新監督探し難航のウルブス、年明けまで暫定体制維持を決断
2022.10.21 08:00 Fri
新指揮官探しに難航するウォルバーハンプトンは、暫定体制のまま年内の公式戦を戦うことを決断した。
ウルブスは20日、暫定指揮官を務めるスティーブ・デイビス氏(57)が2023年までチームを率いることを認めた。
先日、成績不振でブルーノ・ラージ監督を更迭したウルブス。在籍2年目を迎えた今季は開幕8試合でわずか3ゴールと得点力不足に陥り18位に低迷。以降はデイビス氏を暫定指揮官に据え、ジェームズ・コリンズ氏とトニー・ロバーツ氏が副官としてトップチームを指導している。
その暫定体制では最下位のノッティンガム・フォレスト戦で勝利を挙げたが、チェルシーとクリスタル・パレス相手に敗戦。1勝2敗と負け越している。
しかし、クラブではセビージャとリヨンの前指揮官であるフレン・ロペテギ氏、ピーター・ボス氏と2人のフリーの指揮官にオファーを拒否され、直近ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRで優れた手腕を発揮しているマイケル・ビール監督に対してオファーを掲示したが、これも拒否されていた。
今回の決断に際してジェフ・シー会長は以下のような説明を行っている。
「スティーブはこのクラブに設定された文化と基準を理解しており、我々は彼と彼のチームに彼らの立場を明確にし、成功への最高の機会を提供したいと考えている」
「監督の地位に関して恒久的に任命する優れた候補者は現時点でおらず、我々は彼らの能力とリーダーシップに完全な信頼を寄せており、ワールドカップのブレイクと新年まで彼らの役割を継続する」
「新しい監督を急いで探す予定はなく、クラブ、チーム、そしてウルブスの監督に最適であると信じている人物を任命するアプローチについて、いかなる方法でも妥協するつもりはない」
ウルブスは20日、暫定指揮官を務めるスティーブ・デイビス氏(57)が2023年までチームを率いることを認めた。
先日、成績不振でブルーノ・ラージ監督を更迭したウルブス。在籍2年目を迎えた今季は開幕8試合でわずか3ゴールと得点力不足に陥り18位に低迷。以降はデイビス氏を暫定指揮官に据え、ジェームズ・コリンズ氏とトニー・ロバーツ氏が副官としてトップチームを指導している。
しかし、クラブではセビージャとリヨンの前指揮官であるフレン・ロペテギ氏、ピーター・ボス氏と2人のフリーの指揮官にオファーを拒否され、直近ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRで優れた手腕を発揮しているマイケル・ビール監督に対してオファーを掲示したが、これも拒否されていた。
この新指揮官招へい難航を受け、ウルブスは即時の新指揮官招へいを断念し、カタール・ワールドカップの中断に入るまでの公式戦5試合を暫定体制のまま戦うことを決断。ただ、手薄なコーチングスタッフの補充は適宜行っていくという。
今回の決断に際してジェフ・シー会長は以下のような説明を行っている。
「スティーブはこのクラブに設定された文化と基準を理解しており、我々は彼と彼のチームに彼らの立場を明確にし、成功への最高の機会を提供したいと考えている」
「監督の地位に関して恒久的に任命する優れた候補者は現時点でおらず、我々は彼らの能力とリーダーシップに完全な信頼を寄せており、ワールドカップのブレイクと新年まで彼らの役割を継続する」
「新しい監督を急いで探す予定はなく、クラブ、チーム、そしてウルブスの監督に最適であると信じている人物を任命するアプローチについて、いかなる方法でも妥協するつもりはない」
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