ヴェローナ、今季残留に導いたバローニ監督の退任を発表
2024.06.11 07:00 Tue
エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。
さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。
なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。
PR
ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。
PR
マルコ・バローニの関連記事
エラス・ヴェローナの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
マルコ・バローニの人気記事ランキング
1
「僕の見方ではカタルディ」ラツィオの“新主将ザッカーニ”に不満隠せぬ選手陣…透けて見えるロティート会長の思惑
ラツィオの「新キャプテン・ザッカーニ」がクラブ内外で波紋を広げている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ラツィオは今夏、長年チームを先頭から引っ張り、近年キャプテンも務めていたチーロ・インモービレがベシクタシュへの移籍で退団。マルコ・バローニ新監督は、後任にマッティア・ザッカーニを指名した。 しかし、大半の選手がこの決定を不快に感じているとのこと。 ザッカーニはともかく、地元ローマ出身で少年時代からラツィオ所属のダニーロ・カタルディが人望も厚く、同選手は若手時代にレンタル先でバローニ監督とも共闘していたため、「新主将カタルディ」だと信じていたそうだ。 ところが、蓋を開けるとザッカーニ。 インモービレだけでなく、長年の功労者であるルイス・アルベルトとフェリペ・アンデルソンも退団…さらには昨季の低空飛行があったラツィオ。クラブ内外が一枚岩となっていくためにもひとつ象徴的な人選、すなわちカタルディが新主将に…となるはずだった。 GKイバン・プロベデルも先日、「僕の見方では、キャプテンはカタルディ一択だ。長くラツィオにいるだけでなく、このクラブが何たるかを僕に理解させてくれた男だ。この件が話題になっていて残念極まりない」とラジオ番組で発言。不穏な空気を隠そうともしなかった。 前述したように、選手らがザッカーニについて否定的な印象を持っているわけではなく、あくまで人望が厚いカタルディが専任されなかったことに対する違和感。 しかしながら、ザッカーニの新主将就任は、クラウディオ・ロティート会長の意向が透けて見える部分も。ユーロ2024でイタリア代表の一員としてインパクトを残したザッカーニは今季から背番号も「10」に変更されており、新たなクラブの象徴にしたいということか。 カタルディについては、クラブ内外からの人望が厚い一方、常時スタメンが確約されない準主力的存在。バローニ新監督の下でも、主力組には該当されないとみられている。 2024.07.29 19:50 Mon2
ヴェローナ、昨季レッチェをセリエA残留に導いたマルコ・バローニ氏を新監督に招へい
エラス・ヴェローナは1日、新監督にマルコ・バローニ氏(59)を招へいしたことを発表した。 2022-23シーズンから導入されたレギュレーションによって同勝ち点で並んだスペツィアとの残留プレーオフに臨んだヴェローナは、その運命の大一番を制してセリエA残留を決めた、 クラブは新シーズンに向けてマルコ・ザッファローニ監督の契約延長を望んでいたものの、ザッファローニ監督から今季限りでの退団の意向が伝えられ、6月28日に退任を発表していた。 後任としてヴェローナの指揮官に就任したバローニ氏は、ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで監督を歴任。直近では2021年7月からレッチェの監督を務めると、就任初年度にチームをセリエB優勝に導くと、 3季ぶりのセリエAとなった2022-23シーズンも8勝12分け18敗の16位でセリエA残留を達成したが、クラブとの契約延長交渉を拒否し退任していた。 2023.07.01 23:30 Sat3
ヴェローナ、昨季途中までエンポリを率いたザネッティ氏を新監督に招へい
エラス・ヴェローナは14日、新監督にパオロ・ザネッティ氏(41)を招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 2023-24シーズンを13位で終えたヴェローナは、11日に昨夏から指揮を執っていたマルコ・バローニ監督(60)の退任を発表していた。 新監督に就任したザネッティ氏は、現役時代にエンポリやトリノで活躍したザネッティ氏は、2014年に引退すると2017年に当時セリエC(イタリア3部)のズュートティロールで指導者キャリアをスタート。 その後、アスコリやヴェネツィアで監督を歴任。直近では2022年6月から古巣エンポリの監督を務めると、2022-23シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いた。 この手腕が認められ、昨夏には2025年までの新契約にサインしていたが、2023-24シーズンはセリエA開幕3連敗を喫すると、第4節のローマ戦も0-7と大敗し、昨年9月19日に成績不振で解任されていた。 2024.06.14 06:30 Fri4
ザッカーニがラツィオの新たなバンディエラに…主将&10番継承へ
イタリア代表FWマッティア・ザッカーニがラツィオの新たなバンディエラに指名されたようだ。 前エラス・ヴェローナのマルコ・バローニ新監督招へいに、チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンら近年のチームを支えた重鎮の退団によって大幅な刷新が図られたラツィオ。 新シーズンに向けて喫緊の重要事項となるのが、新チームを率いるカピターノの任命だ。 昨シーズンまでは前述のインモービレがカピターノを担い、不在時にはルイス・アルベルトが代役を担ってきたが、その2選手の退団によって新たな主将が必要となる。 一部ではミランでも同じ役割を担ったアレッシオ・ロマニョーリ、クラブ生え抜きのダニーロ・カタルディを推す声もあるが、イタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、現在のチームで最も市場価値が高い29歳アタッカーが新カピターノに任命されたようだ。 また、ルイス・アルベルトの退団で空いた背番号10に関してもザッカーニが引き継ぐ可能性が伝えられており、ヴェローナから加入4年目で名実ともに新生ビアンコセレスティの象徴となる見込みだ。 2024.07.22 15:55 Mon5
好調ラツィオ牽引のペドロが年明けデルビーへ早くも臨戦態勢…「ラツィオに売却してくれたことに感謝している」
好調ラツィオを牽引する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが、年明けに控える古巣対戦へ早くも闘志を燃やしている。 イゴール・トゥドールからマルコ・バローニへの指揮官交代に、重心チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンらと袂を分かつ、大刷新を敢行して今シーズンに臨んだラツィオ。 開幕時点での下馬評は低かったが、ここまでは首位のナポリと1ポイント差のセリエA5位に加え、ヨーロッパリーグでは唯一の4連勝と、クラウディオ・ロティート会長の賭けは見事に成功している。 その新生ビアンコチェレスティを牽引する37歳のベテランアタッカーは、ここまでの公式戦12試合6ゴール2アシストと衰え知らずのパフォーマンスを披露している。 その絶好調の元バルセロナFWは、イタリア『Il Messaggero』のインタビューで来年1月5日に控える古巣ローマとのデルビー・デッラ・カピターレへの熱い思いを語った。 2020年夏にチェルシーからローマへのフリートランスファーでセリエAでのキャリアをスタートしたペドロだが、翌年に当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョから構想外を言い渡された末、宿敵のラツィオへフリートランスファーで電撃移籍。 その際にポルトガル人指揮官とジャッロロッシへの憤りを示し、初の古巣対戦ではチームをデルビー勝利に導く痛烈な恩返し弾も挙げていた。 移籍から3年が経過したこともあり、「ローマとモウリーニョについてすでに話した詳細を繰り返したくない」と当時に比べて怒りの感情は薄れつつあるものの、改めて古巣に関してコメントを求められると、痛烈な皮肉を交えて対抗意識を燃やしている。 「それらは過去のことであり、実際、彼らは当時最良の決断を下した。首都のトップチーム、つまりラツィオに自分を売却してくれたことに感謝しているよ」 「僕は競争の激しいセリエAでプレーを続けたかったし、その願いが叶ったよ」 さらに、好対照の序盤戦を過ごす両者が対峙する年明けの大一番に向けては「次のデルビーで得点を挙げたい。いつも複雑な試合だ。今はイベントの感情と情熱も味わっている。試合の意味をより深く理解していて、すでに得点していてもさらに難しくなる」と、その意気込みを語っている。 2024.11.18 08:15 Monエラス・ヴェローナの人気記事ランキング
1
前節PK失敗のレテギが汚名返上の4発で20G到達、アタランタが圧勝でCLブルージュ戦に弾み【セリエA】
アタランタは8日、セリエA第24節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。 前節はレテギのPK失敗でトリノに勝ちきれなかった3位アタランタ(勝ち点47)は、4日後にはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16進出を懸けたプレーオフ1stレグのクラブ・ブルージュ戦を控える中、主力を起用。レテギ、デ・ケテラエル、サマルジッチが前線を形成した。 14位ヴェローナ(勝ち点23)に対し、時間の経過とともに押し込んだアタランタが21分に押し切る。デ・ケテラエルが左サイドを打開してボックス内へ。右足で放ったシュートはポストに直撃したが、ルーズボールをレテギが押し込んだ。 さらに4分後、ディムスティのパスをボックス中央で受けたレテギが左足でシュートを蹴り込み加点したアタランタは、37分に3点目。エデルソンがボール奪取からそのまま持ち上がり、ボックス左からシュートを決めきった。 止まらないアタランタは44分にFKからポッシュのヘディングシュートがポストに直撃したルーズボールをレテギが押し込んでハットトリック達成。 レテギのセリエA初ハットトリックで4-0として迎えた後半、アタランタは56分に5点目。決めたのはまたもレテギ。ボックス左に抜け出したデ・ローンのクロスをレテギが左足ボレーで合わせた。 レテギが早くも20ゴールの大台に乗せた中、5発圧勝としたアタランタがCLブルージュ戦に弾みを付けている。 ヴェローナ 0-5 アタランタ 【アタランタ】 マテオ・レテギ(前21) マテオ・レテギ(前25) エデルソン(前37) マテオ・レテギ(前44) マテオ・レテギ(後11) 2025.02.09 08:32 Sun2
ヴェローナの“武闘派”守備的MFをインテル&ミランが注視か レダ・ベラヤヌ20歳
ミラノの二大巨頭が、エラス・ヴェローナのモロッコ代表MFレダ・ベラヤヌ(20)を注視か。 ベラヤヌはフランス出身で先月モロッコ代表デビュー。169cm53kgと小柄ながら、激しいデュエルを苦にしない武闘派の守備的MFだ。 昨季途中に加入したヴェローナで今季から定位置を掴んだなか、23日の代表ウィーク明け初戦はホームでインテルと対戦。 イタリア『カルチョメルカート』によると、インテルはピエロ・アウシリオSD、ダリオ・バッシンGMが来場し、このベラヤヌのプレーに目を光らせる予定なのだという。 どうやら、インテル以外にも複数のセリエAクラブがベラヤヌを注視しているようで、そのひとつはミラン。 インテルとミラン、どちらも現段階でベラヤヌは「リストアップの端っこ」だそうだが、若くしてフィジカル面がしっかりした選手とあって、注目に値する存在とみなしているようだ。 インテルがベラヤヌの獲得へ本腰を入れるとしたら、それはアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニ(22)の売却とセットだという。 2024.11.21 15:45 Thu3
元イタリア代表FWチェルチ、アトレティコ時代を回想…「時間を戻せるならアトレティコには行かない」
▽ヴェローナ所属の元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチが、泣かず飛ばすに終わったアトレティコ・マドリー時代を振り返った。スペイン『アス』がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのインタビューを引用して伝えている。 ▽ローマ下部組織出身のチェルチは、2014年夏にトリノからアトレティコ・マドリーに加入した。しかし、出場機会を得られず、2015年冬にミランにレンタル移籍を果たしたが、そこでも定位置を確保に失敗。さらに、カジノに通っていたことが発覚するなどプライベートでの素行不良も災いし、ミランから放出された。2016年1月のジェノアへのレンタル移籍を経て、昨シーズンはアトレティコに戻ったが、ケガの影響もあり完全に戦力外扱い。出場時間はわずか41分に留まり、シーズン終了時に契約満了となっていた。 ▽10日、昨シーズンにセリエA昇格を決めたヴェローナへ加入したチェルチは、不振に終わったアトレティコ時代について、「論争を引き起こしたくない」と前置きしつつも「時間が過去に戻ったらアトレティコには行かない」と過去の過ちを悔やんだ。 「物語はスタートから悪いものだった。トリノの処理が遅れ、まったく準備ができずに9月1日にマドリードに着いたんだ。多くのことが起こったよ。ただ、僕は論争を引き起こしたくはない」 「もし時間が過去に戻ったらアトレティコには行かないだろうね。僕にとっては大きな犠牲になった決断だったよ。個人的にもあまりに多くのモノを失ってしまった。多くの愛情を与えてくれ、僕のスペイン行きを反対してくれていたトリノのファンをね。僕はキャリアを上げるためにチャンピオンズリーグでプレーしたかったんだ」 ▽それでもチェルチは、今シーズンに向けて前向きな姿勢を示した。「数年で失ったものを取り戻したい」と新天地でのプレーに目を輝かせている。 「ここ数年で失ったものを取り戻したいと思っているよ。1年半、僕はしっかりと試合に出場することができなかった。観客として過ごした2年後、今はトレーニングの後に足の痛みを感じることが嬉しいんだ」 2017.07.24 17:49 Mon4
ローマ、ヴェローナの逸材CBクンブラを獲得!
ローマは17日、エラス・ヴェローナに所属するアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(20)の獲得を発表した。買い取り義務付きの2年レンタルでの獲得となっている。背番号は24に決まった。 今回の契約ではローマのトルコ代表DFユルドゥルム・メルト・チェティン(23)、イタリア人FWマッテオ・カンチェレッリ(18)、同DFアブドラマネ・ディアビ(16)の3選手が交渉の一部として、ヴェローナに買い取り義務付きの2年間のレンタルで加入することになる。 そして、現時点でローマがヴェローナに支払うコストは200万ユーロ(約2億5000万円)に。また、4選手が特定の条件を満たした場合、完全移籍での買い取り義務が発生し、その際にローマがヴェローナに支払うコストは1350万ユーロ(約17億円)となる。 加えて、クンブラの契約には最大350万ユーロ(約4億3000万円)のボーナスが含まれる。そして、完全移籍に移行した場合、同選手は2025年6月30日までの契約にサインすることになる。 アルバニア人両親の下、ヴェローナで生まれ育ったクンブラは2018年にトップチームデビュー。迎えた昨シーズンはボローニャとの開幕戦でセリエAデビューを飾ると、セリエAで25試合に出場し1ゴールを挙げるなど主力に定着している。 ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニを幼少期のアイドルと語る20歳のセンターバックは、180cm後半の恵まれた体躯を生かした空中戦の強さに加え、インターセプトやボールホルダーへのタイトな寄せを得意としており、イタリア国内での評価を高めてきた。 今夏の移籍市場に向けてはインテル、ナポリ、ユベントスといった国内の強豪に加え、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドとプレミアリーグのビッグクラブからも熱視線が注がれていた。 ちなみに、19日に行われる新シーズンのセリエA開幕戦の対戦相手はヴェローナとなっており、クンブラにとってはいきなりの古巣対戦となる。 2020.09.18 00:30 Fri5