ラ・リーガ史上最年少ゴールから11年…27歳オリンガがキャリア後退を回想「僕より代理人が調子に乗った」
2023.10.10 18:06 Tue
元カメルーン代表FWファブリス・オリンガ(27)が自身の選手キャリア後退を振り返った。
オリンガという名前を聞いて、一体どのくらいのサッカーファンが覚えているだろうか。マラガ時代の2012年8月、ラ・リーガデビュー戦でいきなりゴールを決め、16歳98日という当時のリーグ史上最年少ゴール記録を樹立したウインガーだ。
あれから11年の月日が流れ、現在は選手として油が乗ってきた年齢であろう27歳。だが、現在地はルーマニア1部の中堅クラブであるFCボトシャニ。歴史的ゴールから2年でマラガを去り、キプロス、ベルギー、ルーマニア、ポルトガルを経て、今年から再びルーマニアに戻ってきた。
早熟と言ってしまえばそれまでだが、スペイン『Relevo』のインタビューに応じたオリンガは、望まなかったマラガ退団が選手キャリア後退を招いたと振り返る。
「あのゴールが全てを変えてしまった…1試合の勝利に貢献しただけなのに。(当時チームメイトの)イスコやホアキン・サンチェスからの祝福に浮かれたけど、調子に乗ったのは僕ではなく当時の代理人だ。彼のせいで人生の歯車が狂い出した」
結果的に行き着いた先は、欧州の主要リーグから大きくかけ離されたキプロス1部のアポロン・リマソル。自らクラブと契約交渉などできるはずもない当時17歳のオリンガは「あまりにも騙されすぎた…サッカーを辞めたいとさえ思った」と変えられない過去を悔やむ。
それでも現在2児の父だというオリンガは「子どもたちのためにも、自分に残された選択肢にしがみつかなきゃね(笑) ルーマニアでのプレーは楽しいよ。僕の経歴はこの国では不思議でもなんでもないらしくてね」と笑い飛ばす。
また、つい先日に自身の最年少ゴール記録を塗り替えたバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)については、自身と同じ境遇に陥ることはないと断言。代理人の重要性を説きつつエールを送った。
「ラミンと僕の違い? 彼は素晴らしいキャリアを築くべく懸命に努力し、そばには優れた代理人もいると聞いているよ。世界最高のユースアカデミーに育まれ、今は世界最高の選手たちとプレーしている。僕とは何もかも違うね」
「僕が彼の年齢だったころ、僕の代理人はたくさんの悪事を働いた。けど、良い家族と、選手を優先して考えてくれる代理人に囲まれていれば、物事は必ずうまくいく」
「ラミンが僕の記録を塗り替えた? 残念でもないし、むしろ幸せな気分だよ。彼を支える人たちの温かさを感じ取れるからね」
オリンガという名前を聞いて、一体どのくらいのサッカーファンが覚えているだろうか。マラガ時代の2012年8月、ラ・リーガデビュー戦でいきなりゴールを決め、16歳98日という当時のリーグ史上最年少ゴール記録を樹立したウインガーだ。
あれから11年の月日が流れ、現在は選手として油が乗ってきた年齢であろう27歳。だが、現在地はルーマニア1部の中堅クラブであるFCボトシャニ。歴史的ゴールから2年でマラガを去り、キプロス、ベルギー、ルーマニア、ポルトガルを経て、今年から再びルーマニアに戻ってきた。
「あのゴールが全てを変えてしまった…1試合の勝利に貢献しただけなのに。(当時チームメイトの)イスコやホアキン・サンチェスからの祝福に浮かれたけど、調子に乗ったのは僕ではなく当時の代理人だ。彼のせいで人生の歯車が狂い出した」
「1年後、17歳の僕はマラガとの契約延長を話し合う時期を迎えた。けど、結局は延長してもらえなかったんだ。代理人がマラガに多額の金銭を要求し、別のクラブで引き取り先を見つけると言い出した。彼と僕の間で意見交換はほとんどなかったよ」
結果的に行き着いた先は、欧州の主要リーグから大きくかけ離されたキプロス1部のアポロン・リマソル。自らクラブと契約交渉などできるはずもない当時17歳のオリンガは「あまりにも騙されすぎた…サッカーを辞めたいとさえ思った」と変えられない過去を悔やむ。
それでも現在2児の父だというオリンガは「子どもたちのためにも、自分に残された選択肢にしがみつかなきゃね(笑) ルーマニアでのプレーは楽しいよ。僕の経歴はこの国では不思議でもなんでもないらしくてね」と笑い飛ばす。
また、つい先日に自身の最年少ゴール記録を塗り替えたバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)については、自身と同じ境遇に陥ることはないと断言。代理人の重要性を説きつつエールを送った。
「ラミンと僕の違い? 彼は素晴らしいキャリアを築くべく懸命に努力し、そばには優れた代理人もいると聞いているよ。世界最高のユースアカデミーに育まれ、今は世界最高の選手たちとプレーしている。僕とは何もかも違うね」
「僕が彼の年齢だったころ、僕の代理人はたくさんの悪事を働いた。けど、良い家族と、選手を優先して考えてくれる代理人に囲まれていれば、物事は必ずうまくいく」
「ラミンが僕の記録を塗り替えた? 残念でもないし、むしろ幸せな気分だよ。彼を支える人たちの温かさを感じ取れるからね」
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バルサとスペインの新星・17歳ヤマルはインフルエンサー好き? 新恋人と噂されるのは再びTikTokスターでモデルの19歳
バルセロナとスペインのニュースターであるスペイン代表FWラミン・ヤマルだが、新たなガールフレンドがいるようだ。 バルセロナのカンテラ育ちで、17歳ながらすでにチームの中心選手となっているヤマル。スペイン代表としても活躍し、ここからの飛躍が楽しみな選手の1人だ。 そのヤマルは、バルセロナを拠点として活動するインフルエンサーのアレックス・パディーヤさんとの交際が報じられていたが、その後に破局していたという。 しかし、すでに新たな恋人がいるとのこと。新恋人と見られるのはTikTokのスターであるモデルのアンナ・ジェグノソさん。19歳でヤマルよりも年上だが、2人が買い物をする姿が目撃されたという。 ジェグノソさんは、イタリアからスペインまでやってきてヤマルの試合を観戦。ラス・パルマス戦で応援した中、ヤマルは負傷。しかし、その後に買い物に出掛けていたという。 ジェグノソさんは、インスタグラムで59万5000人のフォロワーがおり、TikTokでは83万5000人のフォロワーを抱える人気者だ。 ユーロの頃に交際していたパディーヤさんはTikTokのフォロワーが170万人おり、ヤマルと交際するにはTikTokで人気者になる必要があるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】ヤマルの新恋人と噂されるモデルのジェグノソさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DChUTSjoInq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DChUTSjoInq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C8cesF6IalY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">anna gegnoso(@gegnosoanna)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.12.02 23:35 Mon4
フェラン2発のバルセロナがドルトムントに打ち勝つ! 上位対決制し2位浮上【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、ドルトムントvsバルセロナが11日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、アウェイのバルセロナが2-3で勝利した。 勝ち点12で並ぶトップ8圏内同士の直接対決。 CLでは4勝1敗の4位と好位置につけるドルトムントだが、ブンデスリーガではデア・クラシカーに続き直近のボルシアMG戦をいずれも1-1のドロー。今回のホームゲームでは公式戦3試合ぶりの白星を狙った。直近の試合からは先発3人を変更。負傷のジューレの代役にジャンをセンターバックで起用したほか、グロスとバイアーに代えてレイナ、デュランヴィルを起用した。 一方、同じく4勝1敗で3位に位置するバルセロナは前々節のマジョルカ戦でラ・リーガ4試合ぶりの白星を挙げたが、直近のレアル・ベティス戦は2度のリードを守り切れず。2-2のドローと調子にかげりが見える。その痛恨ドローからのバウンスバックを期して臨んだ一戦ではベティス戦と全く同じメンバーで臨んだ。 前からプレスを仕掛けるドルトムントの守備を立ち上がりから要所でいなすバルセロナは、左右の深い位置を取ってバルデ、ラミン・ヤマルの際どいクロスからチャンスを作り出す。 以降はドルトムントがデュランヴィル、バイノー=ギテンスのウイングを軸に相手のハイラインの背後を意識した攻撃を仕掛ければ、バルセロナは相手のアンカー脇をうまく使いながらサイドに広げ、こちらもハフィーニャ、ヤマルの両ウイングのコンビネーションでゴールを脅かす。 序盤はバルセロナペースで進んだものの、この時間帯の劣勢を耐えたドルトムントが前半半ばを過ぎて押し返していく。引き続きボールは握られたものの、守備時の立ち位置の修正を施すと、より安定した戦いに。 そして、序盤からの狙いだったハイラインをたびたび攻略すると、枠内シュートこそゼロに終わったが、両ウイングの仕掛けからレイナやザビッツァーのミドルシュート、ボックス内でギラシーが競り合うシーンも作り出し、悪くない形で前半を終えた。 後半も拮抗した入りとなったが、バルセロナがファーストチャンスをモノにする。53分、中盤でのダニ・オルモの見事なプレス回避からのスルーパスで八フィーニャがオフサイドラインぎりぎりで抜け出すと、左足の正確な対角シュートをゴール右下隅へ突き刺した。 これで均衡が破られると、ドルトムントも素早いリアクションから同点に追いつく。60分、ボックス内でDFクバルシと交錯したギラシーがPKを獲得。これを自らゴール左隅に蹴り込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はここからよりオープンな展開に。また、両ベンチがこのタイミングで動く。 バルセロナはレヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ダニ・オルモを下げてフェルミン・ロペス、フェラン・トーレス、フレンキー・デ・ヨングを一気に投入。これに対してドルトムントは奮闘したレイナ、デュランヴィルを下げてグロス、マレンを同時投入。すると、一連の交代策がスコアを動かす。 まずは75分、ヤマルとクンデで右サイドを崩して正確なクロスが供給すると、ファーでフリーのフェルミンが右足のダイレクトボレーで合わせる。これをGKコベルが前にはじくと、こぼれに詰めたフェランがゴールネットに蹴り込んだ。 だが、この直後の78分にはオフサイドラインの味方をオトリにオンサイドからヤン・コウトのスルーパスに抜け出したグロスがエリア外に飛び出したGKペーニャをかわして左のギラシーにプレゼントパス。これを背番号9が難なく無人のゴールへ流し込んだ。 2-2のイーブンに戻った試合は勢いづくドルトムントペースで進んでいくが、三度リードを奪ったのはバルセロナ。85分、相手CKを撥ね返した流れからグロスのバックパスをかっさらったペドリ、ヤマルを起点にロングカウンターを発動。最後はボックス右でボールを受けたフェランが右足の対角シュートをゴール左下隅に突き刺した。 その後、土壇場で追いつかれた直近のベティス戦の反省を活かして守備的な交代策で逃げ切りを図ったバルセロナに対して、ドルトムントがホームの大歓声を後押しにリスクを冒して攻めたてる。だが、後半ラストプレーとなったFKからゴール前のシュトッターベックが放ったヘディングシュートは枠を捉え切れず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、白熱の上位対決を制したバルセロナがリバプールに続く2位に浮上。敗れたドルトムントはトップ8圏外の9位に転落した。 ドルトムント 2-3 バルセロナ 【ドルトムント】 セール・ギラシー(後15[PK]、後33) 【バルセロナ】 ハフィーニャ(後8) フェラン・トーレス(後30、後40) 2024.12.12 07:05 Thu5