デ・リフト獲得に動くバイエルン、サリハミジッチSDがユーベと会談…金額面でまだ溝も

2022.07.12 13:26 Tue
Getty Images
バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏がオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(22)の獲得に向けてユベントスと交渉しているようだ。

バイエルンは昨夏にオーストリア代表DFダビド・アラバ、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが退団し、今夏もドイツ代表DFニクラス・ジューレがドルトムントへ移籍したことから、センターバックの補強に着手。ユベントスで公式戦通算117試合出場で8ゴール3アシストの成績を記録しているデ・リフトにターゲットを定めた。

デ・リフトにはチェルシーも強い関心を示していたが、選手本人がドイツ行きを希望していることもあり、現在はバイエルンがポールポジションに。選手との合意は問題なく、残る障壁はクラブ間合意のみとされている。
イタリア『スカイ』によると、11日にサリハミジッチSDがデ・リフトの代理人と共にトリノへ到着し、ユベントスの担当者と3時間にわたって会談したようだ。

ただし、バイエルン側が移籍金7000万ユーロ(約96億2000万円)のオファーを検討しているのに対して、ユベントス側は1億ユーロ(約137億4000万円)を求めていると報じられており、依然として金額面での大きな溝は埋まっていないという。
一方で、サリハミジッチSDは会談からの帰路に就く道中でメディアに対して「デ・リフトの移籍が近いか遠いかは、何も言えない。我々が楽観視しているかって? いつだってその姿勢でいるよ」と回答。交渉は継続中であることを明かしており、近日中にバイエルンが正式なオファーに踏み切る可能性は高いと予想されている。

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