崖っぷちのユナイテッド、フレッジまでも負傷欠場組に…ラングニックが明かす

2022.04.16 11:35 Sat
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFフレッジまでも負傷者リスト入りした。イギリスの地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

チャンピオンズリーグ(CL)も敗退し、今季も無冠がほぼ確定的なユナイテッド。残る目標は来季のCL出場権がかかるプレミアリーグでのトップ4入りとなるが、4位のトッテナムと6ポイント差の7位と遅れを取っている。

現時点でヨーロッパリーグの出場権にすら届いておらず、残る7試合は1つも落とせないが、負傷者が増加するなか、16日にホームで行われるプレミアリーグ第33節のノリッジ・シティ戦でフレッジまでも欠場するという。
ラルフ・ラングニック監督が今季途中から指揮を執るようになってからも、中盤の一角で攻守に存在感を示すフレッジ。前節のエバートン戦で前半途中に股関節の筋肉を痛めて交代した。

すでにDFルーク・ショー、DFラファエル・ヴァラン、MFスコット・マクトミネイ、FWエディンソン・カバーニを欠くドイツ人指揮官だが、ノリッジ戦に先立った会見で新たにフレッジが負傷組に加わったと明かした。
「5人の選手が明日の試合を欠場する。そのうちの何人かはおそらく今後の試合も出られないだろう。フレッジとマクトミネイに関してはすでに話した通りで、ヴァランにおいてもまだかかる。足からボルトを除去したショー、そしてカバーニを含めた5人が欠場する」

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ユナイテッドに競り勝ちCL出場圏内で最終節へ、マレスカ監督は「何年も前のチェルシーとは違う」と現チームへの理解を求める

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをスタンフォード・ブリッジに迎えたホーム最終戦。 主力を起用してきたユナイテッドに対して互角の攻防で推移した中、チェルシーはゴールレスで迎えた71分にDFリース・ジェームズのクロスをDFマルク・ククレジャがダイビングヘッドで押し込み、1-0の辛勝とした。 CL出場権獲得まであと一歩としたマレスカ監督はロマン・アブラモビッチ元オーナーの下、潤沢な資金をバックに栄光を築いた過去のチェルシーと現チームは別物だと訴えた。 「個人的には問題は、あなた方マスコミ全般にあると思っている。あなた方はチェルシーは何年も前と同じ状況だと思っているが、それは違う。私もチェルシーに居るからといって他のクラブより多くの資金を期待してはいない。それよりも大切なものを築き上げることが目的だ。サポーターには我々を信じて欲しい。正しい方向に進んでいるのだから」 接戦を制したユナイテッド戦については「オフ・ザ・ボールの面で素晴らしい試合ができたと思う。最後までとてもアグレッシブにプレーし、高い位置からもプレッシャーをかけ続けた。勝利に相応しいプレーだったと思う。幾つかの解決策に取り組み、それから得点できたことも良かった」と勝利に値するパフォーマンスだったと見解を述べた。 チェルシーは最終節、暫定4ポイント差の7位ノッティンガム・フォレストと対戦する。 2025.05.17 10:00 Sat

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