PSGは解任噂レオナルドSD案件のデンベレから撤退?ユナイテッドが正式オファーへ

2022.05.27 11:31 Fri
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今シーズン限りでバルセロナを契約満了となるフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(25)だが、昨夏に続いてマンチェスター・ユナイテッドもデンベレ獲得を目指す構えのようだ。イギリス『ミラー』が報じている。
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2017年8月のバルセロナ加入以降、度重なる負傷離脱などにより必ずしも継続的な活躍ができていなかったデンベレ。しかし、昨年11月にチャビ・エルナンデス監督が就任すると状況は一変することに。試合を重ねるごとに圧倒的な存在感を見せつけ、低迷していたチームの巻き返しに大きく貢献。優勝したレアル・マドリーには及ばずも、2位フィニッシュの立役者のひとりとなった。リーグ戦21試合の出場で1ゴールと一見すると物足りない数字に映るが、その一方でアシストは「13」を記録。とりわけ冬の移籍で加入した元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとの好連携でゴールに関与し続けた。
シーズン後半戦の主役となったデンベレだが、来シーズン以降バルセロナでプレーを続けるかどうかは現時点で不明瞭。チャビ監督やクラブとしてはデンベレを引き続き重要な戦力と見なしているが、これまでの話し合いにおいて両者は契約延長で合意に至っていないと見られている。

また、『ミラー』によると、移籍先として盛んに報じられてきたパリ・サンジェルマン(PSG)も、デンベレ獲得のオペレーションは解任が噂されているレオナルドSD(スポーツ・ディレクター)主導のもとで進んできたものであり、新たにSD就任が噂されているルイス・カンポス氏はデンベレのこれまでの負傷癖や態度を疑問視。獲得に乗り気でないとのことで、クラブの周囲ではすでに撤退ムードだとされている。
そんな中、ユナイテッドがデンベレ獲得に名乗りを上げた模様だ。ユナイテッドは昨年夏にもデンベレ獲得を試みており、フリー移籍で獲得可能な今夏はPSGがデンベレ獲得から正式に撤退した場合に限ってのみ、週給24万ポンド(約3800万円)のオファーを提示するとのことだ。

現時点でバルセロナ残留の線は限りなく低いと見られているデンベレ。来シーズンはポルトガル代表FWクリスティアーノロナウドらと共に、復権を目指すユナイテッドでプレーすることになるのか、今夏のデンベレの動向に注目が集まっている。

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4発完勝のニューカッスルが赤い悪魔にシーズンダブルで4位浮上! 惨敗ユナイテッドは4戦未勝利でELリヨン戦へ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第32節、ニューカッスルvsマンチェスター・ユナイテッドが13日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが4-1で快勝した。 13位のユナイテッドは前節、マンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでは敵地リヨンに乗り込んだ一戦を2-2のドローで終えた。 ホームでのリターンレグへ弾みを付ける公式戦4試合ぶりの白星を目指したアウェイゲームでは、公式戦4連勝と絶好調の5位ニューカッスルと対戦した。アモリム監督はELから先発5人を変更。休養を与えたオナナに代えてGKバユンドゥルを起用し、マグワイア、ドルグ、カゼミロ、ホイルンドに代えてプレミア初先発のアマス、リンデロフ、エリクセン、ザークツィーを起用した。 立ち上がりからオープンな展開が続くと、12分にはユナイテッドにビッグチャンス。ボックス付近での鮮やかなダイレクトプレーの連続から最後はペナルティアーク付近でブルーノ・フェルナンデスのワンタッチパスをザークツィーが右足ダイレクトで枠に飛ばすが、これはGKポープの好守に遭う。 このピンチを凌いだニューカッスルは、じりじりと前線からの圧力を強めて切り替えや球際で優位に立つと、前半半ばに先制点を奪う。 24分、カウンタープレスでボールを奪い返して右サイドのトリッピアーがペナルティアーク付近のイサクに斜めのグラウンダーパスを差し込む。イサクのファーストタッチが浮いてしまうも、そのままロブパスをボックス右に流すと、これに抜け出したトナーリが見事な右足ダイレクトシュートでゴール左隅に突き刺した。 幸先よく先制したホームチームは畳みかける。直後にトナーリが際どいミドルシュートを放つと、34分にはゴール前でリヴラメントの折り返しに反応したイサクが至近距離からシュートを枠に飛ばしたが、ここはGKバユンドゥルの好守に阻まれた。 一方、連続失点を凌いだユナイテッドはこの試合2度目のチャンスをモノにする。37分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったウガルテが巧みなターンでDFを引き付けて前向きのダロトに繋ぐ。そのままハーフスペースを持ち上がったダロトがボックス右のガルナチョにラストパス。ここでアルゼンチン代表FWは短い振り抜きを選択すると、DFシェアの股間を抜けたシュートがゴール左隅に決まった。 1-1のイーブンに戻った試合はややアウェイチームに流れが傾いたが、前半終了間際のガルナチョのボックス左でのシュートはGKポープが好守で凌いだ。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はホームチームが早い時間帯にスコアを動かす。49分、相手陣内左サイドでボールを持ったリヴラメントが緩急を付けた縦への仕掛けでダロトを振り切って左足で正確なクロスを供給。ファーに走り込んだマーフィーがゴールライン際ワンタッチで折り返すと、ゴール前に飛び込んだバーンズが左足で流し込んだ。 早々に勝ち越しを許したユナイテッドはさらにアクシデントに見舞われる。スプリントの際にハムストリングを痛めたザークツィーがプレー続行不可能になると、アモリム監督は55分のタイミングで3枚替え。ザークツィーに加えてアマス、ガルナチョを下げてホイルンド、ドルグ、マウントをピッチに送り込んだ。 一方、追いつかれた前半の反省を活かしつつ安定したゲーム運びを見せるニューカッスル。64分には相手陣内でマズラウィにプレスをかけたバーンズがスリップした相手からボールを奪って斜めのドリブルで一気にボックス内へ持ち込む。そして、コースを狙った右足シュートをゴール右上隅へ突き刺してこの試合2点目を奪取した。 これで試合の大勢が決したものの、攻勢を継続するマグパイズ。77分にはGKバユンドゥルの軽率な浮き球の縦パスをジョエリントンがヘディングで撥ね返してボックス中央のギマランイスに繋がると、これをブラジル代表MFが難なく右隅へ流し込んだ。 この4失点目で敗戦を受け入れたアモリム監督はマズラウィ、ブルーノ・フェルナンデスを下げて負傷明けのショー、メイヌーを投入。リヨン戦を睨んで主力を下げた。 一方、ニューカッスルも試合終盤にかけて5枚の交代カードをすべて使い切ってゲームクローズに入ると、5点目までは奪えなかったがこのまま4-1で勝ち切った。 この結果、エディ・ハウ監督が入院中で不在もホームで完勝のニューカッスルがユナイテッドに会心のシーズンダブルを達成して公式戦5連勝。チェルシーを抜いて4位に浮上した。一方、敵地で惨敗のユナイテッドは公式戦4試合未勝利でリヨンとのリターンレグを戦うことになった。 ニューカッスル 4-1 マンチェスター・ユナイテッド 【ニューカッスル】 サンドロ・トナーリ(前24) ハーヴィー・バーンズ(後4、後19) ブルーノ・ギマランイス(後32) 【マンチェスター・U】 アレハンドロ・ガルナチョ(前37) 2025.04.14 02:26 Mon

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