デ・ロッシ解任&CEO辞任にオーナーの“心変わり”も? ローマの行く末やいかに
2024.09.25 15:20 Wed
【動画】気概溢れるディバラのPK弾
Il recupero di Artem
— AS Roma (@OfficialASRoma) September 23, 2024
Il rigore di Paulo #ASRoma pic.twitter.com/UGX3W18Zh0
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迷走するローマ…ギゾルフィSDが巻き返し誓う「ロマニスタの失望を全て受け止める」「ラニエリ新監督と共に這い上がる」
ローマのスポーツ・ディレクター(SD)、フローラン・ギゾルフィ氏が巻き返しへ意欲。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 2024-25シーズンのローマは、ダン・フリードキン体制のもとで迷走。 開幕直後に誰ひとり納得しない形でダニエレ・デ・ロッシ監督を切り、これを主導したCEOが身の危険を感じて辞任し、イバン・ユリッチ新監督は2カ月弱で更迭…デ・ロッシは早くも「前監督」から「元監督」となった。 クラウディオ・ラニエリ氏が新監督として再登板したことは、せめてもの救いか。このたびスタディオ・オリンピコでのイベントに登壇したギゾルフィSDは巻き返しへ意欲を見せる。 「簡単な時期じゃない。幸せとは言えない。全員でこの悪い時期から這い上がらねばならないときだ。そんななかでもラニエリ氏と共に仕事できるのは、個人的にも大変名誉なことだ」 「彼から学び、ローマを前進させたい。ラニエリ氏の冷静さ、経験値がクラブにもたらすものを大事にし、短期的には戦績向上をはかるうえで彼以上の選択肢はなかったと思うね。当面の間、スポーツ上の意思決定は全てラニエリ氏に任せる形となるだろう」 “ラニエリに電話したのは、あなたですか?” 「ラニエリ氏の招聘はクラブだ。会社の決定として彼に頼むこととなった」 「短期的にも長期的にもこの決定は正しかったように思う。就任後の選手たちに対する1stスピーチには感動させられたよ。決断を下さねばならない職につく男の気質たるものを感じた」 「我々は誰もが日々ロマニスタのために働いている。ここ最近のスタジアムの雰囲気は悲しいものがある。彼らの失望を全て受け止め、クラブがより高いレベルへと戻れるよう、引き続き全てを注ぐと誓う」 2024.11.21 16:26 Thu2
ローマの系列クラブとなるエバートン…フリードキン新体制でサッリ氏を新監督に?
エバートンの新オーナー「フリードキングループ」が、マウリツィオ・サッリ氏(65)に監督就任を要請する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フリードキングループによって株式の大半が取得されたエバートン。イギリス『BBC』などは、同社が取得した株式は94%と伝える。 フリードキングループといえば、ダン・フリードキン氏を筆頭としたローマのオーナー。 しかし、今日現在はエバートン再編に向けた動きを加速させているといい、重要タスクのひとつが新監督選任。現地リバプールで噂が広がっている名前こそサッリ氏だという。 また、昨季途中までローマの宿敵ラツィオを指揮した65歳は、友人であるダニエレ・トニャッチーニ氏(60)の同行を希望しているとも。 トニャッチーニ氏はミラン時代に「ミランラボ」を開設した功績で知られ、サッリ氏とはユベントスでも共闘している。 現在のエバートンに目を向ければ、プレミアリーグ開幕5試合未勝利で降格圏19位。フリードキングループの到着にとって、ショーン・ダイチ監督(53)、ケビン・セルウェルSD(50)は解任となる可能性が強まっているようだ。 2024.09.25 18:00 Wed3
伊紙がローマ所有のフリードキン氏に苦言「今はモルディブにいるそうだ」「このままでは選手たちの退行が続く」
イタリア『カルチョメルカート』がローマのオーナー、ダン・フリードキン氏に苦言を呈す。 ロマニスタの支持率が皆無に等しいフリードキン体制。そもそもクラブへの愛着が感じられないところから始まり、失政と言って差し支えない人事等々、退陣を望む声が止むことはない。 『カルチョメルカート』はまず、現ローマについて、「非常に地味なユニオンSGにも勝てず。今季15試合で4勝…過去20年で前例のない災害、そこに光はない。問題を解決するには、現実を直視しなければならない」と論評。 また、イバン・ユリッチ監督の去就に触れつつ、「解任は数週間確実視されているが、理由が誰にもわからないまま延期され続けている。フリードキンのプライベートジェットは今日現在モルディブにあるそうだ。彼らにはローマ以外の優先事項があるようだ」と皮肉った。 最近の失政という点では、なんといってもダニエレ・デ・ロッシ監督の解任。 「ユリッチは途方に暮れている。手元の選手たちと明らかに相性が悪く、誰かが歯向かってくるわけではないが、誰もフォローはしてくれない。デ・ロッシ解任で熱意を失った選手が続出し、このままではひたすら『退行』が続く」 「エヴァン・エンディカのような“確実性”もあるが、おそらく選手たちの奮闘だけでローマが這い上がってくることはない。全選手がどこかから足を引っ張られている」 「あとは、オーナーがトリゴニアに現れ、自分たちの間違いの責任を取る決断を下すのを待つだけである。いや、本来なら修正する時間は残されているが、ローマでその望みは存在しないか。真剣なクラブであれば、すでに新たなCEOがいて、すでに新たな監督がいるはずだ」 2024.11.08 21:05 Fri4
ルディ・ガルシアにローマ帰還の可能性? 候補の一人も本人は前向きか
ルディ・ガルシア氏(60)にローマ帰還の可能性が浮上している。 ダニエレ・デ・ロッシに続き、イバン・ユリッチ監督を解任したセリエAで12位のローマ。現在は、ロンドンに滞在しているとされるオーナーのダン・フリードキン氏、ライアン・フリードキン氏が複数の候補と面談し、新指揮官候補を決定する運びだ。 現時点ではサウジアラビア代表監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏を筆頭に、複数候補の名前が挙がっている。大手のエージェンシーとコンタクトを取るオーナーサイドは外国人監督を中心にリストアップしているとの噂もあるが、その候補の一人に元指揮官の名前が挙がっているという。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、2013年から2016年までジャッロロッシを指揮したフランス人指揮官は、古巣帰還に前向きな姿勢を示しているという。 ただ、あくまで現時点では新指揮官候補の一人という段階だという。 2010-11シーズンにリールをシーズン2冠に導き台頭したガルシア氏は、ローマ以外にマルセイユ、リヨンの指揮官を歴任。ただ、ここ最近ではサウジアラビアのアル・ナスル、ナポリで思うような結果を残せずにいる。 2024.11.12 15:10 Tueローマの人気記事ランキング
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ボーヴェが移籍後初弾含む4ゴールに絡む痛烈恩返し…ヴィオラに惨敗のローマがユリッチ去就危ぶまれる連敗に【セリエA】
セリエA第9節、フィオレンティーナvsローマが27日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、ホームのフィオレンティーナが5-1で圧勝した。 前節、インテルとの強豪対決に0-1で惜敗した10位のローマは、直近3勝1分けで好調の5位フィオレンティーナとのアウェイゲームで3試合ぶりの白星を目指した。直近のヨーロッパリーグ(EL)でディナモ・キーウ相手にEL初勝利を収めたジャッロロッシは、その試合から先発4人を変更。ザレフスキ、ル・フェ、コネ、バルダンツィに代えてマンチーニ、クリスタンテ、ペッレグリーニ、ディバラと主力を復帰させた。 共に中2日の過密日程の中で臨んだ一戦は早い時間帯に動く。開始9分、古巣初対戦のボーヴェを起点にベルトランとのパス交換でボックス左に抜け出したケアンが絶妙なグラウンダーの左足コントロールシュートをゴール右隅に流し込み、フィオレンティーナが先制に成功する。 さらに、15分にはチェリクのコントロールミスを狙ったボーヴェがボックス内で先にボールを触った後、チェリクと交錯。このプレーでPKが与えられると、キッカーのベルトランが冷静に右隅へ蹴り込んだ。 ミス絡みの連続失点で最悪な入りとなったローマはすぐさま反撃を開始。ディバラとペッレグリーニを起点にアタッキングサードまでボールを運ぶものの、攻撃のテンポが上がらず。相手がセットした状態で無理なコンビネーションプレーや精度の低いクロスをことごとく撥ね返されると、攻撃参加した3バックの背後を執拗に狙うヴィオラのカウンターを受けて、ずるずると後退を余儀なくされる悪循環が続く。 この展開を受けてユリッチ監督は32分、アンヘリーニョとクリスタンテを下げてザレフスキ、コネを同時投入。荒療治に出ると、39分にはボックス手前左で仕掛けたコネが右ポストの内側を掠める見事なミドルシュートを突き刺し、加入後初ゴールを記録。反撃の狼煙を上げる。 だが、直後の41分には自陣右サイドでチェリクがゴセンスとの競り合いでファウル気味に潰されたところでファウルを要求して集中が切れると、ボーヴェにボックス左まで持ち込まれて絶妙なグラウンダーの折り返しを入れられると、ファーに走り込んだケアンにスライディングシュートで流し込まれ、ドッピエッタを献上。すぐさま2点差に戻された。 2点ビハインドで後半を迎えたローマは前半に1枚カードをもらっていたマンチーニを下げてバルダンツィを右のウイングバックに配置。チェリクが3バックの右に入った。 開始直後にはショートカウンターからペッレグリーニが良い形でフィニッシュまで持ち込む場面も作ったが、後半も先にゴールを決めたのはフィオレンティーナ。52分、カウンターで右サイドに抜け出したアドリがボックス付近で絶妙なタメを作って中央に飛び出してきたボーヴェに横パス。細かいステップワークでゴール右に抜け出したローマ育ちのMFが古巣相手にフィオレンティーナ加入後初ゴールを叩き込んだ。 62分にはディバラの直接FKでゴールに迫ったローマだったが、65分には直前に1枚イエローカードをもらっていたエルモソがドゥドゥへのファウルで2枚目のカードをもらって退場に。さらに、ディバラとの交代で新天地デビューを飾ることになったフンメルスがセットプレーの守備でクアメのヘディングシュートをクリアし損ねて痛恨のオウンゴール。試合終了まで20分以上を残して終戦した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ボーヴェが恩返し弾を含む4ゴールに絡む活躍を見せたフィオレンティーナがセリエA3連勝を達成。敗れたローマはユリッチ監督の去就危ぶまれる連敗に。 フィオレンティーナ 5-1 ローマ 【フィオレンティーナ】 モイゼ・ケアン(前9、前41) ルーカス・ベルトラン(前17[PK]) エドアルド・ボーヴェ(後7) オウンゴール(後26) 【ローマ】 マヌ・コネ(前39) 2024.10.28 06:45 Mon2
アタランタがザニオーロ恩返し弾などで破竹のリーグ8連勝! ローマはラニエリ体制でリーグ連敗…【セリエA】
セリエA第14節、ローマvsアタランタが2日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのアタランタが0-2で勝利した。 前節、ラニエリ新体制の初陣となったナポリとのデルビー・デル・ソーレを0-1の敗戦で終えた12位のローマは、直近のヨーロッパリーグ(EL)のトッテナム戦で初勝利を逃すも、後半終盤の劇的同点ゴールによって2-2のドローに持ち込んだ。その勢いを活かしたい新体制のホーム初戦ではスパーズ戦から先発1人を変更。エル・シャーラウィに代えてクリスタンテを起用し、[3-5-2]の布陣で臨んだ。 一方、破竹のリーグ戦7連勝に公式戦12戦無敗と絶好調の2位のアタランタ。リーグ前節はパルマに3-1、直近のチャンピオンズリーグ(CL)のヤング・ボーイズ戦は6-1と自慢の攻撃陣が好調を維持するなか、今回の試合では先発3人を変更。クアドラード、パシャリッチ、ブレシャニーニに代えてベッラノーバ、エデルソン、ルックマンとベストメンバーを揃えてきた。 ウォームアップでは前日のインテル戦で昏倒し、緊急搬送された生え抜きMFボーヴェに連帯を示すT-シャツを着用し、試合前にはホームサポーターからレジェンド指揮官の復帰を歓迎する盛大な声援が届けられるなど最高の雰囲気で幕を明けたマンデーナイト開催のビッグマッチ。 地力で勝るアタランタが優勢に進める一方、ローマも開始4分にパレデスがGKカルネセッキにビッグセーブを強いる強烈なミドルシュートを放てば、13分にもマヌ・コネが枠のわずか左に外れる無回転ミドルでゴールを脅かす。 立ち上がり以降は中盤での球際での激しい攻防がメインとなるなか、ボールの主導権を握ったアウェイチームが押し込む状況が続く。外回りの攻撃から左のルックマンのドリブル突破や右のベッラノーバの攻撃参加を使いながら、クロスとセットプレーでチャンスを窺うが、フンメルスを中心にボックス付近で集中した守備を見せるホームチームの堅守を攻めあぐねた。 ほぼイーブンの内容で折り返しとなった試合はゴールレスで後半に突入した。後半はローマが低い位置ながらもボールを保持する展開となったが、中盤で潰し合うクローズな展開が続いていく。 この膠着状態を脱したいアタランタはレテギ、ルックマン、デ・ケテラエルの前線3枚を総入れ替えし、古巣対戦のザニオーロ、ブレシャニーニ、サマルジッチと中盤的な要素が強い選手を続けてピッチに送り出した。 これでよりボールを保持して全体を押し上げると、69分には待望のゴールが生まれた。コスヌの果敢なボックス内への仕掛けも効いた波状攻撃からペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したデ・ローンが右足を一閃。ゴール前の混戦でDFチェリクの背中に当たって大きくコースが変わると、これが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 ここまで集中した守備でアタランタの攻撃を抑え込みながらも、不運な形で先手を奪われたローマ。この失点直後にはすでに投入したショムロドフに加え、足を痛めたフンメルスとチェリクを下げてサーレマーケルス、エル・シャーラウィを両ウイングバックに投入。ここからリスクを冒して前に出ると、セットプレー流れのサーレマーケルスの右クロスからゴール前のマンチーニにチャンスも、見事なファーストタッチから体勢を崩しながらのシュートは枠に飛ばせず。 緊迫感のある状況が続いたまま迎えた後半最終盤にはアタランタが突き放す。89分、左CKの場面でキッカーのクアドラードが右足インスウィングの正確なクロスを入れると、ニアでザニオーロが頭で触ったボールがDFにもディフレクトしてゴール右隅に決まった。 そして、ザニオーロの今季セリエA初ゴールとなる痛烈な古巣恩返し弾で勝負を決めたアタランタが、敵地での接戦を制してセリエA8連勝を達成。敗れたローマはラニエリ体制でリーグ連敗スタートとなった。 ローマ 0-2 アタランタ 【アタランタ】 マルテン・デ・ローン(後24) ニコロ・ザニオーロ(後44) 2024.12.03 06:47 Tue3
ローマが伊代表デビュー生え抜きの新契約交渉スタート…トッティも“ローマのガビ”と期待
ローマが目下売り出し中の生え抜きMFとの新契約交渉をスタートさせたようだ。 イタリア屈指の育成組織を誇るローマにあって、現在最も注目を集める存在となっているのが、先日のベルギー代表戦でアッズーリデビューを飾ったイタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)だ。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、昨年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ前監督の下、アカデミーの先輩であるU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(現フィオレンティーナ)らとのポジション争いを制すると、ここまで公式戦7試合に出場。ヴェネツィア戦ではチームを勝利に導くセリエA初ゴールを挙げると、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督から初招集を受けていた。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティが“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、プロ契約時に結んだ2026年の現行契約で年俸7万ユーロ(約1140万円)しか受け取っていない20歳MFに対して、条件面を大幅に改善したオファーを掲示する準備ができているという。 2024.10.14 07:00 Mon4
【セリエA第14節プレビュー】好調同士の上位対決、フィオレンティーナvsインテル開催
前節はナポリvsローマ、ミランvsユベントスのビッグマッチ2試合が行われ、ナポリが勝利、ミランとユベントスは譲らず引き分け決着となった。迎える第14節、フィオレンティーナvsインテルの上位対決が開催される。 4位フィオレンティーナ(勝ち点28)は前節コモ戦、FWケアンの3戦連続ゴールなどで2-0の勝利、連勝を7に伸ばした。自身が出場した直近4試合では7ゴールと大暴れのケインがインテル相手にも覚醒した姿を見せられるかに注目だ。 一方、公式戦12試合負けなし(10勝2分け)の3位インテル(勝ち点28)は前節、ヴェローナに5-0で大勝。チャンピオンズリーグ(CL)も好調で火曜に行われたライプツィヒ戦を制し、2位に付けている。ケガ人を最小限に抑えているS・インザーギ監督のローテーション起用が冴える中、同勝ち点で並ぶ勢いのあるフィオレンティーナを下して首位ナポリを追走できるか。 続いて月曜開催のローマvsアタランタ。12位ローマ(勝ち点13)は前節ナポリ戦、第3次ラニエリ政権の初陣となった中、ウノゼロで押し切られた。ただ、木曜に行われたヨーロッパリーグではトッテナム相手に敵地で2-2のドローに持ち込む粘りを見せている。一定の手応えを得た中、強敵アタランタ相手に勝ち点を奪えるか。 対する2位アタランタ(勝ち点28)は前節、パルマに3-1の貫禄勝ち。そしてCLではヤング・ボーイズ相手にFWレテギとFWデ・ケテラエルのWドッピエッタなど6発圧勝と圧巻の破壊力を見せ付けた。リーグ戦7連勝と絶好調の中、ラニエリ監督の下で立て直し中のローマを下して連勝を8に伸ばせるか。 アタランタ、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオの4チームに1ポイント差で追われる首位ナポリ(勝ち点29)は11位トリノ(勝ち点15)と対戦。ローマ戦ではFWルカクの恩返し弾が決勝点となってウノゼロ勝利としたナポリ。3戦ぶりの勝利で首位をキープしたが、インテルとフィオレンティーナが潰し合う今節、勝ち点差を広げるためにも勝利が求められる。 相次ぐケガ人で選手層が限界を迎えている6位ユベントス(勝ち点25)は15位レッチェ(勝ち点12)と対戦。ミラン戦をゴールレスドローで終えたユベントスは水曜のCLではアストン・ビラ相手に敵地でドローに持ち込んだ。ベンチ入りメンバーを用意することも厳しい状況の中、苦しい台所事情をモッタ監督がどう乗り越えていくのか引き続き注目される。 そのユベントスに膠着のゴールレスドローで終えた7位ミラン(勝ち点19)は10位エンポリ(勝ち点16)と対戦。ただ、火曜に行われたCLではスロバン・ブラチスラヴァ相手にFWエイブラハムの1ゴール1アシストなどで3-2の逃げ切り勝利。CL3連勝の勢いをリーグ戦に持ち込めるか。 最後にGK鈴木彩艶の13位パルマ(勝ち点12)と5位ラツイオ(勝ち点28)の一戦。パルマは前節、前述のようにアタランタに完敗。彩艶も成す術なく3失点を喫した。今節も5連勝中のラツィオが相手と厄介だが、3戦連発中のFWザッカーニら攻撃陣を彩艶は抑え込めるか。 ◆セリエA第14節 ▽11/29(金) カリアリ 1-0 ヴェローナ ▽11/30(土) 《23:00》 コモvsモンツァ 《26:00》 ミランvsエンポリ 《28:45》 ボローニャvsヴェネツィア ▽11/31(日) 《20:30》 ウディネーゼvsジェノア 《23:00》 パルマvsラツィオ トリノvsナポリ 《26:00》 フィオレンティーナvsインテル 《28:45》 レッチェvsユベントス ▽12/2(月) 《28:45》 ローマvsアタランタ 2024.11.30 07:30 Sat5