悲願のW杯初出場へリスタート! 機運高まるアジア杯準優勝ヨルダン代表、欧州組エースの2発などで格下パキスタン代表を一蹴

2024.03.22 12:00 Fri
モンペリエのヨルダン代表MFムサ・アル・ターマリ(26)
Getty Images
モンペリエのヨルダン代表MFムサ・アル・ターマリ(26)
ヨルダン代表が悲願のワールドカップ(W杯)初出場へリスタートを切った。

アジアカップ2023準優勝のヨルダン代表は21日、2026北中米W杯アジア2次予選第3節でパキスタン代表と対戦。今回はホームでのリターンマッチ(26日)を控えてのアウェイゲームだ。

開始2分、アジア杯準決勝・韓国代表戦(2◯0)の60m独走弾で話題を呼んだエース、MFムサ・アル・ターマリ(モンペリエ)が先制点。続く9分にはMFアルワンのPK弾で早くも追加点…危なげなくゲームを運んだヨルダン代表は、試合終盤にもアル・ターマリがダメ押し点を決め、0-3の完勝を収めている。
アジア杯準優勝で自信を掴んだ男たちに、FIFAランキング195位のパキスタンはなす術もなく…といった90分間。アジア杯前の2次予選2試合で1分け1敗だったヨルダン代表はリスタートマッチで今予選初白星。まだ最終予選進出ラインより下の3位だが、リターンマッチでもパキスタンを叩けばおそらく2位浮上だろう。

『The Jordan Times』も現状3位を問題視せず。
「順当にパキスタンから勝ち点3。モロッコ人コーチ(フセイン・アムータ監督)は我が国ヨルダンを初のW杯へ連れて行ってくれる。関係者は皆、彼のことを信じている」

ヨルダン代表は1986年のメキシコW杯からアジア予選に参加も、ここまで10大会連続で予選敗退。しかし、先のアジア杯で初めてベスト8の壁を破り、同国史上最高の準優勝に。この勢いで…W杯初出場へ。国内の機運は過去最高潮だ。

◆2次予選グループG(第3節終了時点)
1位 サウジアラビア代表 | 勝ち点9 | +6
2位 タジキスタン代表 | 勝ち点4 | +4
3位 ヨルダン代表 | 勝ち点4 | +1
4位 パキスタン代表 | 勝ち点0 | -12

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アジアカップ準優勝のヨルダン代表が監督交代…アムータ監督が辞任し、元モロッコ代表MFセラミ氏が就任

ヨルダンサッカー協会(JFA)は24日、ヨルダン代表の新指揮官にモロッコ人指揮官のジャマル・セラミ氏(53)が就任することを発表した。 2024年に行われたアジアカップでは決勝まで進出する躍進を見せたヨルダン。2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選では、グループGでサウジアラビア代表を上回り、首位で最終予選進出を果たしていた。 しかし、チームを指揮していたフセイン・アムータ監督(54)が突如辞任を表明。JFAとは双方合意の下で契約を解除したとのこと。ヨルダンを大きく飛躍させた指揮官の退任は、最終予選を控える中で大きな出来事となった。 新たにチームを指揮するサラミ新監督は、モロッコの強豪であるラジャ・カサブランカやU-17モロッコ代表、U-20モロッコ代表でも監督を務めており、モロッコリーグでは3度の最優秀監督賞を受賞していた。 これまでモロッコのFUSラバトで指揮を執っていた中、アムータ監督の後任としてヨルダン代表監督に就任。初のW杯出場を目指すチームを指揮することとなる。 なお、現役時代はモロッコ代表としてもプレーし、1998年のフランスW杯に出場した経験がある。 2024.06.25 14:40 Tue
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「2位では十分ではない」連覇を目指すカタール代表、マルケス監督がヨルダンとの決勝へ意気込み「勇気と決意を持つ」

アジアカップ2023の決勝が10日に開催。カタール代表のティンティン・マルケス監督が、決勝に向けて意気込みを語った。アジサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。 1カ月にわたって開催されてきたアジアカップも残すところ1試合。日本代表をはじめ、優勝候補とされていた韓国代表、イラン代表、サウジアラビア代表、オーストラリア代表といった強豪が軒並み敗退する中、連覇を目指す開催こうのカタール代表は決勝へと勝ち上がった。 スペイン人指揮官のマルケス監督率いるチームは、グループAを首位で通過。ノックアウトステージではパレスチナ表、ウズベキスタン代表、そしてイラン代表に勝利して決勝へと進んだ。 相手はこれまでベスト8が最高成績だったヨルダン代表。準決勝では韓国代表を下してきた相手だ。 準決勝からは1日準備期間が短いカタール。マルケス監督はその点に触れたものの、選手たちは優勝する力を持ち合わせているとした。 「準決勝のあと、選手たちは回復するのに2日間しか残されておらず、短い立て直し期間だった。特にリスペクトするチームと対戦することを考えれば、休息と回復がとても重要だった」 「私の選手たちは全員、このトーナメントでプレーするに値する以上の能力を備えていると確信している。私は常に選手の強みと、彼らがどのように貢献できるかを知ることを重視してきた。全ての選手が我々を今の地位に導くために役割を果たしてくれた。これは我々の哲学の基本的な部分だ」 「選手は機械ではない。彼らは一生懸命走ってプレーしている。彼らのパフォーマンスが変動するのは正常なことだ。イランがカウンターでゴールするところだったが、我々にも得点チャンスがあった。90分間、ずっと最高のパフォーマンスを維持できる選手はいないが、選手た血は勝利を確実なものにするために最善を尽くしていた」 また、ヨルダンとの戦いについては、フセイン・アムータ監督がカタールをよく知っていると警戒。必ず優勝すると意気込んだ。 「決勝では大会を通して好成績を収めてきたチームとの対戦となり、常にプレッシャーがかかる。それでも我々は、勇気と決意を持ってここにきており、勝利だけを望んでいる。それが我々にとって最も重要なことだ」 「最終的には競争が我々を駆り立て、我々ひとりひとりが勝利を目指している。フセイン・アムータ(監督)はカタールで指導経験のある特別な人物だ。熱戦を繰り広げ、勝利を目指して全力を尽くしていきたいと思う。2位では十分ではない。我々はアジアで1番になることを目指している」 2024.02.10 22:25 Sat

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