「地域CL」決勝ラウンドは初出場のジェイリースFC&飛鳥FC、VONDS市原、福井ユナイテッドFCに【Road to JFL】

2024.11.11 12:20 Mon
ジェイリースFC、VONDS市原、飛鳥FC、福井ユナイテッドFC
©超ワールドサッカー
ジェイリースFC、VONDS市原、飛鳥FC、福井ユナイテッドFC
10日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)の1次ラウンド第3節が行われ、決勝ラウンドに進出する4チームが確定した。

ジェイリースFC(全社枠2/大分/A組1位)
VONDS市原(関東1部/千葉/B組1位)
飛鳥FC(関西1部/奈良/B組2位)
福井ユナイテッドFC(北信越1部/福井/C組1位)

◆Aグループ
A組は全社枠から這い上がって地域CL初出場のジェイリースが「勝利」。2連勝で迎えた第3節、ヴェロスクロノス都農との九州勢対決を1-1で凌ぎ、首位突破を決めた。

都農は今季の九州リーグで優勝も、ジェイリース以外には16試合全勝、ジェイリースには「1分け1敗」。この大舞台で3度目の正直ならず、JFL参入の夢は2025年以降へ持ち越す。
◆Bグループ

B組は関東1部王者・V市原が順当と言って差し支えない3連勝首位突破。初戦でFC刈谷に4-0完勝、第2節で飛鳥FCとの接戦を制してウノゼロ勝ち…最後はブランデュー弘前に逆転勝利を収めた。一言で言えば「つよい」。

一方で、初出場飛鳥が2勝1敗、勝ち点「6」で各組2位の成績最上位とし、ワイルドカード枠で決勝ラウンドへ。美濃部直彦監督は自身のXで「予想外だと思ってる人が多いでしょうね、俺もそうですw」と喜びを表現した。

◆Cグループ

C組は福井Uが1勝2分け0敗、勝ち点「5」で首位突破。昨季勝ち点「5」で得失点差により敗退していたなか、第3節(福井Uvs十勝)は第2試合で登場…第1試合(福山0-1JSC)の結果を受け、最後は0-0で試合をクローズした。

これにより敗退したのが福山シティFC。中国リーグ3連覇も秋口から停滞感が隠せなくなっていたそうで、10月の全社は東京都1部クラブに敗れて1回戦敗退…地域CL前にコーチ陣をテコ入れしたが、功を奏さなかった格好だ。

◆決勝ラウンドについて

今季の決勝Rは京都開催で、会場は「たけびしスタジアム京都」。サンガがかつて本拠地とした「西京極」である。11月20日(水)が第1節、22日(金)が第2節、24日(日)が第3節となる。

▽第1節
飛鳥 vs V市原 福井U vs ジェイリース
▽第2節
飛鳥 vs 福井U V市原 vs ジェイリース
▽第3節
飛鳥 vs ジェイリース V市原 vs 福井U

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「地域CL」1次ラウンドB組をざっくり展望 昨季入替戦で涙を呑んだVONDS市原、茂庭照幸率いるFC刈谷ら【Road to JFL】

日本フットボールリーグ(JFL)参入をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)が8日に開幕。ここでは1次ラウンドBグループをざっくり紹介する。 ◆Bグループ(茨城会場) VONDS市原(関東/千葉) FC刈谷(全社枠3/愛知) 飛鳥FC(関西/奈良) ブランデュー弘前FC(東北/青森) A組は関東1部2連覇のV市原、2年連続で全社枠を勝ち取った刈谷、関西1部初優勝の飛鳥、東北1部2連覇の弘前という4チーム。 したがって、飛鳥以外の3チームは、昨季も地域CLに出場。V市原は昨季の1次ラウンドをワイルドカード(各組2位最上位)で突破し、決勝ラウンドも2位でJFL側との入替戦へ。最後は沖縄SVに延長戦で敗れ、あと一歩で涙を呑んだ。 歴代の指揮官から受け継がれてきた堅守は今季も健在だが、先月の全社1回戦では、優勝したJAPANサッカーカレッジを相手に、40分ハーフで今季公式戦初の「3失点」。複数失点そのものが珍しいV市原は、この経験を糧にできるか否か。初戦から刈谷との激突である。 その刈谷は、元日本代表DFで06年W杯に出場した茂庭照幸監督が指揮。昨季刈谷で引退のレジェンドに率いられたチームは、東海1部で2位に。昨季はwyvern、今季はFC.ISE-SHIMAと、2年連続でライバルに初優勝を許している。 ともあれ、昨季の全社を制したチームはベースが変わらず。現場が“全社の勝ち方”を知る刈谷は、今季もベスト4まで3日間で3連勝し、全社枠を手に入れた。通算3度目のJFL参入へ…昨季の地域CL初戦はドローで波に乗り切れず。やはり、V市原との初戦が肝になりそうだ。 刈谷が昨季の初戦で引き分けた相手は弘前。今回、両者は第2節で1年ぶりの再戦となる。 弘前の特徴として、各地域リーグ1部で最多の「98得点」という攻撃力。FW高木輝之、MF浅利航大、MF平尾泰雅らが織りなすムービングフットボールを「全国の舞台」でどこまで発揮できるか、が今季もカギを握るだろう。 一方、昨季の1次ラウンドでは、4失点中3失点が「自陣でのボールロスト」から。うち2つは最終ラインのミスが命取りとなった。リスクマネジメントも併せ持ちたい弘前は、初出場飛鳥との初戦で、1年間の進化を証明できるか。 飛鳥は美濃部直彦監督が率い、昨季王者・アルテリーヴォ和歌山らとのデッドヒートを制す形で関西1部初優勝。県勢で2014年の奈良クラブ以来となる地域CL出場を手繰り寄せた。 クラブ史上初の地域CL、待っているのは厳しい戦いか。初戦でぶつかるは攻撃力に定評のある弘前、第2節は非常にソリッドなV市原、第3節は2年連続で全社枠から這い上がった刈谷。 また、飛鳥は全社も東海予選で敗退し、“プレトーナメント”を戦えず。だからこその奮闘が関西1部初優勝だが、この点はどう作用するか。ともあれ「あの美濃部監督が地域CLで指揮」という点が、筆者はワクワクするのである。 美濃部監督は1次ラウンドの組み合わせが決定後、自身のXで「どこに入っても強いなぁ〜…さて、各チームを分析して少しでも勝つ確率を高めようかね」とポストしている。 ◆Aグループ日程 ▽第1節 [11月8日(金) 10:45] VONDS市原 vs FC刈谷 [11月8日(金) 13:30] 飛鳥FC vs ブランデュー弘前FC ▽第2節 [11月9日(土) 10:45] VONDS市原 vs 飛鳥FC [11月9日(土) 13:30] FC刈谷 vs ブランデュー弘前FC ▽第3節 [11月10日(日) 10:45] VONDS市原 vs ブランデュー弘前FC [11月10日(日) 13:30] FC刈谷 vs 飛鳥FC 2024.11.02 17:00 Sat

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