【プレミアリーグ第18節プレビュー】ボクシング・デー開催! 好調同士のロンドンダービーら好カード満載
2024.12.26 18:22 Thu
毎年恒例のボクシング・デー開催!
先週末に行われた第17節ではトッテナムとのド派手な打ち合いを制したリバプール、同じくアーセナルが大勝した一方、チェルシーはエバートン相手のゴールレスドローで足踏みに。さらに、不振のマンチェスター勢が揃って厳しい敗戦を喫している。
2カードを除き毎年恒例のボクシング・デー開催となる第18節はビッグ6直接対決こそないものの、ダービーや上位対決など好カード満載。そのなかで最注目は公式戦12戦無敗の2位チェルシー、リーグ5戦無敗の9位フルアムが激突するロンドン・ダービーだ。
チェルシーは前節、エバートンの堅守に手を焼き敵地で格下トフィーズにゴールレスドロー。これで公式戦連勝が「8」でストップしたが、再三のピンチを守護神サンチェスやDFアダラビオヨの好守で凌いで勝ち点1を持ち帰った点は評価すべきだ。ここ2試合ではMFパーマーら2列目の選手に少し疲労が見え始め、アタッキングサードでの連携面や質を含めて攻撃の停滞が見受けられるが、あくまで小さなボタンのかけ違いという印象だけに智将マレスカがきっちり修正を施してくるはずだ。
対するフルアムは5戦無敗の内訳は1勝4分けも、前節のサウサンプトン戦を除き対戦相手はトッテナム、アーセナル、リバプールという強豪で内容面に関しても勝ち点3を得られてもおかしくない素晴らしいものだった。今季は対戦相手に応じてより柔軟な戦いを見せるマルコ・シウバのチームは4バックと状況に応じた5バックで相手の攻撃を受け止めながら、サイドを起点としたカウンターが機能。勝負どころでは攻撃にもしっかりと人数をかけており、敵地で好調ブルーズを食う可能性は十分にある。
1試合未消化ながら首位のリバプールは、17位のレスター・シティ相手に連勝とともに前半戦首位ターン確定を狙う。前節のトッテナムとのアウェイゲームではFWサラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍を含め、スパーズとの打ち合いに6-3で完勝。3失点はいずれも不用意なものではあったが、手負いの相手を粉砕し、リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。今回のホームゲームではファン・ニステルローイ新体制で上々のスタートも、直近2試合ではいずれも大量失点で連敗しているフォクシーズ相手にスパーズ戦同様の躍動感あるパフォーマンスで大勝を狙いたい。
シティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。MFフォーデンの今季リーグ戦初ゴールで最後に意地を見せたが、内容的には完敗だった。ディフェンスライン、中盤の構成力、インテンシティの低下に加え、好調時には理不尽にゴールを陥れる主砲ハーランドも元気なし。負傷者が若干復帰してきたが、公式戦12戦9敗のチームにポジティブな要素はほとんどない。そんななか、直近2試合ではアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる堅守エバートンとの対戦は非常に厳しい戦いとなりそうだ。仮に、ここで公式戦4連敗となれば、トップ4フィニッシュにも暗雲たれ込めるだけになんとか勝ち点3を掴み取りたい。
一方、ユナイテッドもEFLカップでトッテナムに3-4、リーグ前節でボーンマスに0-3のスコアで連敗。マンチェスター・ダービー勝利の勢いを巻き返しに繋げられず。FWアマドやFWホイルンドといった選手が個で奮闘を見せるものの、チーム全体の機能不全に、ここ数試合ではセットプレーからの失点が重なっており、苦境が続く。指揮官アモリムからも構築途上の難しさを吐露する言葉も多く、劇的改善は見込めない状況。個々がファンダメンタルな部分でしっかりと戦いつつ、それをチームとしての結果に還元する形で勝ち点を積み上げたい。対戦相手のウルブスはヴィトール・ペレイラの初陣となったレスター戦で3-0の快勝を収めており、アモリム監督としては同じ途中就任の同胞指揮官対決は引き続きタフなモノになるはずだ。
そのマンチェスター勢と同様に苦しい戦いが続く11位のトッテナムは、4位と躍進するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のリバプール戦では中2日で同じスタメンで臨んだなか、首位チーム相手に3点を奪う意地は見せたものの、今季ワーストの6失点で急造ディフェンスラインが粉砕された。多くの離脱者の影響によって中3日でのアウェイゲームでもメンバーの入れ替えは難しいが、トップ4争いに踏みとどまる上で上位相手の勝利は必須。7試合停止からようやく復帰となるMFベンタンクール、負傷明けのDFウドジェらの活躍に期待したい。
一方、ユナイテッド、アストン・ビラ、ブレントフォード相手に複数得点を奪っての3連勝と絶好調のフォレストは2戦連発中のFWエランガに、相手が苦手とするセットプレーからしたたかにゴールをこじ開けて今季初の4連勝を果たしたい。
DF菅原由勢の所属する最下位のサウサンプトンは今節がユリッチ新体制の初陣となり、14位のウェストハムをホームで迎え撃つ。ラスク暫定体制で戦った前節のフルアム戦で菅原は右ウイングバックで先発起用となり0-0のドローに貢献。今回の初陣でもチャンスが与えられる可能性が高そうだ。
MF鎌田大地の所属する16位のクリスタル・パレスは、5位のボーンマスとのタフなアウェイゲームに挑む。鎌田がスタメン起用となった前節のアーセナル戦は1-5の大敗を喫し、チームとして6戦ぶりのリーグ敗戦。鎌田も守備に追われて持ち味を発揮し切れなかった。ボーンマス戦ではその日本人MFを含めチームとしてリバウンドメンタリティを示したい。
また、熾烈なトップ4争いに身を置く8位のニューカッスルと6位のアストン・ビラではマグパイズの主砲イサク、ビラのFWデュラン、ロジャーズら若手アタッカー陣の競演に大きな注目が集まる。
27日にはブライトン&ホーヴ・アルビオンvsブレントフォード、アーセナルvsイプスウィッチ・タウンの2カードが開催される。
前節、ウェストハムとの一戦を1-1のドローで終えた10位のブライトンは、5試合未勝利と急失速。全体のパフォーマンス自体はそこまで悪くないが、攻守両面で勝負の際で物足りない印象だ。そのなかで決定機という部分で課題を残すMF三笘薫には堅守速攻が徹底された曲者ブレントフォード相手に、決定的な仕事を期待したい。
3位のアーセナルは前節、パレス相手にFWガブリエウ・ジェズスの2ゴールを含む全ゴールに絡む活躍によってリーグ3戦ぶりの白星を奪取。ただ、同試合ではエースFWサカが右ハムストリングの負傷によって数週間単位の離脱という緊急事態が発生。また、FWスターリングの負傷離脱も明かされ、ここにきて前線の選手層に不安を抱える。降格圏の19位イプスウィッチとの対戦に関して大きな不安はないが、今後の戦いに向けてジェズスやFWトロサール、MFヌワネリら代役のパフォーマンスに注目したい。
《プレミアリーグ第18節》
▽12/26(木)
《21:30》
マンチェスター・シティ vs エバートン
《24:00》
ボーンマス vs クリスタル・パレス
チェルシー vs フルアム
ニューカッスル vs アストン・ビラ
ノッティンガム・フォレスト vs トッテナム
サウサンプトン vs ウェストハム
《26:30》
ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《29:00》
リバプール vs レスター・シティ
▽12/27(金)
《28:30》
ブライトン vs ブレントフォード
《29:15》
アーセナル vs イプスウィッチ
2カードを除き毎年恒例のボクシング・デー開催となる第18節はビッグ6直接対決こそないものの、ダービーや上位対決など好カード満載。そのなかで最注目は公式戦12戦無敗の2位チェルシー、リーグ5戦無敗の9位フルアムが激突するロンドン・ダービーだ。
チェルシーは前節、エバートンの堅守に手を焼き敵地で格下トフィーズにゴールレスドロー。これで公式戦連勝が「8」でストップしたが、再三のピンチを守護神サンチェスやDFアダラビオヨの好守で凌いで勝ち点1を持ち帰った点は評価すべきだ。ここ2試合ではMFパーマーら2列目の選手に少し疲労が見え始め、アタッキングサードでの連携面や質を含めて攻撃の停滞が見受けられるが、あくまで小さなボタンのかけ違いという印象だけに智将マレスカがきっちり修正を施してくるはずだ。
1試合未消化ながら首位のリバプールは、17位のレスター・シティ相手に連勝とともに前半戦首位ターン確定を狙う。前節のトッテナムとのアウェイゲームではFWサラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍を含め、スパーズとの打ち合いに6-3で完勝。3失点はいずれも不用意なものではあったが、手負いの相手を粉砕し、リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。今回のホームゲームではファン・ニステルローイ新体制で上々のスタートも、直近2試合ではいずれも大量失点で連敗しているフォクシーズ相手にスパーズ戦同様の躍動感あるパフォーマンスで大勝を狙いたい。
ボクシング・デーで不振脱出の勝利がほしい7位のマンチェスター・シティ、13位のマンチェスター・ユナイテッドはそれぞれ15位のエバートン、18位のウォルバーハンプトンと下位チームと対戦する。
シティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。MFフォーデンの今季リーグ戦初ゴールで最後に意地を見せたが、内容的には完敗だった。ディフェンスライン、中盤の構成力、インテンシティの低下に加え、好調時には理不尽にゴールを陥れる主砲ハーランドも元気なし。負傷者が若干復帰してきたが、公式戦12戦9敗のチームにポジティブな要素はほとんどない。そんななか、直近2試合ではアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる堅守エバートンとの対戦は非常に厳しい戦いとなりそうだ。仮に、ここで公式戦4連敗となれば、トップ4フィニッシュにも暗雲たれ込めるだけになんとか勝ち点3を掴み取りたい。
一方、ユナイテッドもEFLカップでトッテナムに3-4、リーグ前節でボーンマスに0-3のスコアで連敗。マンチェスター・ダービー勝利の勢いを巻き返しに繋げられず。FWアマドやFWホイルンドといった選手が個で奮闘を見せるものの、チーム全体の機能不全に、ここ数試合ではセットプレーからの失点が重なっており、苦境が続く。指揮官アモリムからも構築途上の難しさを吐露する言葉も多く、劇的改善は見込めない状況。個々がファンダメンタルな部分でしっかりと戦いつつ、それをチームとしての結果に還元する形で勝ち点を積み上げたい。対戦相手のウルブスはヴィトール・ペレイラの初陣となったレスター戦で3-0の快勝を収めており、アモリム監督としては同じ途中就任の同胞指揮官対決は引き続きタフなモノになるはずだ。
そのマンチェスター勢と同様に苦しい戦いが続く11位のトッテナムは、4位と躍進するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のリバプール戦では中2日で同じスタメンで臨んだなか、首位チーム相手に3点を奪う意地は見せたものの、今季ワーストの6失点で急造ディフェンスラインが粉砕された。多くの離脱者の影響によって中3日でのアウェイゲームでもメンバーの入れ替えは難しいが、トップ4争いに踏みとどまる上で上位相手の勝利は必須。7試合停止からようやく復帰となるMFベンタンクール、負傷明けのDFウドジェらの活躍に期待したい。
一方、ユナイテッド、アストン・ビラ、ブレントフォード相手に複数得点を奪っての3連勝と絶好調のフォレストは2戦連発中のFWエランガに、相手が苦手とするセットプレーからしたたかにゴールをこじ開けて今季初の4連勝を果たしたい。
DF菅原由勢の所属する最下位のサウサンプトンは今節がユリッチ新体制の初陣となり、14位のウェストハムをホームで迎え撃つ。ラスク暫定体制で戦った前節のフルアム戦で菅原は右ウイングバックで先発起用となり0-0のドローに貢献。今回の初陣でもチャンスが与えられる可能性が高そうだ。
MF鎌田大地の所属する16位のクリスタル・パレスは、5位のボーンマスとのタフなアウェイゲームに挑む。鎌田がスタメン起用となった前節のアーセナル戦は1-5の大敗を喫し、チームとして6戦ぶりのリーグ敗戦。鎌田も守備に追われて持ち味を発揮し切れなかった。ボーンマス戦ではその日本人MFを含めチームとしてリバウンドメンタリティを示したい。
また、熾烈なトップ4争いに身を置く8位のニューカッスルと6位のアストン・ビラではマグパイズの主砲イサク、ビラのFWデュラン、ロジャーズら若手アタッカー陣の競演に大きな注目が集まる。
27日にはブライトン&ホーヴ・アルビオンvsブレントフォード、アーセナルvsイプスウィッチ・タウンの2カードが開催される。
前節、ウェストハムとの一戦を1-1のドローで終えた10位のブライトンは、5試合未勝利と急失速。全体のパフォーマンス自体はそこまで悪くないが、攻守両面で勝負の際で物足りない印象だ。そのなかで決定機という部分で課題を残すMF三笘薫には堅守速攻が徹底された曲者ブレントフォード相手に、決定的な仕事を期待したい。
3位のアーセナルは前節、パレス相手にFWガブリエウ・ジェズスの2ゴールを含む全ゴールに絡む活躍によってリーグ3戦ぶりの白星を奪取。ただ、同試合ではエースFWサカが右ハムストリングの負傷によって数週間単位の離脱という緊急事態が発生。また、FWスターリングの負傷離脱も明かされ、ここにきて前線の選手層に不安を抱える。降格圏の19位イプスウィッチとの対戦に関して大きな不安はないが、今後の戦いに向けてジェズスやFWトロサール、MFヌワネリら代役のパフォーマンスに注目したい。
《プレミアリーグ第18節》
▽12/26(木)
《21:30》
マンチェスター・シティ vs エバートン
《24:00》
ボーンマス vs クリスタル・パレス
チェルシー vs フルアム
ニューカッスル vs アストン・ビラ
ノッティンガム・フォレスト vs トッテナム
サウサンプトン vs ウェストハム
《26:30》
ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《29:00》
リバプール vs レスター・シティ
▽12/27(金)
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ブリッジは“不倫男”テリーを未だに許さず? 自身の近くに引っ越し発覚後、自宅を売却に出す
元イングランド代表DFのウェイン・ブリッジ氏は、チェルシー時代に自身の元恋人と不倫関係にあった元イングランド代表DFのジョン・テリー氏を未だに許してないのかもしれない。イギリス『サン』が報じている。 ブリッジ氏とテリー氏は、同じ39歳でチェルシーとイングランド代表で共闘してきた親友だった。しかし、2010年1月にブリッジ氏が当時交際し、1人の息子をもうけていたヴァネッサ・プロンセルと、既婚のテリー氏に不倫疑惑が持ち上がり、両者の関係は完全に破綻。 この騒動がキッカケでテリー氏はイングランド代表キャプテンをはく奪され、ブリッジ氏も“不倫男”との共闘を望まず、代表辞退という重い決断を下していた。 さらに、不倫問題発覚後、初の直接対決となった試合では当時マンチェスター・シティに在籍していたブリッジ氏が、試合前の握手を拒否。さらに、シティのチームメイトだった元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、得点直後にテリー氏の前に立ちはだかってブリッジ氏を指さすパフォーマンスを見せるなど、大きな話題をさらっていた。 その後、ブリッジ氏は2013年に現在の妻であるイギリス人歌手のフランキーサンド・フォードさんと結婚し、2人の息子を授かっている。 その事件から10年が経った今年に入って両氏は、再びメディアの話題に挙がることに。 『サン』が伝えるところによれば、テリー氏は今年4月にロンドン近郊のサリーに430万ポンド(約6億円)の邸宅を購入し、すでに引っ越しも済ませているという。 そして、その新居から数分の距離にはブリッジ氏と家族が住む550万ポンド(約7億6000万円)の邸宅があった。 しかし、同メディアによると、ブリッジ夫妻はテリー氏の引っ越しが原因かは不明なものの、現在その自宅を売りに出しているという。 この動きに関してある関係者は、「ウェインとジョンは明らかに最高の友人とは言えない。今は不動産市場に不確実性があるが、ウェインとフランキーは新たなスタートを求めている。そして、現在の場所から少し離れた場所に引っ越しをすることを決めた」と、説明している。 今回の引っ越しは単なる偶然の可能性が高そうだが、ブリッジはやはり“不倫男”を許していないのか…。 2020.08.05 15:02 Wed2
自宅は海上に? チェルシーを手放してもうすぐ3年…ロシア人実業家アブラモビッチ氏の近況は
チェルシーの前オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏(58)の近況とは。イギリス『ミラー』が各国紙の報道をまとめた。 2000年代初頭にチェルシーを買収したアブラモビッチ氏。それまでイングランドの第二勢力だったクラブを、莫大な資金投下によりタイトル争いの常連とし、一時代を築き上げた。 しかし彼は、ウラジーミル・プーチンとも個人的に親しいロシア人実業家、または政治家。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端としてイギリス政府から制裁を科され、チェルシーを手放すことに。長らく英国への入国ができていなかったなか、王国は終焉した。 その後、氏は所有する大型船舶を巡って数百万ドルの脱税をしたとして告発されることに。 この“ヨット”が実質的な住居になっており、ロシア・ソチ、トルコ・イスタンブール、イスラエル・テルアビブを海上で行ったり来たり。 『CNNトルコ』は、アブラモビッチ氏がイスタンブールに不動産を購入と報じるも、具体的な場所の情報がなく、氏の代理人もこれが住居であることを否定。氏の“自宅”は、エーゲ海に面するマルマリス港に停泊しているとのことだ。 なお、2022年にはロシアとウクライナの和平交渉に参与したこともあるアブラモビッチ氏。 しかし、この頃を境にプーチンとの関係が悪化したと伝えられ、ロシア側による毒殺未遂に遭ったという真偽不明の報道も。最近はモスクワへ戻っていない様子で、イスラエル国籍を保有しながらも最近テルアビブにも上陸していないといい、どうやら拠点はトルコにあるようだ。 2025.01.29 19:30 Wed3
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
元チェルシーDFフィリペ・ルイスがアザールの衝撃事実を告白!「試合の5分前までマリオカートを…」
23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアトレティコ・マドリーvsチェルシーを前に、両クラブに在籍経験のあるフラメンゴの元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスがイギリス『ガーディアン』のインタビューに答えた。 2010年から2014年にかけてアトレティコでプレーしていたフィリペ・ルイスは、2014年夏にチェルシーに移籍した。その夏を最後に退団したレジェンドのアシュリー・コールの後釜として高い期待がかけられていたが、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョの信頼を得られず、1年後にアトレティコへ戻っていった。 わずか1年の在籍だったが、フィリペ・ルイスは印象的なことが多かったとコメント。特にFWエデン・アザール(現レアル・マドリー)は、これまで共にプレーしてきた中で最高の選手だったとし、驚きの逸話を明かしている。 「ネイマールに並んで、エデンは僕が一緒にプレーした中で最高の選手だよ。メッシにも届くぐらい、彼は一人で試合を勝たせてしまっていた」 「あまり守備もしないしトレーニングもしてなかったけどね。試合の5分前までロッカールームでマリオカートで遊んでいた始末だよ」 「靴紐も結ばず練習やウォーミングアップをしていたよ。だけど誰も彼からボールを奪えなかった。簡単にドリブルで3、4人抜き去っていくんだ。近付き過ぎれば一瞬で引き離されてしまう。本当に凄かったよ」 フィリペ・ルイスはまた、2015年2月にチェルシーからフィオレンティーナにレンタル移籍したFWモハメド・サラーにも言及。その去り際に、引き留めようと理由を訪ねていたようだ。 「サラーがここまで優秀だとは誰も思わなかっただろう?それは違う。練習で僕は何度ヤツに屈辱を味わってきたか…」 「彼がフィオレンティーナに行くと聞いた時、僕は聞いたんだ。『どうして出ていくんだ?ここはチェルシーだぞ』って。そしたら彼はこう言った。『プレーするためだ』って」 「ああ、この少年(当時22歳)は凄いなと思ったよ。彼がサッカーをするのは決してお金やタイトルのためではなかった。彼は自分を証明するために移籍したんだ」 「トレーニングでの彼はメッシみたいだった。本当にね。誰にでも聞いてみるといいよ」 そして、フィリペ・ルイスは1年でチェルシーを退団しアトレティコに復帰した理由も説明。チェルシーに勧誘したディレクターのマリナ・グラノフスカイアに別れと感謝のメッセージを送っていたという。 「最後にマリナにメッセージを送ったんだ。ベストを尽くせなくてごめん、信じてくれてありがとうってね」 「これ以上モウリーニョの下にいたくなかった。でもこれだけは言わせてほしい。モウリーニョだけのせいではないと」 「チョロ(ディエゴ・シメオネ)がいれば、僕はまた昔のフィリペ・ルイスのようになれると思っていたんだ。後に彼はこう言ってくれた。『お前は私の下でなら上手くやれる。もう一度戻ってこい』とね」 「その通りだったよ。彼は僕の頭の隅々まで把握していた。復帰することに疑いは全くなかったよ」 2021.02.23 16:34 Tue5
