セルタ、バルサ退団のマルコス・アロンソの獲得を正式発表!

2024.08.29 07:30 Thu
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セルタは28日、バルセロナを退団した元スペイン代表DFマルコス・アロンソ(33)をフリーで獲得した。契約期間は2025年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。
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マルコス・アロンソはレアル・マドリーの下部組織出身で、ボルトン、フィオレンティーナ、サンダーランド、チェルシーを渡り歩き、2022年の夏にバルセロナに加入。加入シーズンは左サイドバックやセンターバックとして公式戦37試合に出場するなど主力の1人に定着したが、2023-24シーズンはは競争の激化や慢性腰痛の手術を受けたこともあり、出場機会が激減。公式戦8試合の出場にとどまっており、シーズン終了後に退団が発表されていた。
セルタを率いるのは、マルコス・アロンソと3歳差で、同じくマドリー下部組織出身のクラウディオ・ヒラルデス監督(36)。[3-4-3]の布陣を採用するなか、左利きのセンターバックを強く求めていたようで、チームの軸として期待しているようだ。

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【ラ・リーガ シーズンプレビュー】ムバッペ加入の王者マドリーが大本命…久保建英に加え、浅野拓磨が初参戦

2024-25シーズンのラ・リーガが8月15日(木)に開幕を迎える。2023-24シーズンはジローナというダークホースが上位争いをかき回したが、最終的に2位以下に10ポイント以上の大差を付けたレアル・マドリーが2シーズンぶりの覇権奪還に成功した。迎える新シーズンは連覇を狙うレアル・マドリーを大本命に、新生バルセロナ、積極補強のアトレティコ・マドリーが王者の牙城崩しを狙う構図となりそうだ。(選手のIN&OUTは2024年8月14日時点) ◆昨季王者に超スーパースターが加入~レアル・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンはディフェンスラインを中心に多くのケガ人に悩まされながらも、イタリア人指揮官による傑出したチームマネジメントと新エースとなったMFベリンガムらの勝負強い活躍によって2シーズンぶり36度目のプリメーラ制覇を成し遂げたエル・ブランコ。加えて、チャンピオンズリーグ(CL)も制覇した絶対王者は今シーズンもタイトルレースの大本命だ。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)とフランス代表の絶対的エースであるFWキリアン・ムバッペが加入。昨季のベリンガム以上のスーパースターの一挙手一投足に注目が集まるところだ。さらに、国際移籍が可能となる18歳を迎えたブラジルの新たな至宝であるFWエンドリッキも正式加入となり、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、FWブラヒム・ディアスが並ぶ前線のユニットはFWホセルの退団で高さを失ったものの、世界屈指の陣容となった。 一方で、中盤とディフェンスラインではMFクロースの現役引退にカピタンのDFナチョが退団。開幕時点では明確な穴埋め補強は行われず、強烈な個性が並ぶ前線の組み合わせの難しさと共に若干の不安要素だ。とはいえ、負傷によって長期離脱を強いられた守護神クルトワ、DFミリトンがプレシーズンから稼働し、DFアラバも前半戦途中に復帰が見込まれ、レンタルバックのDFバジェホがバックアッパーとして計算できる働きを見せれば、何の問題もない。中盤に関しては世界屈指のオーガナイザーの不在に加え、開幕直前にヒザを痛めたMFカマヴィンガの状態はやや気がかりだが、MFチュアメニ、MFバルベルデを軸に、百戦錬磨のMFモドリッチやより中盤的な振る舞いが想定されるベリンガムらがしっかりとその穴を埋めるはずだ。 ユーロ、コパ・アメリカの影響で主力の合流が遅れ、昨季以上に序盤戦はシステム含め試行錯誤の戦いが予想されるが、最終的にはアンチェロッティ監督が現有戦力の最大値を引き出す最適解を見いだすはずだ。また、ムバッペの加入によって流れに関係なく“個”で試合を決められる選手が増えたことで、昨季以上に相手にとっては理不尽な形での勝ち方も目立つことになりそうだ。 ◆フリック新体制で覇権奪還狙う~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者との実力差は否めないが、混迷の昨季を2位でフィニッシュした一昨季王者をマドリーの対抗とする。 連覇を狙った昨季はMFギュンドアン、DFカンセロ、FWフェリックスら実力者を積極補強も、戦術の要だったMFガビの長期離脱や主砲レヴァンドフスキの不振、守備力の大幅な低下によって苦戦。クラブと衝突したチャビ前監督の去就問題もあってスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保が精いっぱいの低調な1年を過ごした。 捲土重来を期す新シーズンに向けては新監督探しが難航した末、前バイエルン、ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック新監督を招へい。クラブ伝統のポゼッションスタイルから、より縦に速いモデルチェンジを図る。 移籍市場ではカンセロとフェリックスのレンタルバックに加え、カピタンのDFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソ、MFロメウといったバックアッパークラスのベテランが退団。代わってカンテラーノの昇格やDFエリック・ガルシアのレンタルバックと共にRBライプツィヒから元カンテラーノで、ユーロ得点王であるMFダニ・オルモが加入。現状では左ウイング起用がメインも、攻撃的ポジションすべてをカバーする多才なアタッカーの加入は大きい。 一方で、サイドバックや守備的MF、突破力のあるウイングとその他の補強ポジションは意中のアスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズの獲得が絶望的な状況もあり、大きな不安要素だ。とりわけ、序盤戦ではDFアラウホ、MFガビ、MFペドリ、MFフレンキー・デ・ヨングらをケガで欠く形となり、エースのFWラミン・ヤマル、DFクバルシ、MFフェルミン・ロペスと共にMFカサド、MFベルナル、DFバジェといったカンテラーノのブレイクが必須。ここからの補強を含め、序盤戦の戦いが新生ブラウグラナのカギを握る。 ◆アルバレスらセンターラインに実力者を補強~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は4位フィニッシュも、大躍進で主力大量流出となった3位のジローナではなくアトレティコがマドリー、バルセロナの有力な対抗馬となる。 昨季は比較的地味目な補強にとどめ、継続路線を歩んだなかで課題の攻撃面に大きな改善が見受けられた一方、真骨頂である守備面の緩さやアウェイゲームでの深刻な勝負弱さによって上位に大きく水をあけられる形となった。 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「恐ろしい」ゴール直後に指骨折…ハヴァーツの痛々しい姿にファンも心配「見てられない」

チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツが体を張ってゴールを決めた。 チェルシーは5日、EFLカップ(カラバオカップ)の準決勝1stレグでトッテナムとホームで対戦。ハヴァーツは先発出場した。 試合は開始早々、チェルシーのDFマルコス・アロンソがトッテナム陣内でパスをカットし、ボックス左に走り込むハヴァーツに絶妙なスルーパス。ハヴァーツが左足を振り抜くと、トッテナムのDFダビンソン・サンチェスに当たって大きくコースが変わったボールがゴールネットに突き刺さった。 ハヴァーツはこの際に、相手GKウーゴ・ロリスを避けようと、シュート直後に大きくジャンプ。しかし、この時に右手の小指を地面についてしまい負傷したようだ。 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ハヴァーツのケガについて次のように語っている。 「カイは指に問題を抱え、指を骨折して酷いありさまだった。そして、彼はどんどん大きくなる痛みに耐えてプレーした。彼はハーフタイムまで持ちこたえ、それから交代することになった」 ハヴァーツには、ファンからも「見てられない」、「恐ろしい」、「痛そう」、「大丈夫か」、「得点の代償が大きい」、「早く良くなって!」と心配の声が寄せられたが、ドイツ代表MFは試合後に自身のツイッターを更新。「ねじれた指についてのメッセージありがとう」と感謝を綴っている。 <span class="paragraph-title">【写真】ハヴァーツの小指がおかしな方向に曲がってしまう…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Kai Havertz discolated his little finger in tonight’s EFL Cup semi-final against Tottenham <a href="https://t.co/RtKdKWQsyD">pic.twitter.com/RtKdKWQsyD</a></p>&mdash; 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1478836616932335621?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.06 11:55 Thu

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元セルタ主将マージョ、マスコットの女性に対する性的虐待で有罪判決…すでに控訴の意向表明

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