インテルの策士・マロッタCEOが今夏のオナナ売却、テュラム獲得など回想 「非常に成功と言える取引だった」

2023.10.15 18:54 Sun
今夏インテルを退団したオナナと加入したテュラム
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今夏インテルを退団したオナナと加入したテュラム
インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏がカメルーン代表GKアンドレ・オナナの放出などに言及した。『Football Italia』が伝えた。

その優れた補強手腕で低迷していたユベントスを立て直し、2018年12月にはインテルのCEOに就任したマロッタ氏。今夏も争奪戦を制してイタリア代表MFダビデ・フラッテージやフランス代表FWマルクス・テュラムを獲得するなど本領を発揮した。

その甲斐もあり、チームがセリエA開幕から6勝1分け1敗と好スタートを切っている中、マロッタ氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が主催するイベント「フェスティバル・デッロ・スポルト」で今夏のインテルの移籍について言及。マンチェスター・ユナイテッドに売却した昨シーズンの守護神オナナの復帰が将来的にあり得るのかという問いにこのように答えた。
「サッカーの世界では何が起こるかわからないし、戻ってきた選手が必ずしも良い結果を残すとも限らない。それ(移籍)は彼にとっても我々にとっても重要な経験だった。また、彼をフリーで獲得し、あれだけの金額で売却できたことも、我々としては非常に成功と言える取引だった」

宿敵ミランを抑えてフリーで獲得に成功したテュラムついては、テュラムの父である元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の助けもあって、迎え入れることができたのではないかと推測した。
「テュラムは他にもオファーがあったにもかかわらず、我々の下に来ることを決めた。彼は自分にとって最高のクラブとは何かを考えていたし、父親の影響もあったと思う」

獲得を目論んでいたものの、結局アタランタへと移籍したイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカについてもコメント。アタランタ行きはスカマッカ自身の判断によるものだったと明かした。

「我々は交渉を開始し、彼は加入する準備ができているように見えた。しかし、その後アタランタが現れた。彼はそのクラブの方が自身が成長する上でより適していると考えた。我々はその選択を尊重した」

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CL決勝の審判団が決定!昨季EL決勝を裁いたルーマニア人のイシュトバン・コヴァツ主審

欧州サッカー連盟(UEFA)は12日、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦を裁く審判団を発表した。 9月17日に開幕し白熱の戦いが繰り広げられた今大会も残すところフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われる決勝戦のみに。日本時間31日28時に行われる決勝戦に駒を進めたのが、初優勝を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)と、15年ぶり4度目の優勝を目指すインテルの2チームとなった。 両国の運命を左右する重要な役目を担う決勝戦の審判団にはイシュトバン・コヴァツ主審、ミハイ・マリツァ、フェレンツ・トゥニョギ両副審のルーマニア人セットが任命された。また、フォースオフィシャルはポルトガル人のジョアン・ピニェイロ氏が、VARにはオランダ人のデニス・ヒグラー氏とルーマニア人のカタリン・ポパ氏が務めることになった。 コヴァツ主審は昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝のアタランタvsレバークーゼンや、2021-22シーズンのカンファレンスリーグ(ECL)決勝のローマvsフェイエノールトの試合も担当した名主審。 なお、今大会ではここまで7試合を裁いており、その中でインテルは1試合、PSGは2試合を担当しており、両チームにとって判定基準を理解している点はプラスに働くはずだ。 2025.05.13 10:00 Tue

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