「計画通りだった」劇的勝利でベスト8のヨルダン、指揮官はイラク戦のプラン遂行を誇る「このメンタリティを維持することが不可欠」
2024.01.30 17:05 Tue
ベスト8行きを誇るアムータ監督
ヨルダン代表のフセイン・アムータ監督が、イラク代表戦での劇的な逆転勝利を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。29日、アジアカップ2023のラウンド16でヨルダンはイラクと対戦した。
グループステージで日本代表にも勝利したイラクと、日本が大会前にトレーニングマッチを行ったヨルダンの一戦。試合はイラクペースで進むも先制したのはヨルダンだった。
しかし、イラクも後半は攻勢に出ると逆転に成功。今大会の得点ランクトップに立つアイメン・フセインのゴールで逆転するが、アイメンはゴールセレブレーションに時間をかけすぎ警告。これにより退場処分となった。
数的優位に立ったヨルダンがここぞとばかりに反撃。すると、95分にシュートのこぼれ球を詰めて同点に追いつき、97分には、ニザル・アル・ラシュダンがボックス手前からミドルシュート。これがゴール右に吸い込まれ、一気に逆転。ヨルダンがベスト8進出を決めた。
「試合はとてもチャレンジングで、相手も同様に次のラウンドに進むに値するものだった」
「我々は戦略を実行し、計画通りに選手を活用した。プレッシャーを効果的に吸収し、計画通りにカウンター攻撃を仕掛けた。その結果。我々は当然の資格を手にした」
「この種の考え方はどのチームにとっても重要であり、我々はチームの可能性を強く信じている。我々が自分たちの強みを活かし、特にプレッシャーのかかる瞬間に、弱点に対して対処した」
「我々のカウンター撃は成功し、逆転できるという自信を信念を植え付け、実行した」
「アディショナルタイムに交代選手を活用したのは、我々の強いメンタリティを示したものであり、大会を通してこのメンタリティを維持することが不可欠だ」
グループステージで日本代表にも勝利したイラクと、日本が大会前にトレーニングマッチを行ったヨルダンの一戦。試合はイラクペースで進むも先制したのはヨルダンだった。
数的優位に立ったヨルダンがここぞとばかりに反撃。すると、95分にシュートのこぼれ球を詰めて同点に追いつき、97分には、ニザル・アル・ラシュダンがボックス手前からミドルシュート。これがゴール右に吸い込まれ、一気に逆転。ヨルダンがベスト8進出を決めた。
劇的な勝利を収めたヨルダン。アムータ監督は試合を振り返り、計画通りの戦いができたとコメント。押し込まれる展開でも我慢してカウンターで仕留める作戦だったと、先制ゴールの形は狙ったものだとした。
「試合はとてもチャレンジングで、相手も同様に次のラウンドに進むに値するものだった」
「我々は戦略を実行し、計画通りに選手を活用した。プレッシャーを効果的に吸収し、計画通りにカウンター攻撃を仕掛けた。その結果。我々は当然の資格を手にした」
「この種の考え方はどのチームにとっても重要であり、我々はチームの可能性を強く信じている。我々が自分たちの強みを活かし、特にプレッシャーのかかる瞬間に、弱点に対して対処した」
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