ワン・シュアン WANG Shuang

ポジション FW
国籍 中国
生年月日 1995年01月23日(29歳)
利き足
身長
体重
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トッテナムが中国の重鎮MFワン・シュアンを獲得、3度の女子W杯経験…背番号は「77」

トッテナムは8日、中国女子代表MFワン・シュアン(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年までで、背番号は「77」。就労ビザと国際移籍の許可を経て2024年1月1日からチームに正式に加入する。 中国サッカー界を代表するワン・シュアンは、中国の武漢出身。若くしてその才能を見出されると、武漢江大WFCでキャリアをスタート。2018年に23歳でアジア年間最優秀選手賞を受賞した。 2018年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へと完全移籍。1年で古巣の武漢江大WFCに復帰。2020年、2021年には中国女子スーパーリーグを連覇。2022年からアメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)に所属するレーシング・ルイビルでプレーした。 2013年から中国女子代表としてもプレーし、100キャップを超える重鎮。キャプテンも務めており、女子ワールドカップ(W杯)には3度出場、女子アジアカップでは2022年に優勝を果たしている。 2023.12.09 11:30 Sat

D組は欧州女王イングランドが2連勝でGS突破に前進! ハイチに薄氷勝利の中国も望みつなぐ【2023女子W杯】

28日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループD第2節のイングランド女子代表vsデンマーク女子代表がシドニー・フットボール・スタジアムで行われ、イングランドが1-0で勝利を収めた。 母国開催となった昨年の欧州選手権で初優勝を成し遂げ、ヨーロッパ女王として今大会に臨むイングランド。第1節ではW杯初出場の格下・ハイチ女子代表に1-0の辛勝となったが、しっかり勝ち点「3」を積み上げて今回の一戦を迎えた。 対するデンマークは4大会ぶりのW杯ながらも第1節でアジアの強豪・中国女子代表を1-0と撃破。終了間際の90分にFWアマリー・ヴァンスガードが決勝点を叩き込み、最高のスタートを切った。グループステージ突破に向け、イングランドから勝ち点「1」は確保しておきたいところだ。 ところが、地力に勝るイングランドが立ち上がりからポゼッションで圧倒し、6分にいきなり先制。ボックス手前で横パスを受けたチェルシー所属のFWローレン・ジェームズがコースを突いた丁寧かつ強烈な右足シュートをゴール右隅へ叩き込んだ。 イングランドは先制後もボールを握り続け、完全なるハーフコートゲームに。良い距離感でパスを回し、デンマークにプレスをかける余地を一切与えず、機を見た最終ライン背後への飛び出しやボールロスト後の即時奪回も光る。 ここまで防戦一方のデンマークはファーストアタッキングで決定機を逃す。24分、ピッチ中央でのインターセプトから素早く前進し、FWリッケ・マドセンがゴールエリア右から右足シュートを放つも、わずかにゴール左へ外してしまう。 それでも、デンマークはこれをキッカケにカウンターに活路を見出す。28分、昨シーズンまでチェルシーに所属していたキャプテン、FWペルニール・ハルダーが自陣深い位置でのボール奪取から左サイドをドリブルで独走し、最後はカットインから右足シュート。同点弾とはならずも選手たちに勇気を与える。 そんななかでイングランドにアクシデント。38分、攻守の要であり、昨夏に女子サッカー史上最高額でマンチェスター・シティからバルセロナへと移籍し、世界最高の選手の1人と称されるMFキーラ・ウォルシュがピッチに足をとられ、負傷交代を余儀なくされた。交代後に松葉杖をついている様子が確認されたウォルシュは軽傷ではないと思われる。 イングランドの1点リードで迎えた後半、ポゼッションをイングランドが支配し、デンマークがカウンターを狙うという構図は前半と変わらずも、両チームとも決定機を迎えるには至らず、時計の針だけが進んでいく。 序盤の猛攻を1失点で耐え凌いだデンマークは前半途中からある程度ボールを回せるようになっているが、中国戦でCKから1点をもぎとったチームは崩しのアイデアが乏しく、カウンターにしか得点の気配を感じない。最初の選手交代として71分、中国戦でゴールのヴァンスガードを投入して打開を図る。 試合終盤の87分、そのヴァンスガードに決定機。左サイドからのクロスに対し、DFの視界の外から走り込んでドンピシャヘッドを放つも、惜しくも右ポストを直撃する。デンマークはこの試合最大の決定機をモノにできず。 結局、後半は最後までどちらもネットを揺らせず、ジェームズの1点を守り抜いたイングランドが1-0でデンマークを撃破。グループステージ2連勝とし、決勝トーナメント進出に大きく前進した。 この一戦の終了後、グループD第2節のもう1試合、中国女子代表がハインドマーシュ・スタジアム(アデレード)でハイチ女子代表と対戦し、1-0の勝利を収めた。 アジア女王の中国は立ち上がりからペースを掴むも29分、背番号「10」を背負うMFチャン・ルイが危険なアフタータックルでイエローカードを提示され、VARオンフィールドレビューの結果、判定はレッドカードに変更。前半で数的不利に陥る。 後半に入るとハイチに押し込まれる時間が増えるも、中国は74分にPKを獲得し、キッカーのMFワン・シュアンがこれを沈めて決勝点。虎の子の1点を守り抜き、1-0の勝利となった。 この結果、イングランドの決勝トーナメント進出は確定せず、グループDは第2節を終えた段階で、首位が勝ち点「6」のイングランド、2位が「3」のデンマーク、3位が同勝ち点の中国、4位が「0」のハイチ。最終節は来月1日の中国vsイングランド、ハイチvsデンマークという対戦カードになっている。 イングランド女子代表 1-0 デンマーク女子代表 【イングランド】 ローレン・ジェームズ(前6) 中国女子代表 1-0 ハイチ女子代表 【中国】 ワン・シュアン(後29) 2023.07.28 22:05 Fri

デンマークが最終盤のCK生かし劇的勝利!アジアチャンピオン中国を下し4大会ぶり白星【2023女子W杯】

22日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループDの第1節、デンマーク女子代表vs中国女子代表がパース・レクタンギュラー・スタジアムで行われ、デンマークが1-0で勝利を収めた。 欧州予選の厚い壁をはねのけ、4大会ぶり5度目の出場を勝ち取ったFIFAランキング13位のデンマーク。一方、1991年、2007年と過去2度開催国となり、1999年大会は2位にも入った古豪・中国は、アジアチャンピオンとして3大会連続8度目のW杯を迎えた。 序盤は高い位置から圧力を掛けて奪う姿勢を見せる中国がペースを握り、6分にはパスミスを誘発してチェン・シャオジュが左足を振る。若干受け身に回った感のあるデンマークも、セットプレーをきっかけに徐々に押し返すが、次第に中盤でのつぶし合いとなり、互いに明確な決定機を作れないまま、ゴールレスで前半を終えた。 後半はハーフタイムで動いた中国が、投入されたワン・シュアンを起点にチャンスを作り、インナーラップしたリー・メンウェン。さらに、連動したプレスから敵陣で奪い切り、バイタルエリア右からワン・シュアンの左足と、積極的な入りを見せる。 対するデンマークも51分、ニコリン・ソーレンセンが左サイドをえぐってニアへ浮き球を送ると、クリアされるも相手GKももつれてゴールが空き、こぼれ球に反応したホセフィン・ハスボがヘッド。だか、抑えが効かず、枠の上に外してしまう。 プレスの弱まり始めた中国に対し、デンマークは72分にリッケ・マドセンを投入し、ペルニール・ハルダーにより自由を与えて攻撃を活性化。すると、2分後にはボックス右角付近からのカトリーヌ・ヴェジェのFKがあわやオウンゴールを誘発というシーンを迎え、81分にはハルダー自身も裏抜けからフィニッシュに持ち込む。 あと一歩届かない中で均衡が破れたのは90分、デンマークは左CKを獲得すると、ハルダーの柔らかいキックに途中出場のアマリー・ヴァンスガードがヘディング。飛び込んだリッケ・セベッケは触れなかったが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。 粘りながらも終盤に被弾した中国は追加タイム5分に、ワン・シュアンのFKが直接ネットを揺らすも、合わせに行ったヤン・リナがオフサイドポジションでゴールは認められず。セットプレーを生かしたデンマークが、辛うじて中国を振り切っている。 デンマーク女子代表 1-0 中国女子代表 【デンマーク】 アマリー・ヴァンスガード(後45) 2023.07.22 23:30 Sat

NWSL初の中国人選手が加入2戦目でミランを蹴散らす技ありボレー! なでしこジャパンとも幾度対戦しPSGでもプレー

中国女子代表FW王霜(ワン・シュアン)が早くも存在感を見せ付けている。 ワン・シュアンは10日にアメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のレーシング・ルイビルFCへ加入し、12日のヒューストン・ダッシュ戦に途中出場。NWSLでプレーした初めての中国人プレーヤーとなった。 『The Women's Cup』に参加中のルイビルFCは17日、日テレ・東京ヴェルディベレーザを下したミランとの準決勝に臨んだ。ワン・シュアンは加入後初先発、さらには初ゴールもマークした。 FWナディア・ナディムの先制点で1点リードの24分、クロスがクリアされたボールに合わせて走り込み、左足でのたたき付けるボレー。大きくバウンドした一撃は、GKの頭上を越えてネットを揺らす技ありのゴールとなった。 試合はこのまま2-0で終了。ルイビルFCがミランを退けて決勝進出を決めた。大きな追加点を挙げたワン・シュアンはこの試合のMVPにも選出されている。 中国代表としてE-1 サッカー選手権にも出場していたレフティーは、これまで幾度もなでしこジャパンの前に立ちはだかってきた。ワン・シュアンにとってはWKリーグ(韓国)時代を含めてこれが3度目の国外挑戦。2018-19シーズンにはパリ・サンジェルマン(PSG)でもプレーし、公式戦18試合で7ゴールを決めている。 アメリカ『WHAS』のジャーナリストは「彼女はクラブに大きな違いをもたらすだろう」と評じ、ファンからも「PSGは絶対にこの選手を手放すべきではないとずっと思っていた」、「なんというゴール!」、「素晴らしい」との声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】加入後初ゴールとなったワン・シュアンの技ありボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Off the volley, <a href="https://twitter.com/wangshuang7?ref_src=twsrc%5Etfw">@wangshuang7</a> doubles our lead. <br><br>2-0 | <a href="https://twitter.com/hashtag/LOUvACM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LOUvACM</a> <a href="https://t.co/IoMsMfOyu1">pic.twitter.com/IoMsMfOyu1</a></p>&mdash; Racing Louisville FC (@RacingLouFC) <a href="https://twitter.com/RacingLouFC/status/1560061526731538432?ref_src=twsrc%5Etfw">August 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.20 20:44 Sat
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