デンマークの初戦は格下スロベニアとドロー、勝ち点1を分け合う【ユーロ2024】

2024.06.17 03:05 Mon
Getty Images
ユーロ2024グループC第1節のスロベニア代表vsデンマーク代表が16日に行われ1-1の引き分けに終わった。

優勝候補のイングランド代表やセルビア代表が同居するグループC。6大会ぶり2度目の出場となるスロベニアは、守護神オブラクやエースFWシェシュコ、MFストヤノビッチ、DFビヨルら主力を順当に先発で起用した。

一方、8大会ぶりの優勝を目指すデンマークは、2トップにホイルンドとヴィンド、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]の布陣を採用。その他、守護神カスパー・シュマイケルアンドレアス・クリステンセンらもスタメンに名を連ねている。
立ち上がりから地力で勝るデンマークが主導権を握ると、17分にスコアが動く。右サイドからのスローインをボックス右のヴィンドがヒールでフリックすると、ボックス中央に走り込んだエリクセンが胸トラップからワンバウンドしたボールを右足でゴールに流し込んだ。

その後もデンマークが攻勢を続ける中、43分には相手ボックス付近でボールを奪ったヴィンドがボックス左横から折り返しを入れると、エリクセンが決定機を迎えたが、左足のシュートは枠の上に大きく外れた。
0-1で迎えた後半は、1点を追うスロベニアが積極的に前からプレスを掛けて主導権を取りにいく。しかし、徐々に盛り返したデンマークが65分に決定機を作る。

ホイビュアの縦パスに反応したクリスティアンセンがボックス左からDFとGKの間へ絶妙な折り返しを供給すると、ファーサイドに走り込んだホイルンドが右足で合わせたが、シュートはGKオブラクの好セーブに防がれた。

守護神の好守に応えたいスロベニアは76分、中盤からのロングパスを最前線でシュポラールが競り合うと、こぼれ球を拾ったシェシュコがペナルティアーク手前から右足一閃。強烈なシュートは右ポストを直撃した。

さらに直後に獲得したセットプレーから決定機を創出する。77分、セリンの右CKの流れたボールをボックス左手前に走り込んだヤンジャが左足のダイレクトシュートで合わせると、相手選手にディフレクトしてコースが変わったボールがゴール右に突き刺さった。

追いつかれたデンマークは、83分にホイルンドやヴィンド、ホイビュアを下げてユスフ・ポウルセン、ドルベリ、ノアゴーアを投入する3枚替えを敢行。さらに89分にはデラネイを投入したが、最後まで勝ち越しゴールは生まれず。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。格下相手に痛恨のドローとなったデンマークは第2節でイングランドと対戦。一方、価値ある勝ち点1を獲得したスロベニアはセルビアと対戦する。

スロベニア 1-1 デンマーク
【スロベニア】
エリック・ヤンジャ(後32)
【デンマーク】
クリスティアン・エリクセン(前17)

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ポルトガルを救った殊勲のトリンコン「クラブでももっとシュートを打つように言われている」

スポルティングCPのポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコンが23日にホームで行われ、延長戦の末に5-2で勝利したUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのデンマーク代表戦を振り返った。 トリンコンは2戦合計スコア3-4とポルトガルが追う展開となっていた中、81分に投入。その5分後にDFヌーノ・メンデスの丁寧な落としからボレーで蹴り込み、延長戦に持ち込んだ。 さらに延長開始1分、FWゴンサロ・ラモスのボレーシュートがGKを強襲したルーズボールをボックス右に詰めていたトリンコンがコントロールシュートで流し込み、ポルトガルに勝ち越しゴールをもたらした。 ポルトガルを救う大仕事を果たしたトリンコンは喜びを抑えつつ、クラブでもシュートへの積極性を求められているという。 「勝利できたことでより幸せだ。最も重要なのは勝ち進むこと。誰が得点したかはあまり重要じゃない。勝利のおかげで幸せだし、ファンはそれに値する。シュートは得意だからもっとシュートしないといけない。クラブでももっとシュートを打つように言われている。ボックス付近では状況をうまく利用してシュートを打たないといけないと思う。今日は運が良かったし、得点できたね」 タレント揃いで熾烈な代表入り争いだが、トリンコンはあくまでチームを優先している。 「代表を助けるためにここに居る。今日は僕がゴールを挙げたが、別の日は他の選手になるだろう。それはあまり重要じゃない。チームには優秀な選手がたくさん居る。誰がプレーしても違いを生むことができる。全員がプレーする準備ができていなければならない」 MF守田英正の同僚であるトリンコンは今季プリメイラ・リーガで26試合8ゴール12アシストを記録している。 2025.03.24 13:00 Mon
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デンマークに大苦戦も準決勝進出のポルトガル、マルティネス監督は「苦しんだって? 楽しかったよ、これがサッカーだ」とメディアの批判に応戦

ポルトガル代表を率いるロベルト・マルティネス監督が23日にホームで行われ、延長戦の末に5-2で勝利したUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのデンマーク代表戦を振り返った。 敵地での1stレグを0-1で落としていたポルトガルが逆転を狙った2ndレグ。開始3分にPKを獲得するもFWクリスティアーノ・ロナウドが失敗。 それでも38分にオウンゴールで先制し、2戦合計スコアでタイに戻した。しかし後半は2度デンマークにリードを許す苦しい展開の中、終盤の86分に途中出場FWフランシスコ・トリンコンが同点弾を奪って延長戦へ。 その延長戦でトリンコンが逆転弾を決めて初めてリードを得ると、同後半にFWゴンサロ・ラモスがダメ押しゴールを挙げて勝利とした。 戦前は格上と見られながら1stレグで先勝を許したこともあってメディアから批判を受けていたマルティネス監督は結果で見返し、試合後に応戦した。 「代表は監督を批判したり、議論するための場所ではない。誇りを持ち、代表選手たちを観るのを楽しむための場所だ。全てのポルトガル国民がこのチームを誇りに思うべきだ。確かに1stレグはうまくいかなかった。これは認める。しかし今日は自分たちのファンの前でプレーできるという利点を生かして特別な雰囲気を作り、それが大いに役立った。監督として満足できる試合ができた」 「苦しんだって? 楽しかったよ、これがサッカーだ。簡単な試合なんてない。準々決勝の他の試合を観たかい? サッカーはこういうものだ。デンマークは良い試合をしたが、我々の方が優れていた。苦しむのが嫌ならサッカーを観るべきではないと思う。2年間で我々は公式戦で2敗した。そのうちの1度は既にユーロ予選突破を決めていたジョージア戦だった。つまり28試合した2年間で1敗。世界でもこれほどの成績を収めた代表チームはそう多くないと思う」 2025.03.24 12:00 Mon

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