大ブレイクの爆速サイドバック、アルフォンソ・デイビス【ライジング・スター】

2020.08.22 05:00 Sat
Getty Images
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。
PR
今回はバイエルンのカナダ代表FWアルフォンソ・デイビス(19)だ。
◆アルフォンソ・デイビス、MLS時代のプレー映像

2019-20シーズンのサッカー界で最も評価を高めた若手選手と言っても過言ではないデイビス。シーズン序盤に、バイエルンのニコ・コバチ前監督が左サイドバックにコンバートしてから、ハンジ・フリック政権下でも同ポジションで起用され続け、快足サイドバックとしての地位を確立した。
リベリア出身の両親の下、ガーナの難民キャンプで生まれ、幼少期に難民としてカナダに渡ったという壮絶な生い立ちを持つデイビスは、カナダのバンクーバー・ホワイト・キャップスのアカデミーに入団。順調に成長を続け、2016年7月にMLS(メジャーリーグ・サッカー)でプロデビューを飾ると、在籍3シーズンで公式戦81試合に出場し12ゴール14アシストを記録した。

その活躍が認められ、2018年の夏に17歳でバイエルンへの移籍内定を決めると、ブンデスリーガのプロ契約が可能となる18歳を迎えた2019年1月に正式加入した。
元々、カナダでは代表史上最年少デビューや史上最年少ゴールなど、期待のアタッカーとして名を馳せていたが、サイドバック転向以降は、攻守両面で爆発的なスピードとテクニック、ボール奪取能力でレギュラーを奪取。バイエルンでの本格的なデビューシーズンとなったが、リーグ戦では29試合3ゴール4アシストの活躍で優勝に貢献し、チャンピオンズリーグ優勝の可能性も残している。

デイビス本人は、2019-20シーズンの成功の要因について、隣でプレーするオーストリア代表DFのダビド・アラバとハンジ・フリック監督の存在が大きかったと明かしている。

わずか1年半で世界クラスの選手へと成長を遂げたデイビス。ドイツの絶対王者バイエルンにおいて、この先どれだけの活躍を見せてくれるのか注目が集まる。

PR

久保建英の関連記事

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 6日、ソシエダはラ・リーガ第30節でラス・パルマスと対戦し3-1で勝利を収めた。 この試合は先発から外れた久保。1-2で迎えた64分からピッチに立つと、短い時間でも躍動する。 68分、スローインから久保が落としたボールを、反応したジョン・アラン 2025.04.07 12:45 Mon
久保建英の所属するレアル・ソシエダは6日、ラ・リーガ第30節でラス・パルマスと対戦し、3-1で勝利した。久保は64分からプレーしている。 ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦を延長戦の末に2戦合計4-5で敗れた10位ソシエダ(勝ち点38)は、その試合からスタメンを4人変更。 2025.04.06 23:15 Sun
先週末に行われた第29節ではバルセロナ、レアル・マドリーが揃って勝利を収めた一方、3位のアトレティコ・マドリーは痛恨のドローに終わってリーグタイトルレースは2強に絞り込まれた印象だ。また、第2集団の勝ち点差も徐々に詰まってきている。 週明けにUEFAコンペティションの準々決勝1stレグが控えるなか、今節の最注目カ 2025.04.04 22:00 Fri
【明治安田J1リーグ第8節】 2025年4月2日(水) 19:00キックオフ 東京ヴェルディ(12位/8pt) vs FC東京(15位/7pt) [味の素スタジアム] ◆ダービーで決着をつける【東京ヴェルディ】 前節は上位に位置する柏レイソルとアウェイで対戦し0-0のゴールレスドローに終わった東京V 2025.04.02 16:10 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも 2025.04.02 14:00 Wed

バイエルンの関連記事

ブンデスリーガの関連記事

ドルトムントのU-21イングランド代表FWジェイミー・バイノー=ギッテンス(20)が今夏の退団を望んでいるようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 バイノー=ギッテンスは、レディング、チェルシー、マンチェスター・シティの下部組織育ち。2020年9月にドルトムントのU-19チームに加入すると、2022年7月にフ 2025.04.08 23:10 Tue
ボルシアMGは7日、カメルーン代表MFナタン・エングムがアキレス腱断裂の重傷を報告した。 6日に行われたブンデスリーガ第28節のザンクト・パウリ戦に途中出場したエングムは、試合後に交代選手やベンチメンバーを中心に行われたトレーニング中に右足を負傷。 クラブによれば、その後の検査で右足のアキレス腱断裂と診断さ 2025.04.08 10:10 Tue
ドルトムントは7日、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの左ヒザの半月板損傷の重傷を報告した。 ドイツ『ビルト』によれば、シュロッターベックはトレーニング中に左ヒザを負傷したとのこと。その後の検査で上記の診断が下された。 なお、同紙は今季中の復帰が絶望となったシュロッターベックが、6月に行われるFIFAク 2025.04.08 07:00 Tue
RBライプツィヒがオランダの若手の獲得に迫っているようだ。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、ライプツィヒはOHルーヴェンに所属するU-21オランダ代表MFエゼキエル・バンズージ(20)の獲得が近づいているとのことだ。 移籍はまだ成立していないものの、すでにルーヴェン、そしてバンズージ本人と口頭合意に至っ 2025.04.07 18:10 Mon
バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏が、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)への発言の誤りを認めた。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 下部組織時代からバイエルンで過ごし、ファーストチームでも主軸としてプレーを続けたミュラー。25年間過ごしたバイエルンを今シーズン限りで退 2025.04.07 16:00 Mon

記事をさがす

久保建英の人気記事ランキング

1

「久保キレキレ」「神試合」久保建英がレアル相手に圧巻のアシスト、壮絶な撃ち合いで敗退も「やっぱり日本の誇り」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールでソシエダが先制し2戦合計で追いつくも、30分にエンドリッキにゴールを許して勝ち越しを許す。 しかし、72分にボックス内右を仕掛けたパブロ・マリンの折り返しがダビド・アラバに当たってオウンゴールとなりソシエダが追いつくことに成功。すると80分に久保が魅せた。 混戦を抜け出した久保は右サイドからドリブルでボックス内に侵入。これにはルカ・モドリッチ、ラウール・アセンシオが対応するが、急ブレーキをかけて2人をいなすと、落ち着いてマイナスのパス。これをミケル・オヤルサバルがダイレクトシュート。ブロックに入ったアラバに当たってコースが変わり、ソシエダが勝ち越しに成功する。 ファンは「久保キレキレだったな」、「タケがこんなところで闘ってるとは」、「3点に絡んでるのすごい」、「やっぱり日本の誇り」、「ドリブルキレすぎ」、「神試合だな」、「やっぱり久保は凄い」と称賛のコメントが送られている。 なお、試合は82分にジュード・ベリンガム、86分にオーレリアン・チュアメニがゴールを決めてマドリーが再逆転するも、93分にオヤルサバルのゴールが決まりソシエダが再び同点に。それでも延長戦でアントニオ・リュディガーが試合を決めるゴールを決め、マドリーが決勝に駒を進めた。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がモドリッチとアセンシオを翻弄しアシスト記録</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TX231--71Xo";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.02 13:00 Wed
2

「カマヴィンガを辱めた」アシスト含めレアル相手に攻撃牽引の久保建英に現地紙は高評価「彼らは常に警戒していた」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも後半に入りソシエダがゴールを重ねることに。72分にはボックス内右からの久保のクロスの跳ね返りを拾ったパブロ・マリンが積極的に仕掛けてオウンゴールを誘発した。 さらに、80分には久保が右サイドを突破しボックス内に侵入。ルカ・モドリッチ、ラウール・アセンシオが対応するが、急ブレーキをかけて2人をいなすと、落ち着いてマイナスのパス。これをミケル・オヤルサバルがダイレクトシュート。ブロックに入ったアラバに当たってコースが変わり、ソシエダが勝ち越しに成功した。 その後マドリーとソシエダは点を取り合い延長戦へ。最後はアントニオ・リュディガーのゴールでマドリーが勝ち越し、ソシエダは準決勝で敗退となった。 久保は延長後半開始と共にピッチを去ったが、マドリーを翻弄する仕掛けには高評価が与えられている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 8点(10点満点)</h3> 「試合に入るまでに長い時間がかかったが、予想通り決定的な結果を残した」 「彼は3点目のゴールを演出し、非常に上手くコントロールしていたカマヴィンガを辱める結果を残した」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 8点(10点満点)</h3> 「右サイドからの2かいのプレーでソシエダの2点目と3点目が生まれ、オヤルサバルへのアシストで1-3となった」 「ルニンのゴールを脅かすことになり、彼らは常に警戒していた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がモドリッチとバルベルデを翻弄しアシスト記録</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TX231--71Xo";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.02 14:00 Wed
3

ソシエダとの壮絶打ち合いを制して決勝進出のマドリー、アンチェロッティ監督は「ラ・レアル相手に4得点挙げるのは簡単ではない」と得点力を評価

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が1日にホームで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア5-4で打ち勝ったコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・ソシエダ戦を振り返った。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたマドリーはFWキリアン・ムバッペをベンチスタートとした中、16分に先制されるも30分にFWエンドリッキが先制弾をマーク。 2戦合計スコアで一歩前に出たが、後半半ばの72分にオウンゴールを献上して再び追いつかれてしまう。さらに80分、MF久保建英を起点にFWミケル・オヤルサバルのゴールを許し、2戦を通して初めて逆転されてしまった。 それでも2分後にMFジュード・ベリンガムのゴールですかさず追いつくと、86分にMFオーレリアン・チュアメニがCKからヘディングシュートで勝ち越し弾。これで勝負を決めたかに思われたが、追加タイムに再びオヤルサバルにゴールを決められて延長戦に持ち込まれた。 しかしその延長後半10分にDFアントニオ・リュディガーの正真正銘の勝ち越し弾が生まれてソシエダに打ち勝ち、決勝進出を決めた。 アンチェロッティ監督は守備にこそ課題はあるものの、決勝進出、4ゴールを決めた得点力に照準を当てた。 「決勝進出という我々の目標は達成された。ミスもあったが、良い点もたくさんあったし面白い試合だった。ベルナベウでは何が起きてもおかしくないから、自分たちが負けるとは思っていなかった。逆転しなければならない時も我々は決して諦めない。特にホームではファンが味方に付いてくれるから決して諦めない」 「一方で1試合で4失点するのは良くない。今の我々は前線での有効性はとても高いが、バランスが取れていない。それでも攻撃面での成果を無視することはできない。ラ・レアル相手に4得点挙げるのは簡単ではない。我々はかなりうまくやっていると思う」 決勝ではアトレティコ・マドリーvsバルセロナの勝者と対戦する。 2025.04.02 10:15 Wed
4

「これ以上は望めない」30分程度の出番でインパクト大の久保建英に現地紙も高評価、幻のゴールも「センセーショナル」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 6日、ソシエダはラ・リーガ第30節でラス・パルマスと対戦し3-1で勝利を収めた。 この試合は先発から外れた久保。1-2で迎えた64分からピッチに立つと、短い時間でも躍動する。 68分、スローインから久保が落としたボールを、反応したジョン・アランブルが流し込んで追加点。88分にはラインブレイクした久保がボックス左から侵入し、切り返しからGKも川してゴールを決めたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックの結果オフサイドで取り消されてしまった。 30分程度の出番でも光り輝いた久保。現地紙は高い評価を与えている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 7点(10点満点)</h3> 「これ以上は望めない。その通りだろう。ゴールはスコアボードに記録されていたはずだ」 「アランブルのゴールは良かったし、いくつかのクオリティの高いアクションもセンセーショナルだった」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英が独走し見事に2人をかわしてゴールも幻に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4p_ANtyGwcU";var video_start = 168;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.07 12:45 Mon
5

壮絶打ち合いに敗れたソシエダ、イマノル監督はマドリーの3点目に繋がる前にオフサイドがあったと主張「マドリーは大きなチームで助けを必要としない」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が1日にアウェイで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア4-5で打ち負けたレアル・マドリーとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを振り返った。 ホームでの1stレグを0-1で落としていたソシエダは、16分に試合を振り出しに戻す先制点を奪取。その後、30分に勝ち越されて後半を迎えた中、72分にオウンゴールで再び2戦合計スコアでイーブンに。 そして80分、MF久保建英を起点にFWミケル・オヤルサバルのゴールで2戦を通して初めてリードすることに成功した。しかし2分後にMFジュード・ベリンガムのゴールですかさず追いつかれると、86分にCKからMFオーレリアン・チュアメニにヘディングシュートを決められて勝ち越された。 粘るソシエダは追加タイムに再びオヤルサバルが延長戦に持ち込む同点弾を奪うも、延長後半10分にDFアントニオ・リュディガーのゴールで力尽きた。マドリー相手に壮絶な打ち合いを演じたイマノル監督は選手たちのパフォーマンスを誇りに思いながらも、チュアメニのゴールに繋がったCKの前にFWキリアン・ムバッペにオフサイドがあったと主張した。 「チームはプレーや個性に欠けているわけではない。我々は望んでいた決勝に進出することはできなかったが、ホームでの試合と今日の試合を誇りに思う。多くの人の期待を超えた」 「オフサイドがあった。いつもはそう判定されるが、なぜ今回はそう判定されなかったかわからない。レアル・マドリーは大きなチームで助けを必要としない。もし別のエリアでそれが起こっていたら審判団はゴールを認めなかっただろうと私は明確に思っている」 ただ会見の最後には「決勝に進出していたら歴史に残ったが、今夜の試合は私の心の底に残る」と熱戦を感情的に締めくくっていた。 2025.04.02 13:30 Wed

バイエルンの人気記事ランキング

1

バイエルンに大打撃、ムシアラはハムストリングの筋損傷でしばらくの離脱へ

バイエルンは5日、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラの負傷状況を発表した。 ムシアラは、4日に行われたブンデスリーガ第28節アウグスブルク戦に先発出場。42分に同点ゴールを記録していたが、52分に左ハムストリングを痛め、負傷交代していた。 バイエルンは、一夜明けてメディカル部門による検査結果を発表。左ハムストリングの筋断裂とのことで、しばらくの間の離脱になるとした。 当初はチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のインテル戦の欠場とされていたが、当面は起用できない状況。今シーズンはブンデスリーガで25試合に出場し12ゴール4アシスト、CLでも12試合で3ゴール4アシストとチームを牽引していた。 2025.04.05 23:20 Sat
2

バイエルンで16年、ミュラーは今夏退団か? 移籍先はアメリカかサウジアラビアか…

バイエルンのレジェンドが、この夏チームを去る可能性が高まっている中で、移籍先はアメリカになるかもしれないようだ。ドイツ『キッカー』が伝えた。 その選手は元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)。バイエルンの下部組織で育ち、2009年7月にファーストチームに昇格したミュラーは、今シーズンが16年目を迎えることとなる。 今シーズンもブンデスリーガで23試合に出場し1ゴール3アシストを記録。公式戦で35試合5ゴール5アシストとプレータイムこそ減っているが、試合に関与している。 ミュラーとバイエルンの契約は今シーズン終了まで。スポーツ・ディレクター(SD)のマックス・エバール氏はドイツ『ビルト』で「何度も言っているように、我々はトーマス・ミュラーや他の選手と交渉中だ。ここ数週間、数カ月同様、発表すべきことがある場合にのみ発表する」とし、正式に決まれば発表するとしていた。 これまで公式戦742試合で247ゴール273アシストを記録。そのミュラーには、メジャーリーグ・サッカー(MLS)からオファーが。出番も減っている中で、バイエルンに残る可能性は低い状況。サウジアラビアからのオファーもあり、夏の移籍は避けられない状態となっているようだ。 2025.03.31 23:25 Mon
3

ミュラーが今季限りでバイエルンを退団! 下部組織から25年を過ごし、2度の3冠など22個のタイトル「信じられないほどの旅」

バイエルンは5日、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)が今シーズン限りで退団することを発表した。 2020年7月に加入したバイエルンの下部組織で育ち、2009年7月にファーストチームに昇格したミュラーは、今シーズンが16年目。ここまで公式戦743試合に出場し247ゴール273アシストを記録していた。 ブンデスリーガで11連覇を含む12回の優勝を経験。DFBポカールで6回、チャンピオンズリーグ(CL)で2回、クラブ・ワールドカップ(W杯)で2回など22個のタイトルを獲得。DFLスーパーカップを8回、UEFAスーパーカップを2回制している。 3冠も2度経験するなど、名実共にクラブのレジェンドであり、最多出場記録保持者でもある中、今シーズン限りでの退団が決定した。 なお、ミュラーは6月から7月にかけてアメリカで開催されるクラブW杯にも出場するとのことだ。 ミュラーはクラブを通じてコメントしている。 「今日が僕にとって他の日とは違うのは明らかだ。バイエルンの選手としての25年間が、この夏に終わりを迎える。それは、ユニークな経験、素晴らしい出会い、そして忘れられない勝利によって形作られた、信じられないほどの旅だった」 「愛するクラブでこのキャリアを積むことができたことに、僕は大きな感謝と喜びを感じている。クラブと素晴らしいファンとの特別なつながりは、いつまでも残る」 「僕がセレモニーに望むことは明らかだ。一緒に祝えるタイトル、そして長く懐かしく思い出される瞬間だ。今後数週間、僕たちはリーグタイトルをミュンヘンに持ち帰り、切望する「フィナーレ・ダホーム」に到達するために全力を尽くす。一緒にやろう!」 2025.04.05 17:46 Sat
4

フンメルスが今季をもって現役引退、2014年ブラジルW杯優勝に貢献

ローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)が4日、今季をもって現役引退することを発表した。 フンメルスは自身のSNSにて「今、自分の感情と格闘している。サッカー選手であれば避けられない瞬間が来ている。18年以上サッカーに携わり、サッカーが僕に与えてくれた多くのものを経てこの夏、キャリアに終止符を打つ。この旅、この道のりが自分にとってどれほど大きな意味を持つか、僕はわかっている。それを経験できたことがどれほど素晴らしいことだっただろう。適切な監督とチームメートが居て、適切な体調を整えるだけでも多くのことが必要だ。僕は多くのチームメート、監督に恵まれた。彼らには多大な恩を感じているよ」とコメント。 バイエルンの下部組織出身であるフンメルスは2008年に移籍したドルトムントでユルゲン・クロップ監督のもと飛躍。現セレッソ大阪MF香川真司らと共に2度のブンデスリーガ優勝に貢献した。2016年夏にはバイエルンに復帰し、3度のブンデスリーガ優勝に貢献した。 その後、ドルトムントに復帰したフンメルスは昨季、ドルトムントで2度目のチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。いずれも優勝には届かなかったが、ドルトムントでは公式戦508試合38ゴール23アシストを記録した。そして契約満了により今季から国外初挑戦でローマに移籍していたが、公式戦18試合の出場に留まっていた。 2010年5月にデビューしたドイツ代表では78試合出場5ゴールをマーク。2014年ブラジル・ワールドカップでは6試合に出場して2ゴールをマークし、1990年大会以来4度目となる優勝をドイツにもたらしていた。 2025.04.05 08:00 Sat
5

バイエルンが10人となったアウグスブルクに逆転勝利で首位堅守、ムシアラ負傷でCLインテル戦に向けては不安も…【ブンデスリーガ】

バイエルンは4日、ブンデスリーガ第28節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場している。 前節ザンクト・パウリ戦を3-2の逃げ切り勝利として2位レバークーゼンとの6ポイント差を維持した首位バイエルン(勝ち点65)は、翌火曜にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのインテル戦を控える中、伊藤が再離脱となって守備陣に負傷者が続出する左サイドバックにはスタニシッチが入った。 ここ7試合負けのない好調の8位アウグスブルク(勝ち点39)に対し、オリーズを起点に打開を図ったバイエルンは19分、ムシアラのスルーパスをボックス左で引き出したサネが際どいシュートを浴びせた。 その後も5バックで構えるアウグスブルクに対し、押し込んだバイエルンだったが、30分に先制される。ハウウェレーウのFKをライマーが被り、ボックス左で受けたギアンヌリスにシュートを叩き込まれた。 追う展開となたバイエルンがハーフコートゲームとすると42分に追いつく。サネが左サイドで縦に持ち出してクロス。受けたムシアラがDF4人に囲まれながらも粘ってシュートに持ち込みネットを揺らした。 前半のうちに追いついたバイエルンは迎えた後半、52分に逆転の絶好機。しかしサネの左クロスに合わせたオリーズのボレーはバーに直撃した。 ただ、このプレー前にムシアラが左ハムストリングを痛めてプレー続行不可能に。代わってミュラーが投入された。またもケガ人に見舞われたバイエルンだったが、58分に数的優位となる。 ケインが抜け出しかけたところ、ツィズガーに後方からスライディングタックルで倒され、2枚目のイエローカードが提示された。 すると直後のFKから逆転。右サイドに展開した流れからオリーズが左足でインスウィングクロス。これをケインがヘッドで合わせた。 終盤にかけてもケインやサネが3点目に迫ったバイエルンは追加タイムにサネがオウンゴールを誘発して決定的な3点目を奪取。ムシアラが負傷するアクシデントに見舞われたものの連勝で首位を堅守し、インテル戦に向かうことになった。 アウグスブルク 1-3 バイエルン 【アウグスブルク】 ディミトリス・ギアンヌリス(前30) 【バイエルン】 ジャマル・ムシアラ(前42) ハリー・ケイン(後15) OG(後48) 2025.04.05 05:58 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly