新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか

2024.06.08 14:00 Sat
インテルのスイス代表GKヤン・ゾマー(35)
Getty Images
インテルのスイス代表GKヤン・ゾマー(35)
新生インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しを加速する。
PR
現インテルの正GKはゾマー。昨夏2年契約で加入し、スクデット奪還の立役者の1人となった国際経験も豊富な35歳だが、イタリア『カルチョメルカート」いわく、24-25シーズンで満了となる契約の延長は十中八九ないという。オークツリーへの体制移行で“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新会長となるなか、今後補強活動で重要性が増していくのが、現スポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏。幹部全員が一致するゾマーへの信頼は一旦隅におき、ゾマーの後継者探しを加速する見通しだ。
具体的な獲得候補1人目は、以前からよく名前の上がる“ブラジル国内No.1守護神”、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)。

イタリア国籍も保有するベントは、昨秋ブラジル代表から初めてお声がかかり、今年3月の国際親善試合、イングランド代表戦とスペイン代表戦に2試合連続先発出場。2024シーズンの国内では、公式戦26試合出場で13試合無失点と「クリーンシート」の多さが光る。
ただし、獲得にはかなりのコストを要するとのことで、アウシリオSDは別の候補も準備。ジェノアの元スペイン代表GKジョゼップ・マルティネス(26)だ。

J・マルティネスはバルセロナ下部組織出身のGKで、ラス・パルマスでプロデビュー後、RBライプツィヒ時代の2021年に23歳でスペイン代表初キャップ。ライプツィヒで定位置を確保できなかったためにラ・ロハはこれっきりだが、昨季加入のジェノアで正GKとなり、今季のセリエA昇格と残留に大きく貢献した。

また、インテルはウディネーゼのナイジェリア代表GKマドゥカ・オコイェ(24)もリストアップしているそうだが、こちらは安価で獲得できるのが間違いない一方、スターターを任せられるほどの確信がない模様。

したがって今日現在、ゾマー後継者の優先順位は、1番手ベント、2番手ジョゼップ・マルティネス。オコイェは複数いる候補の1人にすぎないと位置付けられている。

インテルとしては、今夏中にベント(仮)を獲得し、1年間ゾマーのバックアップを任せて来季からポジション交代…これを理想としているようだ。

PR

ヤン・ゾマーの関連記事

アーセナルのミケル・アルテタ監督が惜敗したインテル戦でのPK判定に不満を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でインテルと対戦し、0-1で敗戦した。 直近のニューカッスル戦で0-1の敗 2024.11.07 11:30 Thu
インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のエンポリ戦を快勝で終えた2位インテルは、3日の第11節でヴェネツィアと対戦。ホームに迎え、2連勝を狙った。 敵陣でゲームを展開しながら、決定的なピンチは元スイス代表GKヤン・ゾマーが救いゴールレスで後半へ。51分 2024.11.04 16:41 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)で強豪相手のドローを評価した。『UEFA.com』が伝えている。 インテルは18日に敵地で行われたCLリーグフェーズ第1節で、マンチェスター・シティと対戦。2年前のCLファイナルで無念の敗北となった対戦相手に、立ち上がりからボールを握られるもカウン 2024.09.19 08:40 Thu
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンのヤシン・トロフィー候補10名を発表した。 昨年はアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)が受賞していた同賞。 今回もコパ・アメリカ優勝を果たし、バロンドール候補にも10名のなかで唯一選出されているマルティネスが有力と見られる。受賞 2024.09.05 07:00 Thu
スイスサッカー協会(SFV)は19日、インテルのスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の代表引退を発表した。 母国のバーゼルでプロキャリアを歩み始めたゾマー。各年代のスイス代表でも活躍し、23歳時の2012年5月にフル代表デビューを飾った。 その後は2014年、2018年、2022年のワールドカップ(W杯)、2 2024.08.19 18:56 Mon

インテルの関連記事

ローマがイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(25)獲得への1stオファーを準備。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ローマの下部組織が育て、サッスオーロでカルチョ有数のMFとなったフラッテージ。しかし、昨季から所属するインテルで定位置確保のメドが立たず、今冬の移籍を希望と報じられる。 インテルのシモ 2025.01.22 22:45 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節残り9試合が22日に行われる。ここでは第7節2日目の22日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第7節② ▽1/22(水) 《26:45》 シャフタール vs ブレスト ライプツィヒ vs スポルティングCP 《29:00》 ミラン 2025.01.22 18:00 Wed
インテルがカナダ代表MFタジョン・ブキャナン(25)に移籍を勧めたという。 ブキャナンは1年前の移籍市場でクラブ・ブルージュからインテル入り。カナダ代表としてはすでに通算43キャップの主軸選手で、[3-5-2]のインテルでは右ワイドを主戦場とする。 右のバックアッパーと位置付けられたなか、加入からの通算16 2025.01.21 21:03 Tue
WOWOWは21日、独占生中継しているUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリーグフェーズ最終節で全18試合・同時ライブ視聴チャンネルを実施することを発表した。 2024-25シーズンのUCLは、これまでから大きく大会フォーマットを変更。4チームが8つのグループに分かれるグループステージ制を廃止し、全36チーム 2025.01.21 14:30 Tue
インテルがディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表MFペタル・スチッチ(21)の獲得を目指しているようだ。 2021年から指揮を執るシモーネ・インザーギ監督の下で、安定したチーム作りを進めているインテル。昨シーズンにスクデットを制したチームは、今シーズンも1試合未消化の状態で首位ナポリと3ポイント差の2位につけ 2025.01.21 10:30 Tue

セリエAの関連記事

ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場 2025.01.22 15:17 Wed
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアに期待した。 アントニオ・コンテ新監督のもと、セリエA首位で折り返しに成功のナポリでも中心選手だったクワラツヘリア。この冬のタイミングで以前から紐づいたPSG行きを決断した。PSGが支払った移籍金は報道ベースで700 2025.01.22 14:40 Wed
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が21日、移籍が噂されるイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)とブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)らの売却はしないと明言した。イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに答えている。 両選手共にマンチェスター・シティ 2025.01.22 13:00 Wed
ミランは21日、セネガル代表DFフォデ・バロ=トゥーレ(28)に関して、双方合意の下で契約解除したことを発表した。 パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織で育ったバロ=トゥーレは、ファーストチームに昇格することなくリールへ完全移籍。その後、モナコでのプレーを経て、2021年7月にミランへと完全移籍で加入した。 2025.01.22 00:30 Wed
RCランスが21日、オーストラリア代表GKマシュー・ライアン(32)の完全移籍加入を発表。ひとまず今季終了までの契約とのことだ。 マシュー・ライアンはAFC(アジア)屈指の経験豊かなゴールキーパー。 これまでにクラブ・ブルージュ、ヘンク、バレンシア、レアル・ソシエダ、ブライトン、アーセナル、コペンハーゲン、 2025.01.21 21:22 Tue

記事をさがす

ヤン・ゾマーの人気記事ランキング

1

【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出

2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed
2

バイエルン、アジアツアーに参加する27名を発表! ノイアー、ミュラー、チュポ=モティングらが不参加に

バイエルンは24日、アジアで行われるアウディ・サマー・ツアー2023に参加する27名を発表した。 今夏のアウディ・サマー・ツアーでは、日本でマンチェスター・シティ戦(26日)、川崎フロンターレ戦(29日)、シンガポールでリバプール戦(8月2日)を戦う予定だ。 今回のメンバーには、オフ期間の6月にも日本を訪れたFWセルジュ・ニャブリやFWレロイ・サネ、FWキングスレー・コマン、MFジョシュア・キミッヒら主力選手に加え、新加入のDFキム・ミンジェ、DFコンラート・ライマーもメンバーに入った。 また、インテルが獲得に動いているGKヤン・ゾマーや今夏での去就が注目されるFWサディオ・マネもメンバー入りしている。 一方、GKマヌエル・ノイアー、DFラファエル・ゲレイロ、MFトーマス・ミュラー、FWエリック・マキシム・チュポ=モティングらはケガの影響で不参加に。さらに、今夏での移籍が濃厚となっているMFマルセル・ザビッツァー、GKアレクサンダー・ニューベル、GKヨハンズ・シェンクも招集外となった。今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆アジアツアー参加メンバー27名 GK スヴェン・ウルライヒ ヤン・ゾマー トム・リッツィ・ヒュルスマン DF ダヨ・ウパメカノ キム・ミンジェ マタイス・デ・リフト バンジャマン・パヴァール アルフォンソ・デイビス ブナ・サール コンラート・ライマー ヌサイル・マズラウィ ヨシプ・スタニシッチ アントニオ・ティクビッチ MF ヨシュア・キミッヒ レオン・ゴレツカ パウル・ヴァナー ガブリエル・ビドビッチ ライアン・グラフェンベルフ フランツ・クラツィヒ アレクサンダル・パブロビッチ アリヨン・イブラヒモビッチ FW セルジュ・ニャブリ レロイ・サネ キングスレー・コマン サディオ・マネ マティス・テル ジャマル・ムシアラ 2023.07.24 23:00 Mon
3

インテルGKスタンコビッチがサンプドリア移籍…アウデーロと父デヤンと入れ替わりでジェノヴァの地へ

サンプドリアは11日、インテルからU-21セルビア代表GKフィリップ・スタンコビッチ(21)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、今回の契約にはサンプドリア側に買い取りオプション、インテル側に買い戻し条項が盛り込まれている。 インテルのレジェンドである元セルビア代表MFのデヤン・スタンコビッチ氏の息子であるフィリップはインテルの下部組織出身。プリマヴェーラ時代に次期守護神候補とも期待された逸材は、直近2シーズンはオランダのフォレンダムでプレーし、1年目にエールディビジ昇格に貢献。昨シーズンも正GKとして活躍した。 元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ、元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチの退団によって今夏のジャパンツアーでは正GKとしてプレーしたが、クラブがスイス代表GKヤン・ゾマーに加え、イタリア人GKエミル・アウデーロを獲得したことで、ジェノヴァ行きが決定した。 1年でのセリエA復帰を目指すサンプドリアでは、そのアウデーロの後継者としてフォレンダム時代同様に昇格請負人としての活躍が期待される。 なお、父デヤンは昨年10月から昨シーズン終了までサンプドリアを指揮したが、降格を阻止できなかったことでシーズン終了後に解任。その後、クラブはアンドレア・ピルロ監督を招へいしている。 2023.08.12 05:30 Sat
4

「プレーできれば幸せだけど」バイエルンの控えGKウルライヒ、ノイアー復帰心待ちに「穏やかな海を取り戻さなきゃ」

バイエルンのドイツ人GKスヴェン・ウルライヒは限られたプレータイムを楽しんでいる。ドイツ『キッカー』が伝えている。 長年にわたってドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの控えを任されているウルライヒ。過去に1度だけバイエルンで公式戦47試合に出場したシーズンがあったが、基本的にノイアーがケガをするか、DFBポカール1〜2回戦以外で起用されることはない。 また、昨年12月にノイアーが重傷を負った際、バイエルンは代役をウルライヒに委ねず、1月の移籍市場でボルシアMGからGKヤン・ゾマーを獲得。そのゾマーが今夏去ったことにより、ノイアーの不在も続くなかで18日に行われたブンデスリーガ第1節のブレーメン戦でようやく出番を貰った格好だ。 しかし、ウルライヒ本人は複雑。23日にクラブのオフィシャルパートナーであるアウディ社から車を贈られ、式典で報道陣の問いかけに応じると「プレーできるときはもちろん幸せさ」としつつ、「バイエルンは穏やかな海を取り戻さなきゃ」と、ノイアーの一刻も早い復帰を心待ちにしていると語った。 「マヌ(ノイアー)は単純に世界最高のGKだ。あのようなケガをしたあとでも、おそらく強くなって帰ってくるだろう。ならば、そのときにマヌがプレーするのは不自然じゃない」 「いまは復帰に向け、猛烈に自分を追い込んでるみたいだよ。間違いなく正しいステップだし、大きな進歩だよ。すぐに一緒にトレーニングできるようになると思うよ。試合に帰ってくる日もそう遠くないはずさ」 また、バイエルンに将来の守護神候補としてマッカビ・テル・アビブからイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)の加入が迫っていることについても「クラブも未来に目を向け始めたね。良いことだ。様子を見てみよう」とポジティブに語った。 2023.08.24 14:55 Thu
5

インテルの新守護神ゾマー、人生初のミラノ・ダービーに感慨深げ「国全体が注目する名声の懸かった一戦」

インテルのスイス代表GKヤン・ゾマーがミラノ・ダービーについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏バイエルンからフランス代表DFバンジャマン・パヴァールとともにインテルへ加入したゾマー。GKでありながら戦術の柱として活躍したアンドレ・オナナ(現:マンチェスター・ユナイテッド)の後釜という重要な役割を担うこととなった。 セリエA開幕3試合ではチームが3連勝したなか、ゾマーも3試合連続でクリーンシートを達成。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、インテルの歴代守護神の名前を挙げてさらなる活躍を誓う。 「昔はフランチェスコ・トルドとジュリオ・セザールが好きだったなあ…でも最近はサミル・ハンダノビッチとオナナのファンでもあったんだよ。彼らは皆、いついかなる時も強くて勇敢なGKであり、彼らと同じ存在になるには全力を尽くす必要がある。僕は彼らと異なるスタイルのGKだと思うけどね」 また、16日に控える序盤戦のヤマ場にも言及。首位インテルはセリエA第4節で2位ミランと対戦するが、本拠地ジュゼッペ・メアッツァについて「オンリーワンの雰囲気が大好き。騒がしくも刺激的だ」と語るゾマーは、キャリア初のミラノ・ダービーということもあってか、慎重かつ冷静に準備しているようだ。 「ラファエル・レオンやクリスチャン・プリシッチ。ミランの攻撃陣は全員が脅威だ。今は彼らの分析を進めていて、ピッチで起こりうるあらゆる可能性についてコーチたちと準備している。技術だけでなく、メンタル面が結果を左右する可能性もあるはずだよ」 「勝利に到達するにはあらゆる要素が噛み合わなくてはならない。ディテールや想像だにしない幸運が必要だ。ただ、昨シーズンのインテルは素晴らしいサッカーでチャンピオンズリーグ(CL)決勝まで辿り着いただろう? 再現は可能だ」 「ダービーとはどの国でも特別なもの。ドイツにもスイスにも存在する。ただ、ミラノ・ダービーは国全体が注目する名声の懸かった重要な一戦であり、とってもユニークだ。プレーするのが待ちきれないよ。トリノのリカルド・ロドリゲス(元ミラン)は今でもミラノ・ダービーの話をしているよ」 2023.09.15 18:51 Fri

インテルの人気記事ランキング

1

インテルが期待の若手MFペタル・スチッチと個人合意、今夏の獲得目指しD・ザグレブと交渉中

インテルがディナモ・ザグレブに所属するクロアチア代表MFペタル・スチッチ(21)の獲得を目指しているようだ。 2021年から指揮を執るシモーネ・インザーギ監督の下で、安定したチーム作りを進めているインテル。昨シーズンにスクデットを制したチームは、今シーズンも1試合未消化の状態で首位ナポリと3ポイント差の2位につけており、連覇の可能性を十分に残している。 そんな中で、クラブはすでに夏の補強に向けて動き出している模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ザグレブの期待の若手であるスチッチと個人合意に至ったとのことだ。 クラブ間交渉については、現在も進行中とのこと。仮に交渉が成立したとしても加入は今冬ではなく、クラブ・ワールドカップ(CWC)開幕前の6月になる予定と報じられている。 スチッチは守備的MFながら得点に絡むプレーも見せる将来有望な若手。今季もザグレブの主力として、昨年11月に中足骨骨折で離脱するまでで公式戦17試合3ゴール2アシストの成績を残していた。また、クロアチア代表としてもすでに5キャップを刻んでいる。 2025.01.21 10:30 Tue
2

加入1年でスタメン1回…インテルがブキャナンに移籍を推奨、関心寄せるはトリノか

インテルがカナダ代表MFタジョン・ブキャナン(25)に移籍を勧めたという。 ブキャナンは1年前の移籍市場でクラブ・ブルージュからインテル入り。カナダ代表としてはすでに通算43キャップの主軸選手で、[3-5-2]のインテルでは右ワイドを主戦場とする。 右のバックアッパーと位置付けられたなか、加入からの通算16試合出場でスタメンはたった1回。骨折で今シーズンを出遅れたこともあるが、この1年、昨年末のコッパ・イタリア1試合でしか先発機会を与えられていない。 イタリア『カルチョメルカート』によると、20日、インテルとブキャナン代理人の間でミーティングが行われ、インテル側はこの場で代理人にレンタル移籍を提案。トリノが関心を寄せていることも併せて伝えたとされる。 ただし、放出は容易ではないとのこと。 ブキャナンを放出し、懸念のセンターバック、もしくは別のポジションを補強へ…というシナリオがあるそうだが、選手本人がこの提案に納得しきれていない様子とレポートされている。 2025.01.21 21:03 Tue
3

ラウタロの華麗ミドル弾など3発のインテルがエンポリに快勝、首位ナポリを3pt差で追走【セリエA】

インテルは19日、セリエA第21節でエンポリをホームに迎え、3-1で快勝した。 4日前の延期分ボローニャ戦を引き分けて連勝が6で止まった2位インテル(勝ち点44/1試合未消化)は、前日の試合でアタランタに勝利した首位ナポリを6ポイント差で追う中、テュラムをベンチスタートとし、タレミがラウタロと2トップを形成した。 14位エンポリ(勝ち点20)に対し、ボールを握ったインテルは25分に最初の好機。アスラニの浮き球パスに抜け出したラウタロがボレーに持ち込んだが、わずかに枠を捉えきれなかった。 前半半ば以降も押し込み続けたインテルだったが、ゴールレスで前半を終えた。 それでも迎えた後半、55分に均衡を破る。中央でパスを受けたラウタロが見事なコントロールミドルを蹴り込んだ。 試合を動かし主導権を握るインテルは69分にテュラム、ムヒタリアンを入れて勝負を決めにかかると、79分に追加点。アスラニの右CKをダンフリースが打点の高いヘッドで叩き込んだ。 その後、84分に失点して1点差とされたインテルだったが、89分にアルナウトビッチのラストパスを受けたテュラムがシュートを決めきって勝負あり。 インテルが勝利を取り戻し、首位ナポリを3ポイント差で追走している。 インテル 3-1 エンポリ 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後10) デンゼル・ダンフリース(後34) マルクス・テュラム(後44) 【エンポリ】 セバスティアーノ・エスポージト(後39) 2025.01.20 06:41 Mon
4

”渡り鳥“のFWマウロ・サラテが37歳で現役引退…「人生で学んだことはすべて、常にボールとともに…」

世界各国のクラブを渡り歩いたアルゼンチン人FWマウロ・サラテ(37)が現役引退を決断した。 昨年1月にウルグアイのダヌービオを退団して以降、フリーの状況が続いていた37歳FWは自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「僕の人生で最も美しい道が終わりを迎える!! 心の中で、そして鮮明な思い出の中で、この文章を書くのは難しいことだ」 「一つのステージが終わりを迎えようとしている。僕の場合、人生で最も美しいステージが終わりを迎えようとしている。なぜなら、生まれたときからフットボールとともに生きてきたからだ」 「規律、献身、犠牲を教えてくれたスポーツ、物心ついたときからずっと愛と情熱を持って生きてきたスポーツ。人生で学んだことはすべて、常にボールとともにあった」 「キャリアの各段階を思い出すと、感極まらずにはいられない。ともに時間を過ごしたすべてのクラブとすべての街を常に心に留めているからね」 「両親をはじめ、すべてのテクニカルスタッフ、チームメイト、多くの友人、経営陣、そして世界で最も美しいこのスポーツを一緒にプレーし、共有してくれたすべての人々のおかげだ」 「今日、僕はこの美しい職業に別れを告げ、新しい職業を始める。プレーヤーとしては別れを告げるけど、フットボールに別れを告げるつもりはないよ」 「友よ、君がいなくなると本当に寂しくなるよ。みんなありがとう…」 2004年のキャリアスタートから、ラツィオやインテル、ウェストハムなど16クラブも渡り歩いてきたサラテ。キャリア初期にプレーしたカタールのアル・サッドや、2017年に加入したUAEのアル・ナスルなど中東にも進出する、渡り鳥のようなキャリアを積んできた。 近年はプロデビューしたクラブでもあるベレス・サルスフィエルドやボカ・ジュニアーズ、ブラジルのアメリカ・ミネイロやジュベントゥージ、ダヌービオなど南米でプレー。キャリア通算では公式戦500以上に出場し、130ゴール以上を挙げた。 2025.01.12 16:41 Sun
5

新UCLのリーグフェーズ最終節、WOWOWが同時ライブ視聴チャンネルを発表! サッカー通で知られるお笑いコンビ・カカロニの2人も初登場

WOWOWは21日、独占生中継しているUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリーグフェーズ最終節で全18試合・同時ライブ視聴チャンネルを実施することを発表した。 2024-25シーズンのUCLは、これまでから大きく大会フォーマットを変更。4チームが8つのグループに分かれるグループステージ制を廃止し、全36チームが8つの異なるチームと対戦する方式に変更となった。 新フォーマットのUCLも佳境を迎える中、1月29日(水)には最終節の全18試合が同時キックオフ。ラウンド16進出をかけた大きな一戦を迎えるにあたり、新たな試みを行うこととなった。 「リーグフェーズMatchday8 全18試合・同時ライブ視聴チャンネル」では、順位の変動によって、決勝トーナメントでの対戦相手が試合中にリアルタイムで変動する臨場感を楽しめる、新しい視聴スタイルをサッカーファンの皆様にお届けし。また、WOWOWサッカー公式YouTubeチャンネルでも、生解説が楽しめるkととなる。(YouTubeでは試合映像は視聴不可) 解説にはフリーライターのミムラユウスケさん、進行は原大悟アナウンサーが務め、ゲストとしてサッカー通でも知られるお笑い芸人のカカロニの2人がWOWOW初登場となる。 カカロニの栗谷さん、菅谷さんはそれぞれコメントしている。 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/wowow20250121_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> ◆カカロニ 栗谷さんコメント 「まさかチャンピオンズリーグのお仕事を頂けるとは!感無量です!僕は中学、高校の時はミランが大好きで応援してました!夜更かしして見たイスタンブールの悲劇(僕はミランファンだったので)の事はまだ脳裏に焼き付いて離れません。そして2006-07でリベンジを果たし感動した事も覚えています。そんな感動を皆さんと一緒に分かち合える機会を頂けたのは本当に嬉しいです。皆さん!僕達と一緒に楽しみましょう!!」 ◆カカロニ 菅谷さんコメント 「中1の春、夜更かしして初めて見たチャンピオンズリーグの試合で、フィーゴがマンチェスター・ユナイテッドから天才的なループを決めました。あれから21年、たくさんの奇跡と憧憬を見せてくれたCLの面白さを伝える側になれてとても光栄です!夜更かしして1人で見てる方が『こいつと見てると楽しい』と友達と見てる気分になってもらえるよう、全力で楽しみたいと思います!」 <h3>◆『リーグフェーズMatchday8 全18試合・同時ライブ視聴チャンネル』</h3> ▽1月30日(木) 午前4:00 配信開始予定 WOWOWオンデマンド、 WOWOWサッカー公式YouTubeチャンネルにてライブ配信 ※YouTubeでは試合映像はご覧いただけません。 ◆リーグフェーズ Matchday8 全18試合 バルセロナ vs アタランタ ブレスト vs レアル・マドリー マンチェスター・シティ vs クルブ・ブルージュ インテル vs モナコ PSV vs リバプール バイエルン vs スロバン・ブラチスラバ ジローナ vs アーセナル ユベントス vs ベンフィカ シュツットガルト vs パリ・サンジェルマン アストン・ビラ vs セルティック レバークーゼン vs スパルタ・プラハ ザルツブルク vs アトレティコ・マドリー ディナモ・ザグレブ vs ミラン リール vs フェイエノールト ドルトムント vs シャフタール・ドネツク ヤングボーイズ vs ツルヴェナ・ズヴェズダ シュトゥルム・グラーツ vs RBライプツィヒ スポルティングCP vs ボローニャ ※全18試合 午前5:00キックオフ予定 2025.01.21 14:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly