岡崎慎司の巧みなパスから橋岡大樹クロスに林大地! 今季7点目に「よく合わせた」、橋岡には「いいとこ通した」…チームはドロー《ジュピラー・プロ・リーグ》

2023.01.29 11:28 Sun
©STVV
シント=トロイデンの日本人コンビが躍動した。
PR
28日、ジュピラー・プロ・リーグ第23節でシント=トロイデンはアウェイでOHルーヴェンと対戦した。試合にはGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW岡崎慎司、FW林大地が先発出場。アラベスから加入したばかりのFW原大智は71分から途中出場した。
MF香川真司のJリーグ復帰が話題となる中、プレーオフ進出を争う両者の対戦。試合は早い段階でシント=トロイデンが動かす。

9分、縦パスを岡崎がダイレクトプレーで流すと、右サイドで動き出していた橋岡が反応。そのまま拾って持ち出すと、ボックス右からグラウンダーのパス。これを中央で林がダイレクトシュートを蹴り込み、日本人の連係でシント=トロイデンが先制に成功する。林は今季7ゴール目となった。
立ち上がりから押し込み続け、先制に成功したシント=トロイデン。前半の終盤にかけてはOHルーヴェンに何度も崩されあわやゴールという決定的なピンチの連続を迎えるが、GKシュミット・ダニエルのスーパーセーブもあり、なんとか凌いで後半に入る。

1点リードで迎えた後半だったが50分にボックス内でファウル。PKを決められて追いつかれると、その後はオープンな展開に。OHルーヴェンが押し込む時間が続くが最後まで守り切り、1-1の引き分けに終わった。

ファンは林のゴールに「よく合わせた」、「二桁取って欲しい」、「スペース作れるようになった」とコメント。またアシストの橋岡にも「クロスいいとこ通した」、「正確で早い」とコメントが集まった。



PR
1 2

シュミット・ダニエルの関連記事

2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ組み合わせ抽選会が30日に行われた。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、参加クラブがこれまでの32チームから36チームに増え、グループステージを撤廃。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで3試合ずつ、6チームとの対戦を 2024.08.30 22:55 Fri
22日、カンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフの1stレグが行われた。 ECLの予選3回戦の勝者と、ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦敗退チーム、そしてこのラウンドから出場するチームが戦うプレーオフ。 注目カードはチェルシーとDF常本佳吾の所属するセルヴェットの試合。常本は右サイドバックとしてフル出 2024.08.23 13:40 Fri
15日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の予選3回戦が行われた。 名称から「ヨーロッパ」がなくなり、カンファレンスリーグに変更されたECL。チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)と同様に、今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが 2024.08.16 21:12 Fri
KAAヘントは14日、浦和レッズから日本代表MF伊藤敦樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「15」に決定。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 なお、ベルギー『HLN』によれば、移籍金は約200万ユーロ(約3億2000万円)程度になったという。 新キャプテン就任からわずか約1カ 2024.08.14 20:31 Wed
海外移籍のために浦和レッズを離れたMF伊藤敦樹(25)だが、ヘントへの加入が接近しているという。ベルギー『HLN』が伝えた。 浦和の下部組織出身の伊藤は、流通経済大学を経て浦和でプロ入り。1年目から主軸としてプレーを続けている。 2021年のプロ1年目はJ1で36試合1得点を記録。順調に出場を重ね、2023 2024.08.12 23:12 Mon

シント=トロイデンの関連記事

日本代表のDF谷口彰悟(シント=トロイデン)が、5日に行われる2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦となる中国代表戦に向けて意気込みを語った。 いよいよ始まるW杯の切符を懸けた戦い。日本は、8大会連続8度目の出場に向けて、中国とのホームゲームでスタートする。 日本は、2018年のロシア 2024.09.04 23:54 Wed
シント=トロイデンは3日、クリスティアン・ラタンツィオ監督(52)との契約解除を発表した。 ニューヨーク・シティやニースを率いたパトリック・ヴィエラ氏の下でアシスタントコーチを務め、2022年5月に就任したMLSのシャーロットFCで初監督を務めたラタンツィオ監督は、退任したトルステン・フィンク前監督(現ヘンク監督 2024.09.04 07:00 Wed
シント=トロイデンは26日、ビジャレアルの元U-20ウルグアイ代表FWアンドレス・フェラーリ(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 母国ウルグアイのデフェンソールで育ったフェラーリは、2023年7月にビジャレアルBに加入。2024年7月にファーストチームに昇格したが、レンタル移籍に出ることとなった。 2024.08.26 23:00 Mon
シント=トロイデン(STVV)がビジャレアルから元U-20ウルグアイ代表FWアンドレス・フェラーリ(21)をローン獲得するようだ。 アンドレス・フェラーリはイタリア系の190cmセンターフォワードで、昨夏ウルグアイの名門デフェンソールからビジャレアル入り。Bチーム登録となり、昨季のスペイン2部で31試合2ゴールと 2024.08.22 21:30 Thu
シント=トロイデンに今夏加入したU-23日本代表GK小久保玲央ブライアンが14日、加入会見に臨み意気込みを語った。 柏レイソルの下部組織育ちの小久保は、Jリーグを経由せずにポルトガルの名門であるベンフィカに加入。下部組織で過ごした中、ファーストチームにも昇格した。 しかし、ファーストチームでの出番はなく、B 2024.08.14 23:10 Wed

ジュピラー・プロ・リーグの関連記事

アンデルレヒトは19日、ブライアン・リーマー監督(45)の解任を発表した。 後任が決定するまではU-18チームを率いるダビド・ユーベル監督(36)が暫定指揮官を務める。 母国のコペンハーゲンでファーストチームのアシスタントマネージャーやユース年代の指揮官を歴任したリーマー監督は、ブレントフォードでトーマス・ 2024.09.20 07:30 Fri
ロイヤル・アントワープは6日、元ベルギー代表MFデニス・プラート(30)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 2011年にアンデルレヒトでプロデビューを飾ったプラートは、卓越したテクニックと創造性を武器に、若くしてベルギーの名門の司令塔とし 2024.09.07 08:30 Sat
日本代表が北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表を相手に白星スタートを切った。 直近の2大会連続で黒星が続く最終予選の初戦だが、12分に遠藤航の先制ヘッドで均衡を破ると、その後は圧巻のゴールショー。アジアカップ以来の復帰となった三笘薫、伊東純也にもゴールが生まれ、最終的に7-0の圧勝で締めくくった。 2024.09.06 16:55 Fri
KVCウェステルローは5日、トッテナムからU-20イングランド代表MFアルフィー・ディヴァイン(20)をレンタル移籍で獲得した。なお、背番号は「10」を着用する。 ウィガンのアカデミー出身のディヴァインは2020年にトッテナムのユースチームに加入。2021年1月に行われたFAカップ3回戦のマリン戦では16歳と16 2024.09.06 08:00 Fri
アンデルレヒトは4日、サウサンプトンからU-20イングランド代表FWサミュエル・エドジー(21)をレンタル移籍で獲得したと発表した。 レンタル期間は2025年6月まで。買い取りオプションなどは付随していない。 エドジーはミルウォールのアカデミーから2019年にマンチェスター・シティのユースチームへ加入。左ウ 2024.09.05 09:55 Thu

記事をさがす

シュミット・ダニエルの人気記事ランキング

1

鈴木唯人のブレンビーは予選3回戦敗退…伊藤敦樹加入、日本人4人所属のヘントはPOへ…POではチェルシーvsEL予選敗退の常本佳吾擁するセルヴェット【ECL】

15日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の予選3回戦が行われた。 名称から「ヨーロッパ」がなくなり、カンファレンスリーグに変更されたECL。チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)と同様に、今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで3試合ずつ、6チームとの対戦を行う。 上位8チームがラウンド16に進出し、9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 13日から15日まで3回戦2ndレグの30試合が行われ、日本人選手では日本代表MF鈴木唯人が所属するブレンビーは、レギア・ワルシャワと対戦。1-1のドローに終わったが、2戦合計4-3でレギア・ワルシャワが勝利し、ブレンビーは敗退となった。 また、浦和レッズから伊藤敦樹が加入したばかりのヘントは、シルケボーと対戦し3-2で勝利。2戦合計5-4でプレーオフに進出した。なお、伊藤はメンバー外。DF渡辺剛が先発フル出場し、GKシュミット・ダニエル、MF横田大祐はベンチ入りし、横田は79分にホン・ヒョンソクと交代してピッチに立った。 その他、MF田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキはFKデチッチ・トゥジと対戦し、2-1で敗戦。2戦合計2-2となった中、PK戦3-4でヘルシンキが勝ち上がった。田中はメンバー外だった。DF小杉陽太が所属するユールゴーデンはイルヴェスと対戦し、3-1で勝利。2戦合計4-2で勝ち上がった。なお、小杉は左サイドバックとして先発出場し、74分までプレーしていた。 ◆予選3回戦 【2ndレグ】 ▽8/13(火) パイデ(エストニア) 1-1(AGG:2-7) ヘッケン(スウェーデン) モルナル(モンテネグロ) 2-2(AGG:2-5) パクシュ(ハンガリー) アスタナ(カザフスタン) 6-1(AGG:8-2) FCコルヴィヌル・フネドアラ(ルーマニア) ▽8/14(水) MOLフェヘールヴァールFC(ハンガリー) 0-2(AGG:0-3) オモニア・ニコシア(キプロス) ▽8/15(木) FCフローラ・タリン(エストニア) 1-2(AGG:2-3) ヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド) FCピュニク・エレバン(アルメニア) 1-0(AGG:2-0) FCオルダバス(カザフスタン) サバフFK(アゼルバイジャン) 0-1(AGG:0-2) セント・パトリックス(アイルランド) レギア・ワルシャワ(ポーランド) 1-1(AGG:4-3) ブレンビー(デンマーク) ジラFC(アゼルバイジャン) 2-2(AGG:3-3/2PK1) NKオシエク(クロアチア) ハポエル・ベエルシェバ(イスラエル) 2-4(AGG:3-5) FKムラダー・ボレスラフ(チェコ) トロムセ(ノルウェー) 0-1(AGG:2-3) キルマーノック(スコットランド) ブラン(ノルウェー) 3-1(AGG:4-2) セント・ミレン(スコットランド) パフォスFC(キプロス) 4-0(AGG:5-2) CSKA 1948ソフィア(ブルガリア) ユールゴーデン(スウェーデン) 3-1(AGG:4-2) イルヴェス(フィンランド) CFRクルージュ(ルーマニア) 1-0(AGG:2-0) マッカビ・ペタク・チクヴァFC(イスラエル) FCバニーク・オストラヴァ(チェコ) 1-0(AGG:1-1/1PK2) コペンハーゲン(デンマーク) FCシェリフ・ティラスポリ(モルドバ) 0-1(AGG:0-4) オリンピア・リュブリャナ(スロベニア) AEKアテネ(ギリシャ) 1-0(AGG:2-3) FCノアー(アルメニア) イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ) 2-0(AGG:3-0) FCイベリア 1999(ジョージア) ヴォイヴォディナ(セルビア) 1-0(AGG:2-2/2PK4) マリボル(スロベニア) FCドリタ(コソボ) 3-1(AGG:3-2) FKアウダ(ラトビア) ズリニスキ・モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 2-0(AGG:3-2) PFCボテフ・プロヴディフ(ブルガリア) ビスワ・クラクフ(ポーランド) 3-1(AGG:4-4/12PK11) スパルタク・トルナヴァ(スロバキア) ヘント(ベルギー) 3-2(AGG:5-4) シルケボーIF(デンマーク) シロンスク・ヴロツワフ(ポーランド) 3-2(AGG:3-4) ザンクト・ガレン(スイス) ラーンFC(北アイルランド) 0-1(AGG:1-1/4PK1) FCバルカニ(コソボ) FKデチッチ・トゥジ(モンテネグロ) 2-1(AGG:2-2/3PK4) HJKヘルシンキ(フィンランド) プスカシュ・アカデーミアFC(ハンガリー) 3-3(AGG:4-3) アララト=アルメニア(アルメニア) ハイデュク・スプリト(クロアチア) 0-1(AGG:0-1) ルジョムベロク(スロバキア) ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル) 2-0(AGG:5-0) チューリヒ(スイス) ◆予選プレーオフ 【チャンピオン・パス】 リンカーン・レッド・インプスFC(ジブラルタル) vs ラーンFC(北アイルランド) FCピュニク・エレバン(アルメニア) vs NKツェリエ(スロベニア) ヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド) vs UEサンタ・コロマ(アンドラ) パネヴェジース(リトアニア) vs ザ・ニュー・セインツ(ウェールズ) KÍクラクスヴィーク(フェロー諸島) vs HJKヘルシンキ(フィンランド) 【メイン・パス】 オモニア・ニコシア(キプロス) vs ジラFC(アゼルバイジャン) ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル) vs ズリニスキ・モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ) ユールゴーデン(スウェーデン) vs マリボル(スロベニア) ザンクト・ガレン(スイス) vs トラブゾンスポル(トルコ) ブラン(ノルウェー) vs アスタナ(カザフスタン) ビスワ・クラクフ(ポーランド) vs セルクル・ブルージュ(ベルギー) RCランス(フランス) vs パナシナイコス(ギリシャ) レギア・ワルシャワ(ポーランド) vs FCドリタ(コソボ) FKムラダー・ボレスラフ(チェコ) vs パクシュ(ハンガリー) ヘッケン(スウェーデン) vs ハイデンハイム(ドイツ) リエカ(クロアチア) vs オリンピア・リュブリャナ(スロベニア) セント・パトリックス(アイルランド) vs イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ) コペンハーゲン(デンマーク) vs キルマーノック(スコットランド) フィオレンティーナ(イタリア) vs プスカシュ・アカデーミアFC(ハンガリー) チェルシー(イングランド) vs セルヴェット(スイス) CFRクルージュ(ルーマニア) vs パフォスFC(キプロス) パルチザン・ベオグラード(セルビア) vs シルケボー(デンマーク) FCクリヴバス・クルィーヴィーイ・リーフ(ウクライナ)vs レアル・ベティス(スペイン) FCノアー(アルメニア) vs ルジョムベロク(スロバキア) 2024.08.16 21:12 Fri
2

サプライズはある? いよいよ日本代表W杯メンバーが発表、ベスト8に行くための26名を予想

いよいよ11月1日に迫った日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー発表。今回は26名が招集を受けることになり、これまでよりも3名多い選出となる。 過去6大会日本はW杯に出場し、最高成績は3度経験しているベスト16。ベスト8以上の成績を目指し、2018年のロシアW杯後から森保一監督がチームを率いてきた。 これまで森保監督が指揮してきた試合は57試合。2018年9月11日に行われたコスタリカ代表戦を皮切りに、アジアカップ、コパ・アメリカ、W杯予選、EAFF E-1サッカー選手権と戦ってきた。 戦績は39勝8分け10敗。126ゴール38失点という状況だ。 ちなみに、初陣のメンバーは以下の通り。今とは大きく顔ぶれが違う。 ◆スタメン GK:東口順昭 DF:室屋成、槙野智章、三浦弦太、佐々木翔 MF:堂安律、遠藤航、青山敏弘、中島翔哉 FW:南野拓実、小林悠 ◆サブ GK:シュミット・ダニエル、権田修一 DF:植田直通、車屋紳太郎、冨安健洋 MF:三竿健斗、守田英正、天野純 FW:伊藤達哉、伊東純也、浅野拓磨 この中で現在も招集されているのは、遠藤、堂安、南野、シュミット・ダニエル、権田、冨安、守田、伊東、浅野の9名。彼らが選ばれれば、チーム発足から知っているということになる。 さて、話を本題に戻して、W杯の日本代表メンバーだ。これまで、6月の4連戦後、そして9月のドイツ遠征後の2度にわたって26名のメンバーを予想した。 W杯のメンバー発表といえば、サプライズが付き物。日本も、1998年の三浦知良の落選や2002年の中村俊輔の落選、中山雅史、秋田豊の招集、2006年の久保竜彦の落選、巻誠一郎の招集などがある。 ただ、今回に関しては、26名と枠が広がったにも関わらず、サプライズはないと予想する。これまでの招集メンバーを考えても、起きたとすればそれは本当のサプライズになってしまうほど、予想しやすい状況だ。それでも、W杯の戦いを考え、コンディションを含めてベストと思われる26名をチョイスしてみた。 <span class="paragraph-title">◆GKは一番サプライズがある可能性も</span> 改めて26名を予想すると、GKに3名、残りの10のポジションに2名ずつ、そしてそこに3名を足すという考えだ。 GKは予選を守り抜いた権田修一(清水エスパルス)、9月に高いパフォーマンスを見せたシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)は確定と言って良いはずだ。ただ、GKに関してはシュミット・ダニエルが正守護神になることを勧めたい。 まずは高さ。そして足元の技術とキックは大きな武器。懸念されていたショットストップに関しては、9月にその成長ぶりを見せていた。日本サッカーが目指すゴールキーパーではなくゴールプレーヤーという像にはシュミット・ダニエルが一番近い存在。また、相手のプレスを回避するというところと、ビルドアップしていくという点では、シュミット・ダニエルが適していると言える。 そして、予てから指摘する3番手。希望を述べれば、谷晃生(湘南ベルマーレ)や大迫敬介(サンフレッチェ広島)、鈴木彩艶(浦和レッズ)ら若手を1名連れて行ってもらいたい。将来のことを考え、試合に起用せずともW杯というものを経験しておいて欲しいという思いがある。 正直なところ、川島永嗣(ストラスブール)は3番手で招集されても出番はないと考えて良い。過去3大会守護神として日本を支えてきた経験値は圧倒的。メンタリティも高く、選手にとってのお手本という意味では間違いなく招集に値する。そのため、経験値を取るか、経験を踏ませるか。森保監督が悩むとすれば、このポジションの3人目は大きな悩みかもしれない。 ただ、シュミット・ダニエルが正守護神になるのであれば、権田は外れる可能性がある。9月にはハイボールの対応時に落下し負傷。その後復帰したが、Jリーグでも接触プレーで負傷。試合には出ているが、コンディションは心配だ。予選の功労者ということで外れる可能性は低いはずだが、W杯を考えるとシュミット・ダニエル、川島、谷が良いと予想する。 <span class="paragraph-subtitle">◆DFはケガの具合で変動の可能性</span> そしてDFライン。4バックを想定すると、右サイドバックは酒井宏樹(浦和レッズ)と山根視来(川崎フロンターレ)、左サイドバックは長友佑都(FC東京)と中山雄太(ハダースフィールド・タウン)となる。サイドバックはケガ以外ではこの4名が固いだろう。他の候補として呼ばれてきた室屋成(ハノーファー)は負傷中、左も佐々木翔(サンフレッチェ広島)という選択肢はあるが、3バックで常に戦っている選手のためハマりにくい。3番手という考えは抜けないだろう。 その中で1つ考えられるのは冨安健洋(アーセナル)を右サイドバックとして考えるということだ。アーセナルでは、今季は左サイドバックで起用されているが、昨シーズンは右サイドバックが主戦場。そして、名だたるプレミアリーグのアタッカーを封じてきた。 酒井はケガの不安もある。そして山根の経験値は不安もある。そういう点では、冨安が右サイドバックのファーストチョイスになる可能性はあるだろう。 そうなるとセンターバックの顔ぶれも変わるはずだ。冨安を抜けば、吉田麻也(シャルケ)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、板倉滉(ボルシアMG)の3名は固いと言える。板倉の回復具合は気になるが、クラブが試合に起用せずに回復に集中させていることもあり、間に合うと信じて良い。仮に間に合わなかった場合でも、選手の入れ替えは可能であるため、板倉は招集されるだろう。 そしてもう1名が伊藤洋輝(シュツットガルト)になるだろう。左サイドバックでもセンターバックでもプレーが可能。そして3バックでも問題なくプレーができる。ブンデスリーガではレギュラーでプレーし、高さに加えて対人能力も強く、左足のキックも期待できる。 <span class="paragraph-title">◆MFは意外な落選者が出る可能性</span> 中盤も[4-3-3(4-1-4-1)]ではなく、[4-2-3-1]をベースに考えて10名を選考する。 ボランチは遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(スポルティングCP)、田中碧(デュッセルドルフ)、柴崎岳(レガネス)となるだろう。そして2列目の右は伊東純也(スタッド・ランス)と堂安律(フライブルク)で間違いない。好調の2人は外せないはずだ。 ただ、この中でいえば、柴崎に疑問符はつく。プレスやデュエルを考えれば遠藤、守田が外せない。また、バランサー、攻撃参加という点では田中も入るだろう。しかし、柴崎は最近の起用法を見ても、そして起用された試合でのパフォーマンスを見ても、物足りなさは残る。 これまで経験してきたものの差はあれど、代表でのパフォーマンス不足は懸念材料。3試合をシミュレーションしても、より戦えるメンバーはいるといえる。 ボランチに入るのであれば、旗手怜央(セルティック)を推したいところ。ユーティリティ性はもちろんのこと、今季セルティックで見せる高いパフォーマンスは、非常に可能性を感じさせる。チャンピオンズリーグ(CL)でもチームは敗退という結果に終わっているが、旗手は高いパフォーマンスを披露。欧州トップレベルを体感し、さらに成長している印象だ。 そしてトップ下は、圧巻のパフォーマンスを続ける鎌田大地(フランクフルト)と南野拓実(モナコ)。鎌田のパフォーマンスは文句なし。その一方で、南野の状態は心配なもの。数字が残っていないこともそうだが、特にボールロストや中盤で潰される回数が目立つのが気になるところだ。ただ、トップ下での起用であれば、可能性はあると言える。 そして左は久保建英(レアル・ソシエダ)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)となるだろう。久保の肩の具合は心配だが、重傷ではないと願うばかり。今季2トップの一角でプレーしている中でのパフォーマンス向上は日本にとっては大きな武器となる。 そして気になるのは原口元気(ウニオン・ベルリン)だ。ブンデスリーガで首位に立つチーム。今季はレギュラーとは言えないが、コンスタントに試合には出ており、パフォーマンスが悪いというわけではない。W杯経験者であり、ハードワーク、屈強な相手にも負けないプレー、そしてサイド、トップ下、ボランチ、インサイドハーフと中盤のあらゆるポジションで高いパフォーマンスを出せるのは武器。ドイツを知っているという点でも招集したいところだ。 また、スーパーサブとして期待したいのは相馬勇紀(名古屋グランパス)。独特のドリブルのリズムは、三笘とも違い、相手の手こずるはず。東京オリンピックでもその違いは見せ、国際舞台でも通用することは示しているだけに、サプライズがあるとすれば相馬と言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆FWは復活したエースと?</span> そしてFWだ。懸念されていた大迫勇也(ヴィッセル神戸)だが、どうやら間に合うと見て良い。リーグ戦でもゴールを決めるなどし、神戸の猛反撃に一役買っていた。 そして控えとしては、古橋亨梧(セルティック)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、浅野拓磨(ボーフム)と言ったところだろう。これまでの招集もそうだが、特に古橋と浅野は前線からのプレッシングという点で大きな役割を果たすはず。消耗戦となる中で、起用する意図を見出しやすい。ただ、浅野は負傷中。ケガが癒えたとして、W杯で戦うまでにコンディションが上がるのかが懸念材料だ。 上田に関しては、ベルギーでのパフォーマンスも安定してきており、結果としてゴールもついてきている。あの動き出しとポジショニングは生まれ持った才能。W杯の舞台でこそ輝きそうな予感を与えてくれ、ゴールの匂いを感じさせてくれることは大きい。 気になるのは前田大然(セルティック)だろう。なかなかゴールを決められずに苦しんでいる今シーズン。前線からのプレスという点では、最も入れておきたい選手だ。ただ、ゴールを決めるという力を失いかけており、代表の活動では自らボールを引き出すという動きが少ない印象だ。 ここも誰を選ぶのか。戦い方を予選から大きく変えていくのであれば、大迫の落選も十分にあり得る話。森保監督がどういうプランで3試合を考えているかによると言える。 いずれにしてもサプライズは起こらなそうだが、3試合の戦いを想定して選んだメンバーは以下の通り。果たして、実際にはどの26名が選ばれるだろうか。 ◆日本代表W杯メンバー予想 GK:シュミット・ダニエル、川島永嗣、谷晃生 右SB:冨安健洋、酒井宏樹 CB:吉田麻也、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝 左SB:長友佑都、中山雄太 ボランチ:遠藤航、守田英正、田中碧、旗手怜央 右MF:伊東純也、堂安律 左MF:久保建英、三笘薫、相馬勇紀 トップ下:鎌田大地、南野拓実 CF:大迫勇也、古橋亨梧、上田綺世、前田大然 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2022.10.31 23:00 Mon
3

「今までで最高の発表動画」シティDFウォーカーの契約延長が反響!有名映画のパロディに日本代表GKまで反応「本人やってるの初めて見た笑」

マンチェスター・シティがイングランド代表DFカイル・ウォーカーとの契約延長を発表。ユーモアあふれる発表動画が話題になっている。 14日、シティは契約2024年夏までとなっていたウォーカーとの契約延長を発表。今夏にはバイエルンからの強い関心が報じられていたなか、2026年6月30日までの新契約を結んだ。 シティは、公式SNSでレオナルド・ディカプリオが主演した映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』風の動画で投稿。映画内でディカプリオ演じる証券会社の社長が「I'm not fucking leaving!(俺は辞めない)ショーは続くぞ!ここがホームだ!」と演説するシーンをオマージュしている。 動画では、ウォーカーがディカプリオ演じる社長になりきり「俺は辞めない!」と宣言すると、社員に見立てたチームメイトやジョゼップ・グアルディオラ監督が歓喜。わざわざチーム総動員で動画に出演している。 この動画は大きな反響を呼んでおり、「今まで見た中で最高の発表動画」、「ウルフ・オブ・ウォールストリート!」、「このノリ好き」とファンもコメント。さらに、日本代表GKシュミット・ダニエルも「“The Wolf of Wall Street”移籍関係で使われるのよく見るけど、本人やってるの初めて見た笑」と反応すると、元ブラジル代表DFマルセロも「すごい」とコメントしており、現役の選手にも驚きを与えていた。 <span class="paragraph-title">【動画】現役の選手にも好評!シティDFウォーカーの契約延長発表動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">I&#39;m not leaving! <a href="https://t.co/kVwGkOz7i9">pic.twitter.com/kVwGkOz7i9</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1702366600849137822?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.15 12:25 Fri
4

伊藤敦樹のヘント移籍が公式発表…「願いを叶えてくれた浦和に心から感謝」、「ヘントでの新たな冒険を楽しみに…」

KAAヘントは14日、浦和レッズから日本代表MF伊藤敦樹(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「15」に決定。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 なお、ベルギー『HLN』によれば、移籍金は約200万ユーロ(約3億2000万円)程度になったという。 新キャプテン就任からわずか約1カ月で浦和を離れ、海外移籍という夢を叶えた伊藤はクラブ公式サイトでの新たな挑戦への思いを語った。 「大好きなクラブのキャプテンを離れるのは、これまでで最も難しい決断でしたが、ヨーロッパでサッカーをすることは本当に自分の夢でした。2026年ワールドカップに日本代表として出場したい。そのためには、今回の決断が自分にとって最高の選択だと思います。僕の願いを叶えてくれた浦和には心から感謝しています。いまはヘントでの新たな冒険を楽しみにしています」 一方、ヘントでスポーツ部門のマネージャーを務めるアルナール・ヴィダルソン氏は、以前から関心を示していた伊藤に、カタールのアル・ラーヤンSCへ移籍したベルギー人MFジュリアン・デ・サールの後釜としての活躍を期待していると語っている。 「伊藤にはしばらく前から注目していた。ジュリアン・デ・サールが去った後、経験のある選手を獲得する必要があった。伊藤はJリーグで経験を積んでおり、それを過小評価すべきではない。彼は万能で、6番でも8番でもプレーできる。体力もあり、走る能力も高い。我々は彼をボックス・トゥ・ボックスの選手と見ており、ベルギーの試合の激しさに間違いなく対応できるはずだ」 伊藤は埼玉県さいたま市出身で、浦和のジュニアユース、ユースに在籍。トップチーム昇格はならず、流通経済大学へ進学し、2021年に古巣へ帰還。プロキャリアをスタートさせた。加入1年目から主力としてJ1リーグの36試合に出場し、5試合プレーした天皇杯では自身初のタイトルを獲得した。 2023年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。今シーズンもJ1で24試合5得点の成績を残しており、7月には退団した酒井宏樹に代わってキャプテンに就任した。 浦和では通算173試合に出場し、19得点を記録。2023年6月には日本代表に初招集され、3試合1得点をマークしている。 ヘントにはGKシュミット・ダニエル、DF渡辺剛、MF横田大祐と日本人3選手が在籍。伊藤はクラブ4人目の日本人選手となった。 <span class="paragraph-title">【動画】浦和からヘントへ! 日出ずる国から新たな侍が加入</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/COBW?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#COBW</a> <a href="https://t.co/BBnk8nGMFe">pic.twitter.com/BBnk8nGMFe</a></p>&mdash; KAA Gent (@KAAGent) <a href="https://twitter.com/KAAGent/status/1823676031137378459?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.14 20:31 Wed
5

ECLリーグフェーズの組み合わせ決定! 日本人7選手にチェルシーら参戦【ECL】

2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ組み合わせ抽選会が30日に行われた。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、参加クラブがこれまでの32チームから36チームに増え、グループステージを撤廃。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで3試合ずつ、6チームとの対戦を行う。 そして、36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 このリーグフェーズにはヘントのGKシュミット・ダニエル、DF渡辺剛、MF伊藤敦樹、レギア・ワルシャワのDF森下龍矢、ユールゴーデンのDF小杉啓太、ヘルシンキのMF田中亜土夢、ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)のFW小田裕太郎の日本人7選手が参戦。 また、優勝候補筆頭チェルシーや2季連続準優勝のフィオレンティーナら強豪も参戦する。 日本人選手所属クラブとチェルシーの対戦カードは以下の通り。 ◆ヘント(ベルギー) ▽ポット1 チェルシー(イングランド)[A] ▽ポット2 モルデ(ノルウェー)[H] ▽ポット3 オモニア・ニコシア(キプロス)[H] ▽ポット4 ルガーノ(スイス)[A] ▽ポット5 TSCバチュカ・トポラ(セルビア)[H] ▽ポット6 ラーンFC(北アイルランド)[A] ◆レギア・ワルシャワ(ポーランド) ▽ポット1 レアル・ベティス(スペイン)[H] ▽ポット2 ユールゴーデン(スウェーデン)[A] ▽ポット3 オモニア・ニコシア(キプロス)[A] ▽ポット4 ルガーノ(スイス)[H] ▽ポット5 TSCバチュカ・トポラ(セルビア)[A] ▽ポット6 ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)[H] ◆ユールゴーデン(スウェーデン) ▽ポット1 LASKリンツ(オーストリア)[A] ▽ポット2 レギア・ワルシャワ(ポーランド)[H] ▽ポット3 ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)[H] ▽ポット4 ザ・ニュー・セインツ(ウェールズ)[A] ▽ポット5 パナシナイコス(ギリシャ)[H] ▽ポット6 ヴィキングル・レイキャヴィーク(アイスランド)[A] ◆HJKヘルシンキ(フィンランド) ▽ポット1 レアル・ベティス(スペイン)[A] ▽ポット2 モルデ(ノルウェー)[H] ▽ポット3 オリンピア・リュブリャナ(スロベニア)[H] ▽ポット4 ルガーノ(スイス)[A] ▽ポット5 パナシナイコス(ギリシャ)[A] ▽ポット6 ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)[H] ◆ハート・オブ・ミドロシアン(スコットランド) ▽ポット1 コペンハーゲン(デンマーク)[A] ▽ポット2 ハイデンハイム(ドイツ)[H] ▽ポット3 オモニア・ニコシア(キプロス)[H] ▽ポット4 セルクル・ブルージュ(ベルギー)[A] ▽ポット5 FCペトロクブ(モルドバ)[H] ▽ポット6 ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)[A] ◆チェルシー(イングランド) ▽ポット1 ヘント(ベルギー)[H] ▽ポット2 ハイデンハイム(ドイツ)[A] ▽ポット3 アスタナ(カザフスタン)[A] ▽ポット4 シャムロック・ローバーズ(アイルランド)[H] ▽ポット5 パナシナイコス(ギリシャ)[A] ▽ポット6 FCノアー(アルメニア)[H] 2024.08.30 22:55 Fri

シント=トロイデンの人気記事ランキング

1

鎌田大地にライバル? シント=トロイデンがフロジノーネ退団のオランダ人MFフルートを獲得

シント=トロイデンは4日、1日にフロジノーネを退団したオランダ人MFライ・フルート(23)を獲得を発表した。 オランダの名門PSVユース出身のフルートは、2013年にトップチームに昇格。しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、主にリザーブチームでプレー。その後、国内下部リーグのカンブールやアイントホーフェンでのプレーを経て2017年の夏にNACブレダへ移籍。 NACでは、開幕スタメンを勝ち取るとリーグ戦31試合に出場し4ゴールを記録。昨年7月にはスイス2部のキアッソへの移籍が発表されていたが、同年8月にフロジノーネに4年契約で加入。しかし、今季はここまでセリエAで5試合の出場に留まると、1日に双方合意の下で契約を解除していた。 なお、攻撃的MFを主戦場とするフルートは、日本人MF鎌田大地のライバルになる存在かもしれない。 2019.02.05 02:30 Tue
2

パルマが日本代表GK鈴木彩艶の獲得を発表!2029年までの5年契約を締結

パルマは15日、シント=トロイデンから日本代表GK鈴木彩艶(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 日本代表デビューも果たし、2024年1月のアジアカップでもプレーした鈴木は、2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍。当時はマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せるなど、高く評価されていた。 海外挑戦1年目でジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し正守護神に君臨。その活躍を受けて、今夏再びユナイテッドも関心を寄せ、チェルシーも興味を持っていたが、セリエAに挑戦を決断した。 パルマへの移籍が決まった鈴木は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パルマの一員になれることを嬉しく思います。このクラブは素晴らしい歴史があり、世界中に多くのファンがいて、新シーズンをセリエAで戦います。そのために常にベストを尽くして、チームの成功のために全力で貢献したいと思っているよ」 なお、移籍金について詳細な契約は明かされていないが、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は750万ユーロ(約13億円)に加え、ボーナスで250万ユーロ(4億3000万円)が支払われる総額1000万ユーロ(約17億3000万円)になると見られている。 また、シント=トロイデンには将来の移籍に関して、10%のマージンを得られる条項も含まれているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本人GK初のセリエA挑戦! 鈴木彩艷のセーブ集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tKjOOjbiQPs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.16 06:00 Tue
3

シント=トロイデンの本拠地にアルデルヴァイレルトが不満「ここでプレーしないといけないのは残念」

ロイヤル・アントワープの元ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトがシント=トロイデンの本拠地に不満を示している。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表通算127キャップを誇るアルデルヴァイレルト。かつてアトレティコ・マドリーやトッテナムでもプレーした34歳は、昨シーズンから母国のアントワープに加入し、いきなりチームを66年ぶりのリーグ優勝へと導いた。 屈強なセンターバックは今季も健在で、公式戦22試合中20試合でスタメン出場し、トッテナム時代以来となるチャンピオンズリーグ(CL)にも参戦。24日には敵地でのリーグ戦第15節・シント=トロイデン戦にフル出場した。 ただ、1-1のドローに終わったこの一戦の終了後、アルデルヴァイレルトはシント=トロイデンの本拠地「大王わさびスタイエンスタジアム」、通称“スタイエン”に対する不満をあらわにした。 「今後の後半戦を見据えるなら、今日のドローもポジティブに考えることはできる。ゴール前でもう少し運があれば勝てただろう」 「けど、このスタジアムでプレーすることは非常に難しい。他のチームが通常の天然芝でプレーするなか、ここの1チーム(シント=トロイデン)だけが人工芝でプレーしている」 「慣れなければいけない、というのはもちろん正論だが、普段からここでプレーしているわけじゃないし、慣れる時間なんてない。個人的には、ここの人工芝でプレーしないといけないのが残念だ」 シント=トロイデンの本拠地“スタイエン”は1927年に開場後、2011年の大幅改修から人工芝を導入。サッカーにおける天然芝or人工芝の議論は、言わば100点の答えがない議論であり、ビジネス視点から見れば、スタジアムを二次利用するなら人工芝の方が適するという考え方もある。 ただ、選手視点だと人工芝はケガのリスクが増すことは明らか。アルデルヴァイレルトにもそういった意識があるはずだ。 2023.11.25 17:55 Sat
4

未勝利が続くシント=トロイデン、今夏就任のラタンツィオ監督を6試合で解任…

シント=トロイデンは3日、クリスティアン・ラタンツィオ監督(52)との契約解除を発表した。 ニューヨーク・シティやニースを率いたパトリック・ヴィエラ氏の下でアシスタントコーチを務め、2022年5月に就任したMLSのシャーロットFCで初監督を務めたラタンツィオ監督は、退任したトルステン・フィンク前監督(現ヘンク監督)の後任として、今夏に就任。 新シーズンに向けてアル・ラーヤンから日本代表DF谷口彰悟、ベンフィカからU-23日本代表GK小久保玲央ブライアンらを補強したが、今シーズンは開幕3連敗を喫すると、それ以降も3試合連続ドローと、未だに勝利は無くチームは15位に沈んでいた。 クラブのスポーツディレクターを務めるアンドレ・ピント氏は、今回の決断を以下のように説明した。 「我々はこの決断を胸に刻んでいる。クリスチャンはプロフェッショナルな知識を持つ、知的で尊敬に値するコーチだからだ。また、我々としても環境を整えることが出来なかったことを認識している。オリンピックのために、私たちは何人かの主力選手を欠いていた。また、残念ながら我々の手に負えない外的要因のせいで、いくつかの入団移籍の事務手続きが必要以上に長引いてしまった」 「クラブとしてはこのような時期に監督を解任するようなことはしたくない。しかし、コルトレイク戦での引き分けを受け、クラブは今こそ介入すべき時だと感じた。幕から6試合を終えての勝点を考えると、この決断は急務だった。我々はできる限り早く新しい監督を任命し、インターナショナル・ブレーク中に残りのリーグ戦に備えたいと考えている」 2024.09.04 07:00 Wed
5

「泣けるわ……」「いい話すぎる」浅野拓磨、W杯メンバー発表前の香川真司との秘話を明かす「この人にはいつも圧倒させられる」

日本代表FW浅野拓磨が、大先輩との知られざるエピソードを明かした。 ボーフムでプレーする浅野。カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りを果たすと、自身初の出場となったドイツ代表戦では値千金の逆転ゴールを記録し、世界を驚かせた。 スピードを活かしたプレー、そして前線からのプレスと特徴をしっかりと披露し、チームのベスト16入りに貢献。しかし、大会前の9月に右ヒザの内側じん帯を断裂。W杯の出場も危ぶまれていた中での活躍だった。 その浅野は自身のインスタグラムを更新。日本代表の先輩でもあるシント=トロイデンのMF香川真司との2ショットを投稿。そして、W杯メンバー発表前の知られざるエピソードを明かした。 ーーーー この人にはいつも圧倒させられる。 W杯メンバー発表の2日前、リハビリに没頭していた俺のところに突然ベルギーからドイツに来てくれた。 忙しい中、夜に来てくれて翌日の早朝に帰って行った。 短い時間だったけど一緒にサウナに入って色々と話してくれた。 リハビリのため早起きだった俺より先に起きて見送ってくれた。 翌日にメンバー発表を控え、絶対にW杯に行くと決めてリハビリに向かった。 W杯を終え、またドイツまで来てくれて再会できました。 『感謝。』 ーーーー 香川も慢性化していた足の痛みを除去するため昨年11月に手術を行いリハビリ中。W杯後にも顔を合わせにきてくれたようだ。 ファンは「素敵な話」、「二人とも熱くて最高の代表選手」、「泣けるわ……」、「凄い。尊敬」、「素晴らしい偉大な先輩」、「いい話すぎる」とエピソードと共に、笑顔の2ショットへの反響が多く寄せられた。 <span class="paragraph-title">【写真】W杯前にも会っていた浅野と香川、無事に戦いを終えて再び2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CnhBEujIGzL/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CnhBEujIGzL/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CnhBEujIGzL/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Takuma Asano(@asatakugram)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.17 23:03 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly