コシエルニーと共に人種差別問題に揺れたコスティルがボルドー退団…現役は続行へ

2022.06.07 19:49 Tue
Getty Images
ボルドーは7日、元フランス代表GKブノワ・コスティル(34)の退団を発表した。

これまでにカーンやスダン、スタッド・レンヌなどフランスのクラブを渡り歩いてきたコスティルは、2017年夏にボルドーに加入。初年度から5シーズン連続で守護神の座を守り続け、2017-18シーズンの途中からはキャプテンマークを巻いてゴールマウスに立った。

通算では公式線182試合に出場してきたが、今年3月にDFローラン・コシエルニーと共にボルドー最大のサポーターグループである『ウルトラマリン』に対して人種差別行為を働いたと報じられ、衝撃が走っていた。
2人は報道を否定したものの、コシエルニーは当時戦力外となっていたこともあり、同月に現役引退を発表。そしてこの度、コスティルも6月30日の契約満了をもってボルドーを退団する決断を下した。

なお、ボルドーによると、コスティルは今後も現役を続ける意欲を見せているとのことだ。

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