ザニオーロがトルコ史上最高額でガラタサライへ完全移籍! 絶縁言い渡されたローマを脱出

2023.02.09 05:23 Thu
Getty Images
ローマは8日、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)がガラタサライへ完全移籍したことを発表した。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1650万ユーロ(約23億2000万円)+アドオン1300万ユーロ(約18億3000万円)となり、トルコ史上最高額の移籍になるという。さらに、ローマは将来のリセール時の20%を受け取る契約に。

また、年俸350万ユーロ(約4億9000万円)の4年半契約にサインしたとされるザニオーロの契約解除金は、3500万ユーロ(約49億3000万円)に設定されたという。
2018年夏に元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの移籍に際して、交渉の一部としてインテルからローマへ加入したザニオーロ。その後は両足の前十字じん帯断裂という重傷を経験しながらも、ここまで公式戦128試合に出場し、24ゴール18アシストの数字を残してきた。

昨季は公式戦42試合に出場するなど主力として活躍し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝では決勝点を記録し、永遠の都へ久々のタイトルをもたらした。
しかし、以前から国内のライバルに加え、プレミアリーグへの移籍が取り沙汰されてきた23歳は、2024年夏に終了する現行契約を巡る延長交渉が難航。そして、同選手は今冬の移籍市場を前にクラブに対して、再三に渡って移籍希望を伝えた。

ザニオーロの希望は国内残留で、ミランとは個人間で合意に至ったものの、移籍金の問題で意中のクラブは撤退。そういった中、ボーンマスがローマを納得させるオファーを掲示したが、イングランド行きに難色を示した自身の不遜な振る舞いが相手クラブの怒りを買い、最終的に移籍は実現しなかった。

これにより、ローマでの飼い殺しが確実となったが、8日まで移籍市場が開いていたトルコの名門への移籍が決定した。

ガラタサライでは昨季共にプレーしたMFセルジオ・オリヴェイラや、イタリア語でのコミュニケーションが可能なFWマウロ・イカルディ、FWドリエス・メルテンス、DFカーン・アイハンらが在籍しており、適応には大きな障害はないはずだ。

ただ、今回の去就問題によって母国を含む5大リーグのビッグクラブへのステップアップの道はより厳しいものとなっており、イスタンブールの地で圧倒的なパフォーマンスを見せる必要がある。

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「ローマは一連の行動を問題視」 モウリーニョとマティッチの関係破綻、10年来の師弟コンビに何が起きた?

元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(34)のローマ退団およびスタッド・レンヌ移籍には、やはりジョゼ・モウリーニョ監督との関係破綻があったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 サッカー界を代表する師弟コンビは?と問われて名前を浮かべるファンも多いであろうモウリーニョ監督とマティッチ。チェルシーで始まったこの関係性はマンチェスター・ユナイテッドにローマと今夏まで約10年間続いた。 ところが、8月に入ってマティッチのスタッド・レンヌ行きが急浮上すると、トントン拍子で話が進み、14日に移籍が発表された。また、マティッチはモウリーニョ監督との関係性に亀裂が生じており、ローマも放出を躊躇しないと報じられていた。 強い信頼関係で結ばれたこの両者に一体何が起きたのか。ローマの地元紙『イル・テンポ』のフィリッポ・ビアフォーラ記者によると、マティッチは「チーム練習を投げ出し、モウリーニョだけでなくチームメイトとも問題を抱えた。ローマも一連の行動を問題視し、彼は損得勘定抜きで除外された」という。 酸いも甘いも経験してきたはずのベテランが身勝手な行動をとったなどとは信じたくないが、モウリーニョ監督は19日、セリエA第1節・サレルニターナ戦の前日会見でマティッチ退団の影響を問われ、長年の関係性を考えれば悲しくなるほどにあっさりとコメントした。 「レンヌと1カ月ほど協議していたのだろう。私が付け加えることは何もない」 一方で、ローマが後釜として獲得したレアンドロ・パレデス、レナト・サンチェスについては「パレデスが来てくれて嬉しいよ。彼のことがとっても好きだ。偉大な選手はもういないが、パレデスにサンチェスまで契約できた。街を歩いていて、そうそうお目にかかれる選手ではない」と期待を寄せる。 モウリーニョ監督とマティッチ。何が発端となったかは地元の記者ですら把握できていないようだが、決別したことは間違いない模様。それでも、これからも両者のサッカーキャリアは続いていく。 2023.08.20 15:00 Sun

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