2023年4月度のJリーグ月間MVPが発表! 広島FWドウグラス・ヴィエイラは全て途中出場で5ゴール、J1初受賞
2023.05.16 21:48 Tue
Jリーグは16日、4月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。
各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはFWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)、明治安田生命J2リーグはFWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)、明治安田生命J3リーグはFW浅川隼人(奈良クラブ)が受賞した。
いずれの選手も初受賞。ドウグラス・ヴィエイラは東京ヴェルディ時代の2017年10月にJ2で1度受賞している。
ドウグラス・ヴィエイラは5試合に出場したが、全て途中出場という異例の選出。それでも5ゴールという圧倒的得点力でチームの決勝点を3つも記録していた。
選考委員会の総評とドウグラス・ヴィエイラのコメントは以下の通り。
反町康治委員
「必殺仕事人。時間の短い中試合を決定づける活躍で4月に5得点。チームの浮上の原動力。5人交代制になった現代のサッカーを象徴している」
北條聡委員
「圧巻のゴールラッシュを演じた最高のジョーカー。好機を逃さぬ決定力の高さは別格で、次々と勝利を呼び込んだ」
◆FWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)
「明治安田生命J1リーグ月間MVPに選んでいただき、すごく幸せです。この賞をいただけたのも、チームが良い状態にあるからこそであり、監督、スタッフ、選手みんなのおかげです。仲間と一緒に喜びを分かち合いたいと思います。今はチームからの信頼もすごく感じています。今後ももっともっと活躍して、何度も喜び合いたいと思います」
フアンマ・デルガドは5試合に出場し5ゴールを記録。先制ゴールを3つも記録していた。
選考委員会の総評とフアンマ・デルガドのコメントは以下の通り。
◆Jリーグ選考委員会による総評
反町康治委員
「泥臭いゴールに加え、ディフェンスの貢献度も高い。攻守に渡ってハードワークが光っていた」
佐藤寿人委員
「長崎が月間順位1位になった最大の理由がフアンマ選手。クロスからの攻撃が一番の特徴だが、それもフアンマ選手がいて、ゴールを取ってくれるからこそ。チームの好調を象徴している選手」
寺嶋朋也委員
「チームの勝利を導く決勝ゴールを挙げ、試合を決める選手。得点以外も、90分を通じて質の高いプレーで試合に関わっている」
平畠啓史特任委員
「いわき戦で、こぼれ球を決めたゴールが印象的。守備の貢献度も高い。加えて、長崎はサイドに良い選手が多いが、フアンマ選手のような空中戦に強い選手がいれくれると、サイドの選手が報われる」
◆FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)
「今回、月間MVPを受賞することができ、とても嬉しいです。特に4月で印象に残っているゴールはいわきFC戦で、彼らのホームで難しいコンディションと手強い相手でしたが、そこで粘り強く1-0で勝ちきることができたのは、チームとしても個人としても特に印象に残っています。また、この賞をもらえるように残りのシーズンも頑張っていきます」
浅川は4試合に出場し3得点。1タッチパス数や成功率がダントツでトップを走り、チームの首位に貢献していた。
選考委員会の総評と浅川のコメントは以下の通り。
◆Jリーグ選考委員会による総評
反町康治委員
「勝負強さを発揮している。いろいろなかたちでしっかりと点を取り、それがチームの原動力になっている。試合の勝利の鍵を握っており、クラブの中でも大きな存在になっている」
坪井慶介委員
「3点という結果を出している部分と、劣勢の流れの中でもチームを救う得点を取れている部分が選考理由」
平畠啓史委員
「得点数もさることながら、本来のポジションではないにも関わらず結果を出し、チームを牽引している。MVPに相応しい選手」
◆FW浅川隼人(奈良クラブ)
「この度KONAMI月間MVPに選出していただきました。Jリーグに戻ってきてこのような賞をいただけること嬉しく思います。この受賞は決して1人では掴むことのできないので、チームメイト、ファン、家族に感謝したいと思います。その中でも特に僕は、〝Ultras〟というプロジェクトで、毎月1人のファンの方に応援していただいたスパイクを履いてプレーしているので、その方と掴めたこの賞は本当に特別なものとなりました。この受賞をこれからもいただけるように得点王を目指して、チームの為、奈良の為に頑張っていきたいと思います。この度は選出していただきありがとうございました」
各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはFWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)、明治安田生命J2リーグはFWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)、明治安田生命J3リーグはFW浅川隼人(奈良クラブ)が受賞した。
いずれの選手も初受賞。ドウグラス・ヴィエイラは東京ヴェルディ時代の2017年10月にJ2で1度受賞している。
選考委員会の総評とドウグラス・ヴィエイラのコメントは以下の通り。
◆Jリーグ選考委員会による総評
反町康治委員
「必殺仕事人。時間の短い中試合を決定づける活躍で4月に5得点。チームの浮上の原動力。5人交代制になった現代のサッカーを象徴している」
北條聡委員
「圧巻のゴールラッシュを演じた最高のジョーカー。好機を逃さぬ決定力の高さは別格で、次々と勝利を呼び込んだ」
◆FWドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)
「明治安田生命J1リーグ月間MVPに選んでいただき、すごく幸せです。この賞をいただけたのも、チームが良い状態にあるからこそであり、監督、スタッフ、選手みんなのおかげです。仲間と一緒に喜びを分かち合いたいと思います。今はチームからの信頼もすごく感じています。今後ももっともっと活躍して、何度も喜び合いたいと思います」
フアンマ・デルガドは5試合に出場し5ゴールを記録。先制ゴールを3つも記録していた。
選考委員会の総評とフアンマ・デルガドのコメントは以下の通り。
◆Jリーグ選考委員会による総評
反町康治委員
「泥臭いゴールに加え、ディフェンスの貢献度も高い。攻守に渡ってハードワークが光っていた」
佐藤寿人委員
「長崎が月間順位1位になった最大の理由がフアンマ選手。クロスからの攻撃が一番の特徴だが、それもフアンマ選手がいて、ゴールを取ってくれるからこそ。チームの好調を象徴している選手」
寺嶋朋也委員
「チームの勝利を導く決勝ゴールを挙げ、試合を決める選手。得点以外も、90分を通じて質の高いプレーで試合に関わっている」
平畠啓史特任委員
「いわき戦で、こぼれ球を決めたゴールが印象的。守備の貢献度も高い。加えて、長崎はサイドに良い選手が多いが、フアンマ選手のような空中戦に強い選手がいれくれると、サイドの選手が報われる」
◆FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)
「今回、月間MVPを受賞することができ、とても嬉しいです。特に4月で印象に残っているゴールはいわきFC戦で、彼らのホームで難しいコンディションと手強い相手でしたが、そこで粘り強く1-0で勝ちきることができたのは、チームとしても個人としても特に印象に残っています。また、この賞をもらえるように残りのシーズンも頑張っていきます」
浅川は4試合に出場し3得点。1タッチパス数や成功率がダントツでトップを走り、チームの首位に貢献していた。
選考委員会の総評と浅川のコメントは以下の通り。
◆Jリーグ選考委員会による総評
反町康治委員
「勝負強さを発揮している。いろいろなかたちでしっかりと点を取り、それがチームの原動力になっている。試合の勝利の鍵を握っており、クラブの中でも大きな存在になっている」
坪井慶介委員
「3点という結果を出している部分と、劣勢の流れの中でもチームを救う得点を取れている部分が選考理由」
平畠啓史委員
「得点数もさることながら、本来のポジションではないにも関わらず結果を出し、チームを牽引している。MVPに相応しい選手」
◆FW浅川隼人(奈良クラブ)
「この度KONAMI月間MVPに選出していただきました。Jリーグに戻ってきてこのような賞をいただけること嬉しく思います。この受賞は決して1人では掴むことのできないので、チームメイト、ファン、家族に感謝したいと思います。その中でも特に僕は、〝Ultras〟というプロジェクトで、毎月1人のファンの方に応援していただいたスパイクを履いてプレーしているので、その方と掴めたこの賞は本当に特別なものとなりました。この受賞をこれからもいただけるように得点王を目指して、チームの為、奈良の為に頑張っていきたいと思います。この度は選出していただきありがとうございました」
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