武蔵野とドローで初勝ち点【JFL第4節】

30日、日本フットボールリーグ(JFL)第4節の5試合が各地で行われた。 ◆YSCC 1-0 浦安市川 前節今季初黒星のY.S.C.C.横浜はブリオベッカ浦安・市川と対戦。劣勢を強いられた前半は0-0で凌ぐも、45分にDF富士田康人が味方との交錯で負傷し、交代を余儀なくされる。 それでも後半は少しずつ持ち直し、80分には再契約で残留した新背番号「10」MF田場ディエゴが今季初出場。迎えた86分、中央崩しで前進すると、最後はゴール正面からFW新井直登が蹴り込んでネットを揺らし、決勝点とした。 ◆岩手 1-2 沖縄 いわてグルージャ盛岡は沖縄SVをホームに迎えてなかなかゴール前まで迫れず。44分、中途半端な守備対応から沖縄FW川中健太にボレーを叩き込まれ、1点を追う展開となってしまう。 さらに54分、再び自陣ボックス内でDF松村航希が足元の処理を誤り、最後は沖縄FW上野瑶介に蹴り込まれて0-2。岩手は69分、FW深堀隼平が追撃弾も、これ以上の反撃は叶わず。Jリーグ再入会を目指すなか、JFL初黒星だ。 ◆飛鳥 0-0 武蔵野 昇格組の飛鳥FCがJFLで初勝ち点。ヤンマーフィールド長居での県外開催ホームゲームとなったなか、現行のJFLがスタートした1999年から在籍する“最古参”横河武蔵野FCとの0-0ドローで勝ち点「1」に。なお、開幕3連敗だった両者は、今季初白星がお預けとなっている。 ◆ミネベア 1-1 滋賀 この勝ち点「1」はレイラック滋賀にとって物足りない「1」か。Jリーグ入会を目指す滋賀は昨季最下位のミネベアミツミFCと対戦し、56分にセットプレーから先制点を献上する。 試合終盤の83分、新戦力の背番号「10」FW人見拓哉がダイビングヘッドを叩き込んで追いつくも、昨季は5-0、3-0と圧勝したミネベアを相手に勝ち越すことは叶わなかった。 ◆鈴鹿 0-0 青森 ラインメール青森は開幕2連勝の好発進だったが、今節は敵地でアトレチコ鈴鹿と引き分け、2試合連続のゴールレスドローとなった。 ◆JFL第4節 ▽3月30日(日) Y.S.C.C.横浜 1-0 ブリオベッカ浦安・市川 いわてグルージャ盛岡 1-2 沖縄SV 飛鳥FC 0-0 横河武蔵野FC ミネベアミツミFC 1-1 レイラック滋賀 アトレチコ鈴鹿 0-0 ラインメール青森 ▽3月29日(土) Honda FC 2-1 ヴィアティン三重 FCマルヤス岡崎 0-2 FCティアモ枚方 クリアソン新宿 3-2 ヴェルスパ大分 2025.03.30 15:13 Sun
4

【JFL第27節】栃木シティが昇格即初優勝に王手、高知ユナイテッドSCも滋賀敗戦により「2位以内」は限りなく濃厚か

2日〜3日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)の第27節が行われた。これで今季も残り3試合、上位陣がかなり絞り込まれてきた。 ◆首位 栃木シティ まず、昇格組にして首位を走る栃木Cは、沖縄SVとの撃ち合いを制し、少なくとも「2位以内」が確定。J3リーグ入会へ成績面のクリアを…というなかで大きな戦果となった。入会要件の進捗状況も踏まえ、優勝なら自動昇格とみて間違いないだろう。2位高知とは残り3試合で勝ち点「5」差…最速での優勝決定は次節だ。 ◆2位 高知ユナイテッドSC 同じくJ3入会へ成績面を…という高知は序盤戦の首位独走から一転、急失速で2位に。そんななかでも、今節は鬼門「敵地・Honda FC」で2-1と勝利し、6試合ぶりの白星となった。MF佐々木敦河が前節の戦列復帰からチーム全体を活性化させ、複数得点も6月以来である。後述の通り「2位以内」も濃厚となってきた。 ◆3位→4位 レイラック滋賀 滋賀があまりに痛い敗戦。ホームでFCティアモ枚方と対戦し、1-1で迎えた90+3分に勝ち越し点を喰らう形となった。これにより、2位高知とは残り3試合で勝ち点「8」差。昨季あと一歩で「2位以内」を逃した滋賀だが、今季も極めて難しい状況になったと言わざるを得ない。 ◆4位→3位 ヴィアティン三重 V三重はアウェイで横河武蔵野FCに勝利し、滋賀をかわして3位に浮上。このままの順位をキープならクラブ史上最高成績だが、もちろんV三重も目標はJ3入会…「2位以内」へ2位高知とは残り3試合で「7」差となっている。まずは次節・ラインメール青森戦で勝利が必要だ。 ◆6位 ヴェルスパ大分 シーズン途中に元日本代表FW金崎夢生が加入して話題を呼んだV大分だが、今節をもって「2位以内」およびJ3入会が消滅。ホームで最下位・ミネベアミツミFCと0-0ドローに終わった。V大分はホームゲーム「3勝7分け4敗」と、今季を通じてなかなか本拠地で結果を残せない。 ◆9位→10位 ラインメール青森 前節の時点で「2位以内」が消滅していた青森は、今節を迎えるにあたって柴田峡監督(58)が今季限りで退任することも発表。指揮官ラスト3試合の1試合目は、ホームでFCマルヤス岡崎との1-1ドローとなった。 ◆14位 クリアソン新宿 9月にJ3ライセンスが交付されつつも、スタートダッシュに失敗し、開幕から下位に低迷してきた新宿。今節はソニー仙台FCに敗れて、残り3試合で14位および最下位とは勝ち点「3」差…自動降格こそない今季だが、地域リーグ側との入替戦行きは避けねばならない。 ◆岩手、初JFLへ J3で「いわてグルージャ盛岡」の最下位フィニッシュが確定し、JFLでは「J3入会審査条件付き承認」のクラブが2位以内を占めることが確定。かつて東北1部からJFLを経由せずにJ3入りした岩手の「JFL降格」が事実上決定した。 ◆順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点57 | +22 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点52 | +14 —残り3試合で勝ち点「7」差— 3位 ヴィアティン三重| 勝ち点45 | +7 4位 レイラック滋賀 | 勝ち点44 | +19 5位 Honda FC | 勝ち点41 | +8 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点41 | ±0 7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点41 | -1 8位 沖縄SV | 勝ち点38 | +6 9位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点38 | +3 10位 ラインメール青森 | 勝ち点36 | +5 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点33 | ±0 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点33 | -4 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点27 | -9 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点22 | -23 15位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -25 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点18 | -22 2024.11.04 13:30 Mon
5

Jリーグ返り咲きを期す岩手のJFL初白星は滋賀撃破! “浦安市川”も記念すべき初白星、青森が唯一の開幕2連勝【JFL第2節】

16日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の6試合が各地で行われた。 ◆岩手 2-1 滋賀 1年でのJリーグ返り咲きを期すいわてグルージャ盛岡が、JFLで初めてのホームゲームとしてレイラック滋賀と対戦。関係者らの除雪から始まった一戦は34分、MF小松寛太の鋭いクロスにFW深堀隼平が頭で合わせて先制点とする。 さらに40分、左CKからDF西大伍がこぼれ球を押し込んで追加点。44分にはGK若林学歩が決定的なピンチを間一髪のセーブで凌ぐなど要所も絞めていたが、迎えた62分、セットプレーからの失点で滋賀に1点差とされてしまう。 それでも最後は逃げ切り成功。初戦ドローの岩手は、有力なライバル滋賀を下してのJFL初白星とした。なお、入場者数は1214人だった。 ◆浦安市川 1-0 新宿 都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安・市川がクラブ名称変更からのホーム初戦で今季初白星。開始11分、MF伊藤純也の左CKにMF上松瑛が頭で合わせて先制し、今季のチーム初得点に。最後までこの1点を守り抜いた。 敗れたクリアソン新宿は開幕2連勝ならず。関東サッカーリーグ1部時代からしのぎを削るライバルを押しきれず、後半ATにCKの連続から猛攻も及ばなかった。対浦安市川は4連敗に。 ◆沖縄 0-4 青森 ラインメール青森が開幕2連勝、2試合連続クリーンシート。今節アウェイで沖縄SVと対戦したなか、26分に新加入FW有田光希の2試合連続弾で先制し、後半は主砲のブラジル人FWベッサがPK弾と絶妙ループ弾で2点を追加。79分には岡健太のPKで勝利を決定づけた。 青森は「攻撃的サッカーを体現します」と語る原崎政人監督が今季就任。昨季までは堅守を売りにする一方、慢性的な得点力不足に悩まされたが、今季はひと味違うといったところか。 ◆飛鳥 0-1 V三重 県勢初のJリーグ入会を目指すヴィアティン三重が今季初白星。昇格組の飛鳥FCを攻めあぐねて0-0で迎えた78分、途中出場のFW荒川永遠がゴール前での混戦からこぼれ球を押し込んで先制点とし、そのままウノゼロで逃げ切った。 美濃部直彦監督率いる飛鳥は開幕2連敗。次節は強敵滋賀とのアウェイゲームだが、待望のJFL初白星を挙げられるか。 ◆ミネベア 1-1 枚方 昨季3位のFCティアモ枚方は敵地でミネベアミツミFCと対戦。開始9分、MF後藤卓磨がボックス右角からミドルを突き刺して先制も、17分、ミネベアのMF樋口堅大に独走弾を許して同点に。その後、勝ち越し点が奪えず、昨季最下位のミネベアと勝ち点「1」を分け合った。 ◆第2節 ▽3月16日(日) いわてグルージャ盛岡 2-1 レイラック滋賀 ブリオベッカ浦安・市川 1-0 クリアソン新宿 沖縄SV 0-4 ラインメール青森 飛鳥FC 0-1 ヴィアティン三重 ミネベアミツミFC 1-1 FCティアモ枚方 アトレチコ鈴鹿 1-0 横河武蔵野FC ▽3月15日(土) FCマルヤス岡崎 0-1 Y.S.C.C.横浜 Honda FC 0-0 ヴェルスパ大分 2025.03.16 16:38 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly