モウリーニョ監督の去就は不透明も、エル・シャーラウィは残留を確信「長くいてほしい」
2022.12.21 18:13 Wed
ローマのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィは、ジョゼ・モウリーニョ監督がチームにとどまると信じているようだ。
モウリーニョ監督は2021-22シーズンからローマの指揮官に就任。セリエAこそ6位フィニッシュでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では大会初代王者に輝き、クラブに史上初となる欧州タイトルをもたらした。
一方で、今シーズンは夏にFWパウロ・ディバラ、MFネマニャ・マティッチらを獲得するなど戦力の増強に成功したが、セリエA直近5試合でわずか1勝と失速し、順位も7位に沈んでいる。
モウリーニョ監督は戦力の不足を訴えており、来年1月の移籍市場でさらなる投資を要求。クラブの対応次第では、シーズン終了後にフェルナンド・サントス監督が退任したポルトガル代表指揮官のオファーを受けることもやぶさかではないという。
こうした状況でも、エル・シャーラウィは指揮官の残留を信じているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に応じた同選手は、クラブの誰もがモウリーニョ監督の残留を望んでいると強調した。
「彼は今、ローマに集中していると思う。当然、僕たち全員も今はトレーニングに集中しているよ。彼は寛大で、本能的な人物だ。そして、僕は彼がローマにとどまると確信している」
モウリーニョ監督は2021-22シーズンからローマの指揮官に就任。セリエAこそ6位フィニッシュでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では大会初代王者に輝き、クラブに史上初となる欧州タイトルをもたらした。
一方で、今シーズンは夏にFWパウロ・ディバラ、MFネマニャ・マティッチらを獲得するなど戦力の増強に成功したが、セリエA直近5試合でわずか1勝と失速し、順位も7位に沈んでいる。
こうした状況でも、エル・シャーラウィは指揮官の残留を信じているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に応じた同選手は、クラブの誰もがモウリーニョ監督の残留を望んでいると強調した。
「もちろん、ローマにいるみんなが、モウリーニョにはここに長くとどまってほしいと思っているよ」
「彼は今、ローマに集中していると思う。当然、僕たち全員も今はトレーニングに集中しているよ。彼は寛大で、本能的な人物だ。そして、僕は彼がローマにとどまると確信している」
ステファン・エル・シャーラウィの関連記事
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ステファン・エル・シャーラウィの人気記事ランキング
1
エル・シャーラウィにミラン復帰が浮上! ローマ退団確実…実現すれば8年ぶりの帰還に
ローマの元イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(30)はミランへ復帰する可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 2011年6月に18歳でミランの一員となったエル・シャーラウィ。当時のミランとしては将来性も見込んでの獲得だったが、加入2年目の2012-13シーズンにセリエAで16ゴールを叩き出し、一躍カルチョのトップ選手の1人となった。 しかし、翌シーズンはケガで大半を棒に振り、主力の座から完全にフェードアウト。2015-16シーズンの前半戦はモナコへ、後半戦はローマへとレンタル移籍し、このシーズンの終了後にローマへ完全移籍することとなった。 以来、上海申花へ移籍していた時期もあったが、2021年1月に2度目のローマ加入を果たし、30歳となった現在はジョゼ・モウリーニョ監督の下でコンスタントにプレー。必ずしもスタメンというわけではないものの、それでも公式戦35試合で7ゴールを記録している。 そんなエル・シャーラウィも契約は今シーズンまでとなっており、延長交渉はなくローマ退団が確実な状況。イタリア『トゥットスポルト』によると、移籍金ゼロで獲得できる状況に古巣ミランとインテルが惹かれているとのことだ。 ミランについては、エル・シャーラウィと同じく2列目の左も得意とする元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(29)の退団が濃厚。ミランは元選手をバックアッパー、もしくはジョーカーとして帰還させることを視野に入れているようだ。 2023.05.25 20:35 Thu2
違法賭博の嫌疑がかけられたザレフスキとエル・シャーラウィに関してローマが声明「全面的な支持を表明する」
ローマは19日、違法賭博に関しての声明を発表。嫌疑がかけられている2選手への支持を表明した。 イタリアサッカー界を揺るがす大事件に発展している違法賭博問題。ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリはギャンブル依存症であることが伝えられ、ファジョーリは7カ月の出場停止処分が下されることに。トナーリも処分を受ける可能性が非常に高い状況だ。 ゴシップ・コラムニストのファブリツィオ・コロナ氏が告発したこの問題。ファジョーリとトナーリは自身も関与を認めている一方で、名前を挙げられた多くの選手は関与を否定している。 その中で名前が挙がったイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィとポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが所属するローマが声明を発表。両選手を全面的にサポートするとした。 「ローマは、サッカー賭博に関する捜査に一部の選手が関与した疑いについて、ここ数日広まった噂に言及し、不当にイメージを傷つけられた度重なる憶測の被害者であるニコラ・ザレフスキ、ステファン・エル・シャーラウィへの全面的な支持を表明する」 「クラブは、ニコラとステファンがこの問題とは何の関係もないと言っていることを、全面的に信頼している」 すでにエル・シャーラウィとザレフスキは弁護士をつけて徹底抗戦することを表明しており、トリノ検察も現時点で証拠がないことから、捜査対象ではないことを表明している。 2023.10.20 09:45 Friローマの人気記事ランキング
1
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu2
EL初制覇を目指すローマが登録メンバー発表!《EL》
ローマは4日、今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)グループステージに臨む選手リストを発表した。 昨シーズン6位のローマは、今回のリストにFWエディン・ゼコやFWジェンギズ・ウンデル、MFアレッサンドロ・フロレンツィ、DFアレクサンダル・コラロフら主力がメンバー入り。 また、今夏獲得した新守護神GKパウ・ロペスやDFクリス・スモーリング、DFレオナルド・スピナッツォーラ、MFヘンリク・ムヒタリアン、MFアマドゥ・ディアワラ、FWニコラ・カリニッチらもメンバーに入った。 ローマは、先日行われた組み合わせ抽選会でグループJに入り、ボルシアMG(ドイツ)、イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)、ヴォルフスベルガー(オーストリア)と対戦する。 <span style="font-weight:700;">◆ローマEL登録メンバー</span> GK 13.<span style="font-weight:700;">パウ・ロペス</span> 83.<span style="font-weight:700;">アントニオ・ミランテ</span> DF 2.<span style="font-weight:700;">ダビデ・ザッパコスタ</span> 5.<span style="font-weight:700;">ファン・ジェズス</span> 6.<span style="font-weight:700;">クリス・スモーリング</span> 11.<span style="font-weight:700;">アレクサンダル・コラロフ</span> 18.<span style="font-weight:700;">ダビデ・サントン</span> 20.<span style="font-weight:700;">フェデリコ・ファシオ</span> 23.<span style="font-weight:700;">ジャンルカ・マンチーニ</span> 24.<span style="font-weight:700;">アレッサンドロ・フロレンツィ</span> 37.<span style="font-weight:700;">レオナルド・スピナッツォーラ</span> MF 4.<span style="font-weight:700;">ブライアン・クリスタンテ</span> 7.<span style="font-weight:700;">ロレンツォ・ペッレグリーニ</span> 8.<span style="font-weight:700;">ディエゴ・ペロッティ</span> 21.<span style="font-weight:700;">ジョルダン・ヴェレトゥ</span> 22.<span style="font-weight:700;">ニコロ・ザニオーロ</span> 27.<span style="font-weight:700;">ハビエル・パストーレ</span> 42.<span style="font-weight:700;">アマドゥ・ディアワラ</span> 77.<span style="font-weight:700;">ヘンリク・ムヒタリアン</span> FW 9.<span style="font-weight:700;">エディン・ジェコ</span> 17.<span style="font-weight:700;">ジェンギズ・ウンデル</span> 19.<span style="font-weight:700;">ニコラ・カリニッチ</span> 99.<span style="font-weight:700;">ユスティン・クライファート</span> 2019.09.05 02:40 Thu3
ローマがベンフィカGKスヴィラールを今夏フリーで獲得へ! CLのGK最年少出場記録を保持
ローマがベンフィカのセルビア代表GKミル・スヴィラール(22)を獲得することが決定的となったようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。 現在、ローマではポルトガル代表GKルイ・パトリシオが正GK、ブラジル人GKダニエル・フザートがセカンドGKを務め、イタリア人GKピエトロ・ボーアらプリマヴェーラの若手がバックアップを担っている。 そのため、同ポジションの戦力拡充を図るクラブは、今シーズン限りでベンフィカとの契約が満了するセルビア代表GK獲得に動いている。 ロマーノ氏によると、スヴィラールとローマはすでに来シーズンの加入で口頭合意に至っており、現在クラブ間でトレーニング・コンペンセーションについて話し合いを行っている段階だという。 アンデルレヒトの下部組織出身のスヴィラールは、2017年8月にベンフィカへ加入。マンチェスター・シティへ移籍したブラジル代表GKエデルソンが背負っていた背番号1を引き継ぎ、すぐさまトップチームデビューを果たした。 さらに、同年10月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦では、18歳と52日でCLデビューを果たし、元スペイン代表GKイケル・カシージャスがレアル・マドリー時代に打ち立てた18歳と118日のGK最年少出場記録を更新した。 ただ、以降はチーム内でのポジション争いで苦戦を強いられ、ベンフィカでの通算出場試合は23試合に留まっている。 2022.03.08 23:32 Tue4
モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue5