J3降格の琉球、倉貫一毅ヘッドコーチが新指揮官に 「監督として1年でJ2に」
2022.10.28 10:20 Fri
FC琉球は28日、来季の監督に倉貫一毅氏(43)の就任を発表した。
今季の琉球は喜名哲裕氏のもとでシーズンインし、今年6月からナチョ・フェルナンデス氏にバトンタッチ。だが、明治安田生命J2リーグで不振にあえぎ続けたチームはJ3降格圏の21位に終わり、今季限りでナチョ・フェルナンデス氏の退任が決定済みだった。
倉貫氏は2015年に現役時代の古巣である徳島ヴォルティスで指導者キャリアをスタートさせ、今年から琉球のヘッドコーチに。来季からチームを率いる立場となり、クラブを通じて今季の結果を詫びつつ、意気込みを語った。
「この度、FC琉球の監督に就任することになりました倉貫一毅です。今シーズンは、喜名、ナチョ前監督の下でヘッドコーチをさせていただきながら、チームをJ3に降格させてしまい、本当に申し訳なく思っております」
「そんな中でもクラブから監督就任のオファーをいただきました。降格させてしまった責任をどう取るのか、といろいろと考えましたが、監督として1年でJ2に昇格することで責任を取るんだという覚悟を決めました」
今季の琉球は喜名哲裕氏のもとでシーズンインし、今年6月からナチョ・フェルナンデス氏にバトンタッチ。だが、明治安田生命J2リーグで不振にあえぎ続けたチームはJ3降格圏の21位に終わり、今季限りでナチョ・フェルナンデス氏の退任が決定済みだった。
倉貫氏は2015年に現役時代の古巣である徳島ヴォルティスで指導者キャリアをスタートさせ、今年から琉球のヘッドコーチに。来季からチームを率いる立場となり、クラブを通じて今季の結果を詫びつつ、意気込みを語った。
「そんな中でもクラブから監督就任のオファーをいただきました。降格させてしまった責任をどう取るのか、といろいろと考えましたが、監督として1年でJ2に昇格することで責任を取るんだという覚悟を決めました」
「そして、FC琉球は結果だけでなく、内容でもこだわりをみせることが重要だと思っています。FC琉球らしく、攻撃的で魅力的なサッカーをピッチで展開し、たくさんのファン、サポーター、スポンサーの皆さんと喜び合い、沖縄県全体をサッカーで盛り上げていきたいと思います。ご支援、ご声援、よろしくお願い致します」
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