今季低調なファン・ダイク、イングランド代表OBが課題を指摘「汚れ仕事もこなさなければ…」
2022.11.05 18:06 Sat
元イングランド代表DFのマーティン・キーオン氏が、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクの欠点を指摘した。
現役時代にセンターバックとして活躍したキーオン氏は、イギリス『デイリー・メール』でファン・ダイクは依然として最高峰の選手だと前置きをしつつ、身体を投げ出してブロックする姿勢が欠けていると指摘。センターバックは時に汚れ仕事も請け負う必要があると持論を展開した。
「ファン・ダイクは今までのプレミアリーグ中で最高のセンターバックの一人だろう。ただ、彼を称賛するばかりで、より伝統的で基本的な守備の要素が欠けている点を指摘しないことは、昔ながらのセンターバックの衰退を助長するかもしれない」
「ファン・ダイクはリバプールのシャツを着て何シーズンも成功を収め、落ち着いたオーラを身にまとっている。だが、ボックス内では常にやるかやられるかの勝負だ。危険を察知して対応する必要があり、そうでなければ代償を払うことになる」
「シーズン初戦でPKを献上して以来、ファン・ダイクは相手との交戦にさらに消極的になった印象を受ける。その1週間後の第2節では、(クリスタル・パレスの)ウィルフリード・ザハとの1対1の場面で、ファン・ダイクは向き合おうとしていなかった」
「彼はザハと並走することを選び、そのためクリスタル・パレスの選手は得点への道を見つけたのだ。リバプールが今シーズン3試合目を迎える頃、ジェームズ・ミルナーはマンチェスター・ユナイテッド相手に失点したとき、ブロックをしなかったファン・ダイクに叫んでいた」
「ファン・ダイクはロールスロイスのような選手で、その滑らかなスタイルはおそらくジョー・ゴメスにも影響を与え、2人ともエレガントにプレーしている。だが、時にはタフでラフな姿勢も必要だ」
「オールラウンドなセンターバックとなるには、多くの汚れ仕事をこなすことも求められる。ファン・ダイクのような選手であれば、小さな調整で済むだろう。もし、この要素を加えられれば、彼は本当にプレミアリーグ史上最高のディフェンダーになれる。そして、リバプールも一気に順位を上げるだろう」
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2018年1月にサウサンプトンからリバプールへ加入して以来、世界最高のセンターバックとも謳われる活躍を示してきたファン・ダイク。しかし、今シーズンは開幕からまったくコンディションが上がらず、その影響でチームは守備に問題を抱え、プレミアリーグ12試合を終えて9位に低迷。先週末に行われたプレミアリーグ第12節のリーズ・ユナイテッド戦でも2失点を喫し、降格圏の相手に連敗する屈辱を受けた。「ファン・ダイクは今までのプレミアリーグ中で最高のセンターバックの一人だろう。ただ、彼を称賛するばかりで、より伝統的で基本的な守備の要素が欠けている点を指摘しないことは、昔ながらのセンターバックの衰退を助長するかもしれない」
「ファン・ダイクはリバプールのシャツを着て何シーズンも成功を収め、落ち着いたオーラを身にまとっている。だが、ボックス内では常にやるかやられるかの勝負だ。危険を察知して対応する必要があり、そうでなければ代償を払うことになる」
「彼はあらゆる面でマスタークラスだが、ブロックのスキルに欠けている。危険な場面でも自分の立場を貫きたがっているね。特に今シーズンのファン・ダイクは銅像のようにじっと立ち、その大きな体躯がシュートを止めるのに十分であることを願っているようだ」
「シーズン初戦でPKを献上して以来、ファン・ダイクは相手との交戦にさらに消極的になった印象を受ける。その1週間後の第2節では、(クリスタル・パレスの)ウィルフリード・ザハとの1対1の場面で、ファン・ダイクは向き合おうとしていなかった」
「彼はザハと並走することを選び、そのためクリスタル・パレスの選手は得点への道を見つけたのだ。リバプールが今シーズン3試合目を迎える頃、ジェームズ・ミルナーはマンチェスター・ユナイテッド相手に失点したとき、ブロックをしなかったファン・ダイクに叫んでいた」
「ファン・ダイクはロールスロイスのような選手で、その滑らかなスタイルはおそらくジョー・ゴメスにも影響を与え、2人ともエレガントにプレーしている。だが、時にはタフでラフな姿勢も必要だ」
「オールラウンドなセンターバックとなるには、多くの汚れ仕事をこなすことも求められる。ファン・ダイクのような選手であれば、小さな調整で済むだろう。もし、この要素を加えられれば、彼は本当にプレミアリーグ史上最高のディフェンダーになれる。そして、リバプールも一気に順位を上げるだろう」
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