レアル行きも噂のデイビスがバイエルンに大幅な賃上げ要求… SD交代により契約延長交渉が一度白紙に
2023.12.07 21:46 Thu
バイエルンと改めて交渉を行っているデイビス
バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の契約延長交渉が新たな展開を迎えているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じた。
2019年1月にバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加わり、世界屈指の快速サイドバックとして活躍を続けているデイビス。現行契約は2025年6月までとなっているが、レアル・マドリーが来夏の獲得を画策中といった噂も流れている。
バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長やスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は、デイビス放出の意思はないと明言しているが、代理人のネダル・フセオ氏はすでにマドリーと話を進め、双方ともに契約に魅力を感じているとも報じられている。
そんな中、現在デイビスはバイエルンに対して大幅な昇給を要求しているとのこと。両者の契約延長交渉は今年始めから行われ、約900万ユーロ(約14億円)から約1200万ユーロ(約18億8000万円)への年俸増額で合意に達していたが、当時SDを務めていたハサン・サリハミジッチ氏が5月に解任されたことを受け、交渉がストップしたという。
約6カ月の沈黙を経て新SDのフロイント氏が交渉を再開したところ、以前とは異なる条件で話が進んでいる模様。破談となれば一気にマドリー移籍が加速することになりそうだが、バイエルンはデイビス側の要求を受け入れるのだろうか。
2019年1月にバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加わり、世界屈指の快速サイドバックとして活躍を続けているデイビス。現行契約は2025年6月までとなっているが、レアル・マドリーが来夏の獲得を画策中といった噂も流れている。
バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長やスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は、デイビス放出の意思はないと明言しているが、代理人のネダル・フセオ氏はすでにマドリーと話を進め、双方ともに契約に魅力を感じているとも報じられている。
約6カ月の沈黙を経て新SDのフロイント氏が交渉を再開したところ、以前とは異なる条件で話が進んでいる模様。破談となれば一気にマドリー移籍が加速することになりそうだが、バイエルンはデイビス側の要求を受け入れるのだろうか。
アルフォンソ・デイビスの関連記事
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
アルフォンソ・デイビスの人気記事ランキング
1
主力との契約延長発表が続くバイエルン、現在はFWサネとの交渉を計画中か
バイエルンとドイツ代表FWレロイ・サネ(29)の契約交渉はまだ継続中のようだ。 サネは2020年7月にマンチェスター・シティからバイエルンへ加入すると、攻撃陣を牽引する一人として活躍。これまで公式戦通算209試合56ゴール50アシストを記録しており、数々のタイトル獲得にも貢献している。 一方で、今シーズンは公式戦34試合8ゴール4アシストを記録するも、先発の機会は減少しており、ブンデスリーガでは12試合、チャンピオンズリーグ(CL)では4試合に。昨夏に就任したヴァンサン・コンパニー監督の下では、今までと比べて出場時間が減少している。 こうした中で、注目されていたのが2025年夏までとなる契約だ。これまで幾度となく延長に向けた交渉が行われていると報じられていたが、現在に至るまで新契約は締結されていない。 とはいえ、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとまだクラブとサネの契約交渉は続いている模様。選手にはアーセナルからの関心もあるが、本人はバイエルン残留を望み、減俸にも応じる姿勢を示しているという。ただし、まだ交渉がどのような結末となるかは不透明なようだ。 両者は今月のインターナショナルマッチウィーク中にも、話し合いの場を設ける模様。バイエルンは最近になってMFジャマル・ムシアラ、MFジョシュア・キミッヒ、DFアルフォンソ・デイビス、GKマヌエル・ノイアーらとの契約延長を次々に発表しており、サネがそこへ続くかどうかが注目される。 2025.03.15 11:40 Sat2
ケインの1G1Aでバイエルンがレバークーゼンに快勝、ドイツ決戦2連勝で準々決勝ではインテルと対戦へ【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、レバークーゼンvsバイエルンが11日に行われ、0-2でバイエルンが快勝した。この結果、2戦合計スコアを0-5としたバイエルンが準々決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを0-3で惨敗したレバークーゼンは3日前の0-2で敗れたブレーメン戦のスタメンから5選手を変更。途中出場で負傷交代したヴィルツが欠場となり、4バックで臨んだ。 一方、3-0と快勝で先勝としたバイエルンは2-3で逆転負けしたボーフム戦のスタメンから9選手を変更。ゴレツカとウルビヒのみ引き続きスタメンとなった。 ハイプレスをかけてきたレバークーゼンに対しバイエルンは5分、ムシアラのダブルタッチからの突破を起点にケインが押し込みにかかる好機を演出。 その後もレバークーゼンのハイプレスを受け止めるバイエルンは15分にケインのミドルシュートで牽制すると、1分後にはオリーズがカットインからのミドルシュートでゴールに迫った。 主導権を握るバイエルンは29分、CKの流れからボックス右のコマンが際どいシュートを浴びせた中、レバークーゼンは38分にエルモソが負傷交代するアクシデント発生。 アンドリッヒをそのままセンターバックに投入して対応した中、ハーフタイムにかけて押し込むと、44分にはCKからシックのヘディングシュートでゴールに迫ったが枠を捉えきれず、0-0で前半を終えた。 2戦合計スコア3-0とバイエルンがリードして迎えた後半、イエローカードを受けていたライマーに代えてスタニシッチを投入した中、押し込む入りとすると52分に先制点。キミッヒのFKがケインの足元にこぼれ、そのままゴールに流し込んだ。 その後、コマンが負傷交代するアクシデントがあったバイエルンに対し、レバークーゼンはボニフェイスとアドリを投入して反撃を狙うと、67分にはシックがヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKウルビヒの好守に阻まれた。 その後、70分に伊藤を左サイドハーフに投入したバイエルンは直後、ケインのアシストからアルフォンソ・デイビスが追加点を奪取。 終盤にかけてもバイエルンはムシアラがバーとポスト直撃のシュートを浴びせて3点目に迫った中、2-0で快勝。2連勝でドイツ決戦を制し、準々決勝ではインテルと対戦することになった。 レバークーゼン 0-2 バイエルン 【バイエルン】 ハリー・ケイン(後7) アルフォンソ・デイビス(後26) 2025.03.12 06:56 Wed3
相手のミスを逃さなかったバイエルンがシュツットガルトに完勝!古巣対決の伊藤洋輝は87分からプレー【ブンデスリーガ】
伊藤洋輝の所属するバイエルンは2月28日、ブンデスリーガ第24節でシュツットガルトと対戦し3-1で勝利した。バイエルンの伊藤は87分からプレー、シュツットガルトのディエリ・アンリはベンチ外となっている。 前節、フランクフルトに完勝し公式戦3試合ぶりの白星を飾った首位バイエルン(勝ち点58)は、その試合から先発を4人変更。ミュラーやキミッヒ、伊藤洋輝らに代えてケイン、ゴレツカ、アルフォンソ・デイビスらを先発で起用した。 リーグ戦2試合勝利のない7位シュツットガルトに対し、バイエルンは開始早々の6分にピンチ。GKニューベルのロングフィードからDFの裏に抜け出したヴァグノマンが決定機を迎えたが、シュートはGKノイアーがキャッチ。 その後は一進一退の展開が続くなか、バイエルンは31分にもピンチ。味方とのワンツーで右サイドを突破したルウェリングがボックス右から折り返すと、中央で受けたウンダブがシュートを放ったが、これはゴール右に逸れた。 ピンチを凌いだバイエルンだったが、直後の34分に失点を許す。ヴァグノマンのマイナスの折り返しをペナルティアーク右横で受けたスティラーがワントラップから左足一閃。強烈なシュートがゴール右上に突き刺さった。 このまま前半終了かと思われたが、バイエルンは終了間際に追いつく。45分、相手GKのロングフィードをキム・ミンジェが弾き返すと、これを前線で拾ったサネのラストパスに反応したオリーズがボックス内に侵入し、GKとの一対一を制した。 1-1で後半を迎えたバイエルンは、62分にサネを下げてコマンを投入。すると64分、GKニューベルからのビルドアップを狙ったゴレツカがボックス手前でパスを受けたスティラーからボールを奪取。ゴール前まで切り込み、難なくゴールネットを揺らした。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、拮抗した展開が続く。そんな中、バイエルンは87分に負傷したA・デイビスを下げて伊藤を左サイドバックに投入。 すると、バイエルンは91分にハイプレスをかけたコマンがDFヴァグノマンの中途半端なバックパスをカットすると、ボックス外まで飛び出したGKをかわす際に右サイドに流れたが、無人のゴールへシュートを流し込んだ。 結局、試合はそのまま3-1でバイエルンが勝利。バイエルンがリーグ戦10試合無敗で首位を堅守している。 シュツットガルト 1-3 バイエルン 【シュツットガルト】 アンジェロ・スティラー(前34) 【バイエルン】 マイケル・オリーズ(前45) レオン・ゴレツカ(後19) キングスレー・コマン(後45) 2025.03.01 06:35 Sat4
コンパニ監督がケインを大絶賛「若い選手のようにチームのために走り、戦う意欲のあるトッププレーヤーが居ることはチームにとって助けとなる」
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が11日にアウェイで行われ、2-0で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのレバークーゼン戦を振り返った。 1stレグを3-0で快勝し大きなアドバンテージを持って臨んだ2ndレグ。バイエルンはレバークーゼンのハイプレスをいなして前半をゴールレスで乗り切ると、後半序盤の52分にFWハリー・ケインが先制点を奪取。 そして71分にFKの流れからケインのアシストを受けたDFアルフォンソ・デイビスが加点して快勝とした。充実の内容でドイツ決戦を連勝で制した中、コンパニ監督はまず1ゴール1アシストの活躍を見せた主砲ケインに触れた。 「若い選手のようにチームのために走り、戦う意欲のあるトッププレーヤーが居ることはチームにとって助けとなる。私自身、彼と対戦したことがあったが、年齢を重ねるごとに良くなっている。彼は自分のパフォーマンスがどう努力すれば向上するかということを知っている。彼の試合に向けての一貫性を信頼している。このクオリティがあれば、必ず良い瞬間が訪れる」 そしてレバークーゼン相手の連勝に自信を掴んでいる。 「このパフォーマンスを見せてくれた選手たちには大きな賛辞を送りたい。レバークーゼンに対するこの2勝は我々にとって重要なものだ。この2勝でシーズンが決まるわけではないが、彼らに大きな敬意を抱いている。我々は自分たちの仕事をやり遂げた。最初の20分をうまく守れてチャンスも増えだした。1stレグを勝ち、2ndレグも勝つことが目標だったが、それを達成できた」 ドイツ決戦を連勝で制したバイエルンは準々決勝でインテルと対戦する。 2025.03.12 08:20 Wed5
レバークーゼン相手に2戦で3発、殊勲のケインがチームを誇る「僕らがどんなチームであるかを示した」
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが11日にアウェイで行われ、2-0で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのレバークーゼン戦を振り返った。 1stレグをケインのドッペルパック含む3発で先勝していたバイエルンは、レバークーゼンのハイプレスをいなして前半をゴールレスで乗り切ると、後半序盤の52分にケインが先制点を奪取。 そしてFKの流れからケインのアシストを受けたDFアルフォンソ・デイビスが加点して快勝とした。充実の内容でドイツ決戦を連勝で制した中、ケインは現在のチーム状態に自信を見せている。 「本当に素晴らしいパフォーマンスだった。最初の1分から僕らはペースを落とすことなくリードを守りに入るチームにはならなかった。前線からプレッシャーをかけ、試合に勝つチャンスを作りにいった。前半その通りに実行できたし、より良いチャンスもあった。そして後半、相手が何かをしなければならなくなったところを僕らは突くことができた」 「今回、レバークーゼンと対戦するのは5回目になるが、先月のアウェイ戦を除いて僕らが優勢だった。それはハイプレスをかけて攻撃の姿勢を打ち出したからだ。セカンドボールを拾い、そこから自分たちのプレーを展開できた。3-0とリードしていても心理的に楽なことはない。それでも今日の戦いぶりは最高だった。レバークーゼン相手に2戦で5-0の勝利を収めたことが、僕らがどんなチームであるかを示している」 ドイツ決戦を連勝で制したバイエルンは準々決勝でインテルと対戦する。 2025.03.12 09:00 Wedバイエルンの人気記事ランキング
1
CLベスト8出揃う! 準々決勝でアーセナルvsマドリー、バイエルンvsインテルら激戦必至の好カード
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16が12日に終了。この結果、準々決勝に進出する8チームが決定した。 リーグフェーズ上位に入ったストレートインの8チームと、プレーオフを制した8チームによって争われたラウンド16。 リーグフェーズ首位のリバプールがパリ・サンジェルマン(PSG)にPK戦の末に敗れたものの、バルセロナやアーセナル、インテルのリーグフェーズ上位チームが順当に8強入りを決めた。 また、スペインとドイツの同国勢対決はレアル・マドリーがアトレティコを、バイエルンがレバークーゼンを下している。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツが2クラブずつ、そこにフランスのPSG、イタリアのインテルが加わる形に。日本人選手は伊藤洋輝(バイエルン)、冨安健洋(アーセナル)の2選手が勝ち上がった。 なお、準々決勝は1stレグが4月8.9日、2ndレグが同15.16日に開催予定だ。 ◆CL準々決勝 対戦カード パリ・サンジェルマン vs アストン・ビラ アーセナル vs レアル・マドリー バルセロナ vs ドルトムント バイエルン vs インテル 2025.03.13 08:00 Thu2
バイエルンは今夏に主力数選手が退団?MFヴィルツ獲得に向け準備進めるか
バイエルンは今夏の移籍市場で複数選手に退団の可能性があるようだ。 今シーズン、新たに就任したヴァンサン・コンパニ監督の下で順調な歩みを見せているバイエルン。ブンデスリーガは2位レバークーゼンに8ポイント差をつけての首位に立ち、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16も1stレグはレバークーゼン相手に3-0の完勝を収めている。 このまま順当に行けばブンデスリーガの王座奪還も果たせそうなバイエルンだが、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、夏には主力数人が退団する見込みとのこと。クラブはレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)獲得を目指しており、そのためのスカッド整理を計画しているようだ。 今夏で契約満了となるドイツ代表FWレロイ・サネ(29)とイングランド代表DFエリック・ダイアー(31)については退団が濃厚に。同じく契約が切れるドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)については基本的にチームに留まる予定だが、現役引退を決断する可能性もあり去就は不透明だ。 フランス代表FWキングスレイ・コマン(28)にはサウジアラビアからの関心があり、クラブは3000万~4000万ユーロ(約48億~64億円)のオファーがあれば、受け入れる方針。加入以降負傷を繰り返しているフランス人DFサシャ・ブイ(24)についても売却に向けて動いているようだ。 また、ドイツ代表MFセルジュ・ニャブリ(29)、ドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(30)についても、それぞれ契約は2026年夏まで。クラブは非売品とは見なさず、オファー次第で動きがある可能性もある。 一方で、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(29)については、今夏に売却される可能性は低い模様。いずれにしても、バイエルンは今夏に大きく動く可能性は高いようだ。 2025.03.11 18:40 Tue3
連敗でドイツ決戦完敗のシャビ・アロンソ監督はバイエルンとのCLでの経験値の差を認める「この大会ではレベルが違う」
レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が11日にホームで行われ、0-2で敗れたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのバイエルン戦を振り返った。 1stレグを0-3で完敗していたレバークーゼンは主軸MFフロリアン・ヴィルツを負傷で欠いた中、ハイプレスをかけて逆転を狙うもバイエルンの前にいなされてゴールレスで前半を終了。 後半にFWハリー・ケインの1ゴール1アシストを許して敗戦し、連敗でラウンド16敗退となった。シャビ・アロンソ監督はバイエルンとのCLでの経験値の差を認めた。 「このレベルに到達するまで我々はチームと共に素晴らしい成長を遂げてきた。次のレベルに到達するのは容易なことではない。この大会ではバイエルンとのレベルが違う。我々はただ成長を続ける必要があるだけだ。CLは終わったのでバイエルンを祝福するしかない。これからはブンデスリーガとDFBポカールに集中しなければならない。カップ戦でまた優勝できる大きなチャンスがあるので、準備を整え、これまでの成果を現実的に受け止めなければならない。良いプレーはできたが、準々決勝に進出するには十分ではなかった」 2025.03.12 11:00 Wed4
【CLラウンド16・2ndレグ・プレビュー①】敵地で先勝のリバプール逃げ切りか、内容で圧倒したPSGの逆転突破か
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグが11日と12日に行われる。ここでは11日に行われる1日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・2ndレグ① ▽3/11(火) 《26:45》 バルセロナvsベンフィカ 《29:00》 リバプールvsパリ・サンジェルマン レバークーゼンvsバイエルン インテルvsフェイエノールト ◆《リバプールvsパリ・サンジェルマン》 先週行われた1stレグでは大劣勢を強いられたリバプールが守護神アリソンの大活躍、途中出場MFエリオットの一撃で1-0の先勝とした。内容を考えれば望外と言える勝利を手にした中、アンフィールドに戻って戦える2ndレグは大きなアドバンテージを持って挑めることになった。そのリバプールはPSG戦後のサウサンプトン戦では主力を起用した中、後半の3発で逆転勝利とした。プレミアリーグ優勝へまた一歩近づいた中、大胆なターンオーバーを敢行しなかったツケを払わずに済むか。 一方、現在の欧州で最も力があると見られていたリバプール相手にホームで圧倒したPSG。結果こそ残念なものになったが、手応えを十分に得た試合となった。こちらは直近のスタッド・レンヌ戦ではターンオーバーを敢行して4発勝利。圧倒的アウェイの地アンフィールドでの戦いという点が気がかりではあるが、1stレグのように主導権を握りに行くスタイルで逆転突破を目指す。 ◆《レバークーゼンvsバイエルン》 ドイツ決戦初戦はホームのバイエルンが終始レバークーゼンを圧倒する展開として3-0の快勝劇とした。先月半ばの試合とは180度違う内容として先勝したバイエルンが大きなアドバンテージを持って2ndレグに臨むことになった。そのバイエルンは直近のボーフム戦ではターンオーバーを敢行した中、DF伊藤洋輝が2点に絡む活躍を見せたものの、MFパリーニャ退場も響いて3失点し敗戦。ただ、レバークーゼンもブレーメンに敗れたことで8ポイント差は変わらず助かっており、2ndレグに向けて支障はきたさないはず。1stレグの圧倒した良いイメージでドイツ決戦を制したい。 一方、本来のサッカーができず完敗に終わったレバークーゼンは前述のようにブレーメンにも敗れて公式戦連敗に。その試合で後半から出場したMFヴィルツが負傷と踏んだり蹴ったりの状況の中、3点差をひっくり返す気概を見せることはできるか。 ◆《バルセロナvsベンフィカ》 リーグフェーズでは計9発の打ち合いを演じた両チームの初戦はバルセロナが敵地で1-0と先勝する結果に。DFクバルシが22分に退場する苦しい展開の中、GKシュチェスニーの好守連発で凌いだバルセロナは相手のミスパスを突いたFWハフィーニャが値千金弾を決めて劇的勝利。直近のオサスナ戦がチームドクターの急死により延期となるイレギュラーがあり、選手たちのメンタルが気になるところだが、乗り越えられるか。 ◆《インテルvsフェイエノールト》 プレーオフでミランを下し、ミラノ勢立て続けの撃破を狙ったフェイエノールトだったが、セリエAで首位に立つインテルがFWテュラムとFWラウタロの2トップ揃い踏み弾で先勝とした。アウェイで先勝する大きなアドバンテージを得たインテルは直近のモンツァ戦では最下位相手に2点をリードされる苦しい展開も逆転勝利とし、力のあるところを示した。負傷者が相次いだ左サイドではDFカルロス・アウグストが復帰し、早速逆転弾となるオウンゴールを誘発するクロスで存在感を示した。良い流れが続く中、フェイエノールト撃破でベスト8進出となるか。1stレグで負傷から復帰したFW上田綺世が堅守インテルからゴールをこじ開けられるかにも注目だ。 ◆CLラウンド16・2ndレグ日程 ▽3/12(水) 《26:45》 リールvsドルトムント 《29:00》 アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリー アーセナルvsPSV アストン・ビラvsクラブ・ブルージュ 2025.03.11 18:00 Tue5