デンマークが最終盤のCK生かし劇的勝利!アジアチャンピオン中国を下し4大会ぶり白星【2023女子W杯】
2023.07.22 23:30 Sat
22日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループDの第1節、デンマーク女子代表vs中国女子代表がパース・レクタンギュラー・スタジアムで行われ、デンマークが1-0で勝利を収めた。
欧州予選の厚い壁をはねのけ、4大会ぶり5度目の出場を勝ち取ったFIFAランキング13位のデンマーク。一方、1991年、2007年と過去2度開催国となり、1999年大会は2位にも入った古豪・中国は、アジアチャンピオンとして3大会連続8度目のW杯を迎えた。
序盤は高い位置から圧力を掛けて奪う姿勢を見せる中国がペースを握り、6分にはパスミスを誘発してチェン・シャオジュが左足を振る。若干受け身に回った感のあるデンマークも、セットプレーをきっかけに徐々に押し返すが、次第に中盤でのつぶし合いとなり、互いに明確な決定機を作れないまま、ゴールレスで前半を終えた。
後半はハーフタイムで動いた中国が、投入されたワン・シュアンを起点にチャンスを作り、インナーラップしたリー・メンウェン。さらに、連動したプレスから敵陣で奪い切り、バイタルエリア右からワン・シュアンの左足と、積極的な入りを見せる。
対するデンマークも51分、ニコリン・ソーレンセンが左サイドをえぐってニアへ浮き球を送ると、クリアされるも相手GKももつれてゴールが空き、こぼれ球に反応したホセフィン・ハスボがヘッド。だか、抑えが効かず、枠の上に外してしまう。
あと一歩届かない中で均衡が破れたのは90分、デンマークは左CKを獲得すると、ハルダーの柔らかいキックに途中出場のアマリー・ヴァンスガードがヘディング。飛び込んだリッケ・セベッケは触れなかったが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
粘りながらも終盤に被弾した中国は追加タイム5分に、ワン・シュアンのFKが直接ネットを揺らすも、合わせに行ったヤン・リナがオフサイドポジションでゴールは認められず。セットプレーを生かしたデンマークが、辛うじて中国を振り切っている。
デンマーク女子代表 1-0 中国女子代表
【デンマーク】
アマリー・ヴァンスガード(後45)
欧州予選の厚い壁をはねのけ、4大会ぶり5度目の出場を勝ち取ったFIFAランキング13位のデンマーク。一方、1991年、2007年と過去2度開催国となり、1999年大会は2位にも入った古豪・中国は、アジアチャンピオンとして3大会連続8度目のW杯を迎えた。
序盤は高い位置から圧力を掛けて奪う姿勢を見せる中国がペースを握り、6分にはパスミスを誘発してチェン・シャオジュが左足を振る。若干受け身に回った感のあるデンマークも、セットプレーをきっかけに徐々に押し返すが、次第に中盤でのつぶし合いとなり、互いに明確な決定機を作れないまま、ゴールレスで前半を終えた。
対するデンマークも51分、ニコリン・ソーレンセンが左サイドをえぐってニアへ浮き球を送ると、クリアされるも相手GKももつれてゴールが空き、こぼれ球に反応したホセフィン・ハスボがヘッド。だか、抑えが効かず、枠の上に外してしまう。
プレスの弱まり始めた中国に対し、デンマークは72分にリッケ・マドセンを投入し、ペルニール・ハルダーにより自由を与えて攻撃を活性化。すると、2分後にはボックス右角付近からのカトリーヌ・ヴェジェのFKがあわやオウンゴールを誘発というシーンを迎え、81分にはハルダー自身も裏抜けからフィニッシュに持ち込む。
あと一歩届かない中で均衡が破れたのは90分、デンマークは左CKを獲得すると、ハルダーの柔らかいキックに途中出場のアマリー・ヴァンスガードがヘディング。飛び込んだリッケ・セベッケは触れなかったが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
粘りながらも終盤に被弾した中国は追加タイム5分に、ワン・シュアンのFKが直接ネットを揺らすも、合わせに行ったヤン・リナがオフサイドポジションでゴールは認められず。セットプレーを生かしたデンマークが、辛うじて中国を振り切っている。
デンマーク女子代表 1-0 中国女子代表
【デンマーク】
アマリー・ヴァンスガード(後45)
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「評判が悪くて新天地も…」ベントナーが後悔と心の闇を告白「年齢を重ねてようやく過去を…」
元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー氏(36)が本意ではない現役引退を振り返り、後悔と心の闇を打ち明けた。イギリス『サン』が伝えている。 良くも悪くも北欧デンマークを代表するフットボーラーとして名を馳せたベントナー氏。アーセナルやユベントスといった経歴以上に、飲酒運転・無免許運転・器物損壊・暴行といった数々の犯罪歴がクローズアップされる。 それでも、珍発言の数々や屈託のない笑顔で愛されキャラとして認知され、現在は母国で「ニクラスのイタズラ」という自身の名を冠したバラエティ番組の司会者として活躍中。一方ではデンマークのサッカーを議論するラジオ・ポッドキャスト番組にもレギュラー出演する。 そんななか、かつて自伝を共同制作したライターと再会し、自身の心の闇を打ち明けるドキュメンタリー番組への出演を了承。2021年6月の現役引退発表に至るまでの1年半を回想し、普段は明るく陽気な“ベントナー男爵”も、今回ばかりは神妙に「後悔」を打ち明けた。 「2019年限りでローゼンボリを退団したあと、いくつかのクラブから話があり、行きたいクラブもあったが、中国で始まったことにより、その選択肢はなくなった」 “中国で始まったこと”が指すのは、新型コロナウイルスの世界的蔓延。ローゼンボリ退団後に新天地を探したベントナー氏だが、結局どのクラブも自身の獲得にゴーサインを出さず。コロナによるクラブ財政逼迫の懸念と同時に、自らのパーソナリティが嫌われたと感じたようだ。 「(私の)評判は決して良くなかっただろうからね。いくつかのクラブのコーチから『私としてはキミを獲得したいが、上層部は動かない』と言われたよ。獲るか獲らないか…クラブが難しい決断を迫られたとき、私のような人間は有利にならないのだろう。キャリアを終えることにした」 結局、無所属が1年半続いた末、やるせなさを抱えたまま引退発表。今なお現役復帰を夢に見ると明かしつつ、それは叶わないとも語る。 「引退発表が正しい選択だったかどうかわからない。いや、じっくり考えての行動ではなかったんだ。そのせいだろうか。ここ2〜3年、復帰を考えなかった日なんかない。今日もそうだ。だが、はっきり言ってそれは妄想だ。もうフットボーラーのカラダには戻れない」 「私にとってフットボールは“愛”。心の底から愛してきた唯一のものであり、少年時代から私に自由な空間を与えてくれた唯一の場所だ。どんな闇を抱えていても、ピッチに入れば全てが吹き飛んだ。他に同じ“愛”を見つけるのは難しい」 「故意に誰かを傷つけたり、失望させようとしたことなんか一度もない。だが、自分の中に平穏を見つけるのに、私はあまりに長い時間を要してしまった…この少々難しい性格を今さら隠すつもりはない。年齢を重ねてここに座っている今、ようやく過去を冷静に振り返ることができる。そして、振り返れば振り返るほどに『後悔』が押し寄せてくる」 2024.02.09 18:25 Fri4
元デンマーク代表のヨルゲンセン、現在は古巣のチームバスを運転中
▽元デンマーク代表のマルティン・ヨルゲンセン氏(40)は現在、チームバスの運転手を務めているようだ。イタリア『Calciomercato.com』が伝えている。 ▽現役時代にウディネーゼやフィオレンティーナで活躍したヨルゲンセン氏は、2014年にユース時代やプロキャリアの最初にも所属していた母国のオーフスで現役を引退。『Calciomercato.com』によれば、同氏は現在そのオーフスのチームバスの運転手を務めているとのことだ。 ▽なお、ヨルゲンセンは現役時代から運転手を務めていた模様。オーフスに在籍していた2013-14シーズン、ヨーロッパリーグでフィオレンティーナがデンマークのエスビャールとアウェイ戦を行った際、空港でフィオレンティーナ一行を出迎えて目的地まで連れて行ったという。 ▽また、1999年にナポリのサン・パオロで行われたイタリア代表vsデンマーク代表の際にも、デンマークのチームバスが駐車に苦労していたのを見かね、バスから降りて誘導を手伝ったとのことだ。現役時代にデンマーク産の名ウインガーとして活躍したヨルゲンセン氏だが、現在は車道を颯爽と走行しているようだ。 2015.12.22 00:25 Tue5