「強いメンタリティが必要」アウェイ戦勝利のセルティック、ポステコグルー監督はレアルとのCL最終戦に意気込み「自分たちのサッカーを出す」

2022.10.31 15:15 Mon
Getty Images
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督がリヴィングストン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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セルティックは30日、スコティッシュ・プレミアシップ第13節でリヴィングストンとアウェイで対戦。試合は9分にスルーパスに抜け出た日本代表FW古橋亨梧が豪快に決めて先制する。
その後も試合を支配したセルティックは、53分にこぼれ球からグレッグ・テイラーが強烈なミドルシュートを叩き込み追加点。終盤には途中出場のジョタもネットを揺らし、0-3で快勝を収めた。

試合後、ポステコグルー監督はアウェイでの試合が難しいものになるとコメント。ただ、選手たちは非常に良いパフォーマンスを見せたと語った。

「ここに来ると難しいということは誰でも知っているし、リヴィングストンはどのチームにとっても難しい場所だ。試合をコントロールし、優位に立ち、ゴールを決めることは難しい。そのためには強いメンタリティが必要であり、今日の選手たちはそれを見せていた」
「重要であった結果もそうだが、パフォーマンスも好調だった。ゴールを決め、試合を支配した。それが嬉しい」

「間にはヨーロッパの戦いがあり、そのこと自体がチャレンジングなことだが、少年たちはしっかりと回復し、リーグ戦のフォームやパフォーマンスに影響を与えていないという事実は喜ばしい」

ここまでチャンピオンズリーグ(CL)とリーグ戦を交互に戦ってきたセルティックだが、11月2日のレアル・マドリー戦が最後に。すでに敗退が決定し、ヨーロッパリーグ(EL)にも進めないため、ヨーロッパの戦いは今後なくなる。

最後のマドリー戦についてポステコグルー監督は、胸を借りるつもりで、自分たちのサッカーを出して戦っていきたいとした。

「この大会を通してやってきたように、我々はそこに行き、自分たちを試すことになる。自分たちの殻にこもらず、経験を最大に生かすことが必要だ」

「結果がどうなるかを恐れていくこともできるが、自分たちのサッカーをして、どういう結果になるのかを見ることもできる」

「チャンピオンズリーグではこれまでもそうしてきたし、いくつかの部分で足りなかったことは分かっている。それを改善したい。しかし同時に、私にとって喜ばしいことは、選手たちが自分たちの力を試しに行くことであり、水曜日の夜もそうするつもりだ」



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