インテル、ルカク&クリバリのレンタル画策も…チェルシーは完全移籍を希望

2023.06.15 22:36 Thu
Getty Images
チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク(30)とセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(31)のレンタルを画策するインテルだが、道のりは険しいようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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今季はチェルシーからインテルへレンタル移籍したルカク。シーズン前半は負傷の影響もあって苦戦を強いられたものの、シーズン後半途中から徐々に得点数を増やしていき、出場したセリエA直近7試合で7ゴールという成績を残した。一方のクリバリは、昨夏にナポリからチェルシーへと移籍。公式戦32試合に出場したが、チームの低迷や混乱も影響し、ポジションを確立するほどの活躍を見せることはできなかった。
インテルはそんな2人のレンタルを望んでいるという。ルカクについては、今季終盤の活躍に満足しているために期間の延長を、クリバリに関しては、手薄になる最終ラインの穴埋めが期待されている。

今季限りで契約満了となるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルパリ・サンジェルマン(PSG)への加入が確実視されており、ラツィオからレンタル移籍中のイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビの買い取りもまだ確定していない。
そのため、インテルのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるピエロ・アウシリオ氏は、ルカクとクリバリの獲得交渉を進めるべくロンドンに飛んだとのこと。しかし、チェルシーは2人のレンタル移籍に乗り気ではなく、放出する場合は完全移籍での資金捻出を望んでいることが判明したようだ。

なお、ルカクが来季もインテルでプレーすること望んでいるのに対し、クリバリはチェルシーでの生活に満足しているという。それでもチェルシーは、選手枠を空けることも考えて、クリバリの放出を視野に入れているようだ。

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ラウタロ&フラッテージ弾のインテルが敵地で大きな先勝、バイエルンは途中出場ミュラーが一時同点弾も惜敗【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バイエルンvsインテルが8日に行われ、1-2でインテルが先勝した。 ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも2位レバークーゼンに6ポイント差を付けて首位を快走。そのバイエルンは3-1で勝利した4日前のアウグスブルク戦のスタメンから2選手を変更。負傷したムシアラの代役にはラファエル・ゲレイロを起用した。 一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として2季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは2位ナポリに3ポイント差を付けて首位に立っている。そのインテルは2-2で引き分けた3日前のパルマ戦のスタメンから3選手を変更。コンディション不良のディマルコがベンチスタートとなり、カルロス・アウグストが左サイドに入った。 チャルハノールにラアフェル・ゲレイロを監視させる役割を与えたバイエルンは立ち上がりの主導権争いを経て7分、ボックス右からオリーズが際どいコントロールシュートを放って牽制。対するインテルもボールを持ちつつ12分、スローインの流れからチャルハノールがボレーで応戦した。 互角の攻防で推移する中、14分にバイエルンはオリーズの右クロスからケインのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの守備範囲。徐々に圧力を強めると20分、オリーズのスルーパスに抜け出したラファエル・ゲレイロがボックス右へ侵入して右足でフィニッシュ。ここも枠を捉えていたが、GKゾマーにセーブされた。 そして26分には決定機。GKウルビヒのロングフィードを起点に、オリーズのラストパスをボックス左で受けたケインがダイレクトでシュート。しかし、狙いすましたフィニッシュは右ポストに阻まれた。 助かったインテルは31分、バストーニが持ち上がった流れからボックス左に侵入したカルロス・アウグストが際どいシュートを放って牽制すると38分に先制する。 カルロス・アウグストの左クロスをテュラムが巧みにヒールで後方へ落とし、受けたラウタロが右足アウトでのトリッキーなシュートでネットを揺らした。 1点ビハインドで迎えた後半、バイエルンがボールを持つ流れで推移する中、56分にインテルに好機。テュラムのパスをボックス右で受けたラウタロがGK強襲のシュートを浴びせた。 攻めあぐねるバイエルンは64分、ラファエル・ゲレイロがルーズボールを拾ってボックス手前から強烈なボレー。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。 久々にゴールに迫った中、敵陣でのプレーを続けると、74分に3枚替え。ミュラー、ニャブリ、ブイを投入した。すると80分にケインが際どいボレーを放つと、82分にはミュラーに好機。しかしシュートはバストーニのブロックに阻まれた。 それでも85分に追いつく。決めたのはミュラー。サイド攻撃の流れからボックス左ポケットのライマーの丁寧なクロスをファーサイドでフリーのミュラーが押し込んだ。 さらに87分にはケインがCKの流れから逆転に迫った押せ押せのバイエルンだったが、劣勢のインテルが88分に勝ち越し。バレッラのスルーパスで左サイドを抜け出したカルロス・アウグストの折り返しをフラッテージが合わせた。 このまま2-1で競り勝ったインテルが来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。 バイエルン 1-2 インテル 【バイエルン】 トーマス・ミュラー(後40) 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前38) ダビデ・フラッテージ(後43) 2025.04.09 05:57 Wed
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台所事情が厳しい中でミランに引き分けたと明かすS・インザーギ監督「ディマルコとアルナウトビッチは起用できなかった」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が2日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、1-1で引き分けたコッパ・イタリア準決勝1stレグのミラン戦を振り返った。 決勝進出を懸けたミランとのミラノ・ダービー。試合はインテル優勢の中、ゴールレスで迎えた後半開始2分に失点。それでも67分にMFハカン・チャルハノールの見事な弾丸ミドルで追いつき、引き分け決着とした。S・インザーギ監督はFWラウタロ・マルティネスやDFデンゼル・ダンフリースを負傷で欠く中、ベンチにはDFフェデリコ・ディマルコとFWマルコ・アルナウトビッチが座っていたもののコンディション不良により起用できない状況にあったことを認めた。 「ダービーだった。前半、デ・フライとフラッテージにゴールチャンスがあった。しかし後半開始直後に失点してしまった。それでも後半は前半より良いパフォーマンスを見せ、ミランというタフな相手に対して多くの好機を作ることができた。多くの犠牲を払った選手たちのパフォーマンスが良かった。ディマルコとアルナウトビッチがベンチに居たものの起用できない状態だった。ユースの選手をベンチに入れたが、皆にもう少し頑張るよう頼んだ。これは1stレグで選手たちに不要なリスクを負わせるわけにはいかなかった。今後、ディマルコとアルナウトビッチが出場できることを願うし、キャプテンとダンフリースを待っている」 インテルは4日にセリエA第31節でパルマと対戦した後、8日にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでバイエルンとのビッグマッチを控える。 2025.04.03 11:15 Thu
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ルカク、北中米W杯終了後に古巣アンデレヒトに復帰か…ユーロ2024前に願望を語る

ナポリのベルギー代表FWロメル・ルカク(31)が将来的に古巣のアンデレヒトでへの復帰を望んでいるようだ。ベルギー『La Dernière Heure』が報じている。 これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、インテル、ローマと欧州のビッグクラブを渡り歩いてきたルカクは、2024年の夏にインテル時代の恩師アントニオ・コンテ監督の就任したナポリに加入。 ナポリ加入後は、移籍後初戦となった第3節のパルマ戦でいきなりゴールを記録すると、セリエA28試合に先発出場し11ゴール8アシストと躍動。インテルとスクデット争いを繰り広げるチームの攻撃をけん引している。 2027年までナポリとの契約を残すルカクだが、2026年夏に開催される北中米ワールドカップ(W杯)後にはプロデビューの飾った古巣アンデレヒトに復帰することを希望しており、ユーロ2024前に収録されたポッドキャストでは以下のように願望を語った。 「僕は18歳の時にベルギーを離れ、母やまだ小さかった子供たちと離れてしまったんだ。いずれはアンデルレヒトに戻りたいかと問われれば、もちろん戻りたい。それは、みんなが思っているよりもずっと早く実現するだろうね」 2025.04.04 19:30 Fri

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