ユナイテッドがリヨン獲得迫る蘭代表SBマラシアを強襲! フェイエノールトと合意

2022.06.29 12:10 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドフェイエノールトからオランダ代表DFタイレル・マラシア(22)の獲得に迫っているようだ。
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ここまで退団者のニュースが相次ぎ、補強ゼロのユナイテッド。フランス代表MFポール・ポグバらが抜けた中盤の新戦力として、バルセロナからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得しようとする動きが連日にわたって取り沙汰されているが、水面下で左サイドバックの強化に乗り出している模様だ。そこで名が浮上したのがフェイエノールトの育成育ちで、2017年にプロデビューのマラシアだ。順調に成長曲線を描く左サイドバックで、2021-22シーズンはさらに出番を増やして公式戦50試合でプレー。身長169cmと小柄だが、生まれ持った身体能力の高さを武器に守備だけでなく、攻撃スキルも優れる。
去就を巡ってはリヨンとの基本移籍金1300万ユーロ(約18億6000万円)+ボーナス200万ユーロ(約2億8000万円)でクラブ間合意が取り沙汰されたが、イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドが割って入り、それを上回るオファーで形勢逆転したという。

ユナイテッドは基本移籍金1500万ユーロ(約21億4000万円)にボーナス200万ユーロをプラスしたオファーを出したようで、フェイエノールトと合意。選手との合意はまだだが、フェイエノールトのテクニカルディレクターを務めるフランク・アーネセン氏もユナイテッドとのクラブ間合意を認めたようだ。
「マンチェスター・ユナイテッドと合意した。我々はタイレル(の決断)を待っているところだ。マラシアがイエスと言えば、マンチェスター・ユナイテッド移籍に迫る」

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユナイテッドが獲得に近づくF・デ・ヨングとマラシアは代理人が同じとのこと。ここまで補強が進まずにいるユナイテッドだが、エリク・テン・ハグ新監督の同胞2選手を一気に獲得する可能性が出ている。

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