ビジャレアル、ロ・チェルソ獲得に向けトッテナムと交渉中…昨季もレンタルで加入

2022.08.08 18:21 Mon
Getty Images
ビジャレアルトッテナムのアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(26)獲得に向けて交渉中のようだ。

2019年夏にトッテナムに加入したロ・チェルソは、当初こそ主力としてプレーしたが、昨シーズンは負傷もあって出場機会が減少。だが、1月に活躍の場を求めてビジャレアルへレンタル移籍すると、すぐさまチームにフィットしてチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出にも大きく貢献した。

買い取りオプションが付随していなかったこともあり、今夏トッテナムに復帰したロ・チェルソだが、チームの中盤には新たにMFイヴ・ビスマが加わったこともあり、アントニオ・コンテ監督の構想には含まれず。先月の韓国ツアーにも帯同しなかったアルゼンチン代表MFは、新たな移籍先を探している。
ロ・チェルソにはナポリやユベントスも関心を寄せていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在はビジャレアルが獲得を目指して交渉を進めているとのことだ。

ウナイ・エメリ監督は昨シーズンのロ・チェルソの働きを高く評価しており、今回は完全移籍での獲得を狙っている様子。ただし、スペイン『マルカ』によれば、トッテナムがロ・チェルソの移籍金として3000万ユーロ(約41億3000万円)を求めている一方、ビジャレアルは1500万ユーロ(約20億6000万円)程度での獲得を望み、減額を要求しているようだ。
それでもロマーノ氏は、ビジャレアルが今後数日で決定的な動きを見せる可能性があると主張している。

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劣勢のビジャレアルがデニス・スアレスの芸術FK弾でナポリに辛勝《EL》

▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグのビジャレアルvsナポリが18日にエル・マドリガルで行われ、1-0でビジャレアルが辛勝した。 ▽グループステージをラピド・ウィーンに次ぐ2位で通過したビジャレアルはリーガでも好調を維持し、11戦無敗の4位につける。そのビジャレアルは直近のマラガ戦のスタメンからマヌに代えてトリゲロスのみを変更した。 ▽一方、グループステージ唯一の全勝を飾ったナポリは、直近のユベントス戦を0-1で惜敗して2位に転落したものの、スクデット争いを演じている。そのナポリはユベントス戦のスタメンから6選手を変更。イグアインやインシーニェら主力がベンチスタートとなった。 ▽ソルダードとレオが2トップを形成するフラットな[4-4-2]で臨んだビジャレアルは開始5分、決定機を演出する。ゴールマウスを離れたGKレイナのキックミスを拾ったソルダードが枠内シュートを浴びせたが、懸命に戻ったレイナにセーブされてしまった。 ▽一方、前線に右からカジェホン、ガッビアディーニ、メルテンスと並べる[4-3-3]で臨んだナポリは、主力を揃えるビジャレアルにやや押し込まれる状況を強いられる。13分にこそガッビアディーニが可能性を感じるシュートを浴びせたものの、イグアインとインシーニェの両主軸を欠いたことで、なかなか攻め手を見いだせない状況を強いられた。 ▽それでも、33分にジョナタン・ドス・サントスが左足ハムストリングを負傷してカスティジェホとの交代を強いられたビジャレアルに対し、ハーフタイムにかけて徐々にナポリが圧力をかける展開とした中、0-0で前半を終えた。 ▽後半も押し込んだナポリは58分にカジェホンがミドルシュートを放てば、直後にもガッビアディーニがGKを強襲するミドルシュートを放って圧力をかけていく。そして、61分にはヴァルディフィオーリのフィードに抜け出したボックス右のカジェホンがボレーシュートに持ち込むも、わずかに枠の右へ外れてしまう。攻勢を続けるナポリは68分にガッビアディーニに代えてイグアインを投入し、73分にはインシーニェも投入して勝負をかけた。 ▽しかし82分、劣勢のビジャレアルが先制する。ボックス手前左で得たFKをデニス・スアレスが直接狙うと、鋭いシュートが枠の左上へ。そして、ボールはバーの下を叩いてゴールへと吸い込まれた。この1点を最後まで守ったビジャレアルがナポリに先勝し、来週行われる2ndレグにアドバンテージを持って臨むこととなった。 2016.02.19 05:22 Fri

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