首位バルセロナ、浅野拓磨ベンチ入りのマジョルカに5発圧勝で4戦ぶり勝利【ラ・リーガ】
2024.12.04 05:02 Wed
ラ・リーガ第19節、マジョルカvsバルセロナが3日に行われ、1-5でバルセロナが圧勝した。マジョルカのFW浅野拓磨はベンチ入りも出場しなかった。
4日前のバレンシア戦を逆転勝利として連勝とした6位マジョルカ(勝ち点24)は、ハムストリングを負傷して9試合欠場していた浅野がベンチ入りした。
一方、3日前のラス・パルマス戦を1-2で競り負けて3戦勝ちのない首位バルセロナ(勝ち点34)は、ラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミン・ロペス、ガビらがベンチスタートとなってヤマルやダニ・オルモ、出場停止明けのカサドらがスタメンとなった。
アグレッシブな入りを見せたバルセロナが12分に先制する。モヒカのクリアがバルイェントに当たってルーズとなったボールをフェラン・トーレスが蹴り込んだ。
さらに19分、バルデの左クロスからフェラン・トーレスが追加点に迫ったが、GKレオ・ロマンのセーブに阻まれた。続く21分にもヤマルに決定機のあったバルセロナだったが、決め切れずにいると前半終了間際の43分に失点。
1-1で迎えた後半、開始5分にフェラン・トーレスに好機のあったバルセロナは、続く53分にハフィーニャが直接FKでGKを強襲すると、55分にPKを獲得。ダニ・オルモのスルーパスに抜け出したヤマルがボックス内でモヒカに倒された。
このPKをハフィーニャが決めてバルセロナが逆転すると、74分に3点目。右サイドのヤマルが左足アウトで絶妙なクロスを送ると、ゴール前に飛び込んだハフィーニャが合わせた。
ハフィーニャのドブレーテで試合を決めたバルセロナはF・デ・ヨング、ビクトルにもゴールが生まれて5発圧勝。4戦ぶりの勝利としている。
マジョルカ 1-5 バルセロナ
【マジョルカ】
ヴェダト・ムリキ(前43)
【バルセロナ】
フェラン・トーレス(前12)
ハフィーニャ(後11)【PK】
ハフィーニャ(後29)
フレンキー・デ・ヨング(後34)
パウ・ビクトル(後39)
4日前のバレンシア戦を逆転勝利として連勝とした6位マジョルカ(勝ち点24)は、ハムストリングを負傷して9試合欠場していた浅野がベンチ入りした。
一方、3日前のラス・パルマス戦を1-2で競り負けて3戦勝ちのない首位バルセロナ(勝ち点34)は、ラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミン・ロペス、ガビらがベンチスタートとなってヤマルやダニ・オルモ、出場停止明けのカサドらがスタメンとなった。
さらに19分、バルデの左クロスからフェラン・トーレスが追加点に迫ったが、GKレオ・ロマンのセーブに阻まれた。続く21分にもヤマルに決定機のあったバルセロナだったが、決め切れずにいると前半終了間際の43分に失点。
ディフェンスライン裏を取られたプレーからマフェオのラストパスをムリキに決められた。
1-1で迎えた後半、開始5分にフェラン・トーレスに好機のあったバルセロナは、続く53分にハフィーニャが直接FKでGKを強襲すると、55分にPKを獲得。ダニ・オルモのスルーパスに抜け出したヤマルがボックス内でモヒカに倒された。
このPKをハフィーニャが決めてバルセロナが逆転すると、74分に3点目。右サイドのヤマルが左足アウトで絶妙なクロスを送ると、ゴール前に飛び込んだハフィーニャが合わせた。
ハフィーニャのドブレーテで試合を決めたバルセロナはF・デ・ヨング、ビクトルにもゴールが生まれて5発圧勝。4戦ぶりの勝利としている。
マジョルカ 1-5 バルセロナ
【マジョルカ】
ヴェダト・ムリキ(前43)
【バルセロナ】
フェラン・トーレス(前12)
ハフィーニャ(後11)【PK】
ハフィーニャ(後29)
フレンキー・デ・ヨング(後34)
パウ・ビクトル(後39)
ハフィーニャの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
ハフィーニャの人気記事ランキング
1
「最悪の試合の1つ」リーグ優勝に貢献のハフィーニャが優勝決定試合で自虐、来季へ早速意気込み「CL優勝を目指す番」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがラ・リーガ優勝にコメントした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 今シーズンのラ・リーガでは34試合で18ゴール11アシストと大きく優勝に貢献したハフィーニャ。2年ぶりの優勝に「これは僕にとって2度目のリーグ優勝だ。これからも何度も勝ち続けたいと思っている」とコメント。「自分たちに集中する必要があると思う。自分たちの仕事をし、他のチームに目を向けなければ、チャンスは増える。レアル・マドリーに目を向ける必要はなかったんだ」と、2位のマドリーが前日のマジョルカ戦で土壇場で勝利したことに触れた。 ただ、この試合でのハフィーニャは良いところなく見せ場もなし。「前半が悪かったのは分かっていたけど、後半は良くなった。個人的には、今シーズン最悪の試合の1つだった」と優勝を決めたものの、自身のパフォーマンスは納得していないようだ。 今シーズンは順調に勝ち点を重ねていったが、11月、12月で4敗。12月には連敗するなど、不穏な空気も一時流れたが、しっかりと2試合を残して優勝を決めた。 「多くの人が、僕たちはもう終わりで、3位を争うだろうと思っていた。それは僕たち次第だった。そして、それを成し遂げた」 そして目指すは国際タイトル。今季はベスト4で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)での優勝を目指すと意気込んだ。 「ここで止まるつもりはない。このユニフォームでスペインで勝ち取れるものはすべて勝ち取った。今度は、選手やスタッフだけでなく、クラブ全体の夢であるチャンピオンズリーグ優勝を目指す番だ。今シーズンは目標に近づいたけど、来シーズンは全力を尽くす」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 12:05 Fri2
PSGの前線補強のトップターゲットはドルトムント主砲か?
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)を今夏のトップターゲットに定めたようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズンのシュツットガルトでブンデスリーガ28試合28ゴールと驚異的な決定力を発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の立役者となったギラシー。昨夏、完全移籍で加入したドルトムントでもその勢いは止まらず。 チームが不振に陥るなか、ブンデスリーガ29試合20ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)でも14試合で13ゴールを記録。バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャとともに得点王獲得が決定的な状況だ。 PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、その傑出した決定力に加えて、前線の基準点としてウイングや2列目の選手も活かせるポストワークにも定評がある29歳を前線補強のトップターゲット定めており、クラブに獲得を求めているようだ。 7000万ユーロ(約114億4000万円)の契約解除条項や複数の競合クラブの存在、選手自身がドルトムント残留に前向きな姿勢を示しているとの報道もあり、オペレーションの難易度は高いが、パリの強力な前線に強力なストライカーが加わることになるのか…。 2025.05.15 19:30 Thu3
クラシコを逆転で制して優勝に王手のバルセロナ、フリック監督は「あと2ポイントが必要」と手綱緩めず
バルセロナのハンジ・フリック監督が11日にホームで行われ、4-3で打ち勝ったラ・リーガ第35節レアル・マドリーとのエル・クラシコを振り返った。 4ポイント差で迎えた2位マドリーとのクラシコ。インテルとの激闘の末、チャンピオンズリーグ準決勝敗退に終わったバルセロナは14分までにFWキリアン・ムバッペに2ゴールを許す展開に。 それでも19分にCKからDFエリック・ガルシアが1点差に詰め寄るゴールを挙げると、32分にFWラミン・ヤマルが絶妙なコントロールシュートを決めて同点に。 そしてFWハフィーニャが2点を挙げ、前半のうちに4-2と逆転すると、後半のマドリーの反撃を1点に抑えて4-3の勝利とした。 残り3試合でマドリーとの勝ち点差を7に広げ、優勝に王手をかけたが、フリック監督は気を抜いていない。 「いや、これはサッカーだ。我々は良い位置にいるが、何が起こるかわからない。あと2ポイントが必要だ。できるだけ早く勝ち点を取りたい」 そして2点ビハインドから今季7度目の逆転勝利を飾ったことを褒めつつも、守備面での課題を挙げた。 「チームのメンタリティは信じられないほど素晴らしい。巻き返す力を持っているのを見るのは素晴らしいこと。一方で改善しなければならないことも多くある。守備だ。もっと安定させたい。もちろん、マドリーにも素晴らしい攻撃陣がいて、こちらがミスをすれば鋭い切り替えで我々のセンターバックの背後を突いてくる。それを守るのは簡単ではない。より良く守るために我々は学ばなければならない」 また、同点弾を決めたヤマルについては17歳ながら既に成熟していると強調した。 「彼は子供じゃない。自信と自尊心を持ち、賢さがある。今日も重要なゴールでチームを勝利に導いてくれた。素晴らしいゴールだった。我々が彼に求めているのは正にこういうことだ」 慎重な姿勢を崩さないフリック監督だが、最後にはクラシコの勝利を喜んだ。 「今はこの勝利を祝おう。クラブとファンにとって素晴らしいこと。来季に繋がる。バルセロナの雰囲気は最高だよ」 2025.05.12 08:00 Mon4
バルセロナがリーグ優勝に王手、壮絶打ち合いを逆転で制し今季クラシコ4戦全勝! マドリーはムバッペ意地のハットも終戦…【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第35節、バルセロナvsレアル・マドリーが11日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-3で逆転勝利した。 ラ・リーガタイトルレースを決定づけるリーグ戦では今季2度目となったエル・クラシコ。 首位のバルセロナ(勝ち点79)は前節、大幅なターンオーバーを敢行したなかで最下位のバジャドリーに2-1の逆転勝利を収めた。ただ、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでは、インテルとの敵地での死闘を延長戦の末に3-4で落とし無念のベスト4敗退。シーズン3冠の夢が潰え、心身ともにダメージを抱える形で今回の大一番を戦うことになった。フリック監督はその激闘から中4日の一戦で全く同じスタメンを採用した。 対する2位のマドリー(勝ち点75)は前節、セルタとのホームゲームを3-2で勝利。ギュレルの1ゴール1アシストにムバッペのドブレーテの活躍によってリーグ連勝。4ポイント差を維持して敵地でのクラシコを戦うことになった。試合後にはアンチェロッティ監督の退任発表も噂されるなか、逆転での連覇に望みを繋ぐとともに今季3戦全敗の宿敵にリベンジを目指した一戦ではバルサ同様に全く同じスタメンを採用した。 全世界注目のビッグマッチは開始早々に動く。3分、マドリーの背後を狙ったボールに対してDFクバルシがクリアミス。ボックス内に流れたボールに反応したムバッペがGKシュチェスニーにアフターチャージを受けてPKを獲得。これをムバッペ自ら左隅に突き刺し、ピチーチ争いでレヴァンドフスキに並ぶ今季25点目とした。 開始早々の失点となったバルセロナはすぐさま反撃を開始。エリック・ガルシアが右サイドで馬力のある仕掛けからニア下を狙ったシュートでGKクルトワを脅かすと、10分過ぎにもフェランの裏抜けや左サイド深くに侵入したマルティンの高速クロスでゴールへ迫る。 一方、相手が前がかることでカウンターが効きやすい展開となったマドリーは、まさに狙い通りの形から追加点を奪取。14分、中盤でのボール奪取から左サイドのヴィニシウスに展開。背番号7が中央で背後を狙うムバッペへ完璧なラストパスを通すと、フランス代表FWはGKシュチェスニーとの一対一を難なく制しドブレーテとともにピチーチ争いで単独トップに立った。 直近のインテル戦同様に2点ビハインドを負う展開となったホームチーム。しかし、攻撃力が自慢のチームはすぐさま1点を開けす。19分、ダニ・オルモの左CKをニアでフェラン・トーレスがフリック。これをゴール前に飛び込んだエリック・ガルシアがヘディングで押し込んだ。 1点差に詰め寄って勢いづくと、以降はヤマル、ハフィーニャの個人技に加え、再三高い位置を取るマルティンの左足から幾度もチャンスボールが供給され、2点目に迫る場面を創出。すると、30分過ぎには自分たちの流れで一気に試合を引っくり返す。 32分、ペドリのバイタルエリア手前の中央突破からボックス内で足元にパスを受けたフェランが冷静に右のラミン・ヤマルに落とすと、17歳FWが狙いすました左足コントロールシュートをゴール左隅に流し込む。 さらに、34分にはムバッペとセバージョスの中盤でのお見合いによって前向きでボールを奪ったペドリが完璧なミドルスルーパスを左サイドのスペースに走り込むハフィーニャに通すと、これをブラジル代表FWが左足の対角シュートでゴール右隅に突き刺した。 前半で試合を引っくり返したホームチームが完全に主導権を握るなか、明らかに動揺が見えるアウェイチームを圧倒。再三の決定機を作り出す。一方で39分にはボックス内のムバッペとデ・ヨングの交錯でマドリーにPKが与えられるが、これはその前のオフサイドでPK取り消しに。 冷や汗をかいたバルセロナだったが、45分にはギュレルのバックパスを受けたバスケスのトラップミスを突いたハフィーニャが高い位置でボール奪取。ボックス内でのキープから左のフェランに預けた末のリターンパスを冷静に左足で蹴り込み、ドブレーテを達成した。 マドリーが2点を先行も終わってみれば、バルセロナの2点リードで折り返すことになった今季通算4度目の壮絶クラシコ。後半に逆転を目指したマドリーはギュレル、セバージョスを下げてブラヒム・ディアス、モドリッチをハーフタイム明けに投入した。 後半もバルセロナペースで試合が進むが、ヤマルやフェランの序盤の決定機は5点目に繋がらず。57分には足を痛めたクバルシ、奮闘したマルティンを下げてクリステンセン、バルデを同時投入した。 守護神クルトワの好守などで何とか失点を回避しているものの、攻撃の形を作れずにいたマドリー。それでも、70分にはハーフウェイライン付近でイニゴ・マルティネスの縦パスをカットしたショートカウンターからヴィニシウスがハイラインを攻略。ボックス右に持ち込んで冷静に左を並走するムバッペにプレゼントパスを送ると、エル・ブランコのエースがきっちりゴールネットに流し込んでトリプレーテを達成。点差を1点に縮めた。 これで試合の緊迫感が増すと、後半終盤にかけては白熱の攻防が繰り広げられる。微妙な判定もあってバルセロナが5点目を奪い切れないなか、マドリーはヴィニシウスに代わって後半終盤にファーストチームデビューした21歳FWムニョスに決定機もシュートを枠に飛ばせない。さらに、セットプレーからチュアメニの競ったボールに詰めたムバッペのゴールもオフサイドで認められず。 一方、バルセロナも試合終了間際にはフェルミン、ハフィーニャに5点目のチャンスが訪れたが、ゴールネットを揺らした前者はオンフィールド・レビューの末にハンドでの取り消し、後者はシュートを枠に飛ばせず。 それでも、このまま4-3で逃げ切ったバルセロナが壮絶打ち合いを制し今季のクラシコ全勝を達成。一方、ムバッペが意地のトリプレーテもマドリーのリーグ連覇の可能性はほぼ潰えた。 バルセロナ 4-3 レアル・マドリー 【バルセロナ】 エリック・ガルシア(前19) ラミン・ヤマル(前32) ハフィーニャ(前34、前45) フェルミン・ロペス(後50) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前5[PK]、前14、後25) 2025.05.12 01:28 Mon5
【ラ・リーガ第36節プレビュー】2年前の再現狙うバルサがダービーで優勝決めるか?
先週末に行われた第35節ではリーグタイトルレースを決定づける大一番となったエル・クラシコを逆転で制したバルセロナが優勝に王手をかけた。また、アトレティコ・マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定している。 ミッドウィーク開催となる今節の最注目カードは2シーズンぶりのプリメーラ制覇に王手をかけた首位のバルセロナ(勝ち点82)と、14位のエスパニョールによるバルセロナ・ダービー。 奇しくもバルセロナが2022-23シーズンに優勝を決めたのはRCDEスタジアムで4-2の勝利を収めたダービーで、今回も同じ条件での通算28度目の戴冠を目指す。ちなみに、2位のレアル・マドリー(勝ち点75)と7ポイント差且つ当該戦績で上回るフリックのチームの今節での優勝条件は前日に試合を行うマドリーの結果に左右される部分もあるが、勝利すれば文句なしで決められる。 ホーム開催となった前節のクラシコでは4-3の逆転勝利を収めたバルセロナ。試合開始から15分までにFWムバッペにドブレーテを許す最悪な入りとなったが、そこからDFエリック・ガルシア、FWラミン・ヤマル、FWハフィーニャの3連続ゴールで逆転。さらに、前半終了間際にもハフィーニャのドブレーテで点差を広げた。後半はハフィーニャらが相手守護神クルトワの再三のビッグセーブに阻まれ、トドメをさせずにムバッペにトリプレーテを献上。試合終盤はかなり緊迫した攻防に持ち込まれたが、インテル戦を教訓に勝ち切って今季クラシコ全勝を達成した。 インテル戦に続く激闘から中3日で臨むアウェイ開催のダービーマッチは決してラクな試合とはならないが、マドリー撃破の勢いそのままに優勝を成し遂げたい。また、ピチーチ争いでムベッペ(27ゴール)に2点差を付けられたFWレヴァンドフスキ(25ゴール)のゴールにも期待したいところだ。 敵地でのクラシコで屈辱的な逆転負けを喫し、逆転での連覇の夢がほぼ潰える形となったマドリー。この試合後にアンチェロッティ監督の今季限りでの退任およびブラジル代表監督就任のアナウンスも行われ、クラブは6月開催のFIFAクラブ・ワールドカップとともにシャビ・アロンソ新監督招へい決定的な来シーズンへ目を向けている。 とはいえ、自分たちの取りこぼしでライバルに優勝をプレゼントするわけにはいかず、9位のマジョルカ(勝ち点47)をホームで迎え撃つ中2日の一戦ではバウンスバックの勝ち点3を掴みたい。クラシコでMFルーカス・バスケス、FWヴィニシウスと新たな負傷者を出し、今季限りでの退団も噂されるFWロドリゴも起用が難しい状況となっており、唯一の希望であるムバッペやクラシコで不完全燃焼に終わったMFギュレルやFWエンドリッキの意地に期待したい。 対するマジョルカは前節、FW浅野拓磨の今季初アシストの活躍もあって最下位のバジャドリーに2-1で逆転勝利。ヨーロッパへの望みを繋いだ。残り3試合すべてで勝利を手にすることが必要となるなか、手負いのエル・ブランコを撃破できるか。引き続きスタメン起用が期待される浅野としてはディフェンスラインに不安を抱える相手に積極的なチャレンジを期待したい。 3位のアトレティコ(勝ち点70)は前節、レアル・ソシエダを相手に古巣対戦のFWセルロートのポーケル(1試合4ゴール)の活躍によって4-0の圧勝。低調だったアラベス戦のゴールレスドローを見事に払拭し、3節を残してCL出場権獲得を決定。最低限のノルマを達成したなか、残り試合では5ポイント差のマドリーを抜いての2位フィニッシュを目指す。10位のオサスナ(勝ち点45)のホームに乗り込む今回の一戦では[4-3-3]の新布陣継続やセルロートのパフォーマンスに注目しつつ、サスペンション明けのFWアルバレスの活躍にも期待だ。 そのアトレティコに無惨な大敗を喫したMF久保建英を擁する12位のソシエダ(勝ち点43)は、7位のセルタ(勝ち点49)との対決に臨む。逆転でのヨーロッパ出場権獲得へわずかながら可能性を残すなか、難敵相手のホームゲームでリーグ6試合ぶりの白星を掴めるか。アトレティコ戦で孤軍奮闘の活躍を見せた久保には、残り2試合となるホームゲームでラ・レアルファンを沸かせる活躍を期待したい。 4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点64)、5位のビジャレアル(勝ち点61)、6位のレアル・ベティス(勝ち点58)が2枠を争うCL出場権争いでは、最も厳しい立場にあるベティスが8位のラージョ・バジェカーノ(勝ち点47)という難敵とのアウェイゲームを戦うことになり、ここが正念場だ。 また、残留争いでは直近のセルタ戦で数的優位を活かせずに惨敗し、クラブハウス到着後に一部過激サポーターの暴力的な抗議を受けた16位のセビージャ(勝ち点38)、19位のラス・パルマス(勝ち点32)の対戦はいろんな意味で注目が集まる重要な一戦となる。 《ラ・リーガ第36節》 ▽5/13(火) 《26:00》 バジャドリー vs ジローナ 《27:00》 レアル・ソシエダ vs セルタ 《28:30》 セビージャ vs ラス・パルマス ▽5/14(水) 《26:00》 アラベス vs バレンシア ビジャレアル vs レガネス 《28:30》 レアル・マドリー vs マジョルカ ▽5/15(木) 《26:00》 オサスナ vs アトレティコ・マドリー ラージョ vs ベティス 《28:30》 エスパニョール vs バルセロナ ヘタフェ vs アスレティック・ビルバオ 2025.05.13 19:30 Tueバルセロナの人気記事ランキング
1
「クラブのためにやっている」衝撃の17歳ヤマル、バルサの優勝決める圧巻ゴール「とても嬉しい」
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがラ・リーガ優勝にコメントした。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 17歳という年齢を疑いたくなるほど、今シーズンの活躍は目覚ましく、公式戦53試合で17ゴール25アシスト。ラ・リーガだけでも33試合で8ゴール15アシストとし、チームの優勝に大きく貢献した。 スペイン『ムンド・デポルティボ』は、試合後のヤマルのコメントを伝え「とても嬉しい。最後まで疑念はつきものだけど、これはクラブにとって非常に重要なことで、僕たちはそれを達成した」と優勝を決めるまで確信はなかったとコメントした。 また、「重要なゴールを決めるためにやっているのではなく、クラブのためにやっている。外部の人が何を言おうと気にしない。試合に集中し、クラブのためにやってきたことをこれからも続けていく」と語り、自分のためではなく、チームのため、クラブのために結果を残そうとしていると強調した。 ヤマルは17歳にして2度目のリーグ制覇。この先どのようなキャリアを歩むのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 77;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 11:05 Fri2
「最悪の試合の1つ」リーグ優勝に貢献のハフィーニャが優勝決定試合で自虐、来季へ早速意気込み「CL優勝を目指す番」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがラ・リーガ優勝にコメントした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 今シーズンのラ・リーガでは34試合で18ゴール11アシストと大きく優勝に貢献したハフィーニャ。2年ぶりの優勝に「これは僕にとって2度目のリーグ優勝だ。これからも何度も勝ち続けたいと思っている」とコメント。「自分たちに集中する必要があると思う。自分たちの仕事をし、他のチームに目を向けなければ、チャンスは増える。レアル・マドリーに目を向ける必要はなかったんだ」と、2位のマドリーが前日のマジョルカ戦で土壇場で勝利したことに触れた。 ただ、この試合でのハフィーニャは良いところなく見せ場もなし。「前半が悪かったのは分かっていたけど、後半は良くなった。個人的には、今シーズン最悪の試合の1つだった」と優勝を決めたものの、自身のパフォーマンスは納得していないようだ。 今シーズンは順調に勝ち点を重ねていったが、11月、12月で4敗。12月には連敗するなど、不穏な空気も一時流れたが、しっかりと2試合を残して優勝を決めた。 「多くの人が、僕たちはもう終わりで、3位を争うだろうと思っていた。それは僕たち次第だった。そして、それを成し遂げた」 そして目指すは国際タイトル。今季はベスト4で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)での優勝を目指すと意気込んだ。 「ここで止まるつもりはない。このユニフォームでスペインで勝ち取れるものはすべて勝ち取った。今度は、選手やスタッフだけでなく、クラブ全体の夢であるチャンピオンズリーグ優勝を目指す番だ。今シーズンは目標に近づいたけど、来シーズンは全力を尽くす」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 12:05 Fri3
元神戸FWビジャがバルサ後輩を絶賛「いつか彼はバロンドールを受賞するだろう。間違いなくね」
元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏が、バルセロナの後輩である17歳を絶賛している。 現役時代にバレンシア、バルセロナ、ヴィッセル神戸でも活躍した名ストライカーは、スペイン『ムンド・デポルティボ』で古巣バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルに言及。 17歳という若さながらチームの信頼を獲得し、エースの風格を漂わせていると語り、自身も感銘を受けている選手の一人だと称賛している。 「バルサのプレーを見ていると、彼がボールを持っている時に何をもたらすかだけでなく、チームメイトに何をもたらすかにも驚かされる。彼はいつも我々を驚かせてくれるが、インテル戦の終盤では、ほぼすべてのチームメイトが彼を頼りにしているように感じた」 「試合が接戦だったり、リードされている時など、決定的な瞬間には、誰もがいつも以上に彼に頼っていたように見えた。彼こそが違いを生み出す存在だと、全員がわかっていたからだ」 一方で、キャリアを通じて多くの逸材の栄枯盛衰を見てきた元スペイン代表FWは、その将来性に太鼓判を押しながらも、あくまで17歳の若者として周囲がケアすべきとも主張している。 「17歳でバルサのようなクラブでプレーするのは、本当に信じられないことだ。他のクラブにも敬意を表するが、バルサでプレーするのは他に類を見ないほど過酷だ。あのオーラは非常に稀有な存在であり、彼にはそれがある」 「それは素晴らしいことだと思うが、我々全員が彼を大切にし、支え、そして彼が困難な時期を経験する時には忍耐強く見守る必要がある。なぜなら、彼は必ず困難に直面するからだ。彼はまだ子供でもあるからね。それでも、彼には信じられないほどの才能があり、大きな未来が待っているよ」 また、今シーズンのバロンドール候補の一角にも挙がるヤマルが、その受賞の資格が十分にあるとも確信するビジャ氏は、将来的には間違いなくその栄誉を手にすると確信しているようだ。 「どうなるか見てみよう。彼は受賞に値すると思う。彼には今後多くのシーズンが残っているし、正直なところ、私はこれまでバロンドールをあまり信じていなかった。だが、いつか彼は受賞するだろう。それは間違いなくね」 2025.05.15 20:15 Thu4
国内3冠達成のフリック監督が選手を称賛「全員が情熱を持って働き、自分の役割の重要性を認識している」
バルセロナのハンジ・フリック監督が15日に行われ、2-0で勝利したラ・リーガ第36節エスパニョール戦を振り返った。 今節の結果次第で2年ぶりのリーグ制覇が決定するバルセロナは、ゴールレスで折り返した後半にスコアを動かす。53分、右サイドからボックス手前まで切り込んだヤマルが左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。 その後、77分にDFカブレラがヤマルに対する暴力行為で退場処分となり、数的有利となったバルセロナは、96分にヤマルのパスに反応した途中出場のフェルミン・ロペスゴールネットを揺らし、2-0で勝利。2年ぶり28度目のリーグ優勝を飾った。 フリック監督は試合後、スーペル・コパ、コパ・デル・レイに続き、ラ・リーガを制して国内3冠を達成した今シーズンを振り返り、選手たちを称賛した。 「私たちが築き上げたこのファミリーは素晴らしい。全員が情熱を持って働き、自分の役割の重要性を認識している。それが我々の目標達成に大きな助けとなった」 「ドレッシングルームの雰囲気も最高だった。みんながお互いに気を配っていて、それは唯一無二のものだ。今は、祝う時だ。エスパニョールのファンをリスペクトしたかったから、当然ロッカールームで祝ったんだ。明日の優勝パレードでは、私は少し目立たないようにするつもりだ。人々が幸せそうに笑っているのを見ると、私も嬉しくなる。みんなにパレードを楽しんでもらおう。ここでのパレードは初めてだ。ドイツ代表で一度だけ経験したけど、本当に楽しみだよ」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 09:10 Fri5