国内組の若手主体…インドネシアが格下ラオスとドロー、来たるベトナム戦へ帰化組を追加招集も?「イヴァルに電話する」

2024.12.13 14:05 Fri
インドネシア代表のシン・テヨン監督
Getty Images
インドネシア代表のシン・テヨン監督
インドネシア代表は12日、『ASEAN Mitsubishi Electric Cup 2024』B組第2節でラオス代表と3-3のドローに終わった。インドネシアの各紙が伝えている。

今大会のインドネシアは、W杯アジア最終予選におけるチームとは大きく異なるもの。

サウジアラビア撃破の2得点をマークしたMFマルセリーノ・フェルディナン(20)こそ唯一欧州組として招集も、ラオス戦23人中22人が22歳以下、ほぼ半数がA代表初招集という陣容だ。
初戦はミャンマーをフェルディナンの1発で撃破し、迎えたラオス戦は3-3ドロー。開始9分で先制されると、すぐに追いつくも1分で勝ち越され、18分で再び追いついて2-2に。

69分には、頼みのフェルディナンが2枚目警告でインドネシアは数的不利に。
それでも72分、今大会の主将、DFムハンマド・フェラーリ(21/プルシジャ・ジャカルタ)が自身2点目を決めて逆転。しかし、今度はラオスに追いつかれ、最終スコアは3-3となった。

次戦の相手は強敵・ベトナム代表であり、グループステージ突破へ大一番。シン・テヨン監督は試合後、頼みのフェルディナンをベトナム戦で欠くことを念頭に、こんな発言も。

「これから私たちは“イヴァル”に電話する。それはサッカー協会としての取り組みであり、イヴァル自身も望むこと。問題は、クラブが彼を手放したくないと思っている点だ」

どうやら、オランダ1部・ユトレヒトのU-21チームに所属する“海外組”“帰化組”にして、フル代表の中枢たるMFイヴァル・ジェナー(20)の追加招集を望んでいる模様だが、果たして。

シン・テヨンの関連記事

シン・テヨン氏が多額の違約金を受け取るようだ。ベトナム『VTC NEWS』が伝える。 2018年ロシアW杯で韓国代表を率いたシン・テヨン氏。翌19年の暮れにインドネシアサッカー協会(PSSI)から招聘され、同国A代表と五輪世代代表を指揮することとなった。 そこからインドネシアはヤング世代が着々と力をつけ、旧 2025.01.14 21:00 Tue
インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督が就任会見に臨んだ。インドネシアの各紙が伝える。 W杯アジア最終予選C組で現在3位のインドネシア代表は6日、同国のサッカー熱増進に貢献してきたシン・テヨン監督を解任。理由が単に“成績不振”ではないことが明らかだ。 その後任として、かつてバルセロナなどで活躍し 2025.01.13 14:15 Mon
日本サッカー協会(JFA)は9日、今年6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦するインドネシア代表戦の会場が市立吹田サッカースタジアムに決定したと発表した。 8大会連続8度目となるW杯出場に向け、グループCを首位で走る日本。6月10日のインドネシア代表戦はアジア最終予選の最終戦で、日本は同月5日にア 2025.01.09 18:10 Thu
インドネシア代表は監督交代でどう変化するのか。インドネシア『BOLA』が考察する。 インドネシア代表は年明けにシン・テヨン監督の解任を発表し、元オランダ代表FWのパトリック・クライファート氏が後任に就くと発表。 昨年からインドネシア系オランダ人がスカッドの中枢を占めるなか、言葉を選ばなければ、これで“ほぼオ 2025.01.09 15:10 Thu
インドネシアサッカー協会(PSSI)が8日、パトリック・クライファート氏(48)のインドネシア代表監督就任を発表。契約は2027年までとなる。 クライファート氏はサッカー界の一時代を彩ったスーパースター。アヤックス、ミラン、バルセロナ等に所属し、アヤックス時代には欧州制覇の経験も。オランダ代表としては通算79試合 2025.01.08 19:22 Wed

インドネシア代表の関連記事

シン・テヨン氏が多額の違約金を受け取るようだ。ベトナム『VTC NEWS』が伝える。 2018年ロシアW杯で韓国代表を率いたシン・テヨン氏。翌19年の暮れにインドネシアサッカー協会(PSSI)から招聘され、同国A代表と五輪世代代表を指揮することとなった。 そこからインドネシアはヤング世代が着々と力をつけ、旧 2025.01.14 21:00 Tue
インドネシア代表のパトリック・クライファート新監督が就任会見に臨んだ。インドネシアの各紙が伝える。 W杯アジア最終予選C組で現在3位のインドネシア代表は6日、同国のサッカー熱増進に貢献してきたシン・テヨン監督を解任。理由が単に“成績不振”ではないことが明らかだ。 その後任として、かつてバルセロナなどで活躍し 2025.01.13 14:15 Mon
日本サッカー協会(JFA)は9日、今年6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦するインドネシア代表戦の会場が市立吹田サッカースタジアムに決定したと発表した。 8大会連続8度目となるW杯出場に向け、グループCを首位で走る日本。6月10日のインドネシア代表戦はアジア最終予選の最終戦で、日本は同月5日にア 2025.01.09 18:10 Thu
インドネシア代表は監督交代でどう変化するのか。インドネシア『BOLA』が考察する。 インドネシア代表は年明けにシン・テヨン監督の解任を発表し、元オランダ代表FWのパトリック・クライファート氏が後任に就くと発表。 昨年からインドネシア系オランダ人がスカッドの中枢を占めるなか、言葉を選ばなければ、これで“ほぼオ 2025.01.09 15:10 Thu
インドネシアサッカー協会(PSSI)が8日、パトリック・クライファート氏(48)のインドネシア代表監督就任を発表。契約は2027年までとなる。 クライファート氏はサッカー界の一時代を彩ったスーパースター。アヤックス、ミラン、バルセロナ等に所属し、アヤックス時代には欧州制覇の経験も。オランダ代表としては通算79試合 2025.01.08 19:22 Wed

ASEANチャンピオンシップの関連記事

シン・テヨン氏が多額の違約金を受け取るようだ。ベトナム『VTC NEWS』が伝える。 2018年ロシアW杯で韓国代表を率いたシン・テヨン氏。翌19年の暮れにインドネシアサッカー協会(PSSI)から招聘され、同国A代表と五輪世代代表を指揮することとなった。 そこからインドネシアはヤング世代が着々と力をつけ、旧 2025.01.14 21:00 Tue
石井正忠監督率いるタイ代表に、元オーストラリア代表選手が加わる可能性も? タイ『Thai Rath』が伝える。 2024年、東南アジア勢で唯一、W杯アジア最終予選へ進出したインドネシア代表に、旧宗主国オランダからの国籍取得=帰化選手が激増。最近は国内でも賛否が分かれ始めているそうだが、何はともあれパワーアップに成 2025.01.13 17:15 Mon
タイサッカー協会のヌアルファン・ラムサム会長が、A代表の石井正忠体制を継続させる意向を口にした。タイ『Thai Rath』などが伝える。 石井正忠監督率いるタイ代表は、年末年始に開催されていたASEAN杯で準優勝。決勝戦では、大会途中にブラジル出身FWグエン・スアン・ソンを加えたベトナム代表に2戦合計3-5と敗れ 2025.01.07 22:27 Tue
ベトナム国籍を取得したブラジル人FWラファエルソン(27)が22日、ベトナム代表デビュー戦でいきなり無双した。同国各紙が伝える。 2018年にベガルタ仙台でプレーしたブラジリアンセンターフォワード、ラファエルソン。 仙台を退団後、母国ブラジルには戻らずデンマーク移籍で欧州へ向かい、2020年にベトナムへ。現 2024.12.23 21:38 Mon
2024シーズン限りでFC東京の監督を退任したピーター・クラモフスキー氏(46)が、代表監督に就任する可能性があるようだ。 かつて横浜F・マリノスやセルティックを指揮し、現在はトッテナムで監督を務めているアンジェ・ポステコグルー監督の右腕として働いていたクラモフスキー氏は、横浜FMのコーチ退任後の2020年に清水 2024.12.12 16:30 Thu

記事をさがす

シン・テヨンの人気記事ランキング

1

オランダ路線強化? インドネシア代表のシン・テヨン監督が解任…後任候補にファン・バステン氏らオランダのレジェンド並ぶ

6日、インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督(54)の解任が発表された。進行中の2026年W杯アジア最終予選で健闘するなか、オランダ路線を強化するという方向性か。 6日、表題の通り、日本代表も最終予選C組で同居するインドネシア代表のシン・テヨン監督(54)が、解任の憂き目に。 同国サッカー協会のエリック・トヒル会長は取材対応にあたり、解任は「すべての関係者と熟考を重ねた結果」と簡単に説明。「12日には後任を発表できる」という旨も話している。 昨年を通じて、旧宗主国オランダからの国籍取得が激増し、スタメンの大半がオランダ人となったインドネシア代表チーム。 今回のシン・テヨン監督解任はまず、解任発表に先立って欧州メディアから情報が出ており、トヒル会長は「欧州で情報がリークされた」という旨をコメント。「そういう話は確かにある」と、欧州に後任候補がいることを窺わせた。 具体的な名前としては、パトリック・クライファート氏(48)、ルイス・ファン・ハール氏(73)、マルコ・ファン・バステン氏(60)と、インドネシア『Kompas.com』など各国紙が報道。オランダ路線を強化することが限りなく濃厚か。 インドネシア代表は最終予選C組で6カ国中3位と健闘も、昨年末のASEAN杯は国内の若手中心で臨んでグループステージ敗退。3月の最終予選再開初戦は、アウェイでオーストラリア代表との勝ち点「1」差、2位vs3位対決となっている。 2025.01.06 17:17 Mon
2

インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ…元オランダA代表選手&今季CL出場のリール所属24歳も候補に残る

インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ。連盟のエリック・トヒル会長も言及した。 インドネシア代表は6日、突如としてシン・テヨン監督を解任。チームの“オランダ化”を急進させるなか、次期指揮官にはオランダ代表の一時代を彩ったレジェンドが就任へと伝えられる。 インドネシア『BOLA』によると、同チームは「近いうちに新たな選手を迎える」といい、それはやはりインドネシア系オランダ人。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、ベルギー1部・アントワープに所属する元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(28)が新たな帰化選手の候補だという。 ロメニーはオランダ・ナイメヘンの出身で、NECでプロデビュー後、ユトレヒト等を経て、5日にオックスフォード・Uへ移籍。新天地はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーを務めるクラブである。 リーデヴァルドはアヤックス育ちのインドネシア系で、2017〜24年にクリスタル・パレスでプレー。プレミアリーグ通算80試合に出場した。なお、こちらは2015年にオランダ代表(A代表)で3試合プレーした経験を持つ。 連盟のトヒル会長はシン・テヨン監督解任に伴う取材対応で、この2選手にも言及。 ロメニーの帰化プロセスが順調に進んでいると明言した一方、リーデヴァルドはオランダ代表歴3試合が全て「公式戦」だったとあってか、少なくとも3月の初招集は難しいとの旨をコメント。「様子を見るべき」と語るにとどめた。 その一方、フランス1部・リールに所属する元U-21オランダ代表DFミッチェル・バッカー(24)を引き入れる案も披露。 バッカーはパリ・サンジェルマン(PSG)、レバークーゼンに所属歴があり、現在アタランタからのレンタル移籍でリールへ。昨季アタランタでEL優勝メンバーとなり、今季はリールでCLに参戦…CL通算20試合に出場した経験を持つ。 カタールW杯でオランダ代表の予備登録メンバーに入ったバッカーは、祖父がインドネシア人。トヒル会長は「精査した結果、招集は難しいが、糸口を見つけたい」とコメントしている。 今のところ、インドネシア代表入りが濃厚なのはオレ・ロメニーのようだ。 2025.01.08 13:00 Wed
3

インドネシア代表が新監督にオランダのレジェンド、クライファート氏を招へいへ! 今年6月に日本代表と対戦

インドネシア代表はオランダのレジェンド、パトリック・クライファート氏(48)を新監督に招くようだ。 かつてインテルの会長も歴任したエリック・トヒル会長がインドネシアサッカー協会のトップに立ち、国籍変更の海外選手で強化を推し進めるインドネシア。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表と同じグループCに入り、6カ国中3位と健闘している。 だが、昨年末の東南アジア選手権に国内の若手中心で臨み、グループステージ敗退の結果が響いたか、インドネシアサッカー協会は6日にシン・テヨン監督(54)の解任を発表。そんなインドネシアと今年6月に再戦する日本からすれば、次の監督が誰なのか気になるところだ。 だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、すでに後任の目星がつく状況とのことで、クライファート氏が就任するという。契約は2年の延長オプションが付いた2年で、12日にもプレゼンテーションが行われるそうだ。 現役時代にアヤックスやミラン、バルセロナなどでプレーしたクライファート氏は2023年12月にアダナ・デミルスポルの監督を退任して以降、無所属が続いている。 オランダからの国籍変更選手が多くを占めるインドネシア。クライファート氏のもとでオランダ路線をさらに強化していくのだろうか。 2025.01.06 20:01 Mon
4

インドネシア代表の新監督にクライファート氏が就任 時代を彩ったオランダの名FW

インドネシアサッカー協会(PSSI)が8日、パトリック・クライファート氏(48)のインドネシア代表監督就任を発表。契約は2027年までとなる。 クライファート氏はサッカー界の一時代を彩ったスーパースター。アヤックス、ミラン、バルセロナ等に所属し、アヤックス時代には欧州制覇の経験も。オランダ代表としては通算79試合40得点を記録し、98年フランスW杯に出場した。 引退後はまずオランダサッカー協会に入り、AZやNEC、ブリスベン・ロアー、オランダ代表のコーチ、またアヤックスU-19、キュラソー代表の監督などを歴任。そのほかPSGのSDを務め、バルセロナでアカデミーを統括した時期も。 直近では23-24シーズンにトルコ1部のアダナ・デミルスポルを指揮も、1年以上現場からフェードアウト。そして今回、解任されたシン・テヨン監督の後任として、W杯出場を目指すインドネシア代表の新監督となる。 W杯アジア最終予選C組で日本代表と同居するインドネシア代表。日本は今予選ラストゲームで6月10日にインドネシアとのリターンマッチを戦う。 2025.01.08 19:22 Wed
5

インドネシア代表は監督交代でどう変化? 現地紙が考察…ベースの[3-4-3]は不変か

インドネシア代表は監督交代でどう変化するのか。インドネシア『BOLA』が考察する。 インドネシア代表は年明けにシン・テヨン監督の解任を発表し、元オランダ代表FWのパトリック・クライファート氏が後任に就くと発表。 昨年からインドネシア系オランダ人がスカッドの中枢を占めるなか、言葉を選ばなければ、これで“ほぼオランダチーム”である。 では、クライファート新監督のもとで、インドネシア代表はどう変化するのか。 前任の韓国人指揮官は[3-4-3]をベースに「まずは守備」というスタンスを採り、ここまでのW杯アジア最終予選では、日本代表以外はインドネシアの堅守に苦戦傾向にある。 現地紙『BOLA』の考察では、新生インドネシアの“真の頭脳”は、クライファート新監督というより、副官として就任するオランダ人指導者、アレックス・パストール氏(58)。 エールディビジでの監督経験が豊富なパストール氏も3バックシステムを好んでおり、基本的なプレーモデルは変わらない…というのが同紙の考察。成績不振による監督交代とは言い切れないため、選手目線で考えても、大きく変化させるべきではないと捉えられている。 しかし、シン・テヨン監督が攻撃面での“引き出し”が豊富ではなかったのもまた事実。『BOLA』は「状況に応じたプランをセットして欲しい」と新コーチ陣に訴えている。 新生インドネシアの最終予選次戦は、3月20日のオーストラリア代表戦(H)。今予選ラストマッチは日本代表戦(A)となっている。 2025.01.09 15:10 Thu

インドネシア代表の人気記事ランキング

1

オランダ路線強化? インドネシア代表のシン・テヨン監督が解任…後任候補にファン・バステン氏らオランダのレジェンド並ぶ

6日、インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督(54)の解任が発表された。進行中の2026年W杯アジア最終予選で健闘するなか、オランダ路線を強化するという方向性か。 6日、表題の通り、日本代表も最終予選C組で同居するインドネシア代表のシン・テヨン監督(54)が、解任の憂き目に。 同国サッカー協会のエリック・トヒル会長は取材対応にあたり、解任は「すべての関係者と熟考を重ねた結果」と簡単に説明。「12日には後任を発表できる」という旨も話している。 昨年を通じて、旧宗主国オランダからの国籍取得が激増し、スタメンの大半がオランダ人となったインドネシア代表チーム。 今回のシン・テヨン監督解任はまず、解任発表に先立って欧州メディアから情報が出ており、トヒル会長は「欧州で情報がリークされた」という旨をコメント。「そういう話は確かにある」と、欧州に後任候補がいることを窺わせた。 具体的な名前としては、パトリック・クライファート氏(48)、ルイス・ファン・ハール氏(73)、マルコ・ファン・バステン氏(60)と、インドネシア『Kompas.com』など各国紙が報道。オランダ路線を強化することが限りなく濃厚か。 インドネシア代表は最終予選C組で6カ国中3位と健闘も、昨年末のASEAN杯は国内の若手中心で臨んでグループステージ敗退。3月の最終予選再開初戦は、アウェイでオーストラリア代表との勝ち点「1」差、2位vs3位対決となっている。 2025.01.06 17:17 Mon
2

インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ…元オランダA代表選手&今季CL出場のリール所属24歳も候補に残る

インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ。連盟のエリック・トヒル会長も言及した。 インドネシア代表は6日、突如としてシン・テヨン監督を解任。チームの“オランダ化”を急進させるなか、次期指揮官にはオランダ代表の一時代を彩ったレジェンドが就任へと伝えられる。 インドネシア『BOLA』によると、同チームは「近いうちに新たな選手を迎える」といい、それはやはりインドネシア系オランダ人。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、ベルギー1部・アントワープに所属する元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(28)が新たな帰化選手の候補だという。 ロメニーはオランダ・ナイメヘンの出身で、NECでプロデビュー後、ユトレヒト等を経て、5日にオックスフォード・Uへ移籍。新天地はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーを務めるクラブである。 リーデヴァルドはアヤックス育ちのインドネシア系で、2017〜24年にクリスタル・パレスでプレー。プレミアリーグ通算80試合に出場した。なお、こちらは2015年にオランダ代表(A代表)で3試合プレーした経験を持つ。 連盟のトヒル会長はシン・テヨン監督解任に伴う取材対応で、この2選手にも言及。 ロメニーの帰化プロセスが順調に進んでいると明言した一方、リーデヴァルドはオランダ代表歴3試合が全て「公式戦」だったとあってか、少なくとも3月の初招集は難しいとの旨をコメント。「様子を見るべき」と語るにとどめた。 その一方、フランス1部・リールに所属する元U-21オランダ代表DFミッチェル・バッカー(24)を引き入れる案も披露。 バッカーはパリ・サンジェルマン(PSG)、レバークーゼンに所属歴があり、現在アタランタからのレンタル移籍でリールへ。昨季アタランタでEL優勝メンバーとなり、今季はリールでCLに参戦…CL通算20試合に出場した経験を持つ。 カタールW杯でオランダ代表の予備登録メンバーに入ったバッカーは、祖父がインドネシア人。トヒル会長は「精査した結果、招集は難しいが、糸口を見つけたい」とコメントしている。 今のところ、インドネシア代表入りが濃厚なのはオレ・ロメニーのようだ。 2025.01.08 13:00 Wed
3

インドネシア代表が新監督にオランダのレジェンド、クライファート氏を招へいへ! 今年6月に日本代表と対戦

インドネシア代表はオランダのレジェンド、パトリック・クライファート氏(48)を新監督に招くようだ。 かつてインテルの会長も歴任したエリック・トヒル会長がインドネシアサッカー協会のトップに立ち、国籍変更の海外選手で強化を推し進めるインドネシア。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表と同じグループCに入り、6カ国中3位と健闘している。 だが、昨年末の東南アジア選手権に国内の若手中心で臨み、グループステージ敗退の結果が響いたか、インドネシアサッカー協会は6日にシン・テヨン監督(54)の解任を発表。そんなインドネシアと今年6月に再戦する日本からすれば、次の監督が誰なのか気になるところだ。 だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、すでに後任の目星がつく状況とのことで、クライファート氏が就任するという。契約は2年の延長オプションが付いた2年で、12日にもプレゼンテーションが行われるそうだ。 現役時代にアヤックスやミラン、バルセロナなどでプレーしたクライファート氏は2023年12月にアダナ・デミルスポルの監督を退任して以降、無所属が続いている。 オランダからの国籍変更選手が多くを占めるインドネシア。クライファート氏のもとでオランダ路線をさらに強化していくのだろうか。 2025.01.06 20:01 Mon
4

インドネシア代表の新監督にクライファート氏が就任 時代を彩ったオランダの名FW

インドネシアサッカー協会(PSSI)が8日、パトリック・クライファート氏(48)のインドネシア代表監督就任を発表。契約は2027年までとなる。 クライファート氏はサッカー界の一時代を彩ったスーパースター。アヤックス、ミラン、バルセロナ等に所属し、アヤックス時代には欧州制覇の経験も。オランダ代表としては通算79試合40得点を記録し、98年フランスW杯に出場した。 引退後はまずオランダサッカー協会に入り、AZやNEC、ブリスベン・ロアー、オランダ代表のコーチ、またアヤックスU-19、キュラソー代表の監督などを歴任。そのほかPSGのSDを務め、バルセロナでアカデミーを統括した時期も。 直近では23-24シーズンにトルコ1部のアダナ・デミルスポルを指揮も、1年以上現場からフェードアウト。そして今回、解任されたシン・テヨン監督の後任として、W杯出場を目指すインドネシア代表の新監督となる。 W杯アジア最終予選C組で日本代表と同居するインドネシア代表。日本は今予選ラストゲームで6月10日にインドネシアとのリターンマッチを戦う。 2025.01.08 19:22 Wed
5

インドネシア代表は監督交代でどう変化? 現地紙が考察…ベースの[3-4-3]は不変か

インドネシア代表は監督交代でどう変化するのか。インドネシア『BOLA』が考察する。 インドネシア代表は年明けにシン・テヨン監督の解任を発表し、元オランダ代表FWのパトリック・クライファート氏が後任に就くと発表。 昨年からインドネシア系オランダ人がスカッドの中枢を占めるなか、言葉を選ばなければ、これで“ほぼオランダチーム”である。 では、クライファート新監督のもとで、インドネシア代表はどう変化するのか。 前任の韓国人指揮官は[3-4-3]をベースに「まずは守備」というスタンスを採り、ここまでのW杯アジア最終予選では、日本代表以外はインドネシアの堅守に苦戦傾向にある。 現地紙『BOLA』の考察では、新生インドネシアの“真の頭脳”は、クライファート新監督というより、副官として就任するオランダ人指導者、アレックス・パストール氏(58)。 エールディビジでの監督経験が豊富なパストール氏も3バックシステムを好んでおり、基本的なプレーモデルは変わらない…というのが同紙の考察。成績不振による監督交代とは言い切れないため、選手目線で考えても、大きく変化させるべきではないと捉えられている。 しかし、シン・テヨン監督が攻撃面での“引き出し”が豊富ではなかったのもまた事実。『BOLA』は「状況に応じたプランをセットして欲しい」と新コーチ陣に訴えている。 新生インドネシアの最終予選次戦は、3月20日のオーストラリア代表戦(H)。今予選ラストマッチは日本代表戦(A)となっている。 2025.01.09 15:10 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly