台湾戦では結果を、なでしこFW千葉玲海菜が意欲を見せる「得点という形で恩返ししたい」
2022.07.22 18:40 Fri
なでしこジャパンのFW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が22日、メディアのオンライン取材に応対。EAFF E-1サッカー選手権2022の初戦や第2戦についての想いを述べた。
E-1サッカー選手権決勝大会に参加しているなでしこジャパンは、19日に行われた韓国女子代表との初戦を2-1で勝利。次戦は23日に、チャイニーズ・タイペイ女子代表と相まみえる。
4月のトレーニングキャンプや欧州遠征に引き続いて招集されている千葉。同年である99年組(高平美憂、宝田沙織、長野風花、宮澤ひなた、中嶋淑乃、植木理子)とは仲がいいようで、サッカーの面も含めてコミュニケーションを密に取れているとのこと。
また、千葉レディースではキャプテンを務めている林香奈絵とも、同所属チームからの選出とあって会話も多い様子。試合へ臨むメンバー入りはまだ2度目の千葉ではあるが、早くもチームに馴染み、新しいメンバーとの懸け橋ともなっているようだ。
韓国戦では69分から成宮唯に代わって出場した千葉は左サイドハーフに入り、終盤に最前線へと移った。リードしている中での投入だったこともあり、「チームとして結果にこだわっているので、勝利することができてよかった」との通り、最低限のタスクは果たした。
「自分は攻撃の、一番前の選手だと思うので、結果にはすごくこだわっていきたい。明日出られたら得点を取りたいなと。掲げられた横断幕は元気や勇気になるので、グラウンドに立った時には、そういう人たちにもサポーターのみなさんにも、得点という形で恩返ししたいなと思っています」
「キャンプやなでしこの活動の中でどれだけ自分の良さを出せるか、というのが勝負だと思うので、そういった面では味方と合わせて、動き出しを高めていかなければならないかなと思っています」
E-1サッカー選手権決勝大会に参加しているなでしこジャパンは、19日に行われた韓国女子代表との初戦を2-1で勝利。次戦は23日に、チャイニーズ・タイペイ女子代表と相まみえる。
4月のトレーニングキャンプや欧州遠征に引き続いて招集されている千葉。同年である99年組(高平美憂、宝田沙織、長野風花、宮澤ひなた、中嶋淑乃、植木理子)とは仲がいいようで、サッカーの面も含めてコミュニケーションを密に取れているとのこと。
韓国戦では69分から成宮唯に代わって出場した千葉は左サイドハーフに入り、終盤に最前線へと移った。リードしている中での投入だったこともあり、「チームとして結果にこだわっているので、勝利することができてよかった」との通り、最低限のタスクは果たした。
とはいえ、「攻撃の選手なので結果にはこだわっていきたい」とも口にしている。オーストラリア&ニュージーランド・ワールドカップ(W杯)まで1年を切った中で、競争の意味も含め、「試合中の状況を自分なりに設定して」取り組んでいるというシュート練習の成果を発揮したいと語った。
「自分は攻撃の、一番前の選手だと思うので、結果にはすごくこだわっていきたい。明日出られたら得点を取りたいなと。掲げられた横断幕は元気や勇気になるので、グラウンドに立った時には、そういう人たちにもサポーターのみなさんにも、得点という形で恩返ししたいなと思っています」
「キャンプやなでしこの活動の中でどれだけ自分の良さを出せるか、というのが勝負だと思うので、そういった面では味方と合わせて、動き出しを高めていかなければならないかなと思っています」
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17日、第45回皇后杯5回戦の6試合が各地で行われた。 栃木県のカンセキスタジアムとちぎでは2試合が催され、第1試合ではマイナビ仙台レディースがなでしこリーグ1部に属する愛媛FCレディースと対戦し、辛くも勝利を収めた。 序盤は愛媛Lが持ち味のパスサッカーを展開し、幅を使った攻撃も絡めて、上村彩佳や松本苑佳らがマイ仙台ゴールへと迫る。 守備ではやや慌ただしい時間を過ごしたマイ仙台も、両サイドのクロスから中島依美のヘッドで応戦。中央の閉め方が整理され、次第に相手のトーンダウンに成功すると、こちらもボールを握る時間を増やし、20分にはケガからの復帰後初先発となった田畑晴菜や西野朱音に好機が訪れる。だが、愛媛LもDF村上朱音が見事なゴールカバーを披露し、ゴールを許さない。 均衡が破れたのは折り返しての52分、田畑の折り返しに廣澤真穂が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りに西野が詰めると、最後は廣澤が押し込んでネットを揺らした。 ビハインドとなった愛媛Lは選手交代を駆使して再び攻勢に転じると、今季なでしこリーグ1部新人賞・途中出場の田子夏海が83分に試合を振り出しに戻す。 それでも、マイ仙台は追い付かれた直後、田畑がボックス右のスペースへ侵入すると、久保田晴香のファウルを誘発してPKを獲得。これを田畑が自ら決めて決勝点に。マイ仙台が2-1で愛媛Lを振り切った。 同会場での第2試合にはディフェンディングチャンピオンの日テレ・東京ヴェルディベレーザが登場。愛媛Lと同じく、なでしこ1部のスフィーダ世田谷FCを迎え撃った。 互いに東京に本拠を構えながらも、公式戦では初対決となった一戦は、S世田谷が立ち上がりから仕掛け、強度の高いプレッシングとシンプルな裏狙いの攻撃から開始早々に倉富祐歌がシュートを放つ。 縦に速い攻撃の応酬から徐々に東京NBがボールを持ち始めた中で、24分には左サイドでの作りから藤野あおばが落として木下桃香。右足の一振りはクロスバーに当たり、落下後にラインを割ったかに思われたが、判定はノーゴール。31分の菅野奏音のフィニッシュにも"エアー妃芽佳"こと、 GK石野妃芽佳が立ちはだかる。 両者無得点で迎えた後半、試合を動かしたのはS世田谷だった。76分、大竹麻友が味方とのワンツーで右ポケットを陥れ、グラウンダーで折り返すと、カットされるもこぼれ球を長﨑茜がつなぎ、最後は金子ゆいが蹴り込んだ。 先手を取られた東京NBはこれでアクセルを踏み直したか、4分後に藤野がボックス内右から鮮烈な右足の一撃を沈めると、以降も攻撃のギアを上げ、87分についに逆転弾をもぎ取る。樋渡百花のシュートはクロスバー、土方麻椰のヘッドはGK石野に阻まれるも、こぼれ球を北村菜々美が押し込んで勝負あり。苦戦を強いられながらも、東京NBが連覇へ前進した。 兵庫県勢対決となったINAC神戸レオネッサvsASハリマアルビオンはI神戸が先制し、Aハリマが追い付く展開となったが、81分に成宮唯のゴールが生まれ、I神戸がベスト8へ進出した。 そのほか、AC長野パルセイロ・レディースvsアルビレックス新潟レディースの一戦は、川澄奈穂美の日本復帰後初ゴールなど新潟Lが計4ゴールを奪っての逆転勝ち。大宮アルディージャVENTUSとちふれASエルフェン埼玉による"さいたまダービー"は、大沼歩加のゴールでEL埼玉が勝利した。また、宮崎県のユニリーバスタジアム新富ではジェフユナイテッド市原・千葉レディースがノジマステラ神奈川相模原を4-1で退けている。 以上の結果、ベスト8はWEリーグクラブが独占。アマチュア勢は各チームが健闘を見せたが、あと一歩及ばなかった。 なお、準々決勝は2024年1月14日に行われ、対戦の組み合わせは以下の通りとなっている。 ◆皇后杯5回戦 ▽12月17日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 4-1 ノジマステラ神奈川相模原 マイナビ仙台レディース 2-1 愛媛FCレディース INAC神戸レオネッサ 2-1 ASハリマアルビオンAC 長野パルセイロ・レディース 1-4 アルビレックス新潟レディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 スフィーダ世田谷FC 大宮アルディージャVENTUS 0-1 ちふれASエルフェン埼玉 ▽12月16日 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 日体大SMG横浜 サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ◆準々決勝組み合わせ ▽1月14日 三菱重工浦和レッズレディース vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース マイナビ仙台レディース vs サンフレッチェ広島レジーナ INAC神戸レオネッサ vs アルビレックス新潟レディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.12.17 22:00 Sun2
【明治安田J2第14節まとめ】昨季のJ1対決は倍井謙の38秒弾など磐田が4ゴールで快勝! 約5万人の“国立”上位決戦はRB大宮に軍配…2位仙台もしっかり勝利
6日、明治安田J2リーグ第14節の10試合が全国各地で行われた。 <h3>【札幌vs磐田】昨季のJ1対決は磐田に軍配</h3> 12位の北海道コンサドーレ札幌と9位のジュビロ磐田の対戦。昨季はJ1で戦った両者が上位に向かうために大事な試合に臨んだ。 試合は開始38秒に動く。リカルド・グラッサのロングフィードを裏に抜けた倍井謙がトラップ。髙尾瑠が対応できず、そのままゴールに流し込んで磐田が先制する。 早々に試合が動いた中で磐田が押し込んでいくことに。20分、右サイドでFKを獲得すると、ジョルディ・クルークスのクロスにリカルド・グラッサが合わせにいくと、対応した家泉怜依が頭で押し込む形になってしまいオウンゴールで追加点。さらに25分には、角昂志郎のシュートが右ポストを叩くと、跳ね返りを倍井が繋いで、金子大毅フリーで押し込み3点を奪い切る。 3点ビハインドとなった札幌だったが、4点目も磐田に。70分、カウンターから倍井がしっかりと流し込んで4点リードに。札幌はジョルディ・サンチェス、家泉がゴールを奪うが、2-4で惨敗に終わった。 <h3>【千葉vsRB大宮】RB大宮が首位・千葉を撃破!</h3> 首位のジェフユナイテッド千葉が3位のRB大宮アルディージャと国立競技場で対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSとの千葉vs大宮ダブルヘッダーとなった。 試合は開始5分、右CKからRB大宮がデザインされたプレー。カプリーニのグラウンダーのパスをニアで小島幹敏がダイレクトパス。これを最後は豊川雄太が流し込み、RB大宮が先制する。 さらに15分にもRB大宮が決定機。カプリーニ、杉本健勇と繋ぎ、最後は豊川がボックス内でシュートも、枠の右にわずかに外れる。 首位の千葉は先制を許した中で18分にアクシデント。エドゥアルドが傷んで倒れ込んでしまい、横山暁之と交代。千葉は失点、そしてアクシデントに見舞われたが首位の維持。23分、左サイドを崩すと、ボックス左から前貴之がフリーで上げたクロスに石川大地がフリーでヘッド。千葉が前半のうちに追いついた。 1-1で迎えた後半は千葉が押し込む展開に。それでも53分、小島が自陣でボールを奪うとそのままドリブルスタート。中央を1人で持ち上がるとボックス手前でラストパス。これに反応したカプリーニが中央へ折り返すと、豊川が飛び込んでいた中で相手DFがクリアしきれずにオウンゴールでRB大宮が勝ち越しに成功する。 千葉は71分、右サイドからのクロスに対して飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが合わせてゴールかと思われたが、完全に右手を伸ばして手で触れておりノーゴール。イエローカードとなり、カルリーニョス・ジュニオは2枚目で退場となる。その後も千葉が押し込むが、RB大宮のGK笠原がビッグセーブ連発。RB大宮が逃げ切り、1-2で勝利を収めた。 なお、WEリーグの試合は、大宮Vの髙橋美紀、千葉Lの石田菜々海がゴールを決めて1-1で迎えた89分に千葉Lの林香奈絵がゴール。千葉Lが逆転勝利かと思われた中、後半AT3分に大宮Vの西尾葉音が劇的同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっていた。 <h3>【仙台vs藤枝】仙台もしっかり勝利し2位キープ</h3> 前節2位に浮上したベガルタ仙台が13位の藤枝MYFCをホームに迎えた試合。シーズン初の4連勝を目指した中、23分に仙台が先制。自陣からカウンターが発動。宮崎鴻が左サイドを仕掛けて中央へパス。これを真瀬拓海がつなぐと、最後は髙田椋汰が豪快なミドルシュートを決めて仙台が先制する。 仙台はリードして後半を迎えると、49分には技ありゴール。ボックス内へとクロスを送ると、宮崎が競った中で真瀬が背後でトラップ。GK北村海チディが寄せた中で真瀬が滑り込みながら浮かせると、荒木駿太がヘディングで押し込み、追加点を奪う。 藤枝は69分に中川風希がネットを揺らすも、2-1で終了。仙台が3連勝として2位をキープした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第14節</h3> ベガルタ仙台 2-1 藤枝MYFC 【仙台】 髙田椋汰(前23) 荒木駿太(後4) 【藤枝】 中川風希(後24) カターレ富山 1-2 V・ファーレン長崎 【富山】 武颯(前35) 【長崎】 フアンマ・デルガド(後1) マテウス・ジェズス(後10) 北海道コンサドーレ札幌 2-4 ジュビロ磐田 【札幌】 ジョルディ・サンチェス(後32) 家泉怜依(後36) 【磐田】 倍井謙(前2、後25) オウンゴール(前20) 金子大毅(前25) モンテディオ山形 3-0 大分トリニータ 【山形】 藤本佳希(前25) 國分伸太郎(後24) 高橋潤哉(後49) レノファ山口FC 1-2 水戸ホーリーホック 【山口】 横山塁(後48) 【水戸】 渡邉新太(前38) 齋藤俊輔(前45) ブラウブリッツ秋田 0-1 ヴァンフォーレ甲府 【甲府】 大島康樹(後3) 愛媛FC 1-1 いわきFC 【愛媛】 佐藤亮(前27) 【いわき】 山下優人(後31) ロアッソ熊本 0-1 FC今治 【今治】 近藤高虎(前36) 徳島ヴォルティス 0-1 サガン鳥栖 【鳥栖】 今津佑太(前20) ジェフユナイテッド千葉 1-2 RB大宮アルディージャ 【千葉】 石川大地(前23) 【RB大宮】 豊川雄太(前5) オウンゴール(前8) 2025.05.06 18:40 Tue3
千葉レディース、MF安齋結花が脳脊髄液漏出症で手術
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは8日、MF安齋結花(26)が脳脊髄液漏出症と診断され、手術を受けたことを発表した。 クラブによると、安齋は8月14日のトレーニングゲームで頭部にボールが衝突し、脳しんとうの疑いがもたれた。 翌日にMRI検査をし、保存療法にてリハビリを進めたが、改善がみられなかったため、11月23日に再検査を実施。11月30日に脳脊髄液漏出症と診断され、12月2日に手術を行って無事終了したとのことだ。全治は3カ月が見込まれている。 東京都福祉保健局によれば、脳脊髄液漏出症は外傷等により脳脊髄を覆っている膜が損傷を受け、脳脊髄液が漏れ出すことで頭痛、頚部痛、めまい、倦怠感、不眠、記憶障害などさまざまな症状を呈する疾患と、紹介されている。 千葉市出身の安齋は千葉レディースの育成組織出身で、トップチームや伊賀FCくノ一(現:伊賀FCくノ一三重)でプレーし、なでしこリーグでは100試合以上に出場。WEリーグでは通算14試合1得点を記録し、今季はカップ戦を含めて出場がなかった。 2022.12.10 20:40 Sat4
昨季で千葉レディース退団のMF今井裕里奈がマインツに加入、U-20女子W杯で優勝を経験
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは1日、2022-23シーズン限りで退団していたMF今井裕里奈(25)がドイツのマインツへと加入することを発表した。 今井は東京都出身で、浦和レッズレディースの下部組織育ち。ジュニアユース、ユースで育つと、日体大FIELDS横浜でプレー。 2020年1月に千葉レディースへと加入し、WEリーグでは2シーズンを戦い、32試合1得点を記録。WEリーグカップでは4試合に出場していた。 世代別の日本代表も経験しており、U-16日本女子代表として2013年のAFC U-16女子選手権で優勝。U-20日本女子代表としては、池田太監督の下、2018年のU-20女子ワールドカップで長野風花や南萌華らと優勝を経験している。 また、2019年にはユニバーシアード競技大会で準優勝を収め、キャプテンを務めていた。 マインツは、かつて元日本代表FW岡崎慎司(シント=トロイデン)やFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)が男子チームに所属。2022年4月にTSVショット・マインツと協力関係を結び、2022-23シーズンはバックアップすることに。2023-24シーズンからはマインツの女子チームとしてプレーすることになる。 2023.11.01 20:20 Wed5
