“ベティスの太陽” 41歳ホアキンが現役ラストゲーム、古巣バレンシア戦で先発から61分までプレー

2023.06.05 15:06 Mon
Getty Images
レアル・ベティスの元スペイン代表MFホアキン・サンチェス(41)が現役生活に別れを告げた。誰もが認めるスペインサッカー界のレジェンド・ホアキン。2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場した41歳の大ベテランはベティスでプロデビュー後、バレンシア、マラガ、フィオレンティーナを経て、2015-16シーズンに愛するベティスへ復帰。そこから今シーズンまで8年間在籍した。

4日には今シーズンのラ・リーガ最終節全試合が各地で行われ、ベティスがホームで対戦したのは、ホアキンの古巣でもあるバレンシア。今シーズン限りでの現役引退を表明しているホアキンはキャプテンマークを巻いて先発出場し、1-0で迎えた61分に途中交代でピッチを去った。
スペイン『Relevo』によると、ベティスのファンはホアキンへの感謝を表明すべく、試合の数時間前から選手らが滞在するホテル周辺に群がり、チームバスがスタジアムへ出発する際はホアキンを称える歌を熱唱。キックオフ直前にはスタンドに「ありがとう、キャプテン」という特大の横断幕を掲げた。

試合は1-1のドロー決着となり、ベティスはホアキンの現役ラストゲームを勝利で飾れず。それでも、ホアキンの交代時にはスタジアム全体から大きな拍手が贈られた。ベティスを愛する全ての人たちにとって記憶に残る1日となったことだろう。
ホアキンはラ・リーガ通算622試合に出場し78ゴール68アシスト。クラブキャリアを通じて獲得したタイトルはバレンシアで1度、ベティスで2度制覇したコパ・デル・レイ(国王杯)のみで、最後までリーグ制覇に届かず。しかし、そんなものは必要ないと断言できるほど、ファンに笑顔を振りまいた、まさに“ベティスの太陽”だった。

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