続く代表辞退で海外組の招集は曲がり角?/六川亨の日本サッカー見聞録
2023.10.12 14:00 Thu
JFA(日本サッカー協会)は12日の12時過ぎ、GK前川黛也がケガのためにチームを離脱し、代わりに新潟のGK小島亨介を追加で招集したと発表した。10月4日の代表メンバー発表の際は、鎌田大地と堂安律がコンディション不良のため招集を見送ったと森保一監督は話していた。
その後、9日に前田大然がケガのため不参加となり、代わりに川辺駿(スタンダール・リエージュ)が、さらに同日、三笘薫が体調不良のため不参加が決まり、代わりに奥抜侃志(ニュルンベルク)を招集すると発表した。
そして昨日は久保建英がメディアの取材に応じ、ヨーロッパからの移動は「きついけど戻ってきました。きつさがあるのは事実だし、僕だけじゃない」と正直な気持ちを吐露した。これまでも当コラムで書いてきたが、9月のドイツやベルギーといったようにヨーロッパで強豪とマッチメイクできる機会はそうそうないので、ヨーロッパ組が中心になるのは当然である。
しかし国内で、それもカナダやチュニジアとの親善試合に多くのヨーロッパ組を呼び戻す必要があるのかどうか、JFAと技術委員会は真剣に考えるべきだろう。
今回の親善試合も、カナダ戦はみずほ銀行が、チュニジア戦はキリンが冠スポンサーとなった。こうした日本代表の試合の入場料収入やグッズ収入、放映権料などがアンダーカテゴリーや女子の強化費になるため、“目玉となる選手”を呼びたいのも理解できる。
今回代表を辞退した堂安や鎌田、三笘はリーグ戦に加えてELやCLも戦っている。それは冨安健洋や古橋亨梧、上田綺世、久保も同様だ。奥抜は初代表でうれしいかもしれないが、追加招集ならすぐに合流できる国内組でもいいのではないかと思ってしまう。
日本代表の近々の目標は、11月のW杯予選の2試合(ミャンマー対マカオの勝者とシリア戦)と来年1月にカタールで開催されるアジアカップだ。W杯予選は大阪での試合後、中東でのシリア戦が予想されるので、そのままヨーロッパへ戻ればいい。
問題はアジアカップである。アジア最大のサッカーイベントであり、前回はカタールに敗れて準優勝に終わっているだけに、森保監督もリベンジの意識が強いだろう。しかし大会は1月14日にスタートして、決勝まで勝ち進んだら2月10日まで1ヶ月以上の長丁場だ。すでにチームの主力となっている久保や三笘を1ヶ月も欠くことになったら、ソシエダとブライトンは優勝争いから脱落するかもしれないし、久保と三笘自身もレギュラーポジションを失うかもしれない。
強制力はあるものの、呼ぶ前に、まずは本人の意思を確認してみてはいかがだろうか。そろそろ、そういう時期に日本も来ている気がしてならない。
その後、9日に前田大然がケガのため不参加となり、代わりに川辺駿(スタンダール・リエージュ)が、さらに同日、三笘薫が体調不良のため不参加が決まり、代わりに奥抜侃志(ニュルンベルク)を招集すると発表した。
そして昨日は久保建英がメディアの取材に応じ、ヨーロッパからの移動は「きついけど戻ってきました。きつさがあるのは事実だし、僕だけじゃない」と正直な気持ちを吐露した。これまでも当コラムで書いてきたが、9月のドイツやベルギーといったようにヨーロッパで強豪とマッチメイクできる機会はそうそうないので、ヨーロッパ組が中心になるのは当然である。
今回の親善試合も、カナダ戦はみずほ銀行が、チュニジア戦はキリンが冠スポンサーとなった。こうした日本代表の試合の入場料収入やグッズ収入、放映権料などがアンダーカテゴリーや女子の強化費になるため、“目玉となる選手”を呼びたいのも理解できる。
これがブラジルやアルゼンチンなら、チケットも簡単に売り切れとなるだろう。しかし現状はヨーロッパ勢をほとんど呼べず、南米ではペルーやパラグアイか、せいぜいウルグアイあたりだし、北中米やアフリカ勢が多いため、どうしてもイングランドやスペインで活躍している三笘と久保に頼らざるをえなくなる。これで今回、久保がケガでもしたら、ソシエダも強制力があるとはいえ久保の代表参加に慎重になるだろう。
今回代表を辞退した堂安や鎌田、三笘はリーグ戦に加えてELやCLも戦っている。それは冨安健洋や古橋亨梧、上田綺世、久保も同様だ。奥抜は初代表でうれしいかもしれないが、追加招集ならすぐに合流できる国内組でもいいのではないかと思ってしまう。
日本代表の近々の目標は、11月のW杯予選の2試合(ミャンマー対マカオの勝者とシリア戦)と来年1月にカタールで開催されるアジアカップだ。W杯予選は大阪での試合後、中東でのシリア戦が予想されるので、そのままヨーロッパへ戻ればいい。
問題はアジアカップである。アジア最大のサッカーイベントであり、前回はカタールに敗れて準優勝に終わっているだけに、森保監督もリベンジの意識が強いだろう。しかし大会は1月14日にスタートして、決勝まで勝ち進んだら2月10日まで1ヶ月以上の長丁場だ。すでにチームの主力となっている久保や三笘を1ヶ月も欠くことになったら、ソシエダとブライトンは優勝争いから脱落するかもしれないし、久保と三笘自身もレギュラーポジションを失うかもしれない。
強制力はあるものの、呼ぶ前に、まずは本人の意思を確認してみてはいかがだろうか。そろそろ、そういう時期に日本も来ている気がしてならない。
前川黛也の関連記事
日本の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
記事をさがす
|
前川黛也の人気記事ランキング
1
【J1注目プレビュー|第33節:京都vs神戸】残留争いを抜け出したい京都、神戸は首位奪還の可能性も
【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月6日(日) 14:00キックオフ 京都サンガF.C.(15位/38pt) vs ヴィッセル神戸(2位/61pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆上位を叩いて安全圏へ【京都サンガF.C.】</span> 残留争い中のチームでもある北海道コンサドーレ札幌との直接対決で2-0と敗れた前節。それでも、後半戦は前半戦が嘘かのような結果を残し、12試合を戦い7勝3分け2敗と勝ち点を重ねている。 3連勝から引き分け、負けと嫌な流れにも見えるが、降格圏を脱したチームはそのまま勢いに乗って突き放していきたいところだ。 そんな中、今節の相手は優勝争い中の王者・神戸。ただ、やるべきことは変わらないだろう。札幌戦で狙われたように、背後を狙ってくる可能性は十分にある中で、前節の戦いの反省を生かせるか。しっかりと勝ち点を重ねたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、鈴木義宜、三竿雄斗 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:マルコ・トゥーリオ、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆ついに首位に立てるか!?【ヴィッセル神戸】</span> 前節はホームで浦和レッズを下し、リーグ戦5連勝。後半戦の13試合を8勝4分け1敗と驚異的な成績を残している。 首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「1」。FC町田ゼルビアが足踏みをしている中で、突き放していきたいところ。今節も結果によっては首位に立つことができる状況だ。 チームはAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦った中、2-1でしっかりと勝利。チーム状態は上向いており、このまま一気に行きたい。 7連戦を終えることになるが、5勝1分けとここまで来ており、中断を前にしっかりと勝って終わりたいところ。連戦のコンディションを吉田孝行監督がどう判断するかに注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、扇原貴宏、井出遥也 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、宮代大聖 監督:吉田孝行 2024.10.06 11:40 Sun2
【J1注目プレビュー|第34節:神戸vsFC東京】逆転優勝へ邁進する神戸は7連勝へ目指す! FC東京も残り5試合で結果を残したい
【明治安田J1リーグ第34節】 2024年10月18日(金) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(2位/64pt) vs FC東京(6位/48pt) [ノエビアスタジアム神戸] <h3>◆首位をピッタリと追走、7連勝へ【ヴィッセル神戸】</h3> 前半戦は苦しい戦いも続いていた神戸だが、後半戦はここまで1敗。現在6連勝と一気に勢いに乗り、連覇に向けて近づいている。 首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「1」。直接対決はもうないため、残り5試合での自力優勝はあり得ない。ただ、勝ち点を1つも落とさなければチャンスは転がり込んでくる。 王者として臨んだシーズン。苦しみも味わったが、ここにきてチーム一丸となって勝利を掴んでいく姿勢を見せている状況。代表期間の中断で、残り試合への力を蓄え、マインドセットとしても問題ない状況だろう。 神戸の特徴でもあるハイインテンシティを出し、ショートカウンターで一気に仕留められるか。1試合ずつ戦い、連覇へと邁進するのみだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 <h3>◆残り5試合、どこまで上位に行けるか!?【FC東京】</h3> シーズンを通してなかなか突き抜けることができなかったFC東京。後半戦は一気に結果が出なくなり、10試合を終えて2勝2分け6敗と苦しんだ。しかし、9月以降は急浮上し、3連勝。前節はサガン鳥栖と引き分けたが、負けない戦いが続いている。 チームとして息を吹き返していた中、仲川輝人が負傷離脱。チームを支え続けてきたアタッカーの不在がどう影響するのかは注目となる。 良い流れを作っていた中での離脱は不安材料でもあるが、中断期間中にもトレーニングマッチを行ってしっかりと積み上げてきた。残り5試合。このあとは半月以上試合がなくなるだけに、しっかりと勝利を収めて、再び準備を進めていきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:中村帆高、森重真人、岡哲平、長友佑都 MF:高宇洋、東慶悟 MF:安斎颯馬、荒木遼太郎、俵積田晃太 FW:ディエゴ・オリヴェイラ 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:木本恭生 2024.10.18 16:45 Fri3
【J1注目プレビュー|第15節:神戸vsC大阪】首位を追いかける神戸は5連勝狙う! 首位撃破のC大阪は勢いに乗れるか
【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月6日(火) 14:00キックオフ ヴィッセル神戸(5位/21pt) vs セレッソ大阪(15位/16pt) [ノエビアスタジアム神戸] <h3>◆目指せ5連勝【ヴィッセル神戸】</h3> 2週間ぶりのゲームとなった前節は、ホームにファジアーノ岡山を迎えて2-0でしっかりと勝利。これでリーグ戦4連勝と勢いを取り戻している。 AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦っていた中で、試合消化が少ない中でも5位につける神戸。3連覇を目指す中では、このままの勢いをキープしていきたいところだ。 エース・大迫勇也の不在など、戦力に限りもある中で、しっかりと代わりの選手も機能。前節は宮代大聖、井手口陽介と今季初ゴールの2人の活躍があり、チーム全員で勝利を掴みにいくことが重要だ。 目指せ5連勝。今季は複数失点も1試合のみと堅守が光っており、しっかりと勝ち切って上位に迫っていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、本多勇喜、鍬先祐弥 MF:井手口陽介、扇原貴宏、宮代大聖 FW:エリキ、佐々木大樹、汰木康也 監督:吉田孝行 <h3>◆首位撃破を力に変えたい【セレッソ大阪】</h3> 前節はアウェイで京都サンガF.C.と対戦し、2-3で逆転勝利を収めたC大阪。2点ビハインドから首位チームに逆転勝利したことは大きな自信になったはずだ。 大卒ルーキー古山兼悟に初ゴールも生まれ流など、前半で2点差を追いつくメンタリティの強さを見せつけることに。メンバーを大きく入れ替えながらもしっかりと戦っていけていることは、不調から抜け出せない中でも力になっているはずだ。 アグレッシブさをしっかりと出し切り、好調の相手にどう立ち向かうのか。しっかりとチャンスを決め切ることも重要になるだろう。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:福井光輝 DF:奥田勇斗、畠中槙之輔、西尾隆矢 MF:ルーカス・フェルナンデス、喜田陽、中島元彦、髙橋仁胡 MF:上門知樹、チアゴ・アンドラーデ FW: ラファエル・ハットン 監督:アーサー・パパス 2025.05.06 10:15 Tue4
「40mの距離!」とスペインでも大きな話題に…神戸DF本多勇喜の珍しいオウンゴールが取り上げられる
Jリーグで生まれたオンゴールがスペインでも話題となっている。 そのゴールが生まれたのは、20日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節の柏レイソルvsヴィッセル神戸の一戦。 監督交代を行った柏と、首位を走る神戸の一戦。試合は大迫勇也のゴールで神戸が1点リードしていたが、66分に問題のシーンが生まれる。 神戸は、後方からビルドアップを行う中、バックパスをハーフウェイライン付近でDF本多勇喜が受ける。これに対し、FW細谷真大が猛然とプレス。距離があり、余裕もあった中、少し躊躇した本多の判断が遅れ、GKの前川黛也に一気に戻そうとボールを蹴り出す。 しかし、前川もビルドアップに参加していたため、ゴールを空けて前に出ていたため、本多のパスは無人のゴールへ一直線。DFマテウス・トゥーレルも後ろに居ただけに、セーフティな判断ができれば良かったが、オウンゴールとなり、試合も1-1のドローに終わっていた。 スペイン『マルカ』は、このゴールをピックアップし「イニエスタのチームメイトがオウンゴールを決めた。40mの距離!」と報道。予想外のオウンゴールを大きく取り上げていた。 本多は自身のインスタグラムを更新。「応援ありがとうございました。皆様申し訳ないです。切り替えます」と投稿したが、ファンからはこれまでの守備での貢献をたたえ、仕方ないとエールを送っている。 <span class="paragraph-title">【動画】スペインでも話題に…40mのロングオウンゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jtwFs1pSBvM";var video_start = 239;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.21 21:05 Sun5
「人間には正しく判断できない」物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール、VARで使用できないスカウティング映像では「オフサイド」
14日、『DAZN』は『Jリーグジャッジリプレイ2023 #31』を配信。ゲストには横浜F・マリノスのOBで解説者の水沼貴史氏、そして横浜FMのクラブシップキャプテンである栗原勇蔵氏を迎えて行われた。 SNSで話題となったジャッジを深掘りする番組。今回ピックアップされたシーンの1つは、浦和レッズvsヴィッセル神戸の決勝点のシーンだ。 浦和は勝たなければ優勝が潰える中、後半アディショナルタイムに同点に追いつき迎えた96分のシーン。相手陳内でFKを獲得すると、GK西川周作もゴール前に上がり捨て身の攻撃。中島翔哉がゴール前にクロスを送るも、GK前川黛也がキャッチ。そのままパンとキックで蹴り出すと、これが大迫勇也に渡り、無人のゴールへロングシュート。これが決勝点となり、1-2で神戸が勝利。浦和の優勝の夢が潰えた。 しかし、このシーンではGK西川がいないためにオフサイドラインが変わっており、大迫がハーフウェイラインを越えていたことでオフサイドだとSNS上などで指摘。誤審だと話題になっていた。 『Jリーグジャッジリプレイ』では、『DAZN』の放送やVARチェックに使用できないスカウティング映像を紹介。前川が蹴り出した瞬間に大迫は完全にハーフウェイラインを越えており、競技規則に照らし合わせれば完全にオフサイドとなる。 元国際主審の家本政明氏は「映像を見る限りではそう言わざるを得ないです」とオフサイドだとした。「僕もここに来て初めてこの映像を見て、なるほどと。副審の方がどのポジションにいるのかなという時に、本来であれば西川選手が前に行っているので、この場合はセカンドディフェンダーが神戸サイドにいるのでハーフウェイラインが最終のオフサイドラインになります」と説明。「競技規則にあるのは、オフサイドポジションにいることは反則ではないが、競技者の頭、胴体、足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い位置にいる。GKを含む全ての競技者の手や腕は含まれない。オフサイドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までとすると、ハンドの解釈と一緒です」とした。 実際にこのシーンでは完全に体がオフサイドラインとなるハーフウェイラインを越えている。家本氏は「腕が頭よりも十分に出ている。次に副審のポジションはハーフウェイラインの上にステイしなければいけないんですが、どういうわけか動いちゃている」と指摘。「この試合は観ていて凄くエキサイティングで面白い反面、難しい試合だった。西川選手が前に行っている事を、ふと忘れてしまった。ちょっと考えられない動きをしたために適切な競技規則が判断できなかったのかなと思います」と解説した。 また、現地で解説していた水沼氏は「オフサイドはゴールが決まってから考えて、レフェリーも止まったのでVARに確認をしているんだと思った。でも結構早くチェックオーバーが終わった。なんでこんな早く終わったんだろうと」と当時を回想。「パッと頭に思い浮かんだのは、映像が撮れていない、見れていない。副審の方は同一視野で入らない。キックと大迫選手の出るタイミングと。近くであれば音とか。そういう事を考えながら観ていましたけど、これはオフサイドじゃないかなというのが頭にありました。でもチェックオーバーが早かったので、映像がなかったのかなと思いました」と語った。 「優勝を考えると大きく影響が出てくる可能性はありますが、画的な証拠がないというのが一番なのかな」とVARがオフサイドと判定できなかった可能性を指摘した。 栗原氏は「この映像を見れば議論することもなくオフサイドなんだろうな」とコメント。「現場で副審が遠くを見ながらなので難しいかなと。オフサイド云々の前に、これを見ていると、前川選手はファインプレーだったなと。そっちの方の印象が大きいです」と語った。 水沼氏は副審の動きにも言及。「キャッチした瞬間は見ていて、習性だと思います。最終ラインはハーフウェイラインなんだけど、最後のディフェンダーのところに行ってしまう習性かな」と、GKがいる前提で普段動いているものが出たのではないかと推測した。 またSNS上で議論になったハーフウェイラインの考え方については家本氏が解説。「レッズ側のハーフウェイラインの延長線上より体の一部が出ているかどうか。境界線は全体というよりは、ラインと芝生のところ」と語り、肩より体側が少しでも出た時点でオフサイドになるとした。 水沼氏は「こういう時のためにVARの中にスカウティングも入れておいても良い。こういう事象の時に使えるようにしておいたらいいのでは」と、VARチェックに使用するカメラについて提案。海外では導入されていることもあり、Jリーグでも導入しても良いことだが、現時点では別物として扱われており、家本氏は「日本サッカー協会、審判員会とJリーグサイドの話」とし、「海外では保険として導入しているのは聞いたことがある。現在のVARの全部のカメラでもチェックしても明白な証拠がなかったのでコンプリートせざるを得なかった」としながらも、「クラブや選手、ファン・サポーターはこの1試合で決まるものも多い。Jリーグと委員会がどうすればこの問題を今後解決できるのかを議論して、そうして(導入して)いただきたい」と語り、VARの運用を検討する必要性はあるだろう見解を述べた。 一方で、現場でのジャッジについて家本氏は「めちゃくちゃ難しいです」とコメント。「線があるので明白なので出ているかどうかは明白。ただ、ボールをいつ蹴ったの?という問いは残る。同一視野内に入ればいいですが、どうしても(視線を)振らなければいけないので、蹴った瞬間を見なければいけないので、人間には正しく判断できない」と語り、「だからこそテクノロジーでカバー、サポートできればと思う」と、現場でのジャッジには限界があるシーンだとも語った。 <span class="paragraph-title">【動画】実際はオフサイド…物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PghXpuAUP9s";var video_start = 500;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.14 12:15 Tue日本の人気記事ランキング
1
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu2
「なんて可愛いんだ」「素晴らしいコンビ」PSGのウルグアイ代表MF、日本代表ユニフォームを笑顔で着用して話題に
パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFが日本代表ユニフォームを着用して話題となっている。 日本代表ユニフォームを着用していたのはPSGのMFマヌエル・ウガルテ。2022-23シーズンまでスポルティングCPでプレーしており、今シーズンからPSGに加入。中盤を支え、リーグ・アンでは22試合で3アシストを記録している。 ポルトガル『SportTV』のインスタグラムがウガルテの写真をアップ、そこには背番号「13」の日本代表ユニフォームを笑顔で着用する姿が。それはスポルティングCPの日本代表MF守田英正のユニフォームだった。 ウガルテと守田は、2022-23シーズンはチームメイト。スポルティングの中盤を2人で支えており、名コンビとして注目されていた。 また、ウルグアイ代表としてプレーするウガルテは、2023年3月に来日し、日本代表と対戦。守田と共にスタートからピッチに立ち、対戦していた。 『SportTV』は「スポルティングの中盤のウガルテと守田が懐かしいですか?」と投稿。ファンは「なんて可愛いんだ」、「2人は恋人のような仲だった」、「素晴らしいコンビだった」とコメントが集まり、守田も投稿にいいねを送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】笑顔で日本代表のユニフォームを着用するウルグアイ代表MF</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">sport tv(@sporttvportugal)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.11 00:01 Thu3
ゴミ捨て動画に続き、ゴミだらけのロッカールーム…日本代表を標的としたフェイクニュース再び、実際はイタリア代表のもの
先日は日本代表サポーターのゴミ拾い動画を編集し、逆再生してゴミ捨て動画を投稿した記者が炎上していたが、再び日本代表にまつわるフェイクニュースが話題となっている。 問題となっているのは、27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2戦の日本代表vsコスタリカ代表の一戦の後。試合はコスタリカがワンチャンスを生かして0-1で勝利していた。 勝利すればグループステージ突破が大きく近づく日本だったが、敗戦により一転して敗退の危機に。フェイクニュースとなったのは、敗れた日本がドレッシングルームを散らかして帰ったというものだった。 日本と言えば、前述の通りサポーターがゴミを拾う姿が今大会も大きな話題となり、国際サッカー連盟(FIFA)がサポーターにインタビューを申し込むほど。また、大会ボランティアが直接感謝を伝えようと、サポーターをスタンドに集めたことも話題だ。 さらに、この行動が多くの人の目に留まり、イラン代表、セネガル代表、フランス代表、モロッコ代表、エクアドル代表など、サポーターが帰る際に周りを片付けるという行為が広まっている。 また、サポーターだけでなく、日本代表チームがドレッシングルームを綺麗にして帰ることも話題となり、折り紙で作った鶴と「ありがとう」を日本語とアラビア語で書いた手紙を置いて帰ることも称賛されていた。 そんな中、信じられない写真が流出。ゴミが散らかり、煩雑な状態のロッカールームの写真がフェイスブックでアップされ「コスタリカ戦後の日本のドレッシングルーム」とキャプションが付けられていた。 しかし、これは全くのウソ。投稿されていた写真は、2022年3月に撮影されたもので、イタリア代表チームのドレッシングルームだとのこと。イギリス『サン』が取り上げたニュースで使用されていたものであり、北マケドニア代表に敗れたイタリア代表がW杯出場権を逃した後の様子だったようだ。 サポーターのゴミ拾い、そしてドレッシングルームの片付けなど、日本人が習慣的に行っていることに対し、世界では揶揄される風潮が広まっており、多くの人が信じていない一方で、一定数の人が騙されていることもあり、ソーシャルメディアの拡散力の凄さと、悪用の問題が浮き彫りとなっている。 <span class="paragraph-title">【写真】日本のコスタリカ戦後のドレッシングルームとして投稿されたフェイク写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Japan's dressing room after Costa Rica match.<a href="https://twitter.com/hashtag/Qatar2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Qatar2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Japan?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Japan</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/QatarWorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#QatarWorldCup2022</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CostaRica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CostaRica</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Germany?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Germany</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Messi?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Messi</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup2022</a> <a href="https://t.co/l2qJ4yiWub">pic.twitter.com/l2qJ4yiWub</a></p>— Futbol Antrenman (@FutbolAntrenman) <a href="https://twitter.com/FutbolAntrenman/status/1596839622314962945?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】実際のコスタリカ戦後のドレッシングルーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> (@FIFAWorldCup_JP) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup_JP/status/1597006101676949505?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.30 22:05 Wed4
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu5