ユナイテッド移籍で恩師アンチェロッティと涙の別れ…カゼミロが回想 「振り返った彼は泣いていた」
2024.04.19 18:03 Fri
強い絆があったカゼミロ(右)とアンチェロッティ監督
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロがレアル・マドリーからの移籍を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。
マドリーではクロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表MFトニ・クロースと黄金の中盤を形成し、数々のタイトルを手にしてきたカゼミロ。2022年8月にユナイテッドへの移籍を決断すると、加入1年目から主力としてEFLカップ(カラバオカップ)制覇やFAカップ準優勝を味わった。
ケガで離脱の期間があった今シーズンも公式戦25試合に出場する中、カゼミロはスペイン『Mega』の番組『El chiringuito de Jugones』に出演。古巣マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出など旬な話題にも触れた一方、イングランドへ渡った2年前の夏を回想し、経緯を明かしている。
「僕は(マドリーで)全てを勝ち取った。あのまま続けていくつもりもなかったわけではないけど、新しいことがしたかった。そう簡単には退団させてもらえなかったが、新しい言語を学び、別のリーグでプレーしたかった。ユナイテッドは初日からとても良かったよ」
「CLで優勝した後、少し経ってから退団を決めた。マドリードでの時間は終わったと思ったし、退団するには良い年齢だと思った。それに成長し続けたかった。決断は簡単じゃなかった。みんなが愛してくれていたからね」
「マドリーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を迷ったのは一度だけだった。その日は金曜日で、全ての準備が整っていた。トレーニングをしなければいけなかったが、そうはせず、残すはサインだけという状況だった」
「アンチェロッティに話をしに行くと、彼はすでに僕が去ることを知っていた。僕がオフィスに入ると、振り返った彼は泣いていた」
「カルロは僕に去ってほしくない、とても愛していると言ってくれた…それで僕は躊躇した」
「マドリードではみんなが僕を深く愛してくれたが、すでにユナイテッドと約束していた。それは何よりも重要なことだ」
マドリーではクロアチア代表MFルカ・モドリッチやドイツ代表MFトニ・クロースと黄金の中盤を形成し、数々のタイトルを手にしてきたカゼミロ。2022年8月にユナイテッドへの移籍を決断すると、加入1年目から主力としてEFLカップ(カラバオカップ)制覇やFAカップ準優勝を味わった。
ケガで離脱の期間があった今シーズンも公式戦25試合に出場する中、カゼミロはスペイン『Mega』の番組『El chiringuito de Jugones』に出演。古巣マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出など旬な話題にも触れた一方、イングランドへ渡った2年前の夏を回想し、経緯を明かしている。
「CLで優勝した後、少し経ってから退団を決めた。マドリードでの時間は終わったと思ったし、退団するには良い年齢だと思った。それに成長し続けたかった。決断は簡単じゃなかった。みんなが愛してくれていたからね」
信頼を寄せてくれた筆頭格は現在もマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督。別れの言葉を告げた際には、涙と共に惜しまれたようだ。
「マドリーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を迷ったのは一度だけだった。その日は金曜日で、全ての準備が整っていた。トレーニングをしなければいけなかったが、そうはせず、残すはサインだけという状況だった」
「アンチェロッティに話をしに行くと、彼はすでに僕が去ることを知っていた。僕がオフィスに入ると、振り返った彼は泣いていた」
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「マドリードではみんなが僕を深く愛してくれたが、すでにユナイテッドと約束していた。それは何よりも重要なことだ」
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バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat5