【プレミアリーグ第18節プレビュー】ボクシング・デー開催! 好調同士のロンドンダービーら好カード満載

2024.12.26 18:22 Thu
毎年恒例のボクシング・デー開催!
Getty Images
毎年恒例のボクシング・デー開催!
先週末に行われた第17節ではトッテナムとのド派手な打ち合いを制したリバプール、同じくアーセナルが大勝した一方、チェルシーはエバートン相手のゴールレスドローで足踏みに。さらに、不振のマンチェスター勢が揃って厳しい敗戦を喫している。

2カードを除き毎年恒例のボクシング・デー開催となる第18節はビッグ6直接対決こそないものの、ダービーや上位対決など好カード満載。そのなかで最注目は公式戦12戦無敗の2位チェルシー、リーグ5戦無敗の9位フルアムが激突するロンドン・ダービーだ。

チェルシーは前節、エバートンの堅守に手を焼き敵地で格下トフィーズにゴールレスドロー。これで公式戦連勝が「8」でストップしたが、再三のピンチを守護神サンチェスやDFアダラビオヨの好守で凌いで勝ち点1を持ち帰った点は評価すべきだ。ここ2試合ではMFパーマーら2列目の選手に少し疲労が見え始め、アタッキングサードでの連携面や質を含めて攻撃の停滞が見受けられるが、あくまで小さなボタンのかけ違いという印象だけに智将マレスカがきっちり修正を施してくるはずだ。
対するフルアムは5戦無敗の内訳は1勝4分けも、前節のサウサンプトン戦を除き対戦相手はトッテナム、アーセナル、リバプールという強豪で内容面に関しても勝ち点3を得られてもおかしくない素晴らしいものだった。今季は対戦相手に応じてより柔軟な戦いを見せるマルコ・シウバのチームは4バックと状況に応じた5バックで相手の攻撃を受け止めながら、サイドを起点としたカウンターが機能。勝負どころでは攻撃にもしっかりと人数をかけており、敵地で好調ブルーズを食う可能性は十分にある。

1試合未消化ながら首位のリバプールは、17位のレスター・シティ相手に連勝とともに前半戦首位ターン確定を狙う。前節のトッテナムとのアウェイゲームではFWサラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍を含め、スパーズとの打ち合いに6-3で完勝。3失点はいずれも不用意なものではあったが、手負いの相手を粉砕し、リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。今回のホームゲームではファン・ニステルローイ新体制で上々のスタートも、直近2試合ではいずれも大量失点で連敗しているフォクシーズ相手にスパーズ戦同様の躍動感あるパフォーマンスで大勝を狙いたい。
ボクシング・デーで不振脱出の勝利がほしい7位のマンチェスター・シティ、13位のマンチェスター・ユナイテッドはそれぞれ15位のエバートン、18位のウォルバーハンプトンと下位チームと対戦する。

シティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。MFフォーデンの今季リーグ戦初ゴールで最後に意地を見せたが、内容的には完敗だった。ディフェンスライン、中盤の構成力、インテンシティの低下に加え、好調時には理不尽にゴールを陥れる主砲ハーランドも元気なし。負傷者が若干復帰してきたが、公式戦12戦9敗のチームにポジティブな要素はほとんどない。そんななか、直近2試合ではアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる堅守エバートンとの対戦は非常に厳しい戦いとなりそうだ。仮に、ここで公式戦4連敗となれば、トップ4フィニッシュにも暗雲たれ込めるだけになんとか勝ち点3を掴み取りたい。

一方、ユナイテッドもEFLカップでトッテナムに3-4、リーグ前節でボーンマスに0-3のスコアで連敗。マンチェスター・ダービー勝利の勢いを巻き返しに繋げられず。FWアマドやFWホイルンドといった選手が個で奮闘を見せるものの、チーム全体の機能不全に、ここ数試合ではセットプレーからの失点が重なっており、苦境が続く。指揮官アモリムからも構築途上の難しさを吐露する言葉も多く、劇的改善は見込めない状況。個々がファンダメンタルな部分でしっかりと戦いつつ、それをチームとしての結果に還元する形で勝ち点を積み上げたい。対戦相手のウルブスはヴィトール・ペレイラの初陣となったレスター戦で3-0の快勝を収めており、アモリム監督としては同じ途中就任の同胞指揮官対決は引き続きタフなモノになるはずだ。

そのマンチェスター勢と同様に苦しい戦いが続く11位のトッテナムは、4位と躍進するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のリバプール戦では中2日で同じスタメンで臨んだなか、首位チーム相手に3点を奪う意地は見せたものの、今季ワーストの6失点で急造ディフェンスラインが粉砕された。多くの離脱者の影響によって中3日でのアウェイゲームでもメンバーの入れ替えは難しいが、トップ4争いに踏みとどまる上で上位相手の勝利は必須。7試合停止からようやく復帰となるMFベンタンクール、負傷明けのDFウドジェらの活躍に期待したい。

一方、ユナイテッド、アストン・ビラ、ブレントフォード相手に複数得点を奪っての3連勝と絶好調のフォレストは2戦連発中のFWエランガに、相手が苦手とするセットプレーからしたたかにゴールをこじ開けて今季初の4連勝を果たしたい。

DF菅原由勢の所属する最下位のサウサンプトンは今節がユリッチ新体制の初陣となり、14位のウェストハムをホームで迎え撃つ。ラスク暫定体制で戦った前節のフルアム戦で菅原は右ウイングバックで先発起用となり0-0のドローに貢献。今回の初陣でもチャンスが与えられる可能性が高そうだ。

MF鎌田大地の所属する16位のクリスタル・パレスは、5位のボーンマスとのタフなアウェイゲームに挑む。鎌田がスタメン起用となった前節のアーセナル戦は1-5の大敗を喫し、チームとして6戦ぶりのリーグ敗戦。鎌田も守備に追われて持ち味を発揮し切れなかった。ボーンマス戦ではその日本人MFを含めチームとしてリバウンドメンタリティを示したい。

また、熾烈なトップ4争いに身を置く8位のニューカッスルと6位のアストン・ビラではマグパイズの主砲イサク、ビラのFWデュラン、ロジャーズら若手アタッカー陣の競演に大きな注目が集まる。

27日にはブライトン&ホーヴ・アルビオンvsブレントフォード、アーセナルvsイプスウィッチ・タウンの2カードが開催される。

前節、ウェストハムとの一戦を1-1のドローで終えた10位のブライトンは、5試合未勝利と急失速。全体のパフォーマンス自体はそこまで悪くないが、攻守両面で勝負の際で物足りない印象だ。そのなかで決定機という部分で課題を残すMF三笘薫には堅守速攻が徹底された曲者ブレントフォード相手に、決定的な仕事を期待したい。

3位のアーセナルは前節、パレス相手にFWガブリエウ・ジェズスの2ゴールを含む全ゴールに絡む活躍によってリーグ3戦ぶりの白星を奪取。ただ、同試合ではエースFWサカが右ハムストリングの負傷によって数週間単位の離脱という緊急事態が発生。また、FWスターリングの負傷離脱も明かされ、ここにきて前線の選手層に不安を抱える。降格圏の19位イプスウィッチとの対戦に関して大きな不安はないが、今後の戦いに向けてジェズスやFWトロサール、MFヌワネリら代役のパフォーマンスに注目したい。

《プレミアリーグ第18節》
▽12/26(木)
《21:30》
マンチェスター・シティ vs エバートン
《24:00》
ボーンマス vs クリスタル・パレス
チェルシー vs フルアム
ニューカッスル vs アストン・ビラ
ノッティンガム・フォレスト vs トッテナム
サウサンプトン vs ウェストハム
《26:30》
ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《29:00》
リバプール vs レスター・シティ

▽12/27(金)
《28:30》
ブライトン vs ブレントフォード
《29:15》
アーセナル vs イプスウィッチ

三笘薫の関連記事

チェルシーの関連記事

インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節は2位のアーセナル、3位のノッティンガム・フォレストがいずれも勝利。一方、第2集団ではマンチェスター・シティvsブライトン&ホーヴ・アルビオンがドローに終わるなど引き続き混戦模様だ。 代表戦明けの先週末はFAカップ準々決勝が開催されたなか、ミッドウィーク開催となる第 2025.04.01 20:00 Tue
現在はミランでプレーするポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、来シーズンはトルコでプレーする可能性が浮上している。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移 2025.03.26 23:45 Wed
ドルトムントはイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(25)の復帰を検討していないようだ。 かつてドルトムントで絶対的な主軸として活躍したサンチョ。しかし、2021年7月にユナイテッドへ完全移籍するとその後は鳴かず飛ばずのシーズンが続き、昨シーズン途中にはドルトムントに短期間のレンタル移籍で復帰していた。 2025.03.26 15:10 Wed
ドルトムントにレンタル移籍中のイングランド人MFカーニー・チュクエメカ(21)だが、今夏にチェルシーへ帰還する可能性が高いようだ。 U-20イングランド代表歴があるチュクエメカは、2022年夏にアストン・ビラからチェルシーに移籍。その高いポテンシャルには期待が寄せられていたが、度重なるケガもあってここまで主力には 2025.03.25 11:40 Tue
スタジアム問題に関する意見の相違によってチェルシー経営陣の間で分裂の可能性があるようだ。 チェルシーは、2022年5月にカリフォルニアを拠点とするプライベートエクイティ会社『クリアレイク・キャピタル』と、トッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアム『BlueCo』によって総額42億ポンド(約8177億円)と言われる金 2025.03.25 07:40 Tue

プレミアリーグの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、去就が注目されるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。 プレミアリーグで首位を快走するリバプール。追いかける2位のアーセナルが勝ち点を取りこぼしている隙に差を広げ、29試合を終えて勝ち点差「12」という状況だ。 そのリバプールは2日にプレ 2025.04.01 23:30 Tue
リバプールの日本代表MF遠藤航が、プレシーズンツアーで来日するにあたり、インタビューに応えた。 リバプールは3月31日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンツアーをアジアで行うことを発表。香港と日本を訪れることが決定した。 香港ではすでにミランと対戦することまで発表されている一方で、日本での対戦相手は 2025.04.01 21:30 Tue
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、負傷したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 今シーズンは近年稀に見る苦戦を強いられているシティ。現在は5位に位置し、5連覇を目指した中でチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを繰り広げている。 そのシテ 2025.04.01 21:05 Tue
インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節は2位のアーセナル、3位のノッティンガム・フォレストがいずれも勝利。一方、第2集団ではマンチェスター・シティvsブライトン&ホーヴ・アルビオンがドローに終わるなど引き続き混戦模様だ。 代表戦明けの先週末はFAカップ準々決勝が開催されたなか、ミッドウィーク開催となる第 2025.04.01 20:00 Tue
ローマで“狼”のために戦った男は、イギリスでも“狼”のために戦うことになるかもしれない。 ローマのレジェンドでもあるダニエレ・デ・ロッシ氏(41)はアカデミーからローマに所属し2019年7月までファーストチームでは17シーズンプレー。引退後に指導者となると、2024年1月から監督を務めたが、9月に解任されていた。 2025.04.01 19:30 Tue

記事をさがす

三笘薫の人気記事ランキング

1

「今夜最も有望な選手」コンディション問題解決の三笘薫、まずまずの評価も注目されたのはあわやPK献上のシーン「少し幸運だった」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫はまずまずの評価となった。 29日、FAカップ準々決勝でブライトンはノッティンガム・フォレストと対戦した。 日本代表活動でコンディションの問題があった三笘。しかし、この試合でもしっかりと先発に名を連ねることとなり、積極的なプレーを見せていった。 なかなかゴールが生まれない中、65分にピンチ。三笘がアンダーソンとボックス内で交錯するとPKの判定に。大きなピンチを迎えるところだったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックが入り、オンフィールド・レビューの結果、PKは取り消された。 72分に途中交代した三笘。チームはフォレストとゴールレスに終わると、PK戦の末に敗れて、ベスト8敗退となった。 <h3>◆イギリス『Sussex Express』/ 5点(10点満点)</h3> 「ベストはプレーとは言えず、エリオット・アンダーソンにPKを献上してしまったが、少し幸運だった。75分に交代」 <h3>◆イギリス『Give Me Sport』/ 6.5点(10点満点)</h3> 「おそらくPKを与えて取り消されたため、交代させられたと思う」 「日本人FWはアイナとの対戦で苦戦を強いられ、いつものような脅威を与えることはできなかった」 <h3>◆イギリス『Sports Dunia』/ 6点(10点満点)</h3> 「この夜のシーガルズで最も有望な選手だった。ブライトンが生み出したわずかな成果は、全て彼を通して生まれた」 「ボックス内でアンダーソンを倒し、危うく窮地に陥るところだったが、VARによって判定が覆された。後半交代」 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫のチャレンジがPK判定! しかし、その後に覆る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FYns7CyPFus";var video_start = 79;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.30 23:25 Sun
2

三笘薫先発のブライトンがPK戦でフォレストに屈し準々決勝敗退…鎌田大地がダメ押しアシストのパレスはベスト4進出【FAカップ】

FAカップ準々決勝、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsノッティンガム・フォレストが29日にアメックス・スタジアムで行われ、120分の戦いは0-0で終了。PK戦を3-4で制したフォレストの準決勝進出が決まった。なお、ブライトンのMF三笘薫は72分までプレーした。 ニューカッスルとの120分の激闘を制してベスト8進出を果たしたブライトン。インターナショナルマッチウィーク前に行われたマンチェスター・シティ戦のドローによって公式戦連勝は「6」でストップも好調を維持。4強入りを目指した一戦では、リーグ前回対戦で衝撃的な0-7の惨敗を喫した因縁の相手にリベンジを目指した。日本代表でコンディションの問題を抱えていた三笘だったが、この試合では無事スタメンに名を連ねた。 カップ戦特有の堅い入りとなったなか、戦前の予想とは異なってボールを動かす位置は低いものの、アウェイのフォレストがボールを保持する展開に。 時間の経過とともにブライトンも相手陣内でのプレータイムを増やしていくが、コンパクト且つ強度が高いフォレストの堅守に苦戦。三笘とミンテの両ウイングも良い形でボールを受けられず、攻撃が停滞した。それでも、徐々に三笘の左サイドで起点を作ると、アヤリやバレバがミドルレンジのシュートで見せ場を作ったが、いずれのシュートも枠の右に外れてしまった。 フォレストの思惑通り、互いにシュート数が少ないクローズな状況のまま試合はゴールレスで後半に突入。後半は立ち上がりにリュテール、ギブス=ホワイトがボックス付近で際どいシュートを打ち合うオープンな展開に。 そのなかでブライトンはハーフタイムの修正によってスムーズに相手陣内深くまで侵攻する場面を増やすが、最後のところで高い集中力を示す相手の守備に手を焼く。 時間の経過とともに膠着状態に陥ると、65分にはボックス内に侵入したアンダーソンと三笘が交錯。日本代表MFのスライディング後の左腕がアンダーソンの足を巻き込む形でPK判定となったが、オンフィールド・レビューの末にノーファウルの判定で事なきを得た。 ただ、病み上がりの三笘は72分にウェルベックとともにベンチへ下がり、アディングラがジョアン・ペドロとともに投入された。 その後はエランガ、ハドソン=オドイの主力アタッカーの投入で攻勢を強めたフォレストペースで試合は進んだが、GKフェルブルッヘンの好守など粘ったブライトンがピンチを凌ぎ90分間での決着とはならず。 完全に消耗戦となった延長戦ではブライトンがディエゴ・ゴメス、フォレストがエランガを軸に決定機を作り合う。とりわけ、延長後半はブライトンが完全に押し込む展開となったが、GKセルスを中心とするアウェイチームの堅守をこじ開けることはできず。 ベスト4進出を懸けた運命のPK戦ではフォレストの守護神セルスが躍動。ブライトンの3人目のヒンシェルウッド、4人目のディエゴ・ゴメスのシュートを見事な読みでセーブ。これに対してキッカー陣はニコ・ウィリアムズが唯一の失敗となったが、それ以外の4人が決め切って34年ぶりのセミファイナル進出を決めた。 また、同日行われたフルアムvsクリスタル・パレスは、アウェイのパレスが0-3で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は70分から途中出場した。 ベスト4進出を懸けたプレミアリーグ勢同士によるロンドン・ダービー。試合はホームのフルアムが圧倒する前半の入りとなったが、パレスも最後の局面で体を張って失点を許さない。 すると、前半半ばを過ぎて押し返すことに成功したアウェイチームは34分、ボックス手前左からカットインしたエゼが見事な右足ミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功する。さらに、38分には左サイド深くに抜け出したエゼからのクロスをゴール前に飛び込んだサールがワンタッチで合わせ、一気にリードを広げた。 2点リードで試合を折り返したパレスは後半も冷静にゲームをコントロール。70分にはウォートンに代えて鎌田を投入すると、この交代策が決定的な3点目をもたらす。75分、カウンターから相手陣内左サイドでボールを引き取った鎌田の絶妙なスルーパスで背後へ抜け出した途中出場のエンケティアがボックス左からGKレノの股間を抜くシュートを流し込んだ。 そして、鎌田のアシストでトドメを刺したイーグルスがロンドン・ダービーに完勝し、ベスト4進出を果たした。 ブライトン 0-0(PK:3-4) ノッティンガム・フォレスト フルアム 0-3 クリスタル・パレス 【クリスタル・パレス】 エベレチ・エゼ(前34) イスマイラ・サール(前38) エディ・エンケティア(後30) 2025.03.30 05:22 Sun
3

サウジ戦のパフォーマンスが低調だったのは消化試合だったから?/六川亨の日本サッカー見聞録

3月25日に埼玉スタジアムで開催された日本対サウジアラビア戦は、FW前田大然やMF伊東純也が惜しいシュートを放ったものの最後までサウジアラビアの堅守を崩すことはできず、0-0のドローに終わった。日本は今予選で初めてノーゴールに終わったが、勝点1を積み上げたことで勝点を20に伸ばし、グループCの首位突破を決めた。 ケガで上田綺世、守田英正、三笘薫の主力を欠いたものの、田中碧や中村敬斗が代役を果たす選手層の厚さをみせた。さすがに前田には、上田のようなポストプレーは期待できないものの、前線からの鋭い出足によるプレスやパスカットなどで持ち味を発揮した。 0-0のドローに終わったのは、サウジアラビアが「日本で試合をする場合にオープンな試合はできない」とエルヴェ・ルナール監督が振り返ったように、5-4-1の布陣から、前線の選手もリトリートして体力の消耗を防ぐ超守備的な戦い方を選択したからだった。 そのおかげで、「0-0の今日の結果は満足している」(ルナール監督)と狙い通り勝点1を獲得。2位のオーストラリアとは3勝点差のまま、残り2試合(バーレーンとオーストラリア)にストレートインの2位浮上に望みをつないだ。 試合の正直な感想を言えば、「消化試合のため低調なパフォーマンスも仕方がない」といったところ。すでにW杯出場を決めている。試合が終わればすぐに所属チームに戻り、熾烈な終盤戦が待っている。前述した3人のように「ケガはしたくない」というのが本音だろう。 久保建英は相変わらずクオリティの高いプレーを随所に披露したし、中村も果敢なドリブル突破を仕掛けた。田中は前田に決定的なパスを出しただけでなく、鎌田大地がボールをロストした際は全力でプレスバックしてボールを奪い返すなど攻守に貢献した。 しかし、伊東に決定的なスルーパスを出したものの、鎌田はサウジアラビアの厳しいマークにも遭い、簡単にボールを奪われるシーンが目立った。ボール際の攻防では粘り強さがなく、デュエルの強度も低い。淡泊な印象を受けたのはケガを恐れたからではないかと感じた。 同じことは交代出場の堂安律にも言えて、ボールを持ってもほとんど仕掛けず、味方へのパスに終始した。さすがにボランチと3BKは失点のリスクがあるだけに、いつものようにプレーしていたが、攻撃系の選手は「消化試合」と割り切ってしまえば、無意識のうちに手を抜いていたとしても仕方がないだろう。 かつて2002年の日韓W杯の予選抽選会が釜山のコンベンションホールで開催された。その結果、ドイツはイングランドと同じグループでW杯出場を争うことになった。その際、会場にいたドイツ人記者のマーティン・ヘーゲレ氏に「大変なことになりましたね」と声を掛けたところ、彼は「予選はこれぐらいの緊張感があった方がいい」と事もなげに答えた。 その余裕から「さすがはW杯の常連国」と感心してしまった記憶がある。結果はイングランドが首位で予選を突破して、ドイツはプレーオフ経由で出場権を獲得。そして本大会では決勝でブラジルに敗れたものの、見事ファイナリストに勝ち進んだ。 そうしたヒリヒリするような緊張感は、今回の最終予選ではスタートから日本が圧勝したせいもあり早々に消えた。「負けることはないだろう」と余裕を持って取材ができて、W杯出場を決めた直後のサウジアラビア戦でも緊張感を体験することはまったくできず、ゴールを渇望するサポーターの大声援が試合を盛り上げていた印象が強い。 たぶん6月の2試合も「消化試合」という印象は拭えず、それは10月の11月のキリンチャレンジ杯でも続くことだろう。ヨーロッパ勢の出場は難しく、アフリカや中南米の国々との対戦が予想されるからだ(アルゼンチンやブラジルが相手なら変わってくるかもしれないが)。 それはそれで、「贅沢な悩み」と言えるかもしれない。そしてもう1つ、森保一監督は「2チーム、3チームぶん」の戦力の底上げと成熟度を今後の課題として指摘した。ただし、これも個人的な感想だが、現代表のスタメンと交代選手の起用法はほとんど予想できる。 このため森保ジャパンの“マンネリ感"も感じずにはいられない。かといって、現在のメンバーに、新たに見てみたい選手がいるかといえば、マインツのボランチ佐野海舟くらいで、FW陣には見当たらない。 W杯まであと1年ほど。ストロングヘッダーの出現を今年のJリーグでは期待したいと思っている。 2025.03.28 19:00 Fri
4

日本代表でベンチ外だった三笘薫の状態は? ブライトン指揮官が言及「試合にで出場できるだろう」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのファビアン・ヒュルツェラー監督が、日本代表MF三笘薫について言及した。イギリス『Sussex Express』が伝えた。 ブライトンは29日、FAカップ準々決勝でノッティンガム・フォレストと対戦する。 プレミアリーグで7位につけるブライトンは、3位と上位に位置するフォレストとの一戦。タイトル獲得に向けて是非とも勝利したい試合だ。 そんな中、三笘は日本代表として2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に参加。20日のバーレーン代表戦は先発出場したものの、25日のサウジアラビア代表戦はコンディション不良でベンチ外となっていた。 三笘の状態が気になるところだ、ヒュルツェラー監督はフォレスト戦に向けた会見でコメント。問題なく起用できるだろうと見解を語った。 「ここまでは順調だ」 「彼らは見ていないが、聞いたところによると、彼らは状態が良いようだ。彼らは大丈夫で、試合に出場できるだろう」 三笘の他、ジョアン・ペドロ、ディエゴ・ゴメス、ペルビス・エストゥピニャンの状態は見ていないが、状態には問題ないとのことだ。 2025.03.29 15:25 Sat
5

日本代表スタメン発表! 前田大然や高井幸大が先発、W杯出場決定のバーレーン戦から6名変更【2026W杯アジア最終予選】

25日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のサウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 5日前のバーレーン代表戦で史上最速のW杯出場を決めた日本。上田綺世や守田英正が離脱したなか、別メニュー調整や前日トレーニング回避の長友佑都と三笘薫がメンバー外となった。 ゴールマウスには引き続きGK鈴木彩艶。3バックは板倉滉、伊藤洋輝、高井幸大となった。 ボランチは遠藤航と田中碧。右ウイングバックは菅原由勢、左に中村敬斗が入り、シャドーは久保建英と鎌田大地。1トップは前田大然となった。 サウジアラビア戦はこの後19時35分キックオフ。テレビ朝日系列で地上波生中継、『DAZN』でもライブ配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 高井幸大(川崎フロンターレ) 板倉滉(ボルシアMG) 伊藤洋輝(バイエルン) MF 遠藤航(リバプール) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 菅原由勢(サウサンプトン) 中村敬斗(スタッド・ランス) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 関根大輝(スタッド・ランス) 中山雄太(FC町田ゼルビア) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF/FW 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 伊東純也(スタッド・ランス) 旗手怜央(セルティック) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ) 町野修斗(ホルシュタイン・キール) <h3>◆メンバー外</h3> 三笘薫(ブライトン&ホーブ・アルビオン) 長友佑都(FC東京) 2025.03.25 18:38 Tue

チェルシーの人気記事ランキング

1

鳴かず飛ばずのジョアン・フェリックスはトルコに? チェルシーもミランも期待値低く…代理人が言及

現在はミランでプレーするポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、来シーズンはトルコでプレーする可能性が浮上している。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエA7試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 そんな中、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が夏の移籍について言及。トルコ『Sporx』によると、ガラタサライへの移籍の可能性があるという。 保有権はチェルシーが持っている中、ミランは来季もフェリックスを留まらせる気はなし。一方のチェルシーも、計算できないフェリックスを留める気があまりない状況だ。 メンデス氏は「チェルシーと合意に達した場合、ジョアン・フェリックスはガラタサライでプレーするだろう」とコメント。クラブ間合意が重要な争点となりそうだが、夏には再び活躍の場を変える可能性が高そうだ。 2025.03.26 23:45 Wed
2

チェルシー、期待外れのサンチョ返却に10億円近くを支払う必要が? 買取義務条項をキャンセルの可能性

チェルシーは不要な選手に対してもお金を支払わなければならないようだ。 チェルシーは2024年夏にマンチェスター・ユナイテッドから元イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(24)をレンタル移籍で獲得した。 マンチェスター・シティの下部組織育ちのサンチョは、ドルトムントへと移籍するとその才能が開花。公式戦158試合で53ゴール64アシストとアタッカーとして活躍すると、2021年7月にユナイテッドに完全移籍した。 しかし、ユナイテッドでは大きな期待外れとなり、公式戦83試合に出場し12ゴール6アシストを記録するに留まり、今季はチェルシーへレンタル。ただ、そのチェルシーでも期待外れとなり、公式戦28試合で2ゴール6アシストに終わっている。 チェルシーとユナイテッドの間には、2000〜2500万ポンド(約38億9000万〜48億6000万円)での買い取り義務の条項が存在。チェルシーが14位以内になることが条件であり、現在4位のチームを考えれば条件を満たせないことは起こり得ない状況だ。 ただ、全く期待通りではないサンチョに関して大きな疑問符がついている状況。『The Athletic』によれば、チェルシーは発動しないと強調していた別の条項が存在するとされ、500万ポンド(約9億7000万円)を支払えばユナイテッドに返却できるものだという。 公に批判したエリク・テン・ハグ監督はもうユナイテッドにはおらず、復帰できる可能性もある状況。去就はどうなるのか注目だ。 2025.03.25 00:15 Tue
3

スタジアム問題でチェルシー経営陣が袂分かつ可能性…ベーリー氏「一致団結するか、別々の道を進むか」

スタジアム問題に関する意見の相違によってチェルシー経営陣の間で分裂の可能性があるようだ。 チェルシーは、2022年5月にカリフォルニアを拠点とするプライベートエクイティ会社『クリアレイク・キャピタル』と、トッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアム『BlueCo』によって総額42億ポンド(約8177億円)と言われる金額で買収された。 その新体制では若手有望株を中心に移籍市場へ巨額を投資してきたが、ここまでスポーツ面では思うような結果を残せず。さらに、昨年9月にはクリアレイクとベーリー氏の間で、互いの株式を買収する選択肢を検討しているとの“内紛”を示唆する報道も出ていた。 その騒動は両者の歩み寄りによって一旦は収束に至ったものの、直近にアメリカ『ブルームバーグ』でインタビューを受けたベーリー氏が、以前からの懸念事項であるスタジアム問題を巡ってクリアレイクとの間に問題があることを明かした。 チェルシーにとって解決すべき重要な問題は、現本拠地のスタンフォード・ブリッジを離れるか、約4万人の収容人数を拡張するかだ。再開発は容易ではなく、アールズ・コートへの移転に関する話し合いも続いている。ただ、アールズ・コートの敷地にオファーを出すかどうかについては、意見が一致していない。 「何を達成しようとしているのか、長期的に考えなければならない」 「スタジアム開発の大きなチャンスがあり、それを具体化する必要がある。それが、我々が一致団結するか、最終的に別々の道を進むかのどちらかになると思う」 スタジアムに関する考えの相違を認めた一方、クリアレイクの共同創設者であるベフダド・エグバリ氏らとの間に現時点で大きな緊張はないとも語るベーリー氏。 「書かれたことや話題になっていることは、実際に起こっていることよりもずっと『ドラマ』だ」 「我々はお互いから学び、どんな形でも解決できるだろう。チームの進化を見れば、我々がやろうとしていること、築こうとしていることが一致していることがわかるはずだ」 「チームは若く、契約期間が長い。これらはすべて新しいことだ。もちろん、我々がやってきたことすべては、一致団結しているからこそできた。我々は最終的にチェルシーを本来あるべき場所に導く計画を実行している。我々はプレミアリーグの順位表のトップ4にいる」 決して一枚岩ではないものの、ひとまず協力関係の継続を示唆したベーリー氏だが、スタジアム問題に加えて、今後もスポーツ面で思うような成果が得られない場合、新たな形での再出発という可能性も否定できないところだ。 2025.03.25 07:40 Tue
4

「チェルシーを殺すな、出ていけ」チェルシーファンがオーナーへの抗議活動実施、マレスカ監督はサポートを訴え「ほとんどの時期においてトップ4に入っている」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、抗議活動を行ったファンにサポートを訴えた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 2022年にトッド・ベーリー氏とベフダド・エグバリ氏の共同オーナー体制となってから、移籍市場では派手な振る舞いが目立つもいまだタイトル獲得は成し遂げていないチェルシー。今シーズンは新たに就任したマレスカ監督の下でトップ4争いを続けるが、タイトルの可能性はすでにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のみとなっている。 前オーナーであるロマン・アブラモビッチ氏の体制下ではタイトル争いの常連だっただけに、現状に対しては一部ファンから不満も。特にマレスカのチームは年末年始から不振に陥り、プレミアリーグ直近10試合は2勝3分け5敗と低迷していただけに、その不満の声は増加する一方だった。 そんな中で、25日に行われたプレミアリーグ第27節のサウサンプトン戦前には、約200人のファンが集まり抗議活動を実施。「(ベーリー氏を中心としたコンソーシアムである)ブルーコ、チェルシーを殺すのをやめろ。我々のクラブから出ていけ」などといった横断幕も掲げられていた。 4-0で勝利したサウサンプトン戦後、マレスカ監督はこうしたファンの行いに言及。チームの取り組みを信じて欲しいと、サポートの必要性を訴えている。 「私が唯一言えることはこの瞬間、ファンは信頼しなければならないということだ。我々は正しいプロセス、正しい方向に向かっている。今シーズンは開幕以来、ほとんどの時期においてトップ4に入っているんだ」 「ファンは選手たちを信頼しなければならない。彼らはこのクラブをチャンピオンズリーグに導くため、毎日多大な努力をしているんだ」 「私は選手たちに、結果的にはおそらく最悪の時期を迎えていたが、3位と1ポイント差の4位だと言ったばかりだ。これは大きな意味があり、シーズン前半にどれだけ良い成績を残したかを示している。今は最高の形で終えることに努めるだけだ」 2025.02.26 12:40 Wed
5

「もう一度見ることができて泣いた」クラウチ氏がアンフィールドでロボットダンス! 豪華メンバー集結のチャリティマッチで2ゴールの活躍「正直なところやりたくなかった」

元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏が往年のゴールセレブレーションを披露した。 現役時代はリバプールやトッテナム・ホットスパーなどで活躍した2メートル超えFWのクラウチ氏。バーンリーとの契約を満了した後の2019年7月に現役引退を発表した。 そんなクラウチ氏は22日、リバプール・レジェンズvsチェルシー・レジェンズのチャリティーマッチに参加し、アンフィールドに帰還した。 ケニー・ダルグリッシュ監督率いるリバプール・レジェンズは、クラウチ氏の他にスティーブン・ジェラード氏やディルク・カイト氏、サミ・ヒーピア氏、イェルジ・デュデク氏ら豪華メンバーが集結。ロベルト・ディ・マッテオ監督率いるチェルシー・レジェンズも、ジャンフランコ・ゾラ氏やクロード・マケレレ氏、フローラン・マルダ氏ら往年の名手が揃った。 前半はゴールレスで終えたものの、後半から出場したクラウチ氏が大活躍。55分、フロラン・シナマ=ポンゴル氏の右クロスにヘディングで合わせ、先制点を奪った。 66分にもマルク・ゴンザレス氏の左クロスのターゲットに。ヘディングは当たり損ねたが、すかさず右足でループシュートを放ち、ゴール左隅に流し込んだ。 この2ゴールでリバプール・レジェンズが勝利。クラウチ氏は先制点の後、お馴染みのロボットダンスを披露しており、「彼の象徴的なセレブレーション」「あのロボットセレブレーションは伝説」「彼のゴールセレブレーションが好き」「もう一度ロボットダンスを見ることができて泣いた」などとファンは反応している。 クラウチ氏はアンフィールドでプレーしたことについて「選手としてここに戻ってくるとは思っていなかったから、本当に感慨深いよ」と喜んだ一方、ロボットダンスは披露する予定ではなかったことも明かしている。クラブ公式サイトが伝えた。 「ここに来る途中、たくさんの子どもたちから『ロボットダンスはできる?』と聞かれた。正直なところやりたくなかったけど、子どもたちのためだよ」 <span class="paragraph-title">【動画】長身活かしたヘディング弾からロボットダンス!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uVX5gbeuL5A";var video_start = 52;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.23 22:35 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly