インテル、最終ライン束ねるアチェルビの離脱続く…パヴァール獲得決着せず苦しい台所事情

2023.08.28 15:18 Mon
Getty Images
インテルはイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビの離脱が続いているようだ。

昨シーズンからインテルに在籍するアチェルビ。最終ライン3枚のバックアッパーとしての加入だったが、ステファン・デ・フライの低調なパフォーマンスやミラン・シュクリニアルの去就問題およびケガも手伝い、気づけば全インテリスタが認めるディフェンスリーダーとなっていた。

昨季はラツィオからの1年レンタルも今夏で完全移籍に切り替わり、新たに2年契約を締結。すでに35歳というベテランだが、イタリア人のDFを年齢で判断するのは大きな間違い。今シーズンも引き続き老練な守備が期待されている。
しかし、8月初旬にハムストリングを痛め、19日のセリエA第1節・モンツァ戦を欠場。イタリア『カルチョメルカート』によると、28日にアウェイで行われる第2節・カリアリ戦もサルデーニャ島への遠征メンバーから外れており、未だ全体練習にも復帰できていないという。

シモーネ・インザーギ監督はカリアリ戦でアレッサンドロ・バストーニ、デ・フライ、マッテオ・ダルミアンというモンツァ戦と同じ最終ライン3枚をチョイスする見通し。ダルミアンもモンツァ戦で負傷交代して万全の状態ではないが、バイエルンのフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(27)獲得交渉が決着していないため、やや台所事情が苦しいようだ。
一刻も早いアチェルビの復帰を願いたいところだが、ケガの治癒とは年齢を重ねるごとに遅くなっていくもの。9月3日に行われる第3節・フィオレンティーナ戦でのカムバックを目標にしているようだが、全体練習に参加できていない以上、代表ウィーク明け(第4節)が現実的なタイミングとなるかもしれない。

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10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】

20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed

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