パレス指揮官、チェルシー行き迫ったオリーズの契約延長に歓喜!「考えうる限り最高のニュース」

2023.08.18 15:03 Fri
Getty Images
クリスタル・パレスロイ・ホジソン監督が、U-21フランス代表MFマイケル・オリーズ(21)の契約延長に対する喜びを露わにした。クラブ公式サイトが伝えている。

パレス加入2年目の昨シーズンはプレミアリーグで37試合に出場し、2ゴール11アシストを記録した右ウイングのオリーズ。今夏はビッグクラブから関心を寄せられ、チェルシーは契約解除金の3500万ポンド(約64億9000万円)を用意したとも報じられていた。

しかし、オリーズは最終的にパレスとの新契約にサインし、新たに4年の契りを交わした。ホジソン監督は21日に行われるプレミアリーグ第2節のアーセナル戦に向けた会見で、オリーズやクラブ関係者によってもたらされたこの結果を全面的に支持している。
「考えうる限り最高のニュースだ」

「私は心配していた。チェルシーのようなクラブが選手に興味を持ち、移籍が最善の策ではないかと人々に言われるのはいつだって懸念されることだ」
「私はそうならないことを常に願っていたし、マイケルがこの若さで、ここでの自身の未来がとても明るいものであることに気づいてくれることを願っていた。我々は彼がとてもスピーディーに別のレベルへと進んでいくのを後押しすることができる。そして、今回の決断は彼自身によるものだ」

「クラブにとっても喜ばしいことだし、外からのプレッシャーがある中で『ここが君の居場所であり、ここなら正しい方法で前へと進み、正しい方法で成長できると我々は考えている』と彼を説得したスティーブ・パリッシュ(会長)とドギー・フリードマン(スポーツ・ディレクター)の素晴らしい仕事ぶりを祝福しなければならない」

また、ホジソン監督は移籍の噂があがってからオリーズとどのようなやり取りを交わしていたのかも明かしている。

「この話が持ち上がった時、私は彼と長く話をした。でも、それはずいぶん前のことだ。我々が(オフシーズンを終えて)チームに戻った後のプレシーズンの頃だ」

「私は彼に長々と喋った。彼との仕事がいかに楽しかったのかはもちろんのこと、彼に対する尊敬の念、そして彼の選手としてのポテンシャルの高さを明確にした」

「もちろん、クリスタル・パレスにいて、ここでプレーすることが最良の選択だと彼には示唆したが、不必要なプレッシャーを与えないことも彼にはっきりと伝えた」

「彼はあらゆる方面からプレッシャーを受けていた。私から言えるのは『もっと話し合いたいなら、いつでもここにいるよ』ということだけだ」

「我々は毎日話をしたが、『どうするつもりなんだ』と聞いたり、さらにアドバイスをすることは避けていた。彼は私が何を言おうとしているかわかっていたから、我々は望ましい答えが返ってくるのをただ待っていた。そんな感じだった」

最後に、ホジソン監督はオリーズのケガの状態にも言及。オリーズはU-21フランス代表の一員として6月のU-21欧州選手権に参戦したが、試合の中でハムストリングを痛めてしまい、戦線離脱を余儀なくされていた。

「厄介な怪我だった。ウィルフリード(・ザハ)も同じケガをしていたが、またプレーできるようになった。彼が最低限の状態には戻れそうという意味では、我々は幸運だ」

「彼はとても健康的な状態を保ち、懸命にリハビリに取り組んできた。できる限り早くピッチに戻りたがっている。回復するまでどれだけ時間がかかるとしても、少しは期間を短縮できるだろう」

「ケガの程度が重いので、残念ながらまだしばらくは無理だろう」

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クリスタル・パレスは30日、アーセナルのイングランド代表FWエディ・エンケティア(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5年間で、背番号は「9」に決定。イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、移籍金は3000万ポンド(約57億6000万円)で、さらに売却時のマージンも支払われることになるという。 エンケティアは、アーセナルの下部組織育ちで、2019年1月にファーストチームに昇格。リーグ・ユナイテッドへの武者修行を経験した。 これまでファーストチームでは168試合に出場し38ゴール7アシスト。レギュラーという扱いになる時期は限られていたが、自身が育ったクラブに貢献していた。 また、イングランド代表としても2023年10月にデビューしている。 エンケティアはクラブを通じてコメントしている。 「クリスタル・パレスと契約できてとても嬉しい。スタートするのが楽しみだ」 「サウスロンドンに戻ってくるたびに、いつも笑顔になるので、故郷に戻って来れて嬉しい」 2024.08.31 09:10 Sat
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チェルシーで居場所のないチャロバーが鎌田大地の同僚に! クリスタル・パレスへレンタル移籍

クリスタル・パレスは31日、チェルシーのDFトレヴォ・チャロバー(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 チャロバーは9歳からチェルシーに所属。下部組織で育つと、イプスウィッチ・タウン、ハダースフィールド・タウン、ロリアンとレンタル移籍を繰り返し、2021年7月にファーストチームに昇格した。 センターバックやボランチなどでプレーするチャロバーは、これまで公式戦80試合で5ゴール1アシストを記録。しかし、今シーズンから就任したエンツォ・マレスカ監督には戦力と見做されず、プレシーズンのアメリカ遠征のメンバーにも入れない状況となっていた。 さらに、新戦力に背番号を奪われるなど、完全に居場所がない状況だった中、クリスタル・パレスへのレンタル移籍となった。 チャロバーはクラブを通じてコメントしている。 「クリスタル・パレスのような野心的なクラブに加入できて嬉しい。チームの何人かはよく知っているし、セルハースト・パークの素晴らしいサポーターの前で彼らと一緒にプレーするのが楽しみだ」 クリスタル・パレスにとって、DFチャディ・リアド、MF鎌田大地、FWイスマイラ・サール、DFマクサンス・ラクロワ、FWエディ・エンケティア、GKマット・ターナーに続いて、今夏7人目の補強となる。 2024.08.31 18:03 Sat
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W・ザハが試合前のヒザをつくポーズを拒否「形だけになっている」

プレミアリーグでは恒例となった、試合前に片ヒザをついて「Black Lives Matter」を強調する姿勢だが、クリスタル・パレスのFWウィルフリード・ザハが拒否したことが話題となっている。 この運動は昨年5月、アメリカで黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官のデレク・ショーヴィンの不当な拘束によって殺害された事件をきっかけに、世界中で起こった「Black Lives Matter」運動に同調を示す一環として始まった。 キックオフ直前の数秒間、ピッチ上の審判と選手、ベンチの監督ら全員が片ヒザを地面につけることが恒例となったほか、事件直後には選手名の代わりに「Black Lives Matter」と刻まれた特別なユニフォームも着用された。 今季も継続して行われているが、13日のクリスタル・パレスvsWBAでザハはこのポーズを拒否。周りの選手が片膝をついている中、一人仁王立ちした状態だった。 ザハは試合後、このアクションを取った理由を説明。ポーズをするという行為自体が先行し、意味をなさなくなってしまっていると不満を露わにした。 「これは2週間ほど前から公になっていたことだった。正しいとか間違っているとかそういうわけではないけど、試合前のルーティン化してしまっていると感じていたんだ。ヒザをつこうが立っていようが関係ない。僕たちの中には、まだ差別を受けている者がいるんだ」 「プレミアリーグをはじめとする団体で、変革のために舞台裏で多くの活動が行われていることは知っているし、僕はそれを本当に尊重している。チームメイトや他の選手たちがヒザをつくポーズを続けることも尊重するよ」 「社会として、学校での教育を改善し、ソーシャルメディア企業もサッカー選手に限らず、ネット上で他人を罵倒する人々に対して、より強力なアクションを起こすべきだと僕は思う。今はサッカーに集中し、楽しみたい」 「これからも堂々と立ち続けるよ」 イギリス『SPORTbible』によれば、片膝をつくポーズを拒否したのはザハが初めて。プレミアリーグは今季いっぱいは続けていく姿勢を示している。 2021.03.15 13:50 Mon

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