イスラエルに4発快勝のイタリアが首位キープ、マルディーニが代表デビュー【UNL】

2024.10.15 05:37 Tue
Getty Images
イタリア代表は14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25、リーグAグループ2第4節でイスラエル代表をホームに迎え、4-1で快勝した。

4日前のベルギー代表戦を10人となって引き分けた首位イタリア(勝ち点7)は、ベルギー戦のスタメンから3選手を変更。GKドンナルンマ、リッチ、退場したペッレグリーニに代わってGKヴィカーリオ、ラスパドーリ、ファジョーリを起用した。

3連敗スタートのイスラエルに対し、[3-5-1-1]を継続したイタリアが押し込む展開で立ち上がる。8分にはファジョーリのボールロストから大ピンチを迎えたが、グルークのミドルシュートは枠を外れて助かった。
その後も押し込むイタリアは15分に決定機。ディ・ロレンツォのフィードでボックス右に抜け出したレテギがシュートに持ち込んだが、GKグラゼルのセーブに阻まれた。

さらに18分、フラッテージのダイレクトパスを受けたレテギがミドルを放つも、ここもGKグラゼルに阻止された。攻勢のイタリアは2分後、トナーリがボックス右に抜け出してシュートに持ち込んだが、三度グラゼルにセーブされてしまう。
前半半ば以降も一方的な展開としたイタリアは30分にもレテギがゴールに迫ると、39分にPKを獲得。ボックス内のトナーリがペレツに倒された。

このPKをレテギが決めて先制したイタリアは迎えた後半、ファジョーリに代えてリッチを投入。引き続きハーフコートゲームを展開すると、54分に追加点。ラスパドーリのFKからディ・ロレンツォのヘディングシュートが決まった。

ナポリコンビでリードを広げたイタリアだったが、66分に失点。アブ・ファニがCKから直接狙ったボールがゴールに吸い込まれた。

失点直後、CKからバストーニのヘディングシュートで3点目に迫ったイタリアだったが、前半から好守を見せるGKグラゼルに阻まれる。

それでも73分、決定的な3点目。ディマルコの左クロスにフラッテージが左足ダイレクトで合わせた。今度はインテルコンビでリードを広げたイタリアは、ダニエル・マルディーニが代表デビュー。祖父チェーザレ、父パオロに続き、イタリア史上初めて3代続けての代表選手となった。

そして79分、イタリアにダメ押しの4点目。マルディーニが左サイドで起点となってウドジェがボックス左ポケットへ。マイナスクロスを受けたディ・ロレンツォがシュートを流し込んだ。

余裕のイタリアは試合開催地フリウリを本拠地とするウディネーゼのルッカを代表デビューとさせた中、4-1で快勝。3勝目を挙げ、首位をキープしている。

イタリア 4-1 イスラエル
【イタリア】
マテオ・レテギ(前41)【PK】
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(後9)
ダビデ・フラッテージ(後28)
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(後34)
【イスラエル】
モハメド・アブ・ファニ(後21)

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ペッレグリーニ愚行退場のイタリア、2点先行もベルギーにドロー【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25、リーグAグループ2第3節、イタリア代表vsベルギー代表が10日に行われ、2-2で引き分けた。 先月のフランス代表戦、イスラエル代表戦を制して連勝発進としたイタリアは、レテギを最前線に配置する[3-5-1-1]で臨んだ。 一方、イスラエルに勝利し、フランス代表に敗れて1勝1敗スタートとなったベルギーは、オペンダを最前線に配置する[4-1-4-1]で臨んだ。 試合は1分過ぎ、イタリアに電光石火弾。左サイドからのディマルコのアーリークロスがルーズになったところをカンビアーゾが押し込んだ。 カンビアーゾの代表初弾で先手を取ったイタリアが流れを引き寄せる中、24分にリードを広げる。カンビアーゾのカットインシュートをGKカスティールスが弾いたところ、レテギが押し込んだ。 しかし38分、ペッレグリーニがテアテのアキレス腱にスライディングタックルでスパイクを入れると、VARの末に一発退場に。 数的優位となったベルギーは直後、FKのサインプレーからデ・カイパーがミドルシュートを叩き込んで1点差とした。 迎えた後半、ベルギーが圧力をかける流れが続く中、61分に追いつく。CKの流れからファーサイドのファエスのヘッドでの折り返しをトロサールが右足アウトでうまく流し込んだ。 その後もベルギーが押し込む展開が続いたが、決定打は生まれず。勝ち点1を分け合っている。 イタリア 2-2 ベルギー 【イタリア】 アンドレア・カンビアーゾ(前2) マテオ・レテギ(前24) 【ベルギー】 マキシム・デ・カイパー(前52) レアンドロ・トロサール(後16) 2024.10.11 05:49 Fri
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ケアンが腰痛でイタリア代表を辞退…201cmの大型FWルッカを追加招集

イタリアサッカー連盟(FIGC)は7日、フィオレンティーナのFWモイゼ・ケアンがイタリア代表から離脱したことを発表した。 FIGCの発表によれば、ケアンは腰痛に悩まされており、その治療を受けるためひと足先にクラブに戻ったとのこと。 なお、FIGCは新たにウディネーゼに所属するFWロレンツォ・ルッカを追加招集。今夏、昨季からレンタル移籍で加入したウディネーゼに完全移籍を果たしたルッカは、201cmの規格外スペックで知られるセンターフォワード。今季はここまで公式戦9試合に出場し5ゴールを記録している。 今年3月にイタリア代表へ初招集されたが、軽いケガの影響もあり代表デビューが見送られていた。 2024.10.08 00:30 Tue
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一発退場から2点差追いつかれドロー… イタリア指揮官は割り切る「選手たちが失望しているのはポジティブな側面」

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が苦しい試合展開を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2に属し、9月の2試合ではフランス代表、イスラエル代表相手に連勝したイタリア。10日に行われた第3節ではベルギー代表をホームで迎え撃った。 イタリアは開始早々のDFアンドレア・カンビアーゾ、24分のFWマテオ・レテギのゴールで2点をリード。しかし、38分にMFロレンツォ・ペッレグリーニが危険なタックルで一発退場すると、直後のFKで1点を返され、後半にはCKから同点ゴールを許した。 無敗こそ継続したものの、勝ち点「1」にとどまったスパレッティ監督。試合後にはレッドカードがもたらした影響の大きさを語っている。 「試合を変える出来事がある。その後すぐに失点してしまったし、時にはサッカーがどうこうではなく、戦術やすべての良いことを超越した状況に左右される試合がある」 一方、指揮官は前向きなコメントも。選手たちの姿勢やパフォーマンスに目を向けた。 「選手たちがこの結果に失望しているのを見た。これは彼らの大きな執着心を意味するし、ポジティブな側面だ」 「後半も良いプレーをするチャンスがあった。セットプレーからの失点? 私はもっと他のことについて考える。彼らに広いスペースを与えると危険だし、我々は押し込まれたが、失点はあまりなかった。苦しんだのはあのセットプレーだけだった」 「チームが良いサッカーをし、個性を発揮しているのを見た。このことを確認し、示す必要があった。この試合ではもっとうまくやれる可能性があることを証明した」 <span class="paragraph-title">【動画】カンビアーゾ&レテギの得点で2点先行も… イタリアvsベルギー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mNPBzR7KnBg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.11 18:50 Fri

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