初来日のスパーズ司令塔マディソン、新シーズンへ「歴史を作り上げていきたい」と意気込む…“唯一無二”の指揮官への信頼も厚く

2024.07.26 21:45 Fri
前日会見に出席したマディソン
©超ワールドサッカー
前日会見に出席したマディソン
トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンヴィッセル神戸戦の前日会見を行った。

現在、東アジアでのプレシーズンツアーを行っているトッテナムは27日、国立競技場で行われる『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』で、昨シーズンのJ1王者である神戸と対戦する。
昨年夏にレスター・シティから加入し、バイエルンへ旅立ったハリー・ケインに代わってスパーズの新10番を担う司令塔は、今回が初来日となった。

「コンニチハ、日本は初めてなので、すごく楽しみにしているよ。少しだけど見た日本の街、東京の街も素晴らしいし、あとはとても温かい歓迎を、ホテルでもトレーニング施設でもしてもらった。まだ到着したばかりだけど、この新しいスタジアムも楽しみにしているし、明日の試合を楽しみにしているよ」

早くも日本を満喫している様子を見せながらも、バイスキャプテンの一人としてキャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミンを支えるイングランド代表MFは、アンジェ・ポステコグルー体制2年目での成功に向けての強い思いも語った。
「昨年は新しい監督を迎えて最初のシーズンだった。そして、彼から新しい哲学、新しいやり方を多々学ぶことができた。いいシーズンだったけど、単にいいシーズンであったというのは、もちろん十分ではない」

「僕らは大きな成果を達成したいと思っているし、歴史を作り上げていきたいと思っている。それを達成するためには常に改善をしていくしかないし、プレーヤー個々が力を伸ばしていくように努力を続けるしかない。そういった意味で、新しいシーズンのスタートというのは非常にいいこと。フレッシュなスタートを切ることができるし、今年はさらに進化できるように努力をしていきたい」

昨シーズンは自身初の長期離脱も経験し、後半戦は状態を落としたものの、“アンジェ・ボール”の体現者としてチームの核を担う攻撃的MFは「まだ学んでいる途中だけど、今まで自分が指導を受けてきた監督とは全く違う、同じような考え方を持つ監督は今までいなかったということは明言できる」と語る指揮官の独特なフットボール哲学についても言及。

「今(監督が)隣にいるので、なかなか言いづらいところもある(笑)」とジョークを交えつつ、オーストラリア人指揮官の人柄、戦術への信頼を示した。

「監督はとても攻撃的なフットボールを求めている。だから、本当にすべてのセッションも、どの試合でも本当にハードワークを強いられるけど、この方法で続けていけば、必ず成功できると思っているよ。この戦い方を続ければ、必ず成功できると信じることができているんだ」

「まだ1年で、そういった意味で僕らはチームをビルドアップしている最中だけど、彼から学び、彼のやり方に順応、適応している。ただ、彼が何を僕らに求めているかということは、とても明快でクリアなんだ。それに対して、できる限り応えていきたいと思っているし、アンジェ流のトッテナム・ホットスパースタイルを必ず実践し、そして成功できると信じているよ」

また、レスター時代には先日に現役引退を発表したFW岡崎慎司と1シーズン一緒にプレーしたことでも知られるマディソンは、今回のジャパンツアーに際して「今回は特にやり取りをしていない」としながらも、元日本代表FWの意外な特技を明かすなど、同選手とのエピソードにも触れた。

「最近のテクノロジー、SNSは本当に素晴らしくて、ずっと生涯の中で何か関わった人たちと連絡を取り合うことができる。関係を維持することができるという意味で、本当に素晴らしいなと思っているんだ」

「僕のプレミアリーグでの最初の年に、彼とは一緒にプレーした。もう今となっては昔のことだという感じだけど、オカザキはレスターでいわゆるナンバー10的なポジションでプレーしていた。僕も彼から多くを学んだと思うし、また人間としても日本人ではそういう人が多いけど、とても謙虚で礼儀正しい。本当に多くのことを学ぶことができた。まだ、連絡を取り合っているし、彼は僕にとって良き友人なんだ。本当に優れたフットボーラーだけど、実はダンスもとっても得意なんだ(笑)」

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スパーズがビッグクラブ関心示す米代表MFの優先交渉権を確保…ベティス会長が買取OP認める

トッテナムがレアル・ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(22)の優先交渉権を確保したようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 今夏の移籍市場でアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソの完全移籍の交渉を進めていた両クラブでは、その交渉と並行してカルドーソに関する交渉を行っていたという。 ベティスのアンヘル・アロ会長は2日、金額などの詳細は伏せたものの、トッテナムにカルドーソに関する買い取りオプションを与えたことを明かしている。 「ジョニーはトッテナムだけでなく、他の多くのクラブも興味を持っているプレーヤーだ」 「ジオ(ロ・チェルソ)のオペレーションの際、彼らは我々にとって重要かつ興味深い価値で買い取るオプションを我々に求め、我々はそのオプションを与えた」 報道によると、カルドーソの買い取りオプションは2500万ユーロ(約40億4000万円)に設定されており、2025年6月から2週間のみ有効となる条項だという。 ブラジル人の両親の元でアメリカで生まれたカルドーソは、すぐさま両親の母国に移住。クリシューマ、アヴァイの下部組織を経てインテルナシオナウのユースチームに加入。2019年にファーストチームデビューを飾り、主力に定着した。 その後、今年1月に加入したベティスではすぐさま主力に定着し、今夏の移籍市場ではミランなど複数クラブからの関心を集めていた。 186cmのセントラルMFは屈強なフィジカルを活かしたボール奪取能力に加え、安定した配球とボールを運べる中盤の繋ぎ役として評価を高めており、ホールディングMFを探すトッテナムに適したプロフィールの持ち主だ。 2024.09.03 16:15 Tue
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「何か得ていてもおかしくなかった」 トッテナムが支配しながら今季初黒星…指揮官「扉を叩き続けなければ」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグ前節のエバートン戦で初勝利を挙げたトッテナムは、1日の第3節でニューカッスルと対戦。連勝を懸け、敵地に乗り込んだ。 徐々に流れを掴んだトッテナムだったが、こじ開けられないなか37分に失点。しかし、56分にはウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンがシュートのこぼれ球に反応し、ニューカッスルのオウンゴールを誘う。 トッテナムは勢いに乗るも、78分にワンチャンスからの得点を許し、再びビハインド。2度目の同点ゴールは奪えず、今シーズン初黒星を喫した。 ポステコグルー監督は多数作ったチャンスを活かしきれなかった点を試合後に反省。セント・ジェームズ・パークの難しさも語っている。 「最初のアウェイゲーム(1-1でドローのレスター・シティ戦)と似ている。試合からもっと多くのものを得るべきだったのは確かだ。繰り返しになるが、試合の大部分を支配し、多くのチャンスを作りながら、アドバンテージを得られないという物語だった」 「ここは簡単な場所ではない。サポーターがホームチームのために力強い雰囲気を作り出すから、その流れに乗らなければならない。そして私はそれができたと思っている。包囲されていると感じた瞬間はほとんどなく、相手の陣地で試合を展開した」 「言っているように、あれだけのチャンスを作れば、何かを得ていてもおかしくなかった。20本のシュートだけでなく、もっともっとゴールキーパーを試すチャンスがあった」 「今シーズンのこれまでの戦いはちょっとした物語のようなものだったが、良いパフォーマンスは見られた。良いサッカーだったし、個人のパフォーマンスも力強かった。我々はその扉を叩き続けなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】一時同点も…ニューカッスルvsトッテナム ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="O89To9LsITk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.02 14:40 Mon
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スパーズの逸材MFディヴァインがウェステルローへレンタル移籍

KVCウェステルローは5日、トッテナムからU-20イングランド代表MFアルフィー・ディヴァイン(20)をレンタル移籍で獲得した。なお、背番号は「10」を着用する。 ウィガンのアカデミー出身のディヴァインは2020年にトッテナムのユースチームに加入。2021年1月に行われたFAカップ3回戦のマリン戦では16歳と163日でのクラブ史上最年少でのトップチームデビュー。さらに、同試合ではデビュー戦ゴールを記録し、クラブ史上最年少ゴール記録まで樹立していた。 昨シーズンはEFLリーグ1(イングランド3部)のポート・ヴェイルに半年武者修行に出されると、セントラルMFや攻撃的MFを主戦場に公式戦26試合に出場し3ゴール3アシストを記録したが、半年間で契約を解消。 今冬からはよりレベルの高いチャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイルへ活躍の場を移すと、ここでも主力として公式戦15試合に出場した。 圧倒的な足元の技術を生かしたドリブル突破、視野の広さと高精度のキックを武器に決定機を作り出すプレーメイカーのディヴァインは、各年代のイングランド代表にも選出されており、2022年6月に行われたU-19欧州選手権では、主力として優勝に貢献。 2023年3月にデビューしたU-20イングランド代表でも、2023年6月に行われたU-20ワールドカップに全4試合にフル出場するなど主力として活躍している。 2024.09.06 08:00 Fri

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