「今夜も美しい雰囲気」満員のホーム開幕戦で快勝のインテル、インザーギ監督はルカク加入の影響を語る「多くの解決策をもたらす」

2022.08.21 12:18 Sun
Getty Images
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、スペツィア戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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20日、セリエA第2節でスペツィアをホームに迎えたインテル。開幕戦でレッチェ相手に1-2で勝利し、ホーム開幕戦を迎えた。
試合は35分にラウタロ・マルティネスのゴールで先制すると、後半は、ハカン・チャルハノールホアキン・コレアが追加点。3-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。

ホーム開幕戦での快勝劇を振り返ったインザーギ監督は、前半こそ苦しんだものの、徐々に改善していったとした。

「パフォーマンスはとても良かった。我々はとても集中し、真剣勝負を戦っていた」
「スタートはやや不調だったため、前半はもっと大きな差をつけて折り返せたはずだ。後半の立ち上がりは、よく締めていたと思う」

「全ての試合には落とし穴があり、ポゼッションしている時も、そうでない時もよくやっていた。我々は健全なチームと対戦し、いくつかの困難をもたらす可能性も理解していた」

また、選手たちの試合に向けた準備も称賛。さらに、ホーム開幕戦でのサポーターの後押しにも感謝した。

「選手たちは金曜日のサン・シーロでの最後の仕上げも含め、この試合に向けてよく準備をしていた」

「我々はみんな、スタジアムが満員になることを待っていた。ファンの愛情、今夜も美しい雰囲気があり、それを育み続けている」

今夏はロメル・ルカクをチェルシーから獲得し、ストライカー4人体制に。5人交代制のため、全員を上手くマネジメントして戦っていきたいとした。

「ロメルの復帰は、我々に多くの解決策をもたらす。4人の偉大なストライカーがいるが、私は彼らを上手くマネジメントする必要がある」

「ラウタロとルカクは今夜とても上手くやっていたし、(エディン・)ジェコとコレアは、途中出場で素晴らしい影響を与えた」

「5人交代ができるので、11人ではなく16人でプレーすることになるが、5人が入ったら違いを見せなければならないことも多く、有り余るエネルギーを感じることもできる」

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