快勝スタートに成功のスペイン代表指揮官「今日はどの選手を褒めてもいい」

2024.06.16 09:25 Sun
スペイン代表を率いるデ・ラ・フエンテ監督
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スペイン代表を率いるデ・ラ・フエンテ監督
スペイン代表がユーロ2024で白星発進に成功した。15日のグループB第1節でクロアチア代表と対戦したスペイン。前半にアルバロ・モラタファビアン・ルイスダニエル・カルバハルの3連発で優位に立つと、後半を無失点で守り抜き、3-0で勝利した。
UEFA公式サイトによると、3大会ぶり最多4度目の優勝に向けて好発進のルイス・デ・ラ・フエンテ監督も喜んだが、20日に行われる次戦のイタリア代表戦に早くも目を向けた。

「ここにたどり着くまで頑張ったし、非常に嬉しいよ。このグループは野心に溢れる大きなファミリーだし、全員のことを嬉しく思う。だが、地に足をつけていかなければ。良いスタートを切って少し安心しているが、これからはイタリアのことを考えねばならない」

また、「非常に完璧な試合をした。ピッチのあらゆるエリアで非常に満足できる出来だったね。なかでも、こんなにも若いチームが最後まで集中してくれたのが嬉しかったよ」と話した。
「今日はどの選手を褒めてもいい」とも述べ、選手個々の働きにも満足感を示したスペイン代表指揮官。今大会屈指の厳しい組とされるグループBだが、スペインは力強いスタートを切った。

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ユーロ2024の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介【6/10更新】

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min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon

ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ/ロドリ(スペイン代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロドリ(マンチェスター・シティ) 1996年6月22日(27歳) ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。 FWラミン・ヤマルと楽しみなティーンエイジャーに大きな期待が集まる一方、黄金期に比べて各ポジションのタレントは小粒となり、真のワールドクラスと呼べるタレントはマンチェスター・シティの中盤に君臨する27歳MFのみと言っても過言はなく、今大会のキーマンとなるはずだ。 ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。 シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) 13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) 23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) DF 2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) 3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) 4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) 5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) 12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) 14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) 22.ヘスス・ナバス(セビージャ) 24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF 6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) 8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) 15.アレックス・バエナ(ビジャレアル) 16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) 18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) 20.ペドリ(バルセロナ) 25.フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW 7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) 9.ホセル(レアル・マドリー) 10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) 11.フェラン・トーレス(バルセロナ) 17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) 19.ラミン・ヤマル(バルセロナ) 21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) 26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) <span class="paragraph-title">【動画】シティの中盤を支えるロドリ、2023-24プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UVwOKmIFD0g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:30 Sat

3大会ぶりユーロ制覇目指すスペイン代表、クロアチアとの初戦に指揮官「良いスタートを切りたい」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が好発進を目指している。『UEFA.com』が伝えた。 今回のユーロ2024では2012年以来3大会ぶりの欧州王者を狙うスペイン代表。グループステージではクロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表が同居するグループBに入り、15日に初戦のクロアチア戦に臨む。 デ・ラ・フエンテ監督は前日会見で抱える選手たちの能力の高さを強調。一丸となって全力を尽くせば、良い結果を残せるはずだと語った。 「個々人は大きな才能を持っている。全員が協力し、その才能をチームのために発揮すれば、我々は良い位置につけられるだろう」 「全てを出し尽くし、もう何も出せないとなった時に満足する。そうすれば、この素晴らしい大会で何かを成し遂げられる立場にいるかもしれない」 「我々は誇りと野心に満ちている。選手たちは献身的でありながらも冷静だ。ここで何か重要なことを成し遂げられると確信してもらうために、良いスタートを切りたい」 また、直前の国際親善試合2試合でプレーしなかったMFダニ・オルモの状態にも言及。「彼は完全に先発できる状態ができているし、1試合通してプレーできる。だが、最終決定は土曜日(当日)まで下さない」と問題がないことを明らかにした。 一方、13日にスペインサッカー連盟(RFEF)が負傷を発表したDFアイメリク・ラポルテはやはり初戦を欠場する模様。「筋肉に不快感がある」と伝えられていたが、状態自体は上がってきているようだ。 「ラポルテは出場できたかもしれないが、リスクを考慮した結果、明日の出場は少し急ぎすぎかもしれないと判断した。そして私は(先発させる)11人を決めた」 2024.06.15 15:00 Sat

代表初ゴール含む2得点のペドリ、ケガからの復活をアピール「以前よりもずっと調子が良い」

バルセロナのスペイン代表MFペドリが代表初ゴールを喜んだ。スペイン『スポルト』が伝えた。 ユーロ2024に向けた直前のテストマッチ2試合を終えたスペイン。8日には北アイルランド代表と対戦した。 開始早々にセットプレーから先制を許す展開となったが、12分にはペドリがゴール左下にミドルシュートを突き刺し、すぐさま同点。アルバロ・モラタのゴールで逆転すると、ペドリ、ファビアン・ルイス、ミケル・オヤルサバルが追加点を奪い、大量5得点の逆転勝利を収めた。 嬉しい代表初ゴールを含む2得点を記録したペドリは、「この試合とチームの手応えにとても満足している」と試合後にコメント。一方、「(代表で)初ゴールを決めることができた。得点するのを楽しみにしていた」とも述べ、悩まされてきたケガからの復活もアピールした。 「何度も災難に見舞われたけど、最後の一歩を踏み出すために懸命に取り組んできた。常にそうなろうと努力してきたけど、以前よりもずっと調子が良い。(右足で)ゴールを決めたことで、ケガが治ったことがわかると思う」 また、自らを重用するルイス・デ・ラ・フエンテ監督との関係にも言及。苦しい時も励まされたと感謝の言葉を伝えている。 「僕はオリンピックのU-21時代からルイスと関係を築いてきた。彼には感謝している。悪い時のあの信頼感は自信に繋がる。彼から何度も電話があったし、励ましと安心感を与えてくれた」 5日に行われたアンドラ代表戦に続き5得点勝利のスペインは、15日のユーロ初戦でクロアチア代表と対戦。本大会でもペドリの活躍が期待される。 2024.06.09 12:13 Sun

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イタリア撃破のMOM…ニコ・ウィリアムズが喜びを表現「アルバニア戦でもっといい試合を」「兄イニャキに感謝」

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズが喜びを素直に表現した。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でイタリア代表に1-0と勝利。オウンゴールで先制後、追加点こそ奪えずも終始内容で圧倒し、B組通過を手繰り寄せた。 今やチーム内における序列も高くなったアスレティック・ビルバオの22歳、ニコ・ウィリアムズは幾度となく持ち前のドリブルでイタリアに襲いかかり、先制オウンゴールを誘発するクロスも。違いを生み出す存在として輝いた。 新時代のスペインを象徴する選手へと階段を駆け上がるなか、試合後の会見で90分間を振り返り。 「とっても嬉しいよ。素晴らしい試合だったと思うし、チームは足を止めず、センセーショナルに働いた。アルバニア戦(B組第3節)はもっともっと素晴らしい試合にしたいという想いが芽生えてくる」 また、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)受賞については、「100パーセント、“クク”のおかげだね。少なくとも(MOMの)半分はククだ」と、自身の一列後ろでサポートに徹したDFマルク・ククレジャ(チェルシー)へ感謝。 「チームメイト全員が僕の活躍を褒めてくれて嬉しい。スペイン代表の一員であること、ここへ来て試合に出られること、誇りに思うし皆へ感謝もしないと。さっきスマホを開いたら、兄(イニャキ・ウィリアムズ/ガーナ代表)からも試合直後に音声メッセージが入ってたよ(笑)」 「イニャキは無条件で僕をサポートしてくれる。この勝利をイニャキに捧げたいし、もちろん家族にも」 2024.06.21 11:20 Fri

「単純に凌駕された」イタリア指揮官が敗戦の弁、スペインの鋭さに圧倒された90分間

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がスペイン代表戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝える。 イタリア代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でスペイン代表に0-1と敗戦。終始ゲームを支配され、DFリッカルド・カラフィオーリのオウンゴールが勝敗を分けた。 90分間を通じて枠内シュートは0。試合後、スパレッティ監督も肩を落とす。 「頭からスペインが我々より鋭く、同じテンポでの対応を迫られた。スペインが速攻を仕掛けるなら、対応は2倍難しくなる。単純に、プレー選択、プレッシング、連携面で凌駕された」 「足は動かず、パスの距離感も適切ではなかった。メンテリティだけで乗り切れる試合ではなかったということだ。ボールを奪ってもすぐ失えば意味がない…少し論理に欠けた試合をしてしまった」 また、スペイン代表が心身ともに充実した状態であると指摘する。 「肉体のリアクションがとにかく鋭い。我々もメンタリティは良い状態だったが、ただでさえ上手くボールを扱えて良いサッカーをするチーム(スペイン)が、非常に鋭いリアクションを見せていた。これは我々に問題を起こさせた」 スペイン代表はB組通過が決定。イタリア代表はクロアチア代表との第3節で、引き分け以上でグループ2位を確保することになる。 2024.06.21 10:10 Fri

「我々は全体的に優れていた」イタリア撃破でGS突破のスペイン、指揮官はこの先の戦いに自信「チームのポテンシャルを見た」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、イタリア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループB第2節でスペインはイタリアと対戦。共に初戦で勝利しており、連勝でグループステージ突破を決めたい戦いとなった。 試合はトップレベルのチーム同士の戦いということもあり堅い展開に。スペインが主導権を握りながらも、イタリアの堅い守備の前にゴールは生まれない。 後半もスペインが押し込む中、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズのクロスをニアに飛び込んだアルバロ・モラタが頭でフリック。これはGKジャンルイジ・ドンナルンマに触られたが、そのボールがDFリッカルド・カラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールで先制。これが決勝点となり、1-0でスペインが勝利した。 難敵・イタリアを下して連勝を飾ったスペイン。これでグループステージ突破が決まった中、デ・ラ・フエンテ監督はしっかりと気を引き締め、この先の戦いも油断しないとした。 「私のことはよくご存知だろう。昨日と考えは同じだ。この試合の結果と勝ち方について、とても誇りに感じている。しかし、これは非常に難しいトーナメントで、先に進むにつれて、対戦相手は我々のことを知り、ますます難しくなるだろう。この大会にはトップチームが多く出場している」 「我々より優れたチームはいないが、我々は懸命に努力し続けなければならない。我々はより向上し、地に足をつけて、油断しないようにする必要がある」 また、イタリアを倒せた要因についても言及。自分たちのプレーが良かったと称賛の言葉を送った。 「フレッシュさだけが要因ではないと思う。サッカーはフレッシュさやフィットネスレベルだけでなく、戦術とテクニックも重要だ。我々は全体的に優れていたと思う」 「イタリアには非常に敬意を持っている。今夜はイタリアが苦戦したが、その理由の一部は我々がとても良くプレーしたからだ」 これによりグループステージ突破を決めたスペイン。最終節のアルバニア代表戦は、選手を入れ替えて臨むこともできる状況。デ・ら・フエンテ監督は、誰にも何も与えたくないとしながらも、選手を入れ替えてプレーさせるとコメント。この先の戦いも、成長を続けて優勝したいと意気込んだ。 「次の試合ではチームをリフレッシュできるが、勝ちたいし、誰にも恩恵を与えたくはない。まだ試合に出せていないトップクラスの選手が何人かいて、彼らは自分の実力を見せたがっている。変更を加え、少し出場回数が少ない選手にチャンスを与えるように努める。いずれにせよアルバニアは手強い相手であり、注意が必要だ」 「今夜私は、イタリアのようなトップクラスのチームを本当に軽んじることができる自分のチームのポテンシャルを見た。イタリアのプレーが悪かったようにも見えるかもしれないが、それは我々が非常に良いプレーをしたからだ」 「彼らは3年前にユーロで優勝したが、我々はまだ遠い。人々が我々が優勝できると考え始めているのは良いことだが、我々は幸せで平静でいる必要がある。そして選手たちはサッカーをプレーし、成長し続けるという、彼らが最も得意とすることを楽しむ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】トップレベルの激闘!スペインvsイタリア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xP2jAIx-81E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 09:55 Fri

連勝スペインが首位通過! 今大会初黒星の王者イタリアはクロアチアとの最終節で突破狙う【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB第2節、スペイン代表vsイタリア代表が20日に行われ、スペインが1-0で勝利した。 クロアチア代表との初戦を3-0の快勝で制したスペインは、連勝でのグループステージ突破へ前大会王者撃破を狙った。その初戦からはナチョに代えてラポルテを起用した以外、同じメンバーを継続した。 対するイタリアはアルバニア代表との初戦を2-1の逆転で制し、こちらも白星スタート。難敵相手に連勝を目指した一戦ではアルバニア戦と全く同じ布陣で臨んだ。 立ち上がりからボールの主導権争いに、球際でのバトルが強調される激しい展開となった。その攻防において、より質的優位を作り出したスペインが序盤から続けて決定機を生み出す。 まずは2分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズからの正確なクロスを、ゴール前のペドリが頭で合わすが、ここはGKドンナルンマのビッグセーブに遭う。さらに、10分には左に流れたモラタからの正確なクロスを、今度はゴール前に飛び込んだニコが頭で合わすが、これはわずかに枠の右に外れた。 早い時間帯の先制はならずも、試合の主導権を握ることに成功したスペイン。ボールを動かして相手を押し込みつつ、即時奪回の形から厚みのある攻撃を仕掛けていく。24分にはラミン・ヤマルの見事な中央突破からボールを引き取ったモラタのボックス右に持ち込んでのシュート、直後にはファビアン・ルイスが得意の左足ミドルシュートでゴールに迫るが、いずれもGKドンナルンマの好守に遭った。 守護神の再三の好守で何とか失点を回避したものの、攻め手を見いだせないイタリア。前半終了間際にはカウンターからキエーザのシュートでようやくファーストシュートを記録したが、枠内シュート0本で前半を終えた。 ゴールレスで迎えた後半、より変化が必要なイタリアはハーフタイムに2枚替え。フラッテージとジョルジーニョを下げてカンビアーゾ、クリスタンテを同時投入。カンビアーゾを右、キエーザを左のワイドに配置した。 ただ、後半も主導権を握ったのはスペイン。ククレジャとニコの左サイドを突破口に良い形を作ると、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコのクロスをニアに飛び込んだモラタが頭でフリック。これはGKドンナルンマに触られたが、そのボールがDFカラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。 結果的にはオウンゴールも相手守備を崩し切って先制に成功したスペインは、これで落ち着くことなく追加点を狙う。不安定な相手のビルドアップを効果的に遮断すると、カウンターからモラタやヤマルが際どいシュートでGKドンナルンマを脅かす。 一方、ジリ貧のイタリアは64分、キエーザとスカマッカを下げてザッカーニ、レテギと同ポジションの交代で攻撃を好転させようと試みる。だが、この交代も即時攻撃を活性化させる一手とはならず。 絶好調のニコのカットインからの右足シュートがクロスバーに阻まれ、なかなか追加点を奪えないスペイン。70分を過ぎると、前線3枚にペドリを下げてアジョセ・ペレス、オヤルサバル、フェラン・トーレス、バエナとフレッシュな選手を続けて投入。やや逃げ切りを意識した戦い方にシフトした。 後半終盤はイタリアが初めて押し込む展開を作るものの、攻め切れない状況が続くと、スペインはカウンターからアジョセ・ペレスに2度のビッグチャンスが舞い込むが、いずれもGKドンナルンマの見事なファインセーブに阻まれた。 結局、最後まで試合を決める2点目を奪えなかったスペインだが、イタリアのパワープレーを冷静に凌ぎ切ってウノセロ勝利。前大会王者に今大会初黒星を与え、2連勝での首位通過を決定した。 なお、敗れたイタリアは2位通過を懸けてクロアチアとの最終戦に臨み、スペインはアルバニアとの最終戦でメンバーの入れ替えが可能となった。 スペイン代表 1-0 イタリア代表 【スペイン】 オウンゴール(後10) 2024.06.21 06:01 Fri

初戦だけで浮かれてはいけないけど…/原ゆみこのマドリッド

「やっといい天気になったのに残念ね」そんな風に私が溜息をついていたのは火曜日、ドイツ滞在5日目になって、ようやく半袖が着られる気温となったにも関わらず、もうマドリッドに戻る日が来てしまった時のことでした。いやあ、前日は午前5時半の早起きをして、シュツットガルトから、スペイン代表のベースキャンプがあるドナウエッシンゲンに移動。11時からの練習に間に合うよう、SVアーセン(地元の地方リーグのクラブ)のトレーニングセンターに駆けつけたものの、その日は個別調整ということで、セッション公開の15分がないのにショックを受けることに。 要はまるでマハダオンダ(マドリッド近郊)のアトレティコ練習場のように、目隠しシートで覆われた柵の外から、隙間を縫って、グラウンドにいる選手をチョロ見したり、声を聞いて、何をしているのか、推測するしかできなかったんですけどね。ただ、その日は午前練習の後、選手たちは夜までフリータイムをもらえるとあって、ええ、訪問した家族とシュツットガルトまで観光に行ったり、そうでない15人程の選手たちは揃って、近隣のミシェラン1つ星のイタリアンレストランで140ユーロ(約2万5000円)のランチへ。おかげで正午過ぎにはグラウンドに併設するメディアセンターでの記者会見にウナイ・シモン(アスレティック)が姿を現わし、バスク地方紙の記者の質問で、実は彼、手首に慢性のトラブルを抱えていたことを知ったのは収穫でしたけどね。 当面、プレーに支障はないものの、「Me operaré de la muñeca después de terminar la Eurocopa/メ・オペラレ・デ・ラ・ムニェカ・デ・テルミナル・ラ・エウロコパ(ユーロの後、手首を手術する)」(ウナイ・シモン)そうですが、いやあ。その日の午後は雨が降ったり止んだりだったため、ずっとドナウエッシンゲンのホテルに籠っていた私は翌午前中も練習見学運に恵まれず。セッションが完全非公開だったためで、ええ、キャリーケースを引いて、ホテルを出たところ、何故か、国外で遭うといつもより親切になる顔馴染みのスペイン人記者が車で通りかかり、「練習場まで乗っていく?」と訊いてくれたんですけどね。 ここずっと生配信でチェックしていて、定例記者会見の開始予定12時半はブラフ。常に午後1時頃から始まっていたのを知っていたため、電車の時間との折り合いから、スビメンデイ(レアル・ソシエダ)を見るのは諦めるしかなかったんですが、まあ、代表の予定は水物で、ほぼ推測ベースで旅行の手配をしないといけませんでしたからね。チームと一緒に先週月曜からドナウエッシンゲン入りし、小さいリゾート町のレストランの全てを知り尽くしてしまった代表番記者たちのように、延々といる訳にもいかず、練習見学できなかったことだけを心残りにドイツをあとにしたんですが…。 まあ、そんなことはともかく、今回、私が現地に赴いたスペインの開幕クロアチア戦から、お話ししていかないと。先週金曜、ミュンヘンでホスト国のドイツがスコットランドとの大会開幕戦を迎える日の午前中にベルリン入りして、クロアチアのスタジアム練習と両チームの記者会見のためにまずはオリンピア・シュタディオンを訪問することに。その際はあれこれあって、スタジアム周りを延々と歩かないといけなかったのは別として、中に入るのは簡単だったんですが、土曜のマッチデーは大違い。ええ、ベルリンではこの試合が開幕ゲームだったせいもあるんでしょうが、ゲート前に大多数はクロアチア人ファン、そこにスペイン人ファンも混じって入場を待っていたところ、一向に前に進まなくてねえ。 満員電車並みのギッチリ状態で人込みに埋まっていたため、まだ時間は40分程あったものの、果たしてキックオフまでに入れるのか、不安になったものでしたが、何とかセーフ。アップが終わる頃には席にも辿り着くことができ、開幕セレモニーから楽しむことができたんですが、それより、嬉しい驚きだったのは、デ・ラ・フエンテ監督のスペインの強さが大会前の強化親善試合、アンドラ戦や北アイルランド戦限定ではなかったことでしょうか。 そう、序盤は拮抗した展開だったものの、前半28分、昨夏のネーションズリーグ・ファイナルフォー決勝では120分の間、点が取れなかった相手にスペインはgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)の堰を切ったんですよ。まずはファビアン・ルイス(PSG)のスルーパスを受けたモラタ(アトレティコ)が1対1でGKリバコビッチ(フェネルバフチェ)を破ったんですが、いやあ、その瞬間、CL準々決勝ドルトムント戦2ndレグでの大失敗シーンが頭をよぎったのはきっと、私だけではなかった? ちなみに後日のインタビューで当人は、「今季あったようなチャンスだってわかっていたから、la había preparado mentalmente respecto a cosas ya vividas/ラ・アビア・プレパラードー・メンタルメンテ・レスペクトー・ア・コーサス・ジャー・ビビーダス(経験したことを踏まえて、メンタル的に準備していた)。ライコビッチがあの方向に跳ぶ傾向があるのはわかっていたし」と言っていたんですけどね。覆水盆に返らずなのはともかく、この日のモラタは自分に対してだけでなく、チームメートへの根回しにも抜かりなし。「ファビアンにはクロアチアのCBコンビがしばしば、離れてスペースができるのを見ておけって、8回も言った」そうで、そのおかげで最高のスルーパスを送ってもらえたんですが、それも受け手が決められなければ元も子もありませんからねえ。 この先制点で勢いに乗ったスペインはその3分後、今度はペドリ(バルサ)がエリア前右から出したパスを受けたファビアンが発奮。ええ、モドリッチ(レアル・マドリー)以下、クロアチア勢複数人をかわして、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めてしまったとなれば、2022年W杯に彼を招集しなかった当時のスペイン代表監督、現PSG指揮官のルイス・エンリケ監督も今更ながら、後悔していたかも。おまけに前半ロスタイムにもスペインは、16才で最年少参加のジャマル(バルサ)のクロスを今季のアンチェロッティ監督のチーム同様、セットプレーで上がっていたカルバハル(マドリー)が押し込み、とうとう3点差にしてしまったとなれば、もうこっちのもんですって。 いえまあ、後半早々にはスタニシッチ(レバークーゼン)の至近距離シュートを、同僚のグリマルドを出し抜き、サプライズ先発となったククレジャ(チェルシー)がゴール前で身を挺して防いだり、更に続けて、GKウナイ・シモンがクラマリッチ(ホッフェンハイム)のヘッドをパンチングでかわさないといけなかったりというピンチもあったんですけどね。それどころか、20分まで無得点のままだったため、クロアチアのダリッチ監督がモドリッチとコバチッチ(マンチェスター・シティ)の両旗艦選手を下げた後の32分など、シモンが敵にボールを出してしまい、ロドリ(マンチェスター・シティ)がシュートをしようとしたペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)を倒してしまうなんてことも。 幸い、この時はVAR(ビデオ審判)でPKが確定したものの、ええ、「ルイス・エンリケ監督の下でプレーするまで、誰も自分にボール出しがどう機能するか、説明してくれた人はいなかった」という、足技自慢のクルトワ(マドリー)やノイアー(バイエルン)などとは違い、その点では遅咲きのシモンでもParapenalti(パラペナルティ/PK止め屋)の才能は疑いようがありませんからね。ネーションズリーグ・ファイナルフォー決勝のPK戦でマイェル(ボルクスブルク)に続き、最終キッカーだったペトコビッチを阻止していた彼はこの日も再び、ペトコビッチのPKを見事に弾いてくれたんですよ。 それが経験による賜物だったことは、当人も「Tenía claro que Petkovic iba tirar a mi derecha/テニア・クラーロ・ケ・ペトコビッチ・イバ・ア・ティラール・ア・ミ・デレッチャ(ペトコビッチが自分の右側に蹴るのははっきりわかっていた)」と認めていたんですが、実はこのプレーはここでは終わらず。ええ、こぼれたボールがペリシッチ(ハイジュク・スプリト)から、またペトコビッチに渡り、最後はシュートを決められてしまったんですけどね。今度はVARがPKを蹴る前にペルシッチがエリア内に入っていたことを見つけてくれたため、クロアチアのゴールはスコアに挙がらないことに。 結局、5分あった後半ロスタイムも恙なく終わり、そのまま初戦に3-0で快勝したスペインだったんですが、え?後半22分に引っ込んだモラタと、彼からキャプテンマークを受け取りながら、41分にはカルバハルにバトンタッチして、ピッチを出たロドリはケガをしたんじゃないのかって?いやあ、前者はヒザを打撲、後者は今季のプレー時間過多が祟っての疲労からの交代だったんですけどね。特に木曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのイタリア戦の出場には支障がないようで、ええ、相手は同日、アルバニアに2-1と勝利。水曜には一足先にプレーしたコロアチアがアルバニアと2-2で引き分けたため、ここでスペインが勝てば、グループ1位突破への道が開けるとなれば、頑張る価値は十分ある? その傍らで引分ければ、イタリア共々、もう突破は決まったも同然という見方もあるため、死にもの狂いでぶつかってくるだろう、アルバニアとの来週月曜の最終節のため、ロドリに休養を与える可能性もなくはありませんが、その辺は前日記者会見で、「Vamos a ver cómo se desarrolla el partido/バモス・ア・ベル・ッコモ・セ・デサロジャ・エル・パルティードー(試合がどう進展するかを見てみよう)」と言っていたデ・ラ・フエンテ監督の腹積もり次第かと。 ちなみに火曜のセッションから、筋肉系の痛みに悩まされ、しばらく個別メニューに取り組んでいたラポール(アル・ナスリ)もチームに合流したスペインは水曜午前中、ベースキャンプ地での前日練習をこなした後、シュツットガルト、ドュッセルドルフ経由で片道3、4時間かけて、アレナ・アウフシャルケのあるゲルゼンキルヘン入り。クロアチア戦だけに留まらず、2節イタリア戦でも更なる強さを見せてくれると、2012年以来のユーロ優勝を夢見るスペイン代表ファンもかなり、増えてくるんじゃないでしょうかね。 そして土曜の夜、ベルリンで一泊してから、日曜にドナウエッシンゲンに帰ったスペインとは別れ、私はシュットガルトに寄り道。そう、シュツットガルト・アレナでの開幕戦となるスロベニアvsデンマークの試合で、ユーロ初出場となるGKオブラク(アトレティコ)を応援したかったからですが、こちらは試合当日にいきなりスタジアムに行ったせいもあり、またしても大変な距離を歩くことに。いえ、ベルリンからの電車が遅れた上、前日のゲートに辿り着くまでの大渋滞トラウマのせいで、ホテルの人にじっくり、Uバーンでの行き方を訊く時間を惜しみ、最寄り駅がメディア用入口から遠いSバーンで行ってしまった私も悪いんですけどね。 それでも何とか、スタジアム大周回をして辿り着いたんですが、こちらは拍子抜けする程、入場待ちの行列はまったくなし。場内は大会があるたび、民族大移動するので有名なデンマークファンと24年ぶりの出場に湧くスロベニアファンで満員だったものの、プレス席などガラガラで、好きな場所を選んで座れるんですから、まったくどうなっているのやら。ただ、試合の方は前半17分、スローインから、ビンド(ボルフスブルク)が繋いだボールをエリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)がシュート。オブラクを破って、先制点を挙げ、前回のユーロで心停止という悲劇に見舞われたMFに絵に描いたような復活劇を演じられてしまうことに。 うーん、後でマティアク・ケズ監督も「ウチの選手の多くはこんな大きな国際大会を経験したことがない」と言っていた通り、0-1で前半が終わった時には、とてもじゃないけど、スロベニアが得点できるようには思えなかったんですけどね。後半19分にはオブラクがホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)の至近距離シュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)で防ぐなど、耐え忍んでいた甲斐が32分に訪れたから、ビックリしたの何のって。そう、デンマークがクリアしたCKを「目を閉じて、全力で蹴った」ヤンジャ(ゴルニク・ザブルゼ)がvolea(ボレア/ボレーシュト)。そのボールがヒュルマンド(スポルティングCP)に当たって、同点ゴールになってくれたんですよ。 おかげで1-1で引分けることができたスロベニアは白星ではなくても、今大会最初の勝ち点を祝えることになったんですが、ちょっと気になったのは、スペインメディアもいたミックゾーンをオブラクが無言で去っていってしまったこと。ええ、今季はアトレティコがどんなに悲惨な負け方をした時でも第2キャプテンとして、粛々と試合後インタビューに答えていた彼でしたからね。これまでお国の奉公に勤しむアトレティコの同僚とは違い、シーズン終了後はすぐにバケーション入りしていたのが、初めて今回、国際メジャー大会に参加。 とうとう、肩身の狭い思いをせずに済む夏を迎え、どんな気持ちでいるか訊きたかった私もガッカリだったんですが、「もっと上手くやれると常に考えているから、自分が満足することはない」という当人ですからね。逆転勝利できなかったのがきっと、悔しかったんでしょうが、大丈夫。木曜のセルビア戦で勝てば、最終節のイングランド戦で負けてもきっと、決勝トーナメントに進めますって。 まあ、そんな調子で私のユーロ現地観戦は終わったんですが、他の試合でも月曜にはオーストリアにオウンゴールで0-1と勝ったフランスでマドリー入団が決まったエムバペ(PSG)が鼻を骨折。グリーズマン(アトレティコ)もピッチ脇の広告版に顔をぶつけて血まみれになるなど、マドリッドのクラブのファンには心配なニュースもなきにしろあらず。いえ、その一方でベリンガム(イングランド)はセルビア戦の決勝ゴール、ギュレル(トルコ)もジョージア戦で勝ち越しゴールを挙げるといった朗報もあるんですけどね。とりあえず、まだユーロも2節が始まったばかりですし、その辺はおいおいに伝えしていくことにしますね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.20 20:00 Thu

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「とてもホッとしている」大会初勝利のベルギー、指揮官は最終戦での突破へ「どうなるか楽しみ」

ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督が、ルーマニア代表戦を振り返った『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にケビン・デ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 試合後、テデスコ監督は今大会初勝利に言及。選手たちのメンタリティが良かったとした。 「我々はスロバキア戦と同じ構成でプレーした。ティーレマンスは他の選手同様、素晴らしいプレーを見せた。勝ち点3を獲得できたことを嬉しく思う。次の試合でどうなるか楽しみだ」 「高い位置でプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪おうとした。ルーマニアは試合をコントロールするのが得意だ。彼らと対戦するのは簡単ではなかったが。我々のメンタリティが良かった」 一方で、多くのチャンスがありながらも、2点目が遠かったことにも言及。チャンスが作れていることは称えながらも、我慢強くやる必要があるとした。 「試合に勝ててとてもホッとしている。勝ち点3を獲得することはとても重要だったし、もちろんチャンスを逃すこともあった。もっと早く追加点を奪えれば最高だった」 「今夜は3点、4点、5点と決めることができたと思う。こういったチャンスを作れたことは素晴らしいことであり、我慢強く頑張る必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】ベルギーがルーマニア下し今大会初勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 10:27 Sun

決勝T進出決定を喜ぶポルトガル指揮官、第3節のローテーション示唆「他の選手たちに出場機会を与えることができる」

ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が勝利を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループF第1節では、チェコ代表相手に2-1の逆転勝利を収めていたポルトガル。22日の第2節では、連勝と決勝トーナメント進出を懸け、トルコ代表との一戦に臨んだ。 ポルトガルは21分、DFヌーノ・メンデスのクロスからMFベルナルド・シウバが左足で流し込んで先制。さらに28分にはDFジョアン・カンセロのパスが相手のオウンゴールを誘発すると、56分にはFWクリスティアーノ・ロナウドのお膳立てからMFブルーノ・フェルナンデスが押し込んだ。 トルコを3-0で下し、2連勝でグループステージ首位突破を決めたマルティネス監督は、第3節のジョージア代表戦で様々な選手を試すことができると歓喜。一方でトルコのパフォーマンスも称えている。 「チェコ戦と同じレベルでプレーできたと思うが、今回は先制点を挙げた。トルコは良いスタートを切ったが、我々はそれに対抗し、得点した後は試合を支配した。これでロッカールームの他の選手たちに出場機会を与えることができる。彼らはそれに値する」 「簡単な試合ではなかった。トルコには並外れた才能が揃っているが、我々は彼らのプレーを止めた。ハイテンポな試合運びが我々の手中にあり、集中力や守備意識を維持できた。無失点で試合を終えることができて嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】ポルトガルが連勝でGS突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 10:19 Sun

イタリアに痛手…スペイン戦でふくらはぎ負傷のディマルコがクロアチア戦を欠場か

イタリア代表DFフェデリコ・ディマルコが、24日に行われるユーロ2024グループB最終節クロアチア代表戦を欠場するようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。 ディマルコは20日に行われたグループB第2節のスペイン代表戦に先発フル出場したが、この試合で右ふくらはぎを負傷していたことが発覚。 その後、数日に渡って経過観察を行ったが、一向に状態は回復せず、22日のトレーニングを欠席したディマルコは、メディカルチェックを受診。その結果、患部にかなりの血腫があることが判明した。 『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、ディマルコはすでに治療を始めており、今後は軽いリハビリを行う予定だという。 なお、決勝トーナメント進出を懸けた最終節のククロアチア戦の欠場が濃厚となっており、左サイドバックにはDFアンドレア・カンビアーゾかDFマッテオ・ダルミアンが起用されることになるという。 2024.06.23 07:55 Sun

デ・ブライネのダメ押し弾でベルギーが初勝利、グループEは勝ち点3で4チームが並ぶ混戦に【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE第2節、ベルギー代表vsルーマニア代表が22日に行われ、2-0でベルギーが快勝した。 5日前の初戦スロバキア代表戦をVARにも阻まれて0-1で落としたベルギーは、4選手を変更。トロサールやカラスコらに代えてルケバキオやティーレマンスを起用した。 一方、ウクライナ代表に3-0と快勝したルーマニアは、コマンに代えてミハイラのみを変更した。 ルカク、デ・ブライネ、ルケバキオの3トップとする[3-4-3]で臨んだベルギーが開始1分過ぎに先制する。ルカクのポストプレーからペナルティアーク右のティーレマンスがコントロールシュートを決めきった。 先制後の5分、CKの流れからドラグシンのヘディングシュートでゴールを脅かされたベルギーはGKカスティールスが好守で凌ぐと、13分にはドクのパスをボックス中央で受けたルカクが反転シュートで牽制。 続く18分にショートカウンターの流れからルケバキオがGK強襲のシュートを放った主導権を握るベルギーは31分、ショートコーナーの流れからドクがGK強襲のシュートを放って追加点に迫っていく。 ハーフタイムにかけても押し込んだベルギーが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、前がかるルーマニアに対し、ベルギーは52分にデ・ブライネがコントロールシュートで追加点に迫ると、55分にもデ・ブライネがペナルティアーク中央からのコントロールシュートでGKを強襲。 主導権を渡さずにいると、63分に追加点を奪いかける。デ・ブライネのスルーパスに抜け出したルカクがシュートを決めきった。しかし初戦同様にVARに阻まれ、ルカクのゴールは取り消しに。 それでも終盤の80分、デ・ブライネが勝負を決める2点目。カスティールスのロングフィードが流れたところに反応し、ディフェンスライン裏を取ってスライディングシュートを蹴り込んだ。 89分にもルカクがGK強襲のシュートを放ったベルギーが2-0で快勝。グループEは4チームが2試合を終えて勝ち点3で並ぶ混戦となっている。 ベルギー 2-0 ルーマニア 【ベルギー】 ユーリ・ティーレマンス(前2) ケビン・デ・ブライネ(後35) 2024.06.23 05:52 Sun

トルコに3発完勝のポルトガルが連勝で首位通過を決める!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表が22日に行われ、0-3でポルトガルが勝利した。 18日に行われた初戦でジョージア代表に快勝したトルコは、その試合からスタメンを4人変更。GKギュノクやギュレル、ユルドゥズらに代えてGKバユンドゥル、アクトゥルコール、チェリクらをスタメンで起用した。 一方、初戦でチェコ代表に辛勝したポルトガルは、その試合のスタメンからダロトをパリ―ニャに変更した以外は同じスタメンを採用。布陣も初戦の[3-5-2]から3トップにベルナルド・シウバ、C・ロナウド、レオンを並べた[4-3-3]に変更し試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ポルトガルは最初の決定機でスコアを動かす。21分、レオンのパスでボックス左深くまで駆け上がったヌーノ・メンデスがダイレクトクロスを供給すると、相手選手にディフレクトしでコースの変わったボールをベルナルド・シウバが左足でゴールに流し込んだ。 先制したポルトガルは28分にも、カンセロのミスパスを対応したDFアカイドゥンが不用意にバックパスを試みると、飛び出していたGKの横を抜けてボールはゴールへ。必死に戻ったDFチェリクがスライディングで掻き出したが、ボールはゴールラインを越えており、得点が認められた。 2点を追う展開となったトルコは31分、左サイドからボックス内に侵入したアクトゥルコールが相手選手2枚の間を突破し決定機を迎えたが、シュートはGKジオゴ・コスタの好セーブに防がれた。 ハーフタイムにかけては一進一退の展開が続いたが、両チームともなかなか決定機まで運ぶことが出来ず。前半は0-2で終了した。 迎えた後半、トルコはコクチュを下げてユルドゥズを投入。対するポルトガルは、レオンとパリーニャを下げてペドロ・ネトとルベン・ネヴェスを投入する2枚替えを敢行した。 後半も拮抗した立ち上がりとなったが、ポルトガルが再びスコアを動かす。56分、中盤からのロングパスでDFの裏に抜け出したC・ロナウドがボックス右から侵入すると、相手GKを引きつけてラストパス。最後は並走していたブルーノ・フェルナンデスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。 リードを広げられたトルコは、58分にアクトゥルコールとアイハンを下げてユルデュルムとユクセクを、70分にアクギュンを下げてギュレルを投入し、中盤の選手を一新する。 しかし、その後は互いに攻め手を欠き、膠着した状況が続く。ポルトガルは90分、右からの折り返しをボックス中央のC・ロナウドの落とすと、最後はベルナルド・シウバがシュートを放ったが、これは相手DFのブロックに阻まれた。 結局、試合はそのまま0-3でタイムアップ。トルコに完勝したポルトガルが2連勝での首位通過を決定した。 トルコ 0-3 ポルトガル 【ポルトガル】 ベルナルド・シウバ(前21) OG(前28) ブルーノ・フェルナンデス(後11) 2024.06.23 03:05 Sun

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ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ/ロドリ(スペイン代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロドリ(マンチェスター・シティ) 1996年6月22日(27歳) ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。 FWラミン・ヤマルと楽しみなティーンエイジャーに大きな期待が集まる一方、黄金期に比べて各ポジションのタレントは小粒となり、真のワールドクラスと呼べるタレントはマンチェスター・シティの中盤に君臨する27歳MFのみと言っても過言はなく、今大会のキーマンとなるはずだ。 ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。 シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) 13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) 23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) DF 2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) 3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) 4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) 5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) 12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) 14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) 22.ヘスス・ナバス(セビージャ) 24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF 6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) 8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) 15.アレックス・バエナ(ビジャレアル) 16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) 18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) 20.ペドリ(バルセロナ) 25.フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW 7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) 9.ホセル(レアル・マドリー) 10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) 11.フェラン・トーレス(バルセロナ) 17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) 19.ラミン・ヤマル(バルセロナ) 21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) 26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) <span class="paragraph-title">【動画】シティの中盤を支えるロドリ、2023-24プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UVwOKmIFD0g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:30 Sat
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快勝スタートに成功のスペイン代表指揮官「今日はどの選手を褒めてもいい」

スペイン代表がユーロ2024で白星発進に成功した。 15日のグループB第1節でクロアチア代表と対戦したスペイン。前半にアルバロ・モラタ、ファビアン・ルイス、ダニエル・カルバハルの3連発で優位に立つと、後半を無失点で守り抜き、3-0で勝利した。 UEFA公式サイトによると、3大会ぶり最多4度目の優勝に向けて好発進のルイス・デ・ラ・フエンテ監督も喜んだが、20日に行われる次戦のイタリア代表戦に早くも目を向けた。 「ここにたどり着くまで頑張ったし、非常に嬉しいよ。このグループは野心に溢れる大きなファミリーだし、全員のことを嬉しく思う。だが、地に足をつけていかなければ。良いスタートを切って少し安心しているが、これからはイタリアのことを考えねばならない」 また、「非常に完璧な試合をした。ピッチのあらゆるエリアで非常に満足できる出来だったね。なかでも、こんなにも若いチームが最後まで集中してくれたのが嬉しかったよ」と話した。 「今日はどの選手を褒めてもいい」とも述べ、選手個々の働きにも満足感を示したスペイン代表指揮官。今大会屈指の厳しい組とされるグループBだが、スペインは力強いスタートを切った。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スペインvsクロアチア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="N16zBmIz-Xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 09:25 Sun
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「我々は全体的に優れていた」イタリア撃破でGS突破のスペイン、指揮官はこの先の戦いに自信「チームのポテンシャルを見た」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、イタリア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループB第2節でスペインはイタリアと対戦。共に初戦で勝利しており、連勝でグループステージ突破を決めたい戦いとなった。 試合はトップレベルのチーム同士の戦いということもあり堅い展開に。スペインが主導権を握りながらも、イタリアの堅い守備の前にゴールは生まれない。 後半もスペインが押し込む中、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズのクロスをニアに飛び込んだアルバロ・モラタが頭でフリック。これはGKジャンルイジ・ドンナルンマに触られたが、そのボールがDFリッカルド・カラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールで先制。これが決勝点となり、1-0でスペインが勝利した。 難敵・イタリアを下して連勝を飾ったスペイン。これでグループステージ突破が決まった中、デ・ラ・フエンテ監督はしっかりと気を引き締め、この先の戦いも油断しないとした。 「私のことはよくご存知だろう。昨日と考えは同じだ。この試合の結果と勝ち方について、とても誇りに感じている。しかし、これは非常に難しいトーナメントで、先に進むにつれて、対戦相手は我々のことを知り、ますます難しくなるだろう。この大会にはトップチームが多く出場している」 「我々より優れたチームはいないが、我々は懸命に努力し続けなければならない。我々はより向上し、地に足をつけて、油断しないようにする必要がある」 また、イタリアを倒せた要因についても言及。自分たちのプレーが良かったと称賛の言葉を送った。 「フレッシュさだけが要因ではないと思う。サッカーはフレッシュさやフィットネスレベルだけでなく、戦術とテクニックも重要だ。我々は全体的に優れていたと思う」 「イタリアには非常に敬意を持っている。今夜はイタリアが苦戦したが、その理由の一部は我々がとても良くプレーしたからだ」 これによりグループステージ突破を決めたスペイン。最終節のアルバニア代表戦は、選手を入れ替えて臨むこともできる状況。デ・ら・フエンテ監督は、誰にも何も与えたくないとしながらも、選手を入れ替えてプレーさせるとコメント。この先の戦いも、成長を続けて優勝したいと意気込んだ。 「次の試合ではチームをリフレッシュできるが、勝ちたいし、誰にも恩恵を与えたくはない。まだ試合に出せていないトップクラスの選手が何人かいて、彼らは自分の実力を見せたがっている。変更を加え、少し出場回数が少ない選手にチャンスを与えるように努める。いずれにせよアルバニアは手強い相手であり、注意が必要だ」 「今夜私は、イタリアのようなトップクラスのチームを本当に軽んじることができる自分のチームのポテンシャルを見た。イタリアのプレーが悪かったようにも見えるかもしれないが、それは我々が非常に良いプレーをしたからだ」 「彼らは3年前にユーロで優勝したが、我々はまだ遠い。人々が我々が優勝できると考え始めているのは良いことだが、我々は幸せで平静でいる必要がある。そして選手たちはサッカーをプレーし、成長し続けるという、彼らが最も得意とすることを楽しむ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】トップレベルの激闘!スペインvsイタリア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xP2jAIx-81E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 09:55 Fri
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スペイン代表26名が決定! 候補メンバーからパウ・クバルシら3選手が外れる…【ユーロ2024】

スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、ユーロ2024に臨むスペイン代表メンバー26名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、先月27日に発表した候補メンバー29名からDFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)、MFアレイシ・ガルシア(ジローナ)の3選手を外す決断を下した。 一方、初招集となったMFフェルミン・ロペスとFWアジョセ・ペレス(レアル・ベティス)はデビュー戦となった直近のアンドラ代表戦での活躍がメンバー入りの決め手となったようだ。 なお、スペインはユーロでグループBに入っており、クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居している。今回発表されたスペイン代表メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表メンバー26名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ヘスス・ナバス(セビージャ) アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) ペドリ(バルセロナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) ホセル(レアル・マドリー) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) フェラン・トーレス(バルセロナ) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) 2024.06.07 19:57 Fri
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ユーロ2024の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介【6/10更新】

ヨーロッパ最強の国を決めるユーロ2024。今大会はドイツで開催され、24カ国が参加する。 世界トップレベルの選手たちが集い、ワールドカップよりも見応えがあるとされるユーロ。今回は試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024試合日程・キックオフ時間</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> ドイツで開催される17回目のユーロ。4年に1度の戦いは、6月14日(金)に開幕。7月14日(日)まで1カ月間開催される。 試合のキックオフ時間は3つに分かれ、日本時間の22時、25時、28時となる。なお、開幕戦のドイツ代表vsスコットランド代表は14日の28時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 放送・配信予定</span> ユーロ2024は日本でも視聴が可能。「WOWOW」が前回大会に引き続き放映権を取得。開幕1週間前とギリギリでの発表となったが、8大会連続での放送となる。なお、WOWOでのテレビ視聴と、WOWOWオンデマンドでのネット視聴がどちらも可能。全試合をライブ配信することが決定した。 さらに、「ABEMA」が全51試合を無料生中継することを発表。この取り組みは日本初の出来事となる。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024無料視聴方法</span> 「ABEMA」では全試合が無料生中継。15試合は日本語の実況・解説楽しむことができる。 また、「WOWOW」での視聴には会員登録必要となり有料だが、3試合は無料での放送と配信が発表されている。 6月14日(金) 27:00〜(放送時間) 【開幕戦・グループA】ドイツvsスコットランド 6月15日(土) 24:45〜(放送時間) 【グループB】スペインvsクロアチア 6月16日(日) 27:45〜(放送時間) 【グループC】セルビアvsイングランド <span class="paragraph-subtitle">■お得な視聴パック「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon

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